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心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『彼女は安楽死を選んだ』『患者が”命を終えたい”と言ったとき』

2024年09月25日 | 医療
🌸安楽死と尊厳死の是非非々3

⛳画期的だったNHKのドキュメンタリー
 ☆NHKスペシャルで「彼女は安楽死を選んだ」ドキュメンタリー
 *全身が麻痺する進行性の難病「多系統萎縮症」を患う女性
 *スイスでの安楽死を遂げるまでを追った内容
 ☆多系統萎縮症は全身の筋肉が萎縮しやがて死に至る神経筋疾患で
 *今のところ治療法はありません
 *患者さんは、歩行困難と軽度の言語障害ありました
 *このままだといずれ寝たきりになり
 *人工呼吸と胃ろうが必要だと医者に言われ
 *その状態を拒否するために安楽死を選んだのです
 *家族は反対しましたが、自殺未遂を繰り返したことから
 *家族も、本人の希望を受け入れる気持ちになったようです
 ☆ドキュメンタリーで画期的だったのは
 *彼女が、スイスで家族に見守られながら
 *致死薬の点滴を全開にし、意識を失う場面までを映し出したこと
 ☆安楽死に好ましい印象を与える映像だった
 *番組内で同じ病気を患いながら
 *生きることを選んだ患者さんも紹介されたことです
 *その患者さんは、病気の進行でやせ衰え
 *身体を動かすことも、しゃべることさえもできずに横たわっていた
 *印象としては悲惨だと感じた人が多かったのでは
 *両者を比べた場合、、安楽死に肯定的な内容だった
 ☆彼女には症状が進んでしまってからでは
 *スイスに行けないという恐怖があった
 *日本では安楽死ができないからです
 *動けなくなったら、死ぬまで死ねない恐怖が、彼女を急き立てた
 ☆日本に安楽死法が制定されていれば
 *彼女も早すぎる決断をしなくてすんだでしょう
 *そういう意味でも、選択肢としての
 *安楽死を認める状況が求められていることを感じさせる番組でした

番組には強い反発が
 ☆このドキュメンタリーには、強い反発もありました
 *「日本自立生活センター」
 *この番組を『討助自殺報道』だとする声明を発表した
 *番組が人工呼吸器をつけている患者さんや
 *難病で長期入院の患者さんの尊厳を蔑ろにし
 *『介護殺人や尊属殺人』も後押ししかねないという批判です
 *他に障害学会理事会等より、批判的な意見が多く出されていた
 ☆安楽死の実際を少しでも知る意味で、このドキュメンタリーは
 *安楽死を正面から考える第一歩になると、筆者は思っていました

翌年のNHKスペシャル「患者が”命を終えたい”と言ったとき」
 ☆安楽死の論調が後退していました
 ☆番組では、ALS患者の男性が
 *人工呼吸器をつけない選択をしている状況を追っていた
 *男性は人工呼吸器をつけずに寿命を終えたいと希望していました
 *奥さんは男性が人工呼吸器をつけて生き延びることを希望していた
 ☆番組では、いよいよ男性の呼吸機能が弱って
 *このままだと残り時間はわずかとなったところで
 *男性が翻意し、奥さんのために人工呼吸器をつける決断を下した
 ☆これを見た多くの視聴者
 *安堵の胸をなでおろし、感動した人もいたでしょう

⛳番組を視て、筆者は暗澹たる気分になりました
 ☆人工呼吸器をつけた男性の今後を思うので
 *男性があれほど忌避したつらい状況が
 *これからずつと続くのです
 *番組ではそのことにはほとんど触れず
 *ハツピーエンドのような終わり方になっていました
 ☆障害を持った人や、重度の介護を必要とする人の尊厳
 *もちろん守らなければなりません
 *そういう人々の生きる意思も、当然、最優先に尊重されるべきです
 *自分が納得できる形で生きる権利があることも、十分に理解しています
 ☆自分が死んでほしくないからと言って
 *家族を含め、自分以外の人間に
 *生きることを強いる権利があるのでしょうか
 *もちろん簡単なことではないでしょうが
 ☆ふだん死ぬことを意識していない人にとっては
 *大事な人の死を受け入れることがむずかしいのは当たり前です
 *しかし、死を遠ざけようとすることが
 *本人には大きな苦痛であったり、つらい思いであったりすることを
 *もう一度、考えてほしいと思います
 ☆家族や近しい人の最期に直面し
 *むずかしい決断を迫られたとき
 *いきなりそんなことを言われてもと
 *感じる人は少なくないでしょう
 *戸惑い混乱して、大事な決断を誤り
 *あとで悔いを残すこともあり得ます
 ☆そうならないためにも、ふだんからイザというときのために
 *情報を集め、心の準備をしておくことが肝要だと思います
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人はどう死ぬのか』






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『若者の苦痛』『川崎協同病院』『射水市民病院』他

2024年09月24日 | 医療
🌸安楽死と尊厳死の是非非々2

⛳ウィーンの病院で起きた慈悲殺人事件
 ☆安楽死法が制定してないオーストリアで、 衝撃的な事件が発覚した
 *ウイーンにある国立ラインツ病院
 *4人の看護師が数年にわたり、計42人の患者を殺害した
 ☆4人は高齢で治癒の見込みのない患者さんが
 *呼吸困難やがんの末期症状に苦しんでいるのが
 *あまりに気の毒だったので
 *見るに見かねて安楽死をさせたのだということでした
 ☆慈悲による殺人ですが、手のかかる患者、文句の多い患者が
 *「慈悲」名のもとにあの世に送られた
 *いわゆる”滑りやすい坂”が現実の事例になった
 *方法、インシュリンの致死量投与、気管チューブに水を入れる等です

⛳安楽死ならぬ苦悶死の現実(筆者の経験)
 ☆21歳の肛門がんの患者さんが末期の状態で手術した
 *がんが骨に転移して、ひどい苦しみようでした
 *モルヒネはとうに効かなくなっており
 *鎮静剤も投与可能な最大量を注射しても
 *苦痛が強すぎて意識を取ることができない状態
 ☆重症回診で診に行くと、堂々とした体格の青年
 *荒い息 「痛い、苦しい、痛い、苦しい」とうめいていた
 *父親が付き添っていて、「何とかしてもらえないでしょうか」と
 *悲愴な面持ちで訴えてきた
 ☆筆者は、ケタラールという麻酔薬を使うことにした
 *最初に麻酔をかけるときに使う量を注射し
 *あとは点滴で維持量を投与すれば
 *患者さんを眠らせることができるのではないか
 *通常の使用法からははずれていますが、背に腹は代えられません
 *病室にもどって父親に方法を説明したあと
 *ケタラールを点滴の側管から注入する
 *うまい具合に青年の意識は薄れ
 *うめき声も不明瞭なものになった
 ☆ケタラールには呼吸抑制の副作用があり、あまり量を増やせない
 *しかし、中途半端な量ではまた意識がもどってしまいまう
 *父親はベッドの横の椅子にへたり込むように腰を下ろしました
 *私も安心して当直室にもどる
 ☆二時間ほどしてようすを見に行くと
 *青年がうめき声をあげない代わりに、呼吸が浅くなっている
 *点滴を見ると、私が調節したのよりかなり速いスピードで滴下していた
 *父親がクレンメを自分で緩めた
 ☆筆者は急いでクレンメをもとにもどし、父親を振り返りました
 *父親は壁際に立ったままうつむいていた
 *点滴にはぜったいに触らないでください
 *今度、同じようなことがあったら、薬の投与をやめますから
 *まだ若かった私は、とっさに強い口調で言ってしまいました
 ☆患者さんが亡くなったらだれの責任になると思ってるんだ
 *そんな気持ちもあったと思います
 ☆その後、青年はうめき声はあげていましたが
 *幸い意識がもどることはなく、朝を迎えることができました
 *朝が来れば当直医は務めを終えます
 *筆者はそのままアルバイト先の病院をあとにしました

