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「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

小山田は、公職を受けなければ良かった

2024年02月26日 | 社会
🌸小山田圭吾炎上事件(4

「障害」言葉が消えた理由
 ☆『ロッキング・オンJ』小山田のいじめを武勇伝のように掲載した
 *小山田を「オシャレ系」から救い出し
 *いじめっ子ぶっていても所詮は「ヒ弱」な、才能を持った
 *やさぐれものというアーティスト・イメージ」をつくりあげた
 ☆小山田が小学・中学時代にいじめたとする沢田や村田
 *ともに重い発達障害・学習障害があった
 ☆『ロッキング・オンJ』のインタビュー
 *「障害」についての説明が完全に抜け落ちている
 *これはおそらく意図的なもので「障害者をいじめていた」は
 *許容されないと思ったからだ
 ☆結果、ごくふつうの学校で、級友を全裸にして
 *オナニー、犬のウンコを喰わせたとの印象を与えた
 *それが広く知られ「キャンセル」の嵐にさらされた
 ☆『ロッキング・オンJ』のインタビュアーの姿勢、編集長の判断
 *いじめという問題の倫理観や真摯さに欠けていた、間違った行為だ
 *小山田さんの回のみが後々まで前面化する形になったことも
 *取材・執筆者・編集長の未熟さの証だ

⛳小山田圭吾の「キャンセル騒動」
 ☆日本中に憤激の嵐を引き起こした
 *小山田の発言を追っていくとそれはいじめというより
 *一般生徒と障害のある子どもが混在する非日常生活について語られたも
 ☆小山田はキャンセルカルチャの「被害者」なのか
 ☆そうとも言えないのは現在ら「リベラル」の価値観に照らせば
 *小山田の発言のなかに、受け入れがたいものがある
 ☆「全国手をつなぐ育成会連合会」は、批判のコメントをしている
 (知的障害者の権利擁護と政策提言を行なっている団体)
 *「小山田圭吾氏に関する一連の報道に対する声明」として
 *学生時代に行き過ぎた言動に走ってしまうことがあったとしても
 *そのことを、成入して著名なミュージシャンとなった後に
 *わざわざ高名な音楽雑誌のインタビューで
 *面白おかしく公表する必要性はなかったはず
 *極めて露悪的と言わぎるを得ない
 ☆当事者団体からこのようにいわれた以上
 *小山田がパラリンピックにかかわるのは不可能な状態だった
 
小山田圭吾は、どうすればよかったのか
 ☆小山田は『週刊文春』のインタビューで述べている
 *「長年、 この件が重くのしかかっていました」としながらも
 *なぜ釈明や謝罪をしなかったのかと問われ、
 *「その時々で話題になっていることは知って¥ていました」と答え
 *どのように対応すれば良いか分からなかったと答えている
 *正直、自分から取り上げることで、話が大きくなってしまう恐怖もあり
 *なかなか一歩を踏み出すことが出来ませんでしたとも
 ☆小山田が困惑した理由は、この件が記者会見して
 *頭を下げればいいというような、単純なものではないから
 ①『ロッキング・オンJ』の記事に事実と異なることが書かれているなら
 *なにが事実(ファクト)であるかを確定しなければならない
 *これは必然的に、編集部との対立を引き起こす
 ➁ロッキング・オン・ジャパンは、日本の音楽業界に強い影響力をもつ
 *一人のミュージシャンとしては、過去のインタビューについて
 *そのような組織と「言った言わない」の泥仕合には躊躇するのは当然だ
 *取材当時の録音テープがないかぎり、小山田が話を「盛った」のか
 *編集部が面白おかしく話をつくったのかを確認する方途はない
 ☆小山田には、過去のインタビューを蒸し返すことで
 *これまで築き上げてきたミュージシャンとしての評判や地位
 *傷つけたくないという思いがあったはずだ
 ☆「キャンセル騒動」は、長い目で見れば
 *小山田にとってよい面もあったのではないか
 *自身の「政治的に正しくない過去」について謝罪することができた
 ☆小山田はどうすればよかったのか
 *このような複雑なケースでは、炎上してから謝罪しても手遅れで
 *それ以前に謝罪してもやはり炎上し、手のつけられない事態になる
 *キャンセルの対象になるような公的な仕事を受けなければ
 *ネットの一部でくすぶり続けるだろうが
 *ほとんどのひとは知らないままだった
 *これまで通り音楽活動を続けられたはずだ
 
キャンセルカルチャーの特徴
 ☆キャンセルされるような地位についた者
 *攻撃の対象になる一方で、同じことをしていても
 *キャンセルできる地位になければ無視される
 ☆小山田への過剰なバッシングに疑問を呈する声もあった
 *「いじめをした者は未来永劫許されないのか」
 *「法治国家で、法に基づかずに個人を晒し者にすることが許されるのか」等
 *「許されるいじめ」と「許されないいじめ」等を
 *誰がどのような基準で決めるのだろうか
 ☆小山田は自分の過去に傷があることを知っていたのだから
 *パラリンピックに関わる資格がないことを伝えて
 *辞退すればよかったのだ
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『世界はなぜ地獄になるのか』
 
 
小山田は、公職を受けなければ良かった
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「全裸でグルグル?」「大人への反発」「キャンセルカルチャの是非」

2024年02月25日 | 社会
🌸小山田圭吾炎上事件(3)

「全裸でグルグル巻にしてウンコ食わせて」
 ☆『クイック・ジャパン』の「いじめ紀行」でのインタビュー
 *小山田がいじめ加害の武勇伝を面白おかしく語っているとされた
 *記事全文がネットで公開されると
 *障害のある旧友との「屈折した友情」の話ではないかとの意見も出た
 ☆小山田へのバッシングが止まなかったのは
 *『ロッキング・オンJ』での発言が問題視されたからだ
 *原文を参照しても、とうてい擁護できないものだった
 *「全裸でグルグル巻にしてウンコ食わせてバックドロップして」
 ☆インタビューは小山田のファーストアルバムの
 *人々的なプロモーション企画の一環として行なわれた
 *編集部は、こうしたいじめの話を読者が面白がるはずだし
 *小山田の評価にネガティブな影響を与えることはないと考えていた
 ☆当時は価値観がちがったといえばそれまでだが
 *インタビューの1年前山形県新庄市の公立中学校で
 *一年生が体育館用具室でマットに巻かれた状態で
 *窒息死するという事件が起き
 *生徒7人が傷害致死で逮捕・補導された事件が起きている
 ☆なぜこのようなインタビュー、当のアーティストを応援する目的で
 *音楽雑誌の特集に掲載されるようなことが起きたのだろうか

小山田は、公演キャンセル等で無責任な若者代表とされた
 ☆小山田と小沢健二がフリッパーズ・ギターを解散した
 *全国規模のライブツアーのチケットがすでに発売されており
 *直前に公演を取りやめたことで2人は批判にさらされる
 ☆彼らが所属するポリスター・レコードなどの話を総合すると
 *異例の解散の理由は「二人の仲たがい」らしい
 *音楽的対立というより、「感情のもつれ」という見方が強い
 *二人については、以前から態度面で好ましくない声を聞いた
 ☆『ロッキング・オンJ』のインタビューでの
 *自身の発言に関して小山田は『文春』の対談で語っている
 *それは、「大人のきれいごと」への反発だった
 ☆小山田は『クイック・ジャパン』の対談企画を受けた理由
 *自分についていたイメージを変えたい気持ちがあった
 *そこで敢えてきわどいことや、露悪的なことを喋ってしまった
 *当時、アイドル的というか、軽くてポップな見られ方をしていました
 *極めて浅はかなのですが、キャラクターを変えたいと思っていた

小山田の「事実」をめぐる問題
 ☆『ロッキング・オンJ』のインタビュー内容
 *発売前の原稿確認ができなかったこともあり
 *事実と異なる内容が多く記載されていると小山田は述べている
 ☆「全裸にして紐でしばって、オナニーさせて、ウンコを喰わせた」の箇所
 *「事実ではありません」と小山田は語る
 ☆ロッカーに同級生を閉じ込めて蹴飛ばしたこと
 *小学生の頃、知的障がいを持った同級生に対して、段ボールの中に入れて
 *黒板消しの粉を振りかけてしまったことがあったのは事実です
 *相手の方には、本当に申し訳ないことをしたという思いです
 ☆はたしてこれが、五十代になったミュージシャンに対して
 *その存在そのものを抹消(キャンセル)するような「罪」なのだろうか
 *「それ以外のいじめもしていたにちがいない」と主張するのであれば
 *当然、その証拠を提示しなければならない
                       (敬称略)
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「ロボパー」「和光学園」「小山田炎上ブログ」

2024年02月24日 | 社会
🌸小山田圭吾炎上事件(2)

小山田圭吾がインタビューを受けた理由
 ☆いじめ自殺についてのきれいごとにうんざりしていた村上
 *『ロッキング・オンJ』に掲載された小山田のインタビューを思い出し 
 *「いじめっ子」小山田が、いじめていた生徒と対談企画を思いつく
 ☆小山田引き気味だったが、村上の熱意に押され対談を引き受けた
 *沢田のいじめられっ子との対談どちらからも断られて企画が頓挫した
 *小山田は「そこまでして記事が形にならないのは……」と村上に同情し 
 *「いじめ紀行」の第一回は小山田への単独インタビューになった
 ☆「小山田圭吾人間の研究」の匿名のブログでその詳細に紹介される
 *それ以降、ネットやSNSで繰り返し言及されることになる
 *ファン向けの掲示板がたびたび炎上した
 *小山田が音楽を担当するNHK・Eテレ番組視聴者から苦情が来た
 *当初、小山田への批判の大半はこの匿名ブログに基づいたものだった

