Ｋちゃん 久しぶりです！
Ｋちゃんが原発の件で広島で被ばくした家族が元気だから大丈夫だという風な事を書いているので、違う側面から。
私の父は原爆投下直後家族を捜して市内に入りました。
家族は全て即死、そして父は医師であったのと県職員であったのでそのまま医療活動をしたようです。
父が再婚後、私が生まれ、私が５歳になる前ぐらいに癌で他界しました。これは、原爆の影響かどうか分かりませんが、そう言う人も沢山いたと言う事です。
Ｋちゃんの周りには元気に暮らされた方もいるかもしれませんが、放射能に弱かった人逹はかなり早いうちに白血病や癌など様々な病気でより長く生きていられたはずの命が短くなった人々も沢山いらっしゃった事は事実です。
それと、今回の福島の原発事故は原爆の放射能とは種類が違うと言う事もそして放出されている量も福島第一放出はセシウム１３７ 広島原爆１６８個分という膨大な量です。
原爆の場合その核爆発によって一瞬に燃え尽きさせるというものと、福島では水素爆発という事になっていますが小規模の核爆発で不完全爆発させて放射能を拡散させましたが、今だにそのあとも放射能が漏れ続けていると言う事も違っています。
たとえは非常によくないかもしれませんが、原爆は広島の上空でおならを出されたようなものであり、福島原発事故は福島でウンコを出されているというものです。
いつまでたっても，そのウンコの始末は出来ていませんし臭いは出続け、雨風によって実態のウンコが周囲にチリ続けていると言う現実が今だに続いているのです。
だから、安全だ心配しないでいいよと言うのは広島市民として同意出来ない楽観論であり、逆風評被害だと思います。
年齢のいった私たちはそれほど寿命もないので、ある程度の汚染された食品を食べても仕方ないかもしれませんが、子ども達はそうはいきません。
放射能についても個人差があり、強い人と弱い人があり、それがどの人が強くてどの人が弱いと言う事も見た目では分からない以上、危険があるものは避けるべきだと考えます。
アメリカの核に関するアカデミーで放射能について放射能は閾値がない（このぐらいなら安全という基準がない)と言う事が公表されています。
いわゆる５マイクロシーベルとかなら安全という基準は個人差や実際の検査結果からその安全基準値は決められないというのが見解です。
なので、今言われている瓦礫の日本全国へのばらまきも少なければいいではなく、今あるところから出来るだけ拡散させずにそこに封じ込め、人を安全なところで受け入れ、安全なところで食品を作り、どうしても移動出来ない人逹、そこに止まりたい人逹にはそのような地域へ安全な食品を供給すると言う事の方が将来の日本の子ども達のためにも必要な政策だと思います。
安全だ安全だと言うのではなく危険もしっかり知識として理解して、これからの日本のために子ども達のために何が一番いい事か、考えていくべきだと思います。