筆者は、青年と肩をすぼめてうつむいていた父親のことが気になる
 ☆ケタラールがいつまで有効だったのか
 *青年はどんな最期を迎えるのか
 *安楽死が行われなければ、苦悶の時間が徒に引き延ばされ
 *本人にも家族にもつらい状況が続きます
 ☆なまじ若くて心臓や肺が強い若者
 *苦痛にも耐えてなかなか機能を停止してくれない
 *安楽死をほんとうに必要とするのは、高齢者ではなく
 *若い患者さんと、思わぎるを得ませんでした

思いがけないことが起こる本番の死
 ☆尊厳死や安楽死でも、似たようなことが起こり得えます
 *川崎協同病院事件の場合
 ☆主治医はこのまま延命治療を続けて生きたまま
 *身体が腐っていくような悲惨な状態になる前に
 *治療を終えたほうがいいと判断し
 *家族の同意を得た上で、気管チューブを抜きました
 *家族にも病室に集まってもらい
 *最後のお別れをしてからの処置です
 ☆そのまま安らかに亡くなるはずだったの
 *患者さんが背中をのけぞらせて苦しみだした
 *予想外の事態に、主治医は同僚医師のアドバイスで
 *筋弛緩剤を投与して患者さんを看取りました
 ☆主治医の予測が甘かったとも言えますが、それは結果論
 *脳死と思われる患者さんがそんな反応をすることは
 *ふつうは考えられません
 *それでも主治医は懸命に対応し、なんとかその場を収めたのです
 *家族も最後は主治医に礼を述べて帰って行ったそうです
 *人間関係のこじれによる安楽死・尊厳死の発覚
 ☆射水市民病院の事例
 *当事者の外科部長と、病院長の間に確執があったようです
 *善意の判断で治療を中止し、家族も納得していても
 *あとで病院内の人間関係がこじれると
 *いつ内部告発されるかわからないとなると
 *医者はおいそれと尊厳死や、安楽死に手を出せないことになる
 ☆それでつらい目を見るのは、患者さんでありご家族です
 *せめて尊厳死法の制定だけでも急ぐ必要があるのでは
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人はどう死ぬのか』






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『安楽死・尊厳死』『安楽死日本の状況』『安楽死海外の状況』

2024年09月23日 | 医療
🌸安楽死と尊厳死の是非非々1

安楽死と尊厳死のちがい
 ☆安楽死とは
 *苦痛を避けるために
 *致死的な薬(呼吸停止を引き起こす筋弛緩剤等)の投与
 *心停止を引き起こす塩化カリウムなどを投与で
 *患者さんを意図的に死なすこと
 ☆尊厳死とは
 *尊厳のない状態を避けるため
 *生命の維持に必要な医療を中止して
 *患者を死なせること

安楽死法と尊厳死法、賛成派と反対派の言い分
 ☆安楽死法と尊厳死法、何十年と議論が交わされている
 *未だに法案として国会に提出されるまでには至っていない
 *反対派の力が強いからである
 ☆現況では「安楽死・尊厳死禁止法」
 *施行されているのと同じ状況
 ①賛成派の言い分
 *死ぬ以外に極度の苦しみから逃れることができない場合
 *医療で、無理やり生かされることは、人間の尊厳を損ねる
 *人には、自分の最期を決める権利がある
 ➁反対派の意見
 *尊厳死も安楽死も命を見捨てる行為である
 (死んでもいい命などは存在しない)
 *いつたん失われたらもどらないから、早まった行為は慎むべき
 *尊厳死や安楽死は、”滑りやすい坂”
 (いったん許容すると、坂道を滑るように歯止めが利かなくなる)
 *社会的圧力や周囲への遠慮などで
 (本人が望まない安楽死や尊厳死が行われる危険性がある)
 *家族や医療者が自らの利益のために
 *法律を悪用する危険性がある
 *安楽死や尊厳死に潜む危険性や弊害を重視している
 ☆「死んでもいい命などは存在しない」というのは
 *「人の命は地球より重い」などと言うのと同様
 *筆者には教条主義的に思えて共感できない
 *しかし、それ以外はなるほどと思わせるものも少なくありません

海外の安楽死事情
 ☆世界で最初に安楽死法を可決した国はオランダ
 *オランダの安楽死法では、耐えがたい肉体的苦痛以外
 *精神的な苦痛でも安楽死が容認されている
 *身体に異常がなくても
 *心の苦痛でも耐えがたいと判定されると、安楽死が認められている
 ☆オランダに続いて、ベルギーが続いたのを皮切りに
 *アメリカのワシントン州、カリフォルニア州、数州
 *カナダ、オーストラリアのビクトリア州、ニュージーランドなどが
 *安楽死を合法化している
 ☆スイスでは安楽死ではなく
 *医師による自殺ほう助が認められている
 *海外からの安楽死の希望者を受け入れている
 *実質的には安楽死の許容と同じです
                        (敬称略)
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『がん人相判断』『がん細胞の生検』『血行性転移』

2024年09月22日 | 医療
🌸がんに関する世間の誤解4

がんの診断は人相判断がん
 ☆がんの確定診断は
 *生検や、スメア検査、喀痰や分泌物を採取して
 *そこにがん細胞が含まれるかどうかを、顕微鏡で見て判断する
 ☆がん細胞は正常の細胞とちがい
 *形がいびつ、異様にサイズが大きかったりm核が肥大していたりしいる
 *但し、病理医が判定に苦慮するケースもある
 ☆胃がんや大腸がん
 *グループ判定というのが導入され
 *病理医は細胞の″顔″を見て
 *がんかどうかを判定している
 ☆進行の速さとか、転移するかどうかは
 *DNAの変異によるので
 *顕微鏡では見分けることができない
 *腫瘍ががんと診断されたら、手術で切除ということになっている
 ☆顔は凶悪だが、殺人は犯さない腫瘍(””がんもどき”)細胞もある
 *今後、DNAのどの遺伝子に変異がある場合に
 *転移する可能性があるとわかるようになれば
 *”ほんもの”のがんと″がんもどき”が判別できるようになるのでは