教室にロボパーが現われる
 ☆小山田が対談の候補に挙げた「沢田」
 *小学生のときに、小山田が在学する和光学園に転校してきた
 *初日から沢田は、廊下にズボンとパンツを脱ぎ棄て
 *トイレのドアを開け放したまま、下半身素っ裸でウンコをする
 ☆『ロボコン』でいう『ロボパー』が転校してきたようなもんだ
 *名前はもう一瞬にして知れ渡る
 ☆『ロボコン』は、石森正太郎のテレビドラマ
 *ロボットと人間が共存する世界を描いている
 * ロボバーは、精神に衝撃を受けるとボディがバラバラになってしまい
 *「再び元に戻る」という「バラバラロボット」だ
 ☆一連の騒動を考えるうえで重要なのは
 *小山田が小学校から高校までを過ごした和光学園
 *わたしたちが体験してきた、公立。私立学校とはずいぶんちがっている
 *当時は、発達障害。学習障害のある生徒は
 *特殊学校と呼ばれる施設で教育を受けていた
 ☆「障害児」の親のなかには
 *子どもを一般の生徒といっしょに学ばせたいと思う者もいる
 *和光学園はそうした要望にこたえ
 *発達障害や学習障害のある子どもたちも積極的に受け入れていた
 *沢田は、テストの成績は悪かったが、「高機能自閉症」だった
 ☆小山田は当時の和光学園について
 *他だったら特殊学級にいるような子が普通クラスにいた
 ☆障害のある子どもといきなり同じクラスになった小学生
 *どのように接すればよいのか、わかるはずがない
 *小山田にとっては、教室に突然
 *ロボパーが現われるような強烈な体験になった

⛳ブログの内容、意図的に編集された発言であった
 ☆小山田が高校生のときの出来事を語ったもので
 *匿名ブログに転載され、のちに強く批判される発言もある
 ☆中学や高校になり、障害のある生徒にいじめ行為をしていたのは
 *主に「外部生」で、小山田のような「内部生」は引いていた
 *小学校からつき合ってきたことで
 *その「異常」な言動に慣れていたからだろう
 ☆小山田がこのいじめ行為を面白がっているとされ批判された筒所
 *一文が削除されているからだ
 *プロレスごっこが、陰惨ないじめに変わっている
 ☆小山田のキャンセルに大きな影響を与えた匿名ブログの記述
 *『クイック・ジャパン』のインタビューの中立な引用・紹介ではなく
 *小山田が一方的な「いじめ加害者」であるかのように
 *意図的に編集されていた

友情ではないが交流はあった
 ☆インタビューで、巷問いわれているような
 *小山田は自らのいじめ行為を自慢しているわけではない
 ☆語られているのは、小学生にとって「異星人」のような存在
 *突然、クラスに現われるという非日常的な学校体験であり
 *障害のある生徒に、陰惨ないじめが、起きる残酷な世界についてだ
 *それが「笑い」とともに語られるのは
 *真面目に話すには重すぎる話題だからだろう
 ☆当時の和光学園には、障害のある生徒が各クラスに何人かいた
 *小山田がそのなかでも沢田と親しくなったのは
 *高校でまた同じクラスになり、出席番号順で席が隣だったからだ
 ☆多くの生徒が障害のある生徒を避けるか、いじめの対象にするなか
 *小山田と沢田のあいだにはある種の「交流」があった
 ☆小山田とのインタビューを終えライターの村上は沢田の自宅を訪ね
 *小山田が会いたがっていることを母親に伝えた
 *20代半ばになった沢田もその場に同席した
 *現在も社会的な活動はできていないという
 *数日後、母親から「対談はお断りする」という連絡があった
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『世界はなぜ地獄になるのか』





「ロボパー」「和光学園」「小山田の炎上ブログ」
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「小山田圭吾」「ロッキング・オンJ」「いじめ紀行」

2024年02月23日 | 社会
🌸小山田圭吾炎上事件(1)

 ☆東京2020オリンピック・パラリンピック開会式
 *作曲担当として参加していたミュージシャンの小山田圭吾
 *学校時代のいじめ行為や、障害者への心ない発言を
 *過去の雑誌インタビューで語っていたことを明らかにし
 *自身の謝罪文をツイッター掲載した
 ☆大会組織委員会も謝罪を受け入れたが
 *SNSで非難が殺到したことに加え
 *障害者団体から批判的な声明が出され辞任を申しでた
 *開会式の楽曲も新たなものに差し替えられた
 ☆公職など社会的に重要な役職に就く者に対して
 *その言動が倫理・道徳に反しているという理由で
 *辞職を求める運動は、欧米で「キャンセルカルチャー」と呼ばれている
 ☆一般の日本人もこの潮流が到来したことを目の当たりにした

プロモーションのためのインタビユー
 ☆小山田圭吾はバブル絶頂期にメジャーデビューした
 *人気絶頂だった時期、突然解散しソロアーティストとして活動する
 ☆日本のロック・ポップスに特化した音楽雑誌として創刊以来
 *アーティストのロングインタビューを売りにしていた
 ☆1994年1月号の特集は「血と汗と涙のコーネリアスー」と題され
 *アルバムの発売を控えた小山田を大々的に取り上げている
 ☆巧みな情報操作でスマートに泳ぐ小山田
 *ついに掟破りの2大タブー企画を強行
 ①デビューまでの生い立ちを全て告白
 ②今まで見せた事のないレコーディング現場に潜入
 *撮影、インタヴュー、リニューアル記念やり過ぎ巻頭特集、独走
 ☆27年を経て大きな社会問題となったインタビュー記事
 *ミュージシャン小山田圭吾を売り出すためのプロモーションだった
 *『ロッキング・オンJ』の記事に大きな問題があることがわかった
 ☆小山田は先の謝罪文で述べている
 *記事の内容は、発売前の原稿確認ができなかったこともあり
 *事実と異なる内容も多く記載されていると
 *小山田へのインタビューにより、
 *これが『ロッキング・オンJ』を指していることが明らかになった
 ☆批判の対象となったもうひとつの雑誌記事である
 *「いじめ紀行第1回グスト小山田圭吾の巻」を先に検討する

いじめはエンタテインメント
 ☆「いじめ紀行」
 *いじめた側の人がその後どんな大人になったか
 *いじめられた側の人がどうやっていじめを切り抜けて生き残ったのか 
 *テーマに連載し、単行本にまとめる予定だった
 *この企画の背景にあったのは、相次ぐいじめ自殺だ
 ☆クラスで追悼の儀式(葬式ごっこ)をすることにして
 *「さようなら 2Aとその他一同より」と書いた色紙を机に置き
 *生徒らがコメントを書いた
 *担任の教師のほか英語、音楽、理科の教師もこれに参加し
 *「かなしいよ」「やすらかに」などと記したことも大きく報じられた
 ☆ミニコモ編集者で後太田出版入社の村上清は
 *自身がいじめられた体験にも触れながら述べている
 *いじめスプラッター(飛び散る)には
 *イージーなヒューマニズムをぶっ飛ばすポジティヴさを感じる
 *小学校の時にコンパスの尖った方で背中を刺されたのも
 *今となってはいいエンターテイメントだ
 *どうせいじめはなくならないんだし
 ☆去年新聞やテレビでは、 いじめ連鎖自殺が何度も報道されていた
 *「コメンテーター」とか「キャスター」とか呼ばれる人達が
 *「頑張って下さい」とか「死ぬのだけはやめろ」とか
 *無責任な言葉を垂れ流して、嘘臭くて吐き気がした
 ☆村上の意図はいじめを肯定することではなく
 *「マスメディアのされいごとのヒューマニズム」への反発から
 * いじめについて、これまでにない視点で論じることだった
                       (敬称略)
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世界はなぜ地獄になるのか(はじめに)

2024年02月22日 | 社会
🌸はじめに

 ☆リベラル化が生み出した問題、リベラルでは解決出来ない

時代とともに社会の価値観は変わっていく
 ☆わたしたちは、自分の価値観を自在に変えられるわけではない
 ☆ジャニーズ事務所の創設者、ジャニー喜多川
 *少年愛の性癖があることは、業界関係者のあいだでは公然の秘密
 *90年代末には『週刊文春』が連続キャンペーンを行なう
 *ジャニーズ事務所が訴訟を行い最高裁で判決が確定した
 *日本のほとんどのメディアはこの裁判を報じなかった
 *ジャニーズ事務所の圧力を恐れたからもあるが
 *その背景には「しょせん芸能人の話」という認識があったはずだ
 ☆事態が動き出したのは23年3月
 *イギリスのBBCが「JIPOPの捕食者 のスキャングル」という
 *ドキュメンタリーを放映してからだ
 ☆「外圧」で追い込まれたジャニーズ事務所
 *現社長が動画での謝罪を余儀なくされた
 ☆一連の経緯、 ハリウッドを揺るがせた「#Me Too」とよく似ている
 *大物映画プロデューサーのセクハラを女優らが実名で告発
 *性被害を受けた女性たちがSNSで次々と声を上げた
 ☆この慣習が黙認されたのは
 *ハリウッドが特殊な世界だとされてきたからだ
 *自ら望んでそこに足を踏み入れた以上
 *異世界のルールに従わぎるを得ないのがその理由だ
 ☆ジャニー喜多川がある種の天才だったことは間違いない
 *70年代や80年代であれば「そういう時代で済んだのでは」
 *問題は、最高裁で判決が確定してからも
 *少年に対する性加害が続いていたことだ
 *相手が成人なら合意のうえだと説明できても
 *未成年の場合はどのような弁明も不可能だ
 ☆現在では、相手の明確な同意を得ない性行為は許されなくなり
 *拒絶のできない小児や少年・少女への性加害
 *道徳的には殺人に匹敵する重罪と見なされる
 *日本の芸能界で大きな権力を手にした80歳過ぎの老人
 *こうした価値観の変化に気づくことは難しかったのだろう