タブーへの疑問(生検による転移の危険性)
 ☆がんの転移
 *「血行性転移」「リンパ行性転移」「播種性転移」「浸潤」がある
 ①血行性転移はがん細胞が血流に乗って広がる
 ➁リンパ行性転移はリンパ管を通じて広がるもの
 ③播種(はしゅう)性転移
 *がんからはばれた細胞が
 *腹膜や胸膜に種をまいたように広がる転移
 ④浸潤はとなり合った臓器にしみ出るように移る転移
 ☆問題になる血行性転移
 *がん細胞が血流に乗るためには
 *血管の中に入らなければなりません
 *通常の血行性転移、がんが浸潤して血管の壁を破って中に侵入する
 ☆がんの確定診断をつけるための生検
 *鉗子で腫瘍の一部をちぎり取ります
 *当然、出血しますし、がん細胞も剥がれる
 *その剥がれた細胞が、血管内に入ることはないのか
 ☆出血するということは血管が破れているということ
 *生検で剥がれ落ちたがん細胞が吸い込まれることもある
 *がん細胞にすれば、血管の壁に浸潤してもぐり込むより
 *はるかに楽に侵入できることになる
 ☆これが血行性転移を引き起こすのでは
 *これくらいのことは多くの医師が気づいている
 *その先は恐ろしくて考えられないのでしょう
 *何人かの医師に聞いてみましたが
 *言わばがん診断界のタブーです
 ☆生検で転移が引き起こされることが証明されれば
 *がんから細胞が採れなくなり
 *確定診断がむずかしくなる

がんは見た目では判定できない
 ☆生検ができないとなると
 *良性腫瘍でも切除せぎるを得なくなる
 ☆出血させずに細胞を採取できればいいですが
 *がんの表面はもろく、少し強くこすると出血します
 *弱くこすると肝心の細胞が得られず
 *マイナスでも検査の結果が信用できないことになる
 ☆生検をすればすべて、転移するわけではありませんから
 *今は危険を冒してでも検査を受ける以外にないでしょう
                       (敬称略)
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『早期がん』『がんの再発』『がんもどき理論』『がんの治療不要』

2024年09月21日 | 医療
🌸がんに関する世間の誤解3

⛳誤解を与えるがんの用語、世間に誤解が残っている

 ☆胃がんの場合早期がんの定義
 *「がんの浸潤が粘膜下層までにとどまっているがん」ということ
 *固有筋層までがんが進むとここには血管が豊富で
 *血流に乗ってがんが遠隔転移を起こしやすくなるから
 *いつがんができたかは関係ない
 ☆がんの「再発」の定義
 *新たにまたがんができたという印象を与えかねる
 *がんは「再発」するのではなく
 *もともとあったものが、診断できる大きさになったということ
 ☆今はX線検査やCTスキャン、超音波診断でも解析度が上がり
 *以前よりは小さい転移も見つかるようになった
 *しかし、5ミリ以下ではなかなか診断がつかない
 *小さな転移なら、命に関わることなく心配は無用
 ☆完治を願って、強い抗がん剤や放射線治療をすると
 *副作用で逆に寿命を縮めてしまう
 *失敗は、これまで無数に繰り返されてきました
 *医者がやめておいたほうがいいと言っても
 *強引に治療を望む患者さんも多かったからです
 ☆がんとの共存という戦略
 *小さな転移はあっても許すという事前の心がけが大事
 ☆がん検診、受けたほうがいいと思っている人も多いでしょう
 *がん検診にもメリットとデメリットがある
 ①メリットは
 *検診でがんが早期発見され、治療で命が助かる可能性がある
 *一見、これは大きなことのように思われがちですが
 *そのがんは治療の必要がないがんの場合もある
 *いわゆる″がんもどき″
 ☆日本は検査被曝による発がんが世界中でダントツに多い
 *欧米は全がん患者の1%前後であるのに対し、日本は3%もある
 ☆がん検診で一人でも助かる人がいるなら
 *検診は行うべきだと言うなら、 
 ☆がん検診で一人でもがんになる人がいるなら
 *検診はやめるべきだとも言える

否定しにくい『がんもどき理論』
 ☆「がんもどき理論」(近藤誠理論)
 *がんには命に関わる″ほんもの″のがんと
 *放置しても命に関わらない″がんもどき″がある
 *これまで外科医が手術で治癒させたがん、すべて”がんもどき″だ
 *手術をしなくても患者は死ななかったという理論
 ☆がんの患者さんは手術をしなければ確実に死んでいた
 *全国の外科医たちは主張したかったでしょうが
 *この反論は成立しなかった
 ☆すでに手術が行われているので
 *手術をしなければ、死んでいたとの証拠を
 *出すことができなかった
 *荒唐無稽とも思える「がんもどき理論」の仮説
 *五分の引き分けに持ち込まれた
 ☆近藤氏の仮説は理屈の上ではひじょうによくできている
 *いくら早期がんの段階で見つかっても
 *”ほんもの”のがんであれば
 *すでに他の細胞転移しているので
 *副作用のある治療は無駄だという
 ☆.”がんもどき″のがん細胞は
 *転移する能力がなく
 *大きくなっても通過障害などの弊害がないかぎり、治療の必要はない
 ☆がん「″ほんもの″」も「″がんもどき”」も
 *副作用のある治療は無用ということになる
 *いわゆるがんの「放置療法」
 ☆これには多くの批判があります
 *検診や治療をすれば救える命を
 *みすみす死なせてしまう危険性があるからで
 ☆「がんもどき理論」
 *不必要な検査や過剰な治療に対する
 *アンチテーゼとして提言された 
 *検診や治療は受けたほうがいいという主張と
 *無意味な検診や治療はしないほうが身のためという主張
 *どちらを取るべきか、がんにはよくわかっていないことが多い
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『がんの治癒判定の誤解』『がんの告知と有名人の公表』

2024年09月20日 | 医療
🌸がんに関する世間の誤解2

がんの治癒判定の誤解
 ☆がん細胞を完全に体内から駆逐したい、そう思うのは当然
 ☆病院で治療を受けても
 *がんが完全に治ったかどうかは、実は判定不能
 *細胞レベルでがんが、存在する可能性があるから
 ☆がんの治癒の判定、「5年生存率」の言葉が使われる
 *がんの診断、治療を開始し、5年後に生きている人の割合
 *治癒の目安のように扱われることも多い
 *しかし、必ずしも治ったという意味ではなく
 *単に5年後に生きているというだけの割合
 ☆現在、ほんとうに治ったかどうかの見極める目安
 *「全生存期間」生死だけを問題にした指標
 *「無再発生存期間」治療後に再発が確認されない状態
 *「無増悪生存期間」再発はあっても病勢の増悪がない状態で生存
 ☆「無再発生存期間」でも、細胞レベルでの再発は診断できない
 *ほんとうに再発がないかどうかは確認のしようがない
 ☆患者さんがいちばん知りたいこと
 *治ったか治っていないのかは
 *専門家でも断言することはできない
 ☆今すぐ死ぬわけではないと、″今”に気持ちを向けて
 *最期が近づいたときに、後悔しないようにしたほうがいい

日本でがんの告知ができるようになった理由
 ☆従来家族には病名を告げても
 *本人には事実を隠すのが当たり前でした
 *がんの告知はたいへんハードルの高いものでした
 ☆告知してしまうと
 *患者さんがうつ病になったり
 *自殺しかねないほど落ち込んだりするケースもある
 ☆状況が変わったのは、有名人のがんのカミングアウト
 *俳優の渡哲也さんが大腸がんを公表し、無事に手術を終えました
 *ゴルフの杉原輝雄プロも、前立腺がんを公表
 (プレイを続けたいから手術は受けず、放射線治療を選択したと発表)
 *立川談志師匠や赤塚不二夫氏も、食道がんを公表し種手術で生還した
 ☆世間が、がんでも死なないのかという印象を持ちはじめた
 *それまでがんの告知が難しかったのは
 *がん=死という思い込みが世間に広がっていたから
 ☆がんの治療もやりすぎたら恐いという印象を広めたのが
 *人気アナウンサーだった逸見政孝氏の胃がん治療
 *末期の進行がんで、再発が明らかだったのに
 *大きな手術を受けて死期を早めた可能性が高かった
 ☆無名の人が死んでもインパクトはありませんが
 *有名人が亡くなると、強い印象を与えるのです
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『医者が告げる余命とは』『新戦略=がんとの共存』