社会がリベラル化すれば、異世界は、一般社会に回収される
 ☆「あのひとは特別」等の言い訳通用しなくなってくる
 ☆ジャニー喜多川は長く生き過ぎた結果
 *残された者たちは名声と既得権の呪縛にとらわれて
 *身動きがとれなくなってしまったのだろう
 ☆筆者は”リベラル”を「自分らしく生きたい」価値観と定義する
 *人類史の大半において「自由に生きる」ことなど想像すらできず
 *生まれたときに身分や職業、結婚相手等が決まっているのが普通だった
 *「自分らしさ」を追求できるようになったのは近代の成立以降だ
 *「ゆたかで平和な時代」が到来した1960年代末からのことだ
 ☆「自分らしく生きたい」価値観が社会をリベラル化させる
 *それは、自由の相互性から説明できる
 *わたしが自分らしく生きるのなら
 *あなたにも同じ権利が保障されなくてはならない
 *そうでなければ、わたしとあなたは人間として対等でなくなってしまう
 *それで構わないと主張するのは、奴隷制や身分制を擁護する者だけだ
 ☆人種や民族、性別や性的指向等、本人には選べない「じるし」に基づいて 
 *他者(マイノリティ)を差別することは嫌われるようになった
 ☆社会正義(ソーシャルジャスティス)をひと言で表わすなら
 *「誰もが自分らしく生さられる社会をつくろう」という運動のことだ
 *誰だって、自分らしく生きることを許されない社会(例北朝鮮)で
 *暮らしたいとは思わないだろう
 ☆ここまではきわめてわかりやすいし、異論はほとんどない

誰もが「自分らしく生きたい」と願う社会
 ☆「自分らしく生きられない」ひとたちの存在は居心地が悪い
 *光が強ければ強いほど、影もまた濃くなる
 *社会がますますリベラルになるのはよいことだが
 *これによってすべての問題が解決するわけではない
 ☆差別的な制度を廃止し、人権を保障すれば
 *多くの不幸や理不尽な出来事をなくすことができるかもしれない
 *それによって新たな問題を生み出してもいる
 *このことをリベラルを自称する知識人の多くは無視している

リベラル化で生じる4つ生じる問題
 ①リベラル化によって格差が拡大する
 ☆社会がリベラルになると遺伝影響が強まり、男女の性差が大きくなる
 *「自分らしく生きられる」社会では
 *もって生まれた才能を誰もが開花させられるようになるが
 *知識社会に適応する能力にはかなりの個人差がある
 *結果、社会がゆたかで公平になればなるほど
 *環境(子育てなど)の影響が減って遺伝による影響が大きくなる
 ☆リベラル化で男女の性差が拡大するのは
 *男と女で好きなこと・得意なことに生得的なちがいがあるからだ
 *男は論理・数学的知能が高く、女は言語的知能が高い
 *男は数学の成績が、女は国語の成績がよいという傾向が見られる
 *そのちがいは自由でゆたかな環境によって増幅される
 *誰もが自分の才能を活かすリベラルな社会は経済格差は拡大する
 *独裁者が国民の職業を決めるような専制国家では、経済格差は縮小する
 リベラル化によって社会がより複雑になる
 ☆前近代的な社会、個人はイエやムラ同業組合等の共同体に所属していた
 *社会を統制するには何人かの有力者に話をつければよかった
 ☆「自分らしく生きられる」社会では
 *個人はこうした中間共同体のくびさから解放され
 *一人ひとりが固有の利害をもつようになる
 *従来の仕組みで利害調整が困難になり、政治は機能不全を起こす
 ③リベラル化によってわたしたちは孤独になる
 ☆自由は無条件でよいものではなく、共同体の拘束は無条件に悪ではない
 *自由意志で選択すれば、当然、その結果に責任を負うことになる
 *共同体は自己責任の重圧からわたしたちを庇護してくれるが
 *「自分らしく生さられる」社会では
 *この「ぬくもり」は失われてしまう
 ☆わたしが自由なら、あなたも同じように自由だ
 *ひとびとの出会いは刹那的になり、長期の関係をつくるのが難しくなる
 ☆このことは、先進国で婚姻率や出生率が低下に現われている
 ④リベラル化によって、「自分らしさ(アイデンティティ)」が衝突する
 ☆「自分らしく生きる」には「自分らしさ」を見つけなくてはならない
 *これが″アイデンティティ”で、「わたしとは何者か」の定義のことだ
 ☆「アイデンティティ政治」
 *自分たちのアイデンティティを社会に受け入れさせようとする運動
 *マジョリティとマイノリティの間だけでなく
 *マイノリティ集団同士でも軋蝶や衝突が起きる
 ☆リベラルを自称するひとたちは多くの大きな勘ちがい
 *「リベラルな政策で格差や生きづらさを解消できる」考えだ
 *そのリベラル化によって格差が拡大し
 *社会が複雑化して生きづらくなっている

現在、私たちは「知識社会化」「グローバル化」「リベラル化」にいる
 ☆誰もがこの未曾有の事態に適応できるわけではない
 *結果、欧米先進諸国を中心にバックラッシュが起きている
 *「右傾化」で、 一般にポピュリズムと呼ばれるが
 *これはリベラリズムと散対しているのではなく
 *リベラル化の必然的な帰結であり、その一部なのだ
 ☆リベラルな勢力がポピュリズム(右傾化)といくら戦っても
 *打ち倒すことはできない
 ☆社会がリベラル化すればするほど
 *そこからドロップアウトする者が増えていくのは避けられない
 ☆その典型的な存在が、恋愛の自由市場から脱落してしまった若い男
 *日本では「モテ/非モテ」問題と呼ばれ
 *英語圏では自虐的に「インセル(不本意な禁欲主義者)」を自称する
 *その一部が社会に強い恨みをもち
 ☆無差別殺人のような惨劇(非モテのテロリズム)を起こす
 *日本でも近年、こうした重大事件が目立つようになったのは
 *母数の「社会からも性愛からも排除された者」が増えているからだ
 ☆これは、リベラル化の必然的な帰結だ
 ☆世界はなぜ地獄になるのか
 *現在、日本にキャンセルカルチャーの到来を告げた事例が増えている
                       (敬称略)
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世界はなぜ地獄になるのか
『世界はなぜ地獄になるのか』本より画像引用)
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「トラウマ体験」「PSTD」「記憶の書き換え」(最終回)

2024年01月22日 | 社会
🌸すべての記憶は「偽物」である(2)(最終回)
   
 (2回購入した本⇔読者の理解不足結果より)

『要旨』
 ☆トラウマとPTSDのやっかいな関係
 *トラウマ的出来事に遭遇したひとがPTSDになるのではなく
 *トラウマ体験をもちやすいタイプの人がいるのだ
 ☆トラウマ体験をしやすい性格は、神経症傾向が高い「悲観的」なタイプ
 ☆無意識のうちに記憶を書き換えているケース多い
 ☆脳にハードデイスクが埋め込まれているのではない
 *刺激を受けたとき、そのつど記憶が新たに想起される再構成される
 *記憶はある種の「流れ」であり、思い出すたびに書き換えられている
 ☆記憶は、原理的には、ニューロン間の
 *「つながりやすさ」と「つながりにくさ」の組み合わせでしかない
 ☆心によい影響を与えた経験に比べ、悪影響のあった経験の記憶
 *時間を経ても著しく安定し
「トラウマ優位効果」と呼ばれる
 ☆記憶の抑圧や解離がPTSDの原因なのだ





「トラウマ体験」「PSTD」「記憶の書き換え」
(ネットより画像引用)

トラウマとPTSDのやっかいな関係
 ☆私たちは、常に因果関係を探している
 *これは脳の「基本設計」で、なにか悪いことが起きると
 *原因があるはずだと(無意識に)考える
 ☆リベラルな社会では子どもへの暴力が忌避され
 *幼児がひどく怯えたり、性的なことに関心を示すと
 *虐待が疑われるようになった
 ☆性的虐待を受けた子どもたちを調べた結果
 *33%に恐怖心があり、53%にPTSDの一般的な症状
 *28%に不適切な性行動が見られた
 *3分の1の子どもには、なんの症状もなかった
 *心に傷を負つたあとの過程はひとつではないと研究者述べている
 ☆「辛い体験の記憶が心理的な症状を生み出す」という因果論
 *ほんとうに正しいのか疑問もある
 ☆PTSDも同様に、単純な因果関係では理解できない
 *トラウマ的出来事に遭遇したひとがPTSDになるのではなく
 *トラウマ体験をもちやすいタイプの人がいるのだ
 *このひとたちは子ども時代も大人になってからも
 *トラウマ体験をする確率が高く、PTSDになりやすい

トラウマ体験をしやすいパーソナリティとは
 ☆外向性が高いと、強い刺激を求めてリスク行動をとりやすい
 ☆神経症傾向が高い「悲観的」なタイプ
 *出来事をネガティブに解釈するので」
 *辛い思いを感じやすいひとが、トラウマを体験しやすい
 ☆近年の心理学では、レジリエンス(反発力)が注目されている
 *がんのサバイバーがその典型だ
 *ストレスに強くなったりする場合がある
 ☆行動遺伝学は、人生のあらゆるところに遺伝の長い影が落ちている
 *生得的にトラウマになりやすいひとと、なりにくいひとがいる
 ☆無意識のうちに記憶を書き換えているケース多い
 *「このトラウマは偽物だ」ということではない
 *「すべての記憶は偽物」なのだ
 ☆脳にハードデイスクが埋め込まれているのではない
 *刺激を受けたとき、そのつど記憶が新たに想起される再構成される
 *記憶はある種の「流れ」であり、思い出すたびに書き換えられている

人類がトラウマから解放される日
 ☆ヒトにかぎらず、多くの生き物が記憶をもっている
 *それが生存と生殖にきわめて有利だからだ
 *記憶をもたないライバルより多くの子孫をつくることができた
 ☆記憶は進化してきた.
 *進化論的な観点からは、強いストレスによって記憶
 *「抑圧(なにが起きたのかまったく覚えていない)」されたり
 *「解離(体験が断片化され他人事のように感じる)」する
 *生命の危機に直結する体験を覚えていなければ
 *次に同じ事態に遭遇したときに的確に対処できないだろう
 *こうした″バグ″は、自然淘汰で消失していくのだ
 ☆心によい影響を与えた経験に比べ、悪影響のあった経験の記憶
 *時間を経ても著しく安定し
「トラウマ優位効果」と呼ばれる
 ☆記憶の抑圧や解離がPTSDの原因なのだ
 *潜在的なトラウマ体験をしたとしても
 *その対処法は個人のパーソナリティによって異なる
 *明晰な記憶に苛まれるひとがいる一方
 *はっきり覚えていないか、記憶を負担に感じないひともいる
 ☆記憶は他者の体験と簡単に融合する
 *他者のより印象の強い経験が自分の記憶に取り込まれて
 *トラウマ体験になってしまうことがある

記憶とはなんだろうか
 ☆脳には1280億のニューロンがある
 ☆脳は「二ューロンの活動から生じる複雑系の動的ネットワーク」で
 *記憶を保存しておくハードデイスクやメモリはどこにもない
 ☆記憶は、原理的には、ニューロン間の
 *「つながりやすさ」と「つながりにくさ」の組み合わせでしかない
 *脳にはこれ以外の機能はないのだから
 *こうしてつくられるネットワークのある状態が
 *特定の記憶を意識させると考えるほかはない
 ☆記憶は特定の刺激で、その都度、脳のネットワーク内で再構成される 
 *存在するのはニューロンの痕跡だけだから
 *記憶が生成される瞬間に、それを生理学的に阻害すると
 *ふたたびその記憶をつくりだすことができなくなる
 ☆将来的に、記憶を自由に書き換えることができるようになるかも
 *そうなれば、もはやトラウマに苦しむこともなくなるだろう
 *「わたし」とはいったい何者になるのだろうか
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『バカと無知』
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「記憶のメーキング」「記憶戦争」『ミシエルは覚えている』

2024年01月21日 | 社会
🌸すべての記憶は「偽物」である(1)

『要旨』
 ☆アメリカの子ども(成人した娘)がある日突然
 *幼い頃に性的虐待を受けた記憶を回復し、実の父親を訴えた
 *多くの父親が投獄され、全米を揺るがす「記憶戦争」が幕を開けた
 *記憶の捏造が専門家より提唱された
 ☆記憶とは、パソコンに保存されているようなものではない
 *流動的でつねに書き換え可能だ
 *認知心理学者たちが「記憶はつくりだせる」という研究を発表した
 ☆アメリカでは、退行催眠で、子どもの頃の抑圧された記憶にアクセスし
 *親からの性的虐待などのトラウマ体験を、蘇らせる精神療法が大流行
 *多くの親が、身に覚えのない虐待や「悪魔崇拝」で投獄された
 *この様な現象は、日本はもちろん他国でも起きていない
 *アメリカだけがなぜ、繰り返し妄想にとりつかれるのだろうか
 *アメリカは妄想的な人間が集まった国だから
 *アメリカ国民のうつ病の有病率は4.4%で世界でもっとも高い
 ☆日本人の自殺死亡率は、先進国のなかでもっとも高い




「記憶のメーキング」「記憶戦争」『ミシエルは覚えている』
(ネットより画像引用)

アメリカの子ども(成人した娘)がある日突然
 ☆幼い頃に性的虐待を受けた記憶を回復し、実の父親を訴えた
 *多くの父親が投獄され、全米を揺るがす「記憶戦争」が幕を開けた
 ☆ベトナム戦争の精神的後遺症に苦しむ帰還兵
 *精神疾患、PTSD(心的外傷後ストレス障害)引き起こした
 *患者がうつなどの精神的な症状で苦しんでいるのなら
 *その背景になんらかのトラウマがあるに違いない「逆転」の発想
 ☆うつや神経症の背後には幼少期の性的外傷が隠されており
 *症状は″抑圧された記憶″を回復することでしか消せないとの理論

トラウマ治療が生み出した冤罪の山
 ☆理論を受け入れたセラビストたち
 *催眠療法やグループ療法で患者の「記憶」を回復し
 *″ほんとうの自分″を取り戻すべきだと主張しはじめた
 *トラウマ体験を思い出した″被害者″に″加害者”親を訴えるよう促した
 ☆『ミシエルは覚えている』では
 *催眠療法を受け、抑圧されていた記憶が蘇ったとする女性
 *「託児所が実は悪魔崇拝カルトの一員」で
 *「預かつた子供たちに性的への虐待」という訴訟
 ☆記憶回復療法が全米で大ブームを巻き起こす
 * 一部の専門家から疑問の声があがりはじめた
 *催眠療法は抑圧されていた記憶を取り戻すのではなく
 *記憶を捏造しているのだと主張した
 ☆「ショツピングセンターの迷子記憶実験」で、間違いを実証した
 *兄から、ショッピングセンターで迷子の記憶が偽りだと告げられても
 *弟は信じようとしなかった
 ☆記憶とは、パソコンに保存されているようなものではない
 *流動的でつねに書き換え可能だからだ
 *認知心理学者たちが「記憶はつくりだせる」という研究を発表した
 ☆トラウマ理論に影響を受けたセラビストたち
 *いとも簡単に偽りの記憶を埋め込み、災厄を引き起こした
 ☆欧米から「輸入」されたトラウマという概念が日本でも大流行している
 *娘が母親を「毒親」と批判するのも珍しくなくなった
 ☆記憶が頻繁に書き換えられているという近年の知見
 *従来の常識に疑問を突きつけている

⛳アメリカが妄想にとりうかれる理由
 ☆「ビザゲート」事件(ピザ店での幼児虐待の噂)
 *荒唐無稽な話を信じた男がライフルを持ってピザ店に押し入り
 *発砲駁ぎを起こしたからだ
 *犯人は、虐待されている子どもたちを救おうとしたのだと述べた
 ☆託児所で性的虐待が行なわれているとの告発
 *発端は、母親が、4歳半の男児の夜尿、幼い従妹と性的な遊びに
 *不安を募らせたことだった
 *.彼女の弟が、子ども時代に性的ないたずらをされ
 *彼女は、そのトラウマをずらと引きずらされていた
 *この話がメディアで報じられると、他の保護者にも動揺が広がった
 ☆裁判所は世論の反発を恐れて、冤罪の可能性を検討できなくなった
 ☆アメリカでは、退行催眠で子どもの頃の抑圧された記憶にアクセスし
 *親からの性的虐待などのトラウマ体験を、蘇らせる精神療法が大流行
 *多くの親が、身に覚えのない虐待や「悪魔崇拝」で投獄された
 *この様な現象は、日本はもちろん他国でも起きていない
 *アメリカだけがなぜ、繰り返し妄想にとりつかれるのだろうか
 *アメリカは妄想的な人間が集まった国だから
 ☆宗教弾圧を逃れて命がけで大西洋を渡ったファーザーズ
 *彼らを駆り立てたのは「夢と冒険」だった
 *保守的で堅実なひとたちは、新天地に移住とは思わないだろう
 *双極性障害(躁うつ病)の有病率は世界全体でおよそ2、4%
 *アメリカ国民の有病率は4.4%で世界でもっとも高い

日本人の自殺死亡率は先進国のなかでもっとも高い
 ☆日本人の双極性障害(躁うつ病)の有病率は0.7%と低い
 ☆日本人は内向的で神経症傾向が高い
 *改良は得意だがイノベーションが苦手で
 *時刻表通りに電車が運行しないと許されず
 *感染症は「同調圧力」で対処する.
 *個人でも社会でも、目に見えるちがいの背景には
 ☆それは、遺伝的・生物学的基盤があり、これを個性や国民性と呼ぶ
                       (敬称略)
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「内集団⇔外集団」「共感」「愛は世界を救わない」

2024年01月20日 | 社会
🌸「差別と偏見」の迷官(6)

『要旨』
 ☆我々は、グループ分けられると最初「内集団」を形成する
 *内集団に対して「外集団」の奴よりよりずっと親切に振る舞う
 *リベラルは、共同体が内集団そのものであることには触れない
 *彼らが大好きな「人情」「ぬくもり」「誇り」や「自己犠牲」は
 *「身内びいき」から生まれている
 ☆内集団が成立するには、原理的に、外集団が存在しなければならない
 *家族・国家等の共同体からもたらされる安心感やあたたかさ
 *共同体のメンバーでない者を排除することから生じているのだ
 ☆内集団が外集団を必要とするので
 *「人類という家族」になることはない
 ☆愛は世界を救わない(オキシトシン投与治験より)
 ☆ヒトは、旧石器時代から、部族に分かれ資源を争ってきた
 *それは、すべてのひとへの共感=愛が進化したとは考えにくい
 *共感の効果は、スポットライトのようなものだ
 *「愛は世界を救う」のではなく「愛」を強調すると世界は分断される