2024年09月18日 | 医療
🌸がんに関する世間の誤解1

余命の意味
 ☆自分がいつ死ぬのかがわからないのは、いいことだ

 ☆しかし、がんで治癒が望めない状態になると
 *医者は患者さんや家族に余命を告げることがある
 *あらかじめ心づもりをしてもらうほうが
 *患者さんの側にも医療者側にもよい効果があるから
 ☆医者の告げる余命の意味
 *医者は予言者でなく、ピタリと余命を言い当てること出来ない
 *実際、患者さんの認識のズレは
 *医療者の想像をはるかに超えることがある
 ☆医者は余命を告げるとき、短めに言う
 ①例、余命半年と言って4ケ月で亡くなると
 *「半年だと聞いていたのに」と、ご遺族が怒ったりする
 ➁「余命は3年」と言う代わりに
 *「余命は年単位です」などと言うこともある
 ③余命が半年とか3ケ月のときは、「月単位」
 ④1ケ月を切ると「週単位です」などと言う
 ⑤この病気「平均余命は0年0ケ月です」などと
 *告げられるのは、「中央値」である
 ☆中央値とは
 *100人の患者さんに治療をしたとき
 *50番目に亡くなった人の余命
 ☆医者に余命を告げられても、あまり気にしないのがよい
 *気にしたって、余命が延びるわけではない

新戦略=がんとの共存
 ☆がんになったら、治るかどうかが最大の関心事
 *以前は、転移とか再発が明らかになって、治らないとなると
 *死の宣告にも等しいというのが、多くの人の印象である
 ☆以前は、がんは治るか、死ぬかのどちらかでした
 *今は治らないけれど
 *死なないという状況も可能で「がんとの共存」です
 ☆がんが人の命を奪うのは
 *全身に転移して体力や免疫力を奪うからです
 *体力さえあれば、生命維持に関係のない臓器(骨等)に転移しても
 *人は死ぬわけではありません
 ☆がんとの共存では、がん細胞を全滅させるのではなく
 *患者さんの命を奪わない範囲なら
 *転移があってもようすを見るという戦略です
 *患者さんとしては、何ともすっきりしない状況でしょうが
 *何事も過ぎたるは猶及ばぎるがごとし
 ☆以前は、がんを徹底的にやっつけようとしたために
 *副作用が強く出て、逆にがんの病勢を強めたりしていた
 ☆がんとの共存を受け持つのは
 *腫瘍内科、または化学療法科
 *抗がん剤や免疫療法を行う
 ☆以前は、がんの治療はまず外科手術
 *手術でがんを切除できれば治癒
 *取り切れなかったり、再発があれば不治で
 *あとは死あるのみでした
 ☆患者さんの命を救うことが目的の外科医から見れば
 *腫瘍内科は治らない患者さんを受け持つ科
 *言わば敗戦処理の科のように思われていた

⛳ガンに対する治療法の進歩
 ☆がんとの共存という新戦略が可能になった
 *がんが恐ろしいのは死ぬ病気だからで
 *死なないのならほかの慢性疾患と同じ
 *ずっと死なないわけではなく
 *いつかは最期を迎えるわけです
 *それはがんでなくても同じでしょう
 ☆がんになって治らないとわかっても
 *絶望する必要はありません
 ☆残り時間を、有意義にすごす道はいくらでもあります
 *筆者は、こういう励ましの言葉好きではありません
 *口で言うのは簡単ですが
 *実際にはそうとうな精神力が必要です
 *がんになってから慌てないためにも
 *正しい情報を知り、心の準備をしておくことが重要です
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『人気の死因1位ガン』『ガンで死ぬ効用』『自分の死はカルマ』

2024年09月17日 | 医療
🌸不愉快な事実は伝えないメディア3

 ☆文字ばかりで恐縮ですが
 *医師側から見た『看取り』の内容なので
 ☆何か『人間のライフクロック』を感じさせられます

⛳人気の死因、 1位はがん
 ☆どんな死に方がいいのか
 *望ましい死に方のイメージにポックリ死がある

 *具体的にポックリ死の可能性がある疾患
 *心筋梗塞か脳梗塞、クモ膜下出血などです
 ☆実際は発作と同時に意識を失うわけではない
 *心筋梗塞なら胸、脳梗塞・クモ膜下出血なら頭、激しい痛みを感じる
 *命を落とすくらいの痛みですから、激烈なと言ってもいい
 ☆死神の手に拉致されるままになるのが、ポックリ死
 *ポツクリ死は突然の死ですから、死後の準備ができていません
 *恥ずかしいことや、隠しておきたいこともそのままです
 ☆望ましい死に方として思い浮かぶのは、老衰死
 *十分に長生きをして、最後は眠るように亡くなる
 *なんとなく安らかなイメージがあるのでしょう
 *実際の老衰死はそんなに生やさしいものではありません
 *死のかなり前から全身が衰え不如意と不自由と惨めさに
 *長い間、耐えたあとで楽になれる
 *視力も聴力も衰えますから、見たり聴いたりの楽しみはなく
 *味覚も落ちますから美味しいものを食べてもわからず
 *それどころか食べたら誤嚥して激しくむせる
 *腰、膝、肘とあらゆる関節痛に耐え、寝たきり
 *下の世話はもちろん、清拭や陰部洗浄、口腔ケアなどを受ける
 *心不全と筋力低下で身体は動かせず
 *呼吸も苦しく、言葉を発するのも無理というような状況にならないと
 *死ねないのが老衰死

⛳がんで死ぬことの効用
 ☆がんは治療さえしなければ、ある程度の死期がわかる
 *それに向けて準備ができる、あとは死ぬだけ
 *何の努力も我慢も必要なく、自由気ままにすごせる
 *超高齢の不如意、不自由、情けなさに直面する危険、避けらる
 *医者たちが、「死ぬならがん」と言うのは当然です
 ☆がんで死ぬときに大事なことは、無理に治ろうとしないこと
 *かっては、がんは治るか死ぬかのいずれかでしたが
 *今は、がんは、治らないけれど死なない状態が作られています
 ☆がんを根絶しようと思うと
 *過度な治療を受けて副作用で苦しんだり
 *場合によっては逆に命を縮めてしまったりします
 ☆がんの治療は、過激な治療ではなく
 *ほどほどの治療でようすを見て
 *治療の効果より副作用のほうが大きくなったら
 *潔く治療をやめる、これががん治療の要諦です
 ☆治療をやめたら死ぬじゃないかと思うかもしれませんが
 *治療を続けても、さらにはがんを根絶しても、人は死にます
 ☆上手に死ぬというふうに発想を変えれば
 *治療の中止も大いに好ましい選択であることがわかる
 *いつまでも治療に執着していると
 *せっかくの残された時間を、つらい副作用で無駄にする危険性が高い
 ☆がんを放置して、人生の残り時間
 *自分なりに充実させる選択肢、あながち悪いものではない
 ☆メディアはがんで死ぬことのメリット
 *一行たりとも伝えません
 ☆まだがんになっていない人に
 *がんのメリットをあらかじめ伝えておくことは
 *心の準備として有意義だと筆者は思います