「内集団⇔外集団」「共感」「愛は世界を救わい」
(ネットより画像引用)

共同体のあたたかさは排除から生まれる
 ☆我々は、グループ分けられると最初「内集団」を形成する
 *内集団に対して「外集団」の奴よりよりずっと親切に振る舞う
 ☆リベラル化する社会
 *教会や町内会などの中間共同体が解体し、人はばらばらになっていく
 ☆リベラル共同体主義者は多く
 *自助や公助だけでなく、「共助」の大切さを強調する
 *しかし、リベラルは共同体が内集団そのものであることには触れない
 *彼らが大好きな「人情」「ぬくもり」「誇り」や「自己犠牲」は
 *「身内びいき」から生まれるのだ
 ☆内集団が成立するには、原理的に、外集団が存在しなければならない
 *家族・国家等の共同体からもたらされる安心感やあたたかさは
 *共同体のメンバーでない者を排除することから生じている
 *保守であれリベラルであれ、共同体主義は「排外主義」の形態だ

約6万年前にアフリカを出たホモ・サピエンスの一団
 ☆中近東やヨーロッパでネアンデルタール人と出会い
 *その後、この先住民が絶減したことはよく知られている
 *わたしたちの祖先がネアンデルタール人と交わっていた
 *サハラ以南のアフリカ以外の系統のすべてのヒト(含む日本人も)
 *ネアンデルタール人の遺伝子をわずかに持つている。
 *ユーラシア大陸の東部にデニソワ人という別の先住民がいて
 *やはりサピエンスと交わつたあとに絶減していた
 *サピエンスは、ユーラシア大陸で先住民の男を殺し女を犯したのでは
 ☆人類の歴史の大半
 *「リベラル」ではなく、弱い集団が強い集団に絶減させらた
 *その遺伝子の痕跡だけが残ることが頻繁に起きたのだ
 ☆内集団が外集団を必要とするので
 *「人類という家族」になることはない
 *ヤクザの抗争、宗教戦争、戦国時代の合戦、殺し合いだった

愛は世界を救わない
 ☆近年、「共感」の重要性がますます強く唱えられるようになった
 *みんなが高い共感力をもてば、戦争や差別等の問題が解決する見解
 ☆この楽天的な主張は、2つの疑問に繋がる
 ①「共感力を高めれば、ほんとうに社会はよくなるのか」だ
 *答は、いまはできないが、将来的には可能だろう?

 *脳は、さまざまな神経伝達物質やホルモンによって駆動している
 *ドーパミンが報酬系を活性化させて渇望を生み出す
 *性ホルモンのテストステロンが攻撃性や競争、性的欲望に関係する
 *「愛と絆のホルモン」オキシトシンが分泌され
 *性交でオーガズムに至る
 *出産時には、大量のオキシトシンが放出される
 *オキシトシンは授乳によつても分泌される
 *恋人同士や親子だけでなく、オキシトシンは他者との共感もはぐくむ
 *オキシトシンの濃度は女が高く(共感力も高い)
 *男が低い(共感力も低い)という性差も顕著にある
 ➁誰もが一日に数回、オキシトシンを摂取するようになると
 *「いまよりずっとよい世の中になるのか」だ
 *オランダの心理学者被験者に、オキシトシンを噴霧してみた
 *オキシトシンは、内集団びいきの利他主義者に効果があると結論した
 *敵対する集団にそれぞれオキシトシンを噴霧して
 *「愛情」を高めると、かえって対立が激化した
 *オキシトシンが外集団(奴ら)に対する憎悪を煽ることではないが
 *自分たちのメンバーへの「愛と絆」が増し排他的になった

ヒトは旧石器時代から、部族に分かれ資源を争ってきた
 ☆それは、すべてのひとへの共感=愛が進化したとは考えにくい
 ☆共感力の負の効果
 *致命的な病気にかかり、苦痛を緩和するための治療で
 *被験者は公正さを無視し、道徳に反する判断をする
 ☆共感の効果は、スポットライトのようなものだ
 *熱愛中の恋人同士や、幼い子どものいる母親
 *愛着の対象に強いスポットライトが当たっているので
 *その周囲がよく見えなくなる
 *このスポットライトは内集団や子どもに向けられやすい
 ☆だからこそ人為的に共感を高めると
 *同じ国籍の作業員を助けようとしたりする
 *たまたま記事を読んだだけの少女の治療を優先させようとする
 ☆「愛は世界を救う」のではなく「愛」を強調すると世界は分断される
 ☆自然に「身内びいき」をすることは
 *従来より、社会心理学のさまざまな研究で明らかにされてきた
                       (敬称略)
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「道徳の帳尻合わせ」「シロクマ効果」「カラー/ジェンダーブラインド」

2024年01月19日 | 社会
🌸「差別と偏見」の迷宮(5)

『要旨』
 ☆人は、道徳の「貯金」ができると差別的になる
 *我々は、無意識にいろいろなことを得か損かで判断し帳尻を合わせる
 *「きれいごと」は魔法の呪文と同じ
 *それを口にしただけでひとを「差別的」にするようだ






「道徳の帳尻合わせ」「シロクマ効果」「カラー/ジェンダーブラインド」
(ネットより画像引用)

⛳人は、道徳の「貯金」ができると差別的になる
 ☆我々は、無意識にいろいろなことを得か損かで判断し帳尻を合わせる
 ☆人類が進化の多くを過ごした旧石器時代、短期的な利益だけが重要だった
 *帳尻が合わないことばかりしている個体は子孫を残せなかった
 *進化の過程で遺伝子のプールから排除されてしまった
 ☆帳尻合わせは、「道徳」領域まで及んでいる
 *社会では、「善(利他的)」プラス、「悪(利己的)」マイナスだ
 *善をなすと道徳の貯金箱がプラスなので、次は悪行で帳尻合わす
 *悪をなすと道徳的にマイナスなので、善行で帳尻を合わせようとする
 *この仮説は、心理学者の実験で確かめられた
 ☆世の中には「きれいごと」ばかり並べるひとがいる
 *一般に「リベラル」と総称されるこのひとたち
 *公の言動で「道徳の貯金箱」がプラスなので、日常的な場面では
 *帳尻を合わせてもいいと思い、不愉快な言動をするからかもしれない
 ☆「きれいごと」は魔法の呪文と同じ
 *それを口にしただけでひとを「差別的」にするようだ

⛳「偏見をもつな」という教育が偏見を強める
 ☆我々は「善」と「悪」を、無意識で損得として計算している
 *よいこと等をすると「道徳の貯金箱」がプラスになって
 *次は少しくらいヒドいことをしてもいいと思う
 *逆に、他人から批判されるような言動をしたときは
 *次は「よいこと」をして挽回しようと思うのだ
 *「道徳」は一筋縄ではいかない
 ☆心理学者が「偏見をもつな」の教育内容の研究した
 *「差別をしないように」との指導を受けたグループは
 *「教育」なしでは、1回目と2回目の偏見のレベルは同じだ
 *「教育」されたグループでは、2回目の偏見のレベルが大きく上がる
 ☆「シロクマ効果」で説明できる
 *「偏見をもつな」といわれると、無意識に偏見について考える
 *それを意識によって抑制するのだが、意志力を消耗させるので
 *作業が終わったとたん、抑え込んでいた偏見が表に出てしまう
 *「思考抑制のリバウンド効果」
 ☆アメリカでは、「肌の色で差別してはならない」教育
 *小学校から徹底して行なわれている
 ☆ 一人ひとりの個性で、人を評価・判断すべきだという教育
 *「カラー/ジェンダーブラインド」は、リベラルな社会の黄金律
 *徹底するとすべてが「自己責任」になる
 *「黒人だから」「女だから」等の属性考慮してはならない
 ☆近年では、マイノリティの側から批判
 *ブラインド戦略は(白人や男等)マジョリティに都合のいい責任逃れ
 *社会のなかで制度的な不利益を被っているグループが存在する以上
 *「黒人」「女」「性的少数者」などの属性から目をそらしてはならない
 ☆そうなると、個人としてはちがいがないにもかかわらず
 *集団としてのちがいは重視しなくてはならなくなる
 *人種問題では、肌の色で差別してはならないが
 *「社会的構築物としての人種」で対応を変えるべきとなる
 ☆「差別のないよりよい社会」をつくるうえで「政治的正しさ」は必要だ
 *「道徳の貯金箱」や「思考抑制のリバウンド効果」を考えると
 *こんな複雑なことがうまくできるだろうか疑問だ
                       (敬称略)
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「富裕層・貧乏人の道徳&倫理」「信頼・服従」

2024年01月17日 | 社会
🌸「差別と偏見」の迷宮(4)

『要旨』
 ☆ベンツに乗ると一時停止しなくなる
 *最上層のフェラーリのドライバーは、半分が交通法規を無視した
 ☆富裕層は、道徳とか倫理とかにはなんの関心もない
 *お金が人間関係のしがらみから解放してくれるからだ
 ☆貧乏だと自分一人では生きていけない
 *他者や共同体に依存するしかない
 *こうして否応なく、他人を信頼するようになる
 ☆「信頼は大切だ」の意味は、コインの表面にすぎない
 *「信頼」と書かれたコインの裏に、「服従」の文字が刻印されている