⛳筆者の希望する死因
 ☆筆者はがんで死にたいのかと聞かれたら
 *筆者はすぐに「はい」とは答えられません
 ☆いったい何で死にたいのだと聞かれたら
 *それは考えないことにしていると答えます
 ☆自分が何で死ぬか、それは自殺以外に決められません
 *自分で決められないことについて
 *あれこれ希望を考えるのは、意味のないことです
 ☆死について、希望とか順位を決めても、叶う保証はどこにもない
 *希望することが却って現実に対する絶望の原因となる
 *がんでゆっくり死にたいと思っていたのに
 *心筋梗塞での突然死等
 ☆筆者は自分の死に、希望を持たないようにしている
 *死に関しても、あれイヤ、これイヤの気持ちを捨てて
 *死に向かったらそのまま受け入れるのがいちばんだと思っている
 ☆それだと苦しい死に方をするかもしれませんが
 *それも自分の死だと心得ておけば
 *なんで自分がこんな苦しい死に方をと
 *嘆きながら死ぬことだけは避けられるです
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人はどう死ぬのか』






『人気の死因1位ガン』『ガンで死ぬ効用』『自分の死に希望持たない』
(ネットより画像引用)
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『ピンピンコロリ』『達人・富士氏最期とメディア』

2024年09月16日 | 医療
🌸不愉快な事実は伝えないメディア2

 ☆文字ばかりで恐縮ですが
 *医師側から見た『看取り』の内容なので
 ☆何か『人間のライフクロック』を感じさせられます

「ピンピンコロリ」を実践するには
 ☆「ピンピンコロリ」とは
 *ピンピンと元気に老いて
 *死ぬときは寝つかずコロリと逝こうという意味の標語
 ☆平均寿命と健康寿命の差をなくす運動
 *「平均寿命」は今年生まれた赤ん坊の推定余命
 *今生きている人の寿命平均ではない
 ☆出版本は「ピンピン元気に老いる秘訣」が中心
 *「コロリと逝く方法」については、どの本も触れていない
 *それは片手落ちだし、ズルイことのように感じた
 ☆若いときから健康に注意して
 *節制しながら生活していれ
 *内臓が丈夫な分、コロリとは死ねません
 ☆コロリと死ぬのは
 *若いうちから不摂生をしてきた人です
 *ヘビースモーカーで、毎晩酒を飲み
 *カロリーオーバーで肥満等の人で
 *ストレスいっぱいの生活で、睡眠不足、運動不足等で
 *脳梗塞や脳卒中でコロリと死ぬのです
 ☆健康増進に努めてきた人はなかなか死ねない
 *ピンピンダラダラ・ヨロヨロヘトヘトになってしまう
 *医療にかかったら、簡単には死なせてもらえない
 *さまざまな老いの苦しみを抱えたまま、人生の最後をすごす
 ☆筆者は高齢者医療の現場の印象として
 *死ぬよりましと、死んだほうがましの差は、それほどないと感じる

達人の最期―富士正晴氏の場合
 ☆「ピンピンコロリ」ではありませんが
 ☆筆者が達人の死だと感心したのは
 *作家の富士正晴氏の最期です
 ☆富士氏は歯が抜けても入れ歯などはせず
 *食事も構わず、酒も好き放題に飲むという生活
 *当時から亡くなる前の点滴などは不要と
 *公言する進歩的な考えの持ち主でした
 ☆富士氏が亡くなったのは74歳の誕生日前
 *夫人が入院していたため独り暮らしで
 ☆筆者も亡くなる5日前に訪問しましたが、元気との印象でした
 *亡くなったという連絡を受けたときには、びっくりしました
 *病院にはかかっていなかつたので、死因は不明です
 *血液検査や血圧測定さえもしていなかった
 *富士氏がどんな体調だったのかはだれにもわかりません
 ☆急性心不全だろうということになり
 *警察沙汰にはならず、行政解剖も行われませんでした
 ☆通夜と聞いて驚いたのは編集者だった
 *前夜に富士氏と電話で話し、打ち合わせを兼ねて
 *いっしょに飲もうという話になったの
 *翌日に飲む約束をして、寝たまま死ぬ
 *こんな楽で気持ちのいい死に方が、ほかにあるでしょうか
 ☆翌日、新聞はいっせいに富士氏の死亡を大きく伝えました
 *死を悼む記事ばかりで、死に様の見事さを讃える記事は皆無
 *そんな記事を載せると、不謹慎だ、失礼だ、死を肯定するのか
 *富士氏がいちばん嫌った欺瞞的な批判が殺到するからでしょう
 ☆メディアはほんとうに批判に弱い
 ☆富士氏がこの見事な最期を迎えたのは
 *生きることに執着しなかったからだと思われます
 *妙な言い方ですが、病院に近づかなかったおかげでしょう
 ☆長生きを求めて病院にかかると
 *治してもらえる病気もある代わりに
 *何度も病院に通わされ、いろいろ検査を受けさせられ
 *不具合を見つけられ
 *その治療のためにまた病院からは解放されず
 *不安と心配と面倒な毎日が続く危険性が高いでしょう
 ☆病院にかかっても、死ぬときは死にます
 *医療は死に対して無力です
 *それなら自分の寿命を受け入れ
 *好き放題に残り時間をすごしたほうが
 *よほど気楽と思うのは筆者だけでしょうか
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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⛳出典、『人はどう死ぬのか』




                        (冨士正晴氏)
『ピンピンコロリ』『達人・富士氏最期とメディア』
(ネットより画像引用)
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『都合の悪い事伝えないメディア』『老いた肉体への心の備え必要?』

2024年09月15日 | 医療
🌸不愉快な事実は伝えないメディア

 ☆文字ばかりで恐縮ですが
 *医師側から見た『看取り』の内容なので
 ☆何か『人間のライフクロック』を感じさせられます

メディアウソは伝えないが、都合の悪いことも伝えない
 ☆不愉快な事実はだれも知りたがらない
 *心地よい話はメディアにあふれている
 *長寿社会の礼賛、医療の進歩、活き活きシルバーライフ、絆等
 ☆その為、準備を怠り、いざというときになり
 *慌て、迷い、選択を誤る人が多いのは、しがたいこと
 ☆テレビや新聞で前向きな人を見ていて
 *そういう人も必要だろうけれど、そればかりでいいのかと
 *いつも疑問に思っている
 ☆これは老いや死に関することばかりではない
 *犯罪の報道でも、凶悪な犯罪では被害者の側に立った視点で
 *犯人の悪辣なことばかりが報じられる
 *犯人の側に立つ報道は、まず皆無
 ☆メディアはウソは報じないが、都合のいいことしか伝えない
 *世間の共感を得て、メディアとしての信頼を高め
 *メディアは、収益につなげることが目的だから
 ☆被害者のことを考えれば
 *加害者の言い分など聞きたくもないし、犯人の悪辣な情報を得て
 *勧善懲悪の気分に浸っているほうが気持ちがいい
 ☆メディアも被害者のニーズに応えて
 *仮に加害者側に致し方ない事情があっても闇に葬る
 *報じられないことは、受け手からすればないのと同じ
 ☆老いと死に話に関しても
 *気持ちのいい情報ばかりで安心するのは危険
 *不愉快なことでも知っておいたほうがいいこともある
 *より成熟した人間としては、イヤなことにこそ目を向け
 *しっかりと心の準備をしておくべきだ