「富裕層・貧乏人の道徳&倫理」「信頼・服従」

ベンツに乗ると一時停止しなくなる
 ☆「金持ちは利己的だ」とも「貧乏人は利己的だ」ともいわれる
 ☆社会心理学者が、乗る車により社会階級を5つに分けた
 *最上層はフェラーリで、最下層は現代自動車の乗用車だ
 *横断歩道の手前で止まって歩行者を渡らせた車を数えた
 ☆車種によってドライバーの行動が明らかに異なる
 *最下層の車種のドライバーは、全 車を止め歩行者を優先した
 *中間層のドライバーの30%が車を止めずに歩行者の行く手を遮った
 *最上層のフェラーリのドライバーは、半分が交通法規を無視した
 (自分の都合を優先させた)
 ☆「貧しいひとはこころがやさしく、金持ちは傲慢だ」の社会通念
 *正しいことを証明した

富裕層は、道徳とか倫理とかにはなんの関心もない
 ☆コスパが高い手段を選択し「合理的経済人」が、富裕層になる
 ☆お金を持つと、助けを求められても積極的に支援しなくなる
 *自分が困難な課題にぶつかったときに
 *他者に助けを求めるのをためらうようになる
 *お金が人間関係のしがらみから解放してくれるからだ
 *ベタな人間関係というのはものすごく面倒くさい
 ☆貧乏だと自分一人では生きていけない
 *他者や共同体に依存するしかない
 *こうして否応なく、他人を信頼するようになる
 *なぜなら、信頼してくれないひとを助けようとは誰も思わないから
 *逆にいえば、お金さえあれば、他者の信頼がなくても困らない
 ☆「お金ですませる」経済的な取引は、ものすごく快適なのだ
 ☆他者の信頼をつなぎとめるには
 *告げ口されないように、つねに正直でなければならない
 *目の前の現金は、そんな「信頼という拘束」を不要にしてくれる
 ☆研究は「金持ちは利己的/貧乏人は利他的」ということではなく
 *「誰もが(お金によって)自由になりたがっている」ことを証明した
 ☆金持ちにはたしかに傍若無人なひとがいるが
 *自分の計判をものすごく気にするひとも同じくらいいる
 *誰が動画をアップするかわからないSNS時代
 *失うものが多い富裕層ほど、品行方正になっていくのでは

「信頼」の裏に刻印された「服従」の文字
 ☆他人を信頼する理由
 *「誰かに頼らないと生きていけない」からだ.だとすれば
 *自分が無力だと感じているほど、他者を信頼する度合いが高くなる
 ☆研究者はこの仮説が正しいかどうかを検証した
 *創造的な子どもを育てようとするとき、教育は諸刃の剣になる
 *無力な子どもは無条件に親や教師の権威を信頼する
 *これが「権威主義」の基盤であるのは間違いない
 ☆ユダヤ人へのホロコーストを引き起こしたのは
 *ドイツ国民の「権威ある者への絶対的服従」と
 *「自分より弱い者に対する攻撃的性格」で
 *それがヒトラーとファシズムの台頭を許したとされた
 ☆アメリカの社会心理学者の研究発表
 *「権威への服従」は国民性ではなく、ヒトの普遍的な傾向である
 *きわめて強い圧力を加えられれば、わたしたちの大半は
 *無条件で権威に服従する、それが「人間の本性」だから
 ☆「信頼は大切だ」と、当然のようにいわれる
 *信頼がなければ社会は成り立たないので間違いではない
 ☆「信頼は大切だ」は、コインの表面にすぎない
 *「信頼」と書かれたコインの裏には、「服従」の文字が刻印されている
 ☆日常生活で、わたしたちはみな
 *他者を信頼し裏切り、服従し反抗する、複雑な社会ゲームをしている
 ☆みんなが信頼しあい、力を合わせて不正義に反抗する社会の確立
 *残念なことに、ヒトが進化で、「設計」された証拠はどこにもない
 ☆この世界で起きるさまざまな出来事を見るかぎり
 *「他者の信頼を裏切り、権威に服従し自分の利益を最大化する」よう
 *人間は進化してきたのではないだろうか
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「ピグマリオン効果」「強く願うと夢はかなわなくなる」

2024年01月16日 | 社会
🌸「差別と偏見」の迷宮(3)

『要旨』
 ☆「ピグマリオン効果」とは
 *教師が生徒の能力に強い期待をもっていると
 *実際に生徒の能力が向上する現象
 *子どもの成績が悪いのは、教師の「期待」が低いからとの結論
 *その後、ピグマリオン効果は多くの批判にさらされる
 *ピグマリオン効果は、「遺伝か環境か」の元の話に戻った
 ☆ 強く願うと夢はかなわなくなる
 *ヒトの脳は、幻想と現実を見分けるのが不得意
 *夢の実現を強く願うと、脳は望みのものを手に入れたと勘違する
 *努力するかわりに、リラックスしてしまう




「ピグマリオン効果」「強く願うと夢はかなわなくなる」
(ネットより画像引用)

「ピグマリオン効果」は存在しない
 ☆ギリシア神話、キプロス島のピュグマリオーン王から命名した
 *愛の女神アフロディーテが彫像に生命を与え
 *ピュグマリオーン王は彼女を妻に迎える
 ☆教師が生徒の能力に強い期待をもっていると
 *実際に生徒の能力が向上する現象
 *ピグマリオン効果が社会現象にまでなった
 ☆アメリカでは、「能力」をめぐる問題が意識されていた
 *中流階級の子どもは成績が良く、貧困層の子どもが授業から脱落する
 ☆家庭環境と遺伝で、知能が形成されるなら
 *白人の生徒と黒人の生徒の学力格差は、黒人の親の責任になる
 ☆子どもの成績が悪いのは遺伝・子育てが間違っているからでもない
 *教師の「期待」が低いからだ
 *白人上流階級の理想主義的なリベラルはこの説明を大歓迎した
 ☆その後、ピグマリオン効果は多くの批判にさらされる
 *突き詰めれば、それが「上に立つ者」にとって都合が悪かったから
 *自分が落第したのは自分が勉強しなかったからでなく
 *あなたの期待が低いからだと教師に抗議するかもしれない

医師の期待が患者に影響することが分かっている
 ☆薬の治験で、医師が本物の薬だと知っていると
 *その期待が無意識のうちに患者に伝わって治療効果が上がり
 *偽薬だと知っていると治療効果が下がる
 ①実験者の期待が被験者に伝わるが、その効果は大きなものではない.
 ☆ピグマリオン効果は、小学校低学年の子どもたちを相手に
 *教師が生徒をよく知らないときにだけ観察でき、その効果は失われていく
 *理由は、教師が実際の子どもの能力に合わせて期待を修正するからだ
 ☆ピグマリオン効果は、「遺伝か環境か」の元の話に戻った

 自分自身の「期待」や「信念」が実現する自己啓発本
 ☆「強く願えば夢はかなう」として頻繁に登場する
 *しかし、真理は、願わなければ、その夢は現実化しないからだ
 ☆特殊な成功例だけから結論を導く「サバイバルバイアス」結論
 *たまたま生き残った者だけに注目して
 *死んでしまった多くの者たちを無視している
 ☆宝くじは典型的なサバイバルバイアスだ
 *数億円の賞金を手にして「夢をかなえた」者はたしかにいるが
 *その確率は交通事故で死亡するよりはるかに低い
 ☆宝くじは、割の悪いギャンブル
 *「強く願った」善男善女のほとんどが損をするため
 *経済学者は「愚か者に課せられた税金」と呼んでいる
 ☆健康状態がまったく同じでも、悲観的だと
 *事故や暴力の被害者で早死にしやすい
 ☆なぜこんなことになるかというと、リスクのある行為をするから
 *どうせすぐ死んでしまうと思っていると生活が投げやりになる

 強く願うと夢はかなわなくなる
 ☆楽観的か悲観的かはヒトの基本的なパーソナリティ
 *半分は親からの遺伝で決まり、残りの半分は環境の影響だ
 *思春期以降はほぼ変わらないとされている
 ☆アメリカの心理学者の研究結果
 *浮気がバレた(浮気された)ときに理由を訊けば
 *「相手がぜんぶ悪い」というに決まっている
 ☆妻の浮気は妻の外向性が高いときに統計的に有意に多い
 *夫の浮気は妻の神経症傾向が高いときに多い
 ☆ジェンダーギヤツプ(社会的な性差)
 *浮気のコストは、夫よりも明らかに妻の方が高い
 *妻は神経症傾向が高い夫をわずらわしいと思っても
 *気軽に他の男とつき合うことができない
 ☆ヒトの脳は、幻想と現実を見分けるのが不得意
 *夢の実現を強く願うと、脳は望みのものを手に入れたと勘違する
 *努力するかわりに、リラックスしてしまう
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「人種差別は帰属意識から」「偏見に正しいものもある」

2024年01月15日 | 社会
🌸「差別と偏見」の迷宮2

『要旨』
 ☆脳が社会(人種)に注目するようプログラミングされている
 *「社会」とは、「俺たち(内集団)」と「奴ら(外集団)」の帰属
 *人種差別は人間の本性ではなく、内集団と外集団に分割することだ
 ☆人類は、旧石器時代ですら数千人規模の社会を構成していた
 *味方なのか敵なのかを瞬時に判断できる”しるし”が必要
  「言葉や文化(刺青や服装、装飾品、音楽など)」
 *″しるし″は、アメリカの人種問題では「白人/黒人」
 *”しるし”ヨーロッパの移民問題では「市民社会/イスラーム」等
 ☆「偏見」のなかには正しいものもある
 *「男は女より暴力的だ」とのジェンダー・ステレオタイプ
 *「女は男より数学が苦手だ」は、典型的なステレオタイプ
 *「男と女に生物学的ちがいは当然」と考える″常識的″なひとも多い
 ☆しかし、違いを「人種問題」に適応すると、問題をを引き起こす
 *「科学」を名乗りながらも科学を否定するのでは、単なる空理空論だ




「人種差別は帰属意識から」「偏見に正しいものもある」
(ネットより画像引用)

差別が生じる要因
 ☆ステレオタイプとは、ヒトの集団をカテゴリーに分け理解すること
 ☆脳には認知的な限界がある
 *複雑なものを複雑なまま取り扱うことができない
 ☆アメリカ人は、初対面の相手を無意識に
 *「性別」「年齢」「社会」の3つのカテゴリーで即座に判断する
 ☆「性別」と「年齢」重要理由は、進化論から生じている
 *相手が子どもや老人なら、危害を加えられる恐れはない
 *男にとって、若い女は性愛の対象となり、女性には生存への脅威となる
 ☆脳が社会(人種)に注目するようプログラミングされている
 *「社会」とは、「俺たち(内集団)」と「奴ら(外集団)」の帰属
 *人種差別は人間の本性ではなく、内集団と外集団に分割することだ
 ☆ヒトに遺伝的にもっとも近いチンパンジー
 *群れの数はどれほど多くても100頭前後
 *どの個体もメンバー全員を知っている
 *相手がわからなくなるくらい群れが大きくなると分裂する
 ☆人類は、旧石器時代ですら数千人規模の社会を構成していた
 *脳の認知の限界を超えるので、相手が誰なのかわからなくても
 *社会を成り立たせる仕組みが必要になった
 *味方なのか敵なのかを瞬時に判断できる”しるし”
 (言葉や文化(刺青や服装、装飾品、音楽などだ)
 ☆ヒトと社会性昆虫が似ているのは偶然ではない
 *大規模な「匿名社会」をつくるには、これ以外に方法はない
 ☆初対面の相手に、わたしたちは即座に″じるし″を読み取ろうとする
 *強力な生存本能なので、意識で抑制するのはきわめて困難だ
 *″しるし″は、アメリカの人種問題では「白人/黒人」
 *”しるし”ヨーロッパの移民問題では「市民社会/イスラーム」
 *日本のネトウョは「日本人(愛国)/外国人(反日)」国籍が″じるし″
 *宗教や身分、民族など、現代社会では″しるし″になる
 ☆テクノロジーの進歩で、近い将来、ビツグデータから
 *一人ひとりを個別に評価するようになる
 *そうなればわたしたちは、人種民族のカテゴリーではなく
 *知能や外見などの「個性」によって点数化され
 *誰とつき合い、誰を無視するかを決めるようになるだろう
 ☆この「差別のない社会」がユートピアなのか、はわからないが

「偏見」のなかには正しいものもある
 ☆ナチスのホロコーストで、膨大な数のユダヤ人が犠牲になった
 *ヨーロッパのキリスト教社会に、深く埋め込まれたユダヤ人差別により
 *「ユダの裏切りでイエスが処刑された」とされる
 ☆リベラルな社会では出自による差別は許されない
 *一方で、万世一系の神話では
 *「高貴な血は子々孫々まで受け継がれる」ことになっている
 *なんともご都合主義的な解釈だ
 ☆ヒトは両性生殖で、両親から各々50%の遺伝子を受け渡される
 *数十世代もすれば、「高貴な血」も「穢れた血」も
 *ヒトの遺伝子プールのなかに散逸し、家系や血はなんの意味ない
 ☆「ユダヤ人がイエスを殺した」という物語はデタラメだ
 ☆「偏見」のなかには「正しい」ものもある
 *「男は女より暴力的だ」とのジェンダー・ステレオタイプ
 *あらゆる社会で殺人犯は圧倒的に男が多い
 *性ホルモンの一種であるテストステロンは
 *筋肉や骨格を発達させるとともに、冒険や競争を好むようにする
 ☆テストステロンは主に男では睾丸から、女では卵巣から分泌される
 *その量には大きな性差があり、男の攻撃性・暴力性を高め
 *犯罪件数や刑務所の収監率の大きな性差につながる
 ☆「女は男より数学が苦手だ」は、典型的なステレオタイプ
 *女は左脳だけでなく右脳も使って言語処理をしている
 (したがつて女の方が言語能力が高い)
 ☆「男と女に生物学的ちがいは当然」と考える″常識的″なひとも多い
 
⛳違いを「人種問題」に適応すると、やっかいな事態を引き起こす
 ☆「勤勉な文化の人種」「怠惰な文化の人種」のステレオタイプが生まれた
 ☆黒人と暴力・犯罪を結びつけるステレオタイプが生じる
 ☆”科学的″知見を人種問題に適用すると
 *「差別主義者」のレツテルを貼られて社会的生命を奪われてしまう
 ☆「科学」を名乗りながらも科学を否定するのでは、単なる空理空論
 *この疑問も、「言ってはいけない」ことにされている
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『バカと無知』
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「差別」「偏見」「迷宮」「IAT」

2024年01月14日 | 社会
🌸「差別と偏見」の迷宮1

『要旨』
 ☆現代社会では、「差別だ」との糾弾
 *他者から貼られるレツテルで、本人がそれを認めることはない
 *それにもかかわらず多くの黒人が貧困に喘ぎ現実
 *それは「自己責任」以外のなにものでもないとなる
 ☆米国で、被告が黒人の場合、白人の被告に比べ、有罪の割合が高い
 *「アメリカ社会には人種差別が埋め込まれている」
 ☆偏見を客観的に計測する方法はない
 *誰もが相手に「レイシスト」のレツテルを貼ろうと狂奔する
 ☆誰もが偏見をもっている
 *白人がいれば安全な場所、黒人ばかりだと危険のサイン
 ☆生き物にとって、生存は(生殖)もっとも重要なのだ
 *脳はごく自然に、「白人=安全」「黒人=危険」という連合を学習する
 ☆脳は、「リベラル」の原則に従って進化してきたわけではない
 *安全・生きるからの連合がつくられてしまえば、脳は自動的に反応する
 *「それは、偏見ではないのか」と批判されれば返す言葉はない







「差別」「偏見」「迷宮」「IAT」
(ネットより画像引用)

無意識の差別を計測する
 ☆差別や偏見の議論、「差別主義者」がどこにもいなら
 *リベラルな社会では、そのような者は社会的に抹殺されているはずだ
 ☆現代社会では、「差別だ」との糾弾
 *他者から貼られるレツテルで、本人がそれを認めることはない
 ☆アメリカの白人は、差別されている「被害者」だと主張する
 *「自分は差別されている」と信じている者
 ☆「お前は差別主義者だ」と批判するとき
 *両者のあいだでどのような対話が成り立たない
 ☆それにもかかわらず多くの黒人が貧困に喘ぎ
 *刑務所に収監されている現実があるとすれば
 *それは「自己責任」以外のなにものでもない
 ☆保守派の論理では、警官が黒人に職務質問するのは
 *差別・偏見ではなく、黒人の犯罪率が高いからだ
 ☆リベラルは、こうした論理を「差別的」だと拒否する

⛳アメリカの裁判記録
 ☆被告が黒人だつた場合、白人の被告に比べて、有罪になる割合が高い
 *アフリカ系顔立ちの容疑者は重い罰を下され
 *童顔の白人は無罪になる可能性が高い
 ☆「アメリカ社会には人種差別が埋め込まれている」という
 *批判的人種理論には説得力がある
 ☆保守的な白人層までをも
 *「白人至上主義者」として”悪魔化”した結果
 *トランプという異形の大統領を生み出した
 ☆東部や西海岸のリベラルな白人エリート
 *自分の内なる差別意識を隠蔽するために
 *目先だけで人種の平等を唱えている
 ☆偏見を客観的に計測する方法はない
 *誰もが相手に「レイシスト」のレツテルを貼ろうと狂奔する
 *そうしないと、自分がレツテルを貼られてしまうから
 ☆IAT(潜在連合テスト)
 *人種的な偏見を持っている被験者は
 *「黒人」と「銃」が連合しいる、「花」結びつけるのに時間がかかる
 *偏見がなければ、どちらも同じ速さでクリッできるはずだ
 *IATの結果から人種間の選り好みをかなり正確に予測できる
 ☆.リベラルな白人がIATを受けると
 *「白人至上主義者」と似たような結果になる
 *リベラルがIATを無視する理由だろう

誰もが偏見をもっている
 ☆ヨハネスブルグは世界で最も犯罪が多発する危険都市
 *ヨハネスブルグでは、高級ホテルやショツピングセンターが集まった
 *日本でいうなら六本木ヒルズのようなところ
 *ここは白人の比率が圧倒的に高く安全だ
 ☆どこが安全エリアが、誰でもすぐにわかる
 *狭い道路を挟んでこちら側は、ビジネスマンや白人たちが歩いている
 *道路の向こう側は全員が黒人で、白人の姿はない
 *2~3日過ごすと、つねに周囲に白人がいるかどうかを確認する
 *白人がいれば安全で、黒人ばかりだと危険のサインなのだ
 ☆無意識のバイアスを調べるIAT
 *脳はが人種やジェンダーなどに
 *どのようなステレオタイプを持っているかを調べる
 *ステレオタイプが出たのが人種IATで
 *黒人よりも白人を選好しているという結果が出た
 ☆生き物にとって、生存は(生殖)もっとも重要なのだ
 *脳はごく自然に、「白人=安全」「黒人=危険」という連合を学習する
 *IATはこうした連合、それがそのまま結果に表われるのだ.
 *「自分は人種主義者(レイシスト)ではない」といういい訳でない
 ☆人種IATでは、黒人でもかなりの確率で
 *「黒人=危険」のステレオタイプをもつことがわかっている
 ☆アメリカでも黒人の犯罪率は白人よりずらと高い
 *そのような社会で暮らしていると
 *無意識に「白人=安全」「黒人=危険」という連合がで る
 ☆反同性愛差別の女性活動家が
 *IATで同性愛者へのステレオタイプが出たのも同じだ
 ☆脳は、「リベラル」の原則に従って進化してきたわけではない
 *こうした連合がつくられてしまえば、脳は自動的に反応する
 *「それは、偏見ではないのか」と批判されれば返す言葉はない
 ☆「正義」の名の下に他人に石を投げるのであれば
 *まずは自分がIATを受けてみるべきだと思う
 ☆IATが明らかにしたのは、わたしたちは誰一人として
 *ステレオタイプ(偏見)から自由ではないということだ
 ☆クモ恐怖症などの神経症は脳の不都合な連合で
 *行動療法で消去できることがわかっている
                       (敬称略)
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「フェミニズム」「生得の男女の役割」