⛳”人生百年時代”の意味
 ☆昨今、何が根拠かわかりませんが、「人生百年時代」に突入した
 ☆この言葉の真に意味するところは
 *「百歳まで生きられる」ではなく、「百歳まで死ねない」ということ
 ☆高齢者医療の現場にいた筆者
 *百歳近くまで生きて悲惨な状況の患者さんを間近に見て
 *何度、長生きは考え物だと思つたかしれません
 *生きすぎる長生きは不運以外の何ものでもない
 *メデイアはそういう不愉快な事実はめったに伝えない
 ☆メデイアは、超高齢でも元気な人を採り上げ
 *こんなに食欲旺盛だの、腕立て伏せができるだの
 *今も仕事をしているだのと、その活躍ぶりを賞讃します
 *見た人は感心し、いい気持ちになり
 *無意識に自分もそうなれるのではないかと思ってしまう
 ☆それはフェアな報道ではない
 *元気で活躍する超高齢者
 *テレビに映る場面では笑顔でも、実際はあちこち痛かったり
 *関節が曲がらなかったり、不眠と便秘と耳鳴りと頭痛に苦しんで
 *顔をしかめているかもしれません
 *おむつをつけていたり、尿漏れに悩んでいたり
 *心不全、不整脈、肺気腫、腎機能障害等に怯えていたりと
 *さまざまな老いの現実に苦しんでいるはずです
 *不安定な状況はいっさいメディア伝えません
 ☆悲観的なことばかり思い浮かべて
 *うつ病になってはいけませんが
 ☆楽観的なことばかり考えて、心の準備を怠ると
 *現実の老いに直面したとき
 *「こんなになるとは思わなかった」等
 *余計な嘆きに苛まれることになります
 ☆長生きを目指すなら
 *そういう不愉快な事実も視野に入れておく必要がある
                       (敬称略)
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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『都合の悪い事伝えないメディア』『老いた肉体への心の備え必要?』
(ネットより画像引用)
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『死に目に合うより大事なもの』『死に目を重視する弊害』

2024年09月14日 | 医療
🌸死に目に会うことの意味4

 ☆文字ばかりで恐縮ですが
 *医師側から見た『看取り』の内容なので
 ☆何か『人間のライフクロック』を感じさせられます

死に目より大事なもの
 ☆下顎呼吸になれば、完全に意識は失われている
 *周囲が「ありがとう」とか「愛してる」とか言っても
 *本人には伝わらないと思う
 ☆昏睡状態になってからでも
 *呼びかけにたしかにうなずいてくれたと主張する人もいるが
 *多くの場合、それは下顎呼吸を返事と見まちがえたのでしょう
 *そう思いたい気持ちは山々ですが、確証のない状況で
 *自分に都合よく解釈し、陶然とするのは好ましいとは思えません
 *そんな言説は信頼するに足りない
 ☆死ぬ間際の慌ただしいときになって
 *必死に声をかけるくらいなら
 *なぜもっとふつうに意思疎通ができるうちに言っておかないのか
 ☆生きている間に、十分、感謝の気持ちや愛情を伝えておけば
 *死という生き物にとって最悪の非常時に
 *改めて念を押す必要などないと思う
 *ときに異様なほど感情を乱すご家族などを見ると
 *そういう感慨を抱くこともままあります
 ☆先に書いた、膵がんの患者さんのご主人は
 *大切な身内の死に目を冷静かつ厳かに見送ってあげた
 ☆死に目での対応の差はどこから来るのか
 *やはりふだんの対応と、心の備えのちがいでしょう
 *その日は必ず訪れるのに、拒絶し、考えないようにし
 *″ふだん”という貴重な時間をいい加減にやりすごしているから
 *取り乱し、深い悲しみに苦しむのでは
 ☆大切な身内や自分が死ぬ目
 *必ず来るという現実を受け入れるのは
 *つらいことですが、早めにすませばすますほど
 *”今”という平穏な日々の大切さが身にしみます
 *無事であることのありがたみがよくわかります
 *大切な身内や友人に精いっばいの対応をしていれば
 *いざとなったときにも慌てず
 *穏やかに運命を受け入れられるのでは

⛳死に目を重視することの弊害
 ☆特に親の死に目や、連れ合いの死に目
 *自分が見送ってやりたい気持ち
 *どうしても捨てきれないという人もいるでしょう
 ☆人の死はだれにも予測不能です
 *必ず死に目に会いたいというのであれば
 *ずっと相手の横についていなければなりません
 ☆下顎呼吸が合図になって
 *いよいよだというとき、ちょっとスマホに目をやった瞬間
 *心臓が最後の鼓動を打つこともある
 ☆下顎呼吸が長引くと、徐々に悲しみも薄れる
 *途中から臨終を待ち望む気配になってきます
 ☆病院で最期を迎える場合は
 *家族を死に目に会わせるために
 *当人にとり拷問に近い蘇生処置がなされる場合がある
 *死に目を重視する文化の最大の弊害です
 ☆死に目に会えるかどうかには
 *運の要素が大きいのです
 *会えればそれに越したことはありませんが
 *会えなくてもいいという心の準備が必要だと思います
 *それがないと、運悪く死に目に会えなかったときに
 *後々まで無用の悔いに苦しめられてしまいます
 ☆死に目に会うことに執着してしまうと
 *さまざまな弊害があることを知ってほしいと思います
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人はどう死ぬのか』




『死に目に合うより大事なもの』『死に目を重視する弊害』
(ネットより画像引用)
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『死に目=看取りの誤解』『見せかけの死に目が特に必要な場合』

2024年09月13日 | 医療
🌸死に目に会うことの意味3

 ☆文字ばかりで恐縮ですが
 *医師側から見た『看取り』の内容なので
 ☆何か『人間のライフクロック』を感じさせられます

看取りのときの誤解
 ☆人は一生のうち、何回くらい人の死に目に接するのか
 *ふつうの人は、両親、祖父母全ての死に目に会ったとしても6回
 *そのすべてに立ち会う人は稀でしょう
 *兄弟姉妹や親戚のケースを入れても、多くても4、5回
 ☆「死に目に会う」イメージは、かなり固定観念になっている
 *さまざまな誤解が生じている
 ☆在宅での看取りをしていたとき、筆者の経験
 *筆者が初診をしたときも、闘病生活の苦しさがうかがわれました
 *訪問診療の巡回中にご主人から電話がかかってきました
 *患者さんはすでに下顎呼吸の状態で、ご主人が横で見守っていました
 *あとは臨終を待つばかりです
 ☆患者さんの従姉妹で、連絡を受け、急速、駆けつけた
 *ベッドで喘いでいる患者さんを見ると
 *女性たちは口々に言いました
 *「あきらめたらあかん。頑張りや」