2024年01月13日 | 社会
🌸やっかいな自尊心(7)

『要旨』
 ☆社会が「リベラル化」が進んだ
 *進化論的なフェミニズムの誕生した
 ☆進化論的に生得した男女(雄雌)の役割
 *男の脳が狩猟に最適化し、女の脳が採集に最適化している
 ☆重大な「言ってはいけない」事情
 *「男と女の脳には生物学的なちがいがある」という主張





「フェミニズム」「生得の男女の役割」
(ネットより画像引用)

⛳進化論的なフェミニズムの誕生
 ☆差別や偏見が世界で大きな問題になっている
 ☆社会が「リベラル化」が進んだ結果
 *″些細な″ことが差別と見なされるようになった
 ☆差別・偏見のもとにあるのがステレオタイプ
 *個人ではなく集団の属性で判断することだ
 ☆「リベラル」な会社では利益が少ない
 *「出産までの使い捨て」と考える「保守的」な会社に敗北する
 ☆性別による格差は、北欧諸国でも存在する
 *看護・介護などの職に就く女性の割合が高く
 *彼女たちの多くは公務員なので、
 *民間企業で働く男性より賃金が低くなるから
 ☆これは「差別」なのだろうか
 *自ら望んでそのような仕事を選んでいるのだろうか
 *自由意志で賃金の低い仕事を選んだとすれば
 *男女の賃金格差にはなんの問題もなく
 *政府が介入する理由もなくなる
 *リベラルはこの論理を受け入れることを躊躇する
 ☆「看護・介護の報酬を上げる」シンプルな解決策
 *税金を大幅に引き上げるか、利用者の個人負担で賄うしかない

⛳男女の役割は、進化論的には
 ☆男の脳が狩猟に最適化し、女の脳が採集に最適化している
 ☆幼い子どもにクレヨンで好きな絵を描かせると
 *女の子は、赤、オレンジ、緑、ベージュといった「温かい色」で描く
 *男の子は、黒や 灰色といった「冷たい色」を使う
 ☆親や教師が「男の子らしい」「女の子らしい」絵を描くようにとの
 *「ジエンダー圧力」を加えたからではなく
 ☆生物学的なちがいから好みに性差が生じる
 *男と女では「見える世界」脳の構造が違っている
 ☆シリコンバレーの起業家は男ばかりだ
 *高額収入ののヘッジフアンドマネージャーもほぼ全員が男だ
 *明らかに男女の生物学的な性差がある
 ☆男女の脳にちがいもないと信じているのなら、「言論弾圧」でなく
 *エンジエアやプログラマーの男女比を同じにすればいい
 *それが出来ないのは、高知能の領域では男の方が優秀
 *男女平等だとライバル企業に優秀な人材を奪われると思っているからだ
 
重大な「言ってはいけない」事情
 ☆シリコンバレーの企業
 *白人(ユダヤ人)、インド系、アジア系の従業員
 *人口比不釣り合いなほど多く、黒人やヒスパニックが少ない
 ☆理由は、なんなのかという議論を誘発しないためにも
 *「男と女の脳には生物学的なちがいがある」という主張
 *なにがなんでも封殺しなければならなかったのだろう
                       (敬称略)
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『顕在的自尊心』『潜在的自尊心』『自尊心の安定度』

2024年01月11日 | 社会
 🌸やっかいな自尊心(5)

『要旨』
 ☆日本人、顕在的低いが、自尊心潜在的自尊心は高い
 ☆自尊心には4つタイプがある
 ☆自尊心の安定度にも個人差がある
 ☆生来、楽観的なひとは、自尊心が高く、悲観的なひとは自尊心低い
 *「自尊心を高める訓練」の効果は期待できない
 ☆「悲観的」な性格だからといっても悲観する必要はない
 *わたしたちはみな、自尊心が低く(同調する)と同時に
 *自尊心が高い(競争する)ように「設計」されている











『顕在的自尊心』『潜在的自尊心』『自尊心の安定度』
(ネットより画像引用)

日本人、顕在的低いが、自尊心潜在的自尊心は高い
 ☆自尊心を回復するには他者の評価を獲得するには
 *「自尊心が高い=個人主義的」「自尊心が低い=集団主義的」になる
 *前者の典型がアメリカ人、後者が日本人
 *自尊心が高い者は、自らの能力を誇示しようとする
 *自尊心の低い者は、周囲に同調し失われた自信を取り戻そうとする
 ☆自尊心はヒト集団で遺伝するのか?
 *共感力には、脳内伝達物質のオキシトシンがかかわっている
 *オキシトシンのレベルを計測することで共感力の高低が判断できる
 ☆日本、アメリカ、中国の大学生を対象に
 *顕在的自尊心と潜在的自尊心を比較した
 ☆顕在的(主観的)自尊心
 *アメリカと中国の大学生は高く、日本の大学生は低かった
 ☆グループ討議で、潜在的自尊心3カ国の差はなくなった
 *潜在的自尊心(このグループのなかで自分がいちばんイケてる)
 *日本の大学生の自尊心は、アメリカや中国をひき離して高かった
 ☆日本の学校は同調圧力がきわめて高く、自慢すると叩かれる
 *大学生たちは、自尊心を低く見せておいた方がいいと認識している
 *中国は、アメリカと同様に、自信を前面に出してもよい社会だ

自尊心には4つタイプがある
 ☆参加したのは一流大学の学生達
 *彼ら/彼女たちは、内心ではきわめて高い自尊心をもっている
 *顕在的自尊心が低く、潜在的自尊心が高くなる
 ☆わたしたちは自尊心を「高い」か「低い」かで考える
 ☆顕在的自尊心(外面)潜在的自尊心(内面)が独立しているとすると
 ☆自尊心には、4タイプがある
 ①顕在的自尊心も潜在的自尊心も高い
 ➁顕在的自尊心も潜在的自尊心も低い
 ③顕在的自尊心は低いが潜在的自尊心は高い
 ④顕在的自尊心は高いが潜在的自尊心は低い
 ☆一般的に「自尊心が高い」といわれるのは①のタイプ
 ☆一般的に「自尊心が低い」のは②のタイプだ

 自尊心の安定度にも個人差がある
 ☆自尊心と暴力の関係
 *自尊心の安定度のちがいで暴力をふるう
 *自尊心が高く、安定しているひとは、少々のストレスでは動揺しない
 *自尊心が高くても不安定なひとは
 *わずかなストレスでも強く傷つき
 *回復しようとして、他者に対して攻撃的になるのだ
 *暴力を予測するのは、自尊心の高低ではなく、その安定度だ
 ☆自尊心が低くて不安定なタイプの場合、抑うつ的になる
 *攻撃性が高まるが、その方向は、他者ではなく自分に向けられる
 ☆主要な性格に「神経症傾向」がある
 *「楽観的/悲観的」のこと
 *自尊心の安定度というのは、「神経症傾向」を調べている
 ☆「自尊心」といわれているものの多くは
 *「楽観的/悲観的」のパーソナリティで説明できる
 ☆生来、楽観的なひとは、自尊心が高く、悲観的なひとは自尊心低い
 *「自尊心を高める訓練」の効果は期待できない

「悲観的」な性格だからといっても悲観する必要はない
 ☆グループ討論では、自尊心が高いと最初は好感をもたれるが
 *その評価は徐々に下がっていく
 *自尊心が低い方が、最後は好感度が高くなることもある
 ☆自己中心(主観的な)の高さが、「勘違い力」だった
 *周囲に勘違いがバレ、KYと見なされて相手にされなくなる

 ☆自尊心が低いと、まわりに合わせようとするので、評価が変わる
 ☆ヒトは数百万年かけて、社会的な動物として進化してきた
 *誰もが知り合いという濃密な共同体のなかで生き延びるには
 *他者の評価に敏感でなければならない。
 *わたしたちは高感度の自尊心メーターを脳に埋め込まれている
 *わたしたちはものごころついたときから、周囲に同調しつつも
 *自分を目立たせるという複雑なゲームをしている
 *波風立てないようひたすら低姿勢でいるだけでは
 *性愛を獲得できず、「利己的な遺伝子」を後世に残せないのだ
 ☆わたしたちはみな、自尊心が低く(同調する)と同時に
 *自尊心が高い(競争する)ように「設計」されている
 ☆ナルシシストを除けば
 *自尊心が高く見えるように上手に装っているだけだ
 *自尊心が極端に高いひとは、むかしに共同体から排斥・殺されるかして
 *遺伝子を残すことができなかったから
 ☆自信に満ちあふれたように見えるひとも、つねに不安におびえている
                       (敬称略)
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