 ☆横で見ていたご主人が、患者さんにそっと手を伸ばし
 *優しい声で言ったのです、「もう頑張らんでええで」
 ☆3人の従姉妹たちは
 *善意で患者さんを励ましたかったのだと思います
 *これまでの治療のつらさをずっと見てきたご主人
 *これ以上、頑張ることの無意味さを身に染みて感じていたのでしょう
 *それで、もう頑張らなくてもいいと、静かに死を受け入れた
 ☆筆者は看護師ともども、深くご主人の言葉に共感しました
 *死を受け入れるなどもってのほか
 *最後まであきらめずに頑張るべきだなどは、空論です
 *早すぎるあきらめは問題ですが
 *人は必ず最期を迎えるのですから
 *そのときは静かに死を受け入れたほうが
 *安らかなのはまちがいありません

⛳死に目に会わせてあげたかったことも
 ☆筆者自身、家族を死に目に会わせられず、悔いを残した経験もあります
 *48歳のスキルス性胃がんの女性に、胃の全摘手術をした
 *手術後の経過は順調で、食事も五分粥まで進んでいたのですが
 *突如、容態が悪化して、多臓器不全になる
 *筆者は人工呼吸器をつけるなど、治療を試みましたが
 *ついに急変して血圧が下がりはじめました
 ☆患者さんの家庭事情が複雑でした
 *中学の息子さんと母1人子1人の生活をしていた
 *病気の説明、手術後の容態説明
 *患者さんの叔母に当たる人にしていて
 *筆者は、息子さんには会ったことがありませんでした
 ☆急変してすぐに叔母さんと息子さんに連絡をして
 *筆者はなんとか2人が来るまで患者さんの命をつなどうと努力しました
 *筆者は息子さんが来るまで心臓マッサージを続けるつもりで
 *懸命に患者さんの胸を押しました
 *息子さんが来るまではと懸命に頑張りましたが
 *15分ほどで限界を超え、筆者は心臓マッサージを中止しました
 ☆叔母さんに臨終を告げ、面会してもらいました
 *息子さんが到着したのは、それから15分ほどしてからでした
 *息子さんは、ベッドの横に立ち、母親をじっと見ていました
 *泣き崩れることもなく、声をかけることもありません
 *うつむき加減の目から、ポタポタと涙が床に滴り落ちていました
 *私は申し訳ない気持ちでいっぱいで
 *声をかけることもできず、ただうなだれることしかできませんでした
 ☆彼には母親の死に目に会わせてあげたかったと、今でも思います
 *無理な心臓マッサージをして
 *見せかけの死に目を作ってでも
 *そうしたほうがよかったと思うのは
 *相手がまだ少年だからです
 ☆大人にはそんな嘘は必要ないと思いたいです
 *それは、死に目より大事なものを見失いかねないからです
                       (敬称略)
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『死に目=看取りの誤解』『見せかけの死に目が特に必要な場合』
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『先生、遅かったの叫び』『”エンゼルケア”という欺瞞』

2024年09月12日 | 医療
🌸死に目に会うことの意味

 ☆文字ばかりで恐縮ですが
 *医師側から見た『看取り』の内容なので
 ☆何か『人間のライフクロック』を感じさせられます

「先生、遅かったあ」という叫び
 ☆在宅医療の看取りでも、″死に目”のトラブルはある
 *筆者は、膵臓がんの末期で住み慣れた家で
 *最期を迎えたいと退院してきた女性を受け持つ
 ☆筆者はご主人に死の状況を説明した
 *自然な形で見送ってあげることが、患者さんにとっては
 *最善であることを徐々に理解してもらっていました
 *血圧が下がりはじめたころから毎日訪問し
 *最後は午前と午後の2回、ようすを見に行く
 ☆「家内の呼吸がおかしくなっています」とご主人から電話
 *ご主人に、下顎呼吸になったら、いつでも連絡するようにと伝えていた
 ☆看護師にも連絡して、別々に車で駆けつける
 *ご主人が、「先生、遅かったぁ」と叫んでその場に泣き崩れた
 *筆者は一礼だけしてその横を通り抜け
 *患者さんが療養していた座敷に向かいました
 *患者さんはすでに心肺停止状態で布団に横たわり
 *周囲をご家族や親戚とおぼしき人々が取り巻いていました
 *白衣姿の私を見ると、 一同は道を開けてくれましたが
 *今ごろ来てと、怒りとも悶えともつかない無言の圧力が伝わる
 *筆者にできることは何もありませんでした
 ☆筆者はおもむろに時計で時間を確認し
 *「ご臨終を確認しました」と、ご主人に告げ、頭を下げた
 ☆死に対して医療は無力です
 *″死に目″に医者がその場にいるかどうかは
 *実際にはほとんど意味がありません
 *下顎呼吸がはじまったらすぐ連絡するように
 *どの家族にも伝えていましたが
 *それでも間に合わないときもあります
 ☆患者さんのご主人には申し訳ないことをしましたが
 *患者さんが生きている間に
 *臨終のときは医者がいてもいなくても、問題ないとまでは
 *説明できなかったのがつらいところでした

⛳”エンゼルケア”という欺瞞
 ☆患者さんが亡くなると、″エンゼルケア”という死後処置が行われる
 *入院患者さんが亡くなったときは、看護師がすべてやってくれる
 *ご遺族のなかには、死後処置を手伝わせてとおっしゃる方もいる
 ☆”エンゼルケア”は、死後硬直は顎からはじまるので
 *口を開いたままにしておくと
 *あとで閉じられなくなるので、綿を詰めたらしっかり閉じさせる
 *どうしても開く場合は、包帯で顎紐のように縛る
 *看護師が髪を硫かし、時間をかけてフアンデーションを塗る
 *看護師が下半身にまわり、腰を持ち上げて
 *看護師が肛門に指を入れて、便を掻き出す
 *下腹部をぐっと押して便を掻き出す
 *全部出し終えてから、陰部をていねいに洗い清め
 *新しいおしめをつけて、最後は用意された白い死に装束を着せる
 ☆汚れ物を片付けている看護師に、筆者は少々戸惑いながら訊ねた
 *「ここまでしなければいけないのかな」
 *筆者を見て、看護師は思いを察し、諭すように答えた

 ☆ご遺体は、ご家族が見る最後の姿です
 *だから、お化粧もできるだけきれいにします
 *便が残っていると、あとで出てくることもあるので
 ☆病院勤務のときには知りませんでしたが
 *看護師は常にこういうことをしているのです
 ☆すべてを終えて、ご遺族を呼び入れたときに
 *整然と片付けられた座敷の布団で
 *患者さんは安らかな死に顔で横たわっていました
 *ご主人・家族や親戚も化粧を施された患者さんを見て、満足そうでした
 ☆看護師がする″エンゼルケア″
 *遺族も世間も、それをする看護師を”天使″と思っているのでしょうか
 *実際は、ご遺体の腹を押して残った便を掻き出しているのに
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『先生、遅かったの叫び』『”エンゼルケア”という欺瞞』
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『死に目に会う為の処置の意味?』『死に対して医療は無力』

2024年09月11日 | 医療
🌸死に目に会うことの意味

 ☆文字ばかりで恐縮ですが
 *医師側から見た『看取り』の内容なので
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⛳死に目に間に合わせるための非道
 ☆日本では死に目に会うこと、重大事と受け止めている人が多い
 *特に親の死に目に会うのは、子として当然の義務
 *最後の親孝行のように言われたりもする
 ☆筆者が在宅医療で診ていた乳がんの女性
 *臨終が近づいたとき、入院の手続きをとった
 *患者さんが最後は病院でと希望していたから
 ☆病院の主治医から患者さんが亡くなったという報告書が届く
 *報告書によると、看護師が午後8時巡回したときさ異常なかったが
 *午後10時に巡回すると、心肺停止の状態になっていた
 ☆看護師はすぐに当直医に連絡
 *当直医は気管内挿管をして、人工呼吸器につなぎ
 *カウンターショックと心臓マッサージで心拍を再開させた
 *その後、ステロイドや強心剤を投与して
 *翌日の午後8時に、無事、家族に見守られて永眠した
 *家族が、死に目に会うことを実現させられたと
 *いささか誇らしげに書いてあった
 ☆家族は喜び感謝したでしょう
 *亡くなった患者さん本人はどうだったでしょうか
 ☆実態を知る私としては、なんという無茶なことをとあきれた

 ①人工呼吸のための気管内挿管
 *口から人差し指ほどのチューブを気管に挿入する
 *意識がない状態でも、反射でむせる
 *歯が折れたりして、場合によっては、口は血だらけになる
 ➁カウンターショック
 *裸の胸に電極を当てて電流を流す
 *往々にして皮膚に火傷を引き起こします
 ③心臓マッサージ
 *肋骨や胸骨を骨折させる危険性が高い
 ☆寿命に従ってせっかく静かに亡くなっていた患者さんに
 *のどに太いチューブを差し込んで、機械で息をさせ
 *火傷を起こす可能性のある、電気ショックを与え
 *肋骨や胸骨がバキバキ折れる心臓マッサージをする
 ☆心臓を無理やり動かしてまで
 *家族が死に目に会えるようにすることが
 *果たして人の道に沿ったものでしょうか

⛳非道な蘇生処置の理由
 ☆患者さんに非道な蘇生処置をした当直医
 ①まだ経験の浅い若い医者か
 ②医療に前向きな信念しか持たない医者か
 ③あとで遺族から非難されることを恐れる保身の医者
 ☆①未熟な医者
 *心肺停止という状況で反射的に教えられた通りの処置を行つたケース
 *経験を積めばそんな無駄で残酷なことはしなくなる可能性があります
 ☆②医療の善なる面のみに目を向ける医者
 *医療の弊害や矛盾、あるいは限界から目を背ける医者です
 *むずかしい状況の患者さんを積極的な治療で救うこともありますが
 *無理な治療で患者さんを苦しめ、逆に命を縮めたりする危険性もある
 *純粋、努力家である反面、己の非はぜったいに認めないタイプ
 ☆保身の医者
 *厄介なケースで、患者さんのためにならないことを知りつつ
 *言わばアリバイ作りのために蘇生処置を行う医者
 *何もしないで静かに看取ると
 *よからぬ噂を立てる人がいるからです
 ☆看護師が巡回したら
 *心肺停止になっていましたなどと告げたら
 *遺族によっては、激昂する人も出かねません

⛳死に対して医療は無力
 ☆世間の人は医療は無力と思っていないので
 *医者はベストを尽くすフリをせぎるを得ない
 ☆それが患者さん本人にとって
 *どれほどの害を与えていることか
 ☆死を受け入れたくない気持ち理解できますが
 *何としても死に目に会うとか
 *最後の最後まで医療に死を押しとどめてもらおうとか思っていると
 ☆死にゆく人を穏やかに見送ることは、とてもむずかしくなる
                       (敬称略)
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『死に目に会う為の処置の意味?』『死に対して医療は無力』
(ネットより画像引用)
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『ウイッチドクター』『ブラックマジック』『人の死に時期』

2024年09月10日 | 医療
🌸海外の“死''見聞録5

 ☆文字ばかりで恐縮ですが
 *医師側から見た『看取り』の内容なので
 ☆何か『人間のライフクロック』を感じさせられます

⛳呪術医が知る死に時

 ☆医療が十分に行き渡っていないパプアニューギニアの地方
 *ウイッチドクターと呼ばれる呪術医が現場の医療を担っていた
 ☆ウイッチドクターの治療
 *その病気がブラックマジックによるものかを見分ける
 *ブラックマジックは広く信じられている
 *ブラックマジックは、人を呪い殺したり、病気にさせたりする
 ☆例、だれかが破傷風になったとき
 *原因が破傷風菌であることを知らずに
 *彼らは破傷風菌の存在を知った上でそう言う
 *破傷風菌のいるような場所に相手を行かせ
 *そこで怪我をさせるように仕向けたのがブラックマジックだという
 ☆我々だって得体の知れない
 *何かに操られているかのように行動することもある
 *フロイトはそれを無意識、ドーキンスは利己的遺伝子だと言う
 *それを、多くの人は単に”偶然″と呼んでいるだけではなのでは

⛳筆者はウイッチドクターの治療を見学させてもらう
 ☆患者は打撲による肘の痛みがずっと取れない青年
 *青年の肘を診察したあと、ウイッチドクタ先祖伝来の本片を取り出し
 *その上にカップに入れた水を載せ、手振りを加えて水と対話する
 *痛みの原因はブラックマジックによるものではなく
 *悪い血が溜まっているせいだから、それを吸い出せばよいとの診断
 *ドクターは青年の肘に口を当て
 *強烈に皮膚を吸い赤い液体を吐き出しました
 *周囲に集まっていた村人たちが、「おおっ」と声をあげた
 *赤い液は、おそらくそれまで口に含んでいた
 *ビンロウジユの実で色づいた唾液だと思う
 *明日には痛みは消えているはずだとドクターは言う
 *実際、青年は翌朝、痛みが消えたと言う

ウイッチドクターの治療
 ☆まやかしかプラセボ効果高いと思われる
 *患者さんにすれば症状が改善すれば文句はないでしょう
 ☆ウイッチドクターは、さまざまな小道具とパフォーマンスで
 *村人の信頼を勝ち得ていたようでした
 ☆その信頼は、日本人の患者さんが現代医療に寄せる信頼と
 *心理的なメカニズムは同じでは
 *日本の患者さんが聴診器の診察を信じたり
 *作用機序を知らず、ワクチンをありがたがったりするのと大差無い
 ☆筆者は、ウィッチドクターに帰る間際の訊ねた
 *①自分が病気になったら、誰にもらうのですか
 *このあたりにはロクな医者がいないから、病気になったら死ぬまでだ
 *②自分が死ぬときはわかりますか
 *それはわかる。歯が抜け、目が見えなくなって
 *脚が弱って歩けなくなったら、それが死ぬときだ
 ☆ウィッチドクターのなんと自然で当たり前な答え
 *筆者はある種の感動さえ覚えました
 *日本人で歯が抜けたり、目が見えなくなったり
 *脚が弱ったら死ぬときだなどと考える人がいるでしょうか
 *歯が抜ければ入れ歯、白内障になれば人工レンズ
 *脚が弱ったらリハビリと、老いや死をどこまでも拒み続けることに
 *根本的な疑問を突きつけられたような気がしました
                       (敬称略)
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                  (ウイッチドクター)
                 (ブラックマジック)
『ウイッチドクター』『ブラックマジック』『人の死に時期』
 (ネットより画像引用)
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