8月の通勤読書 『ブランコ乗り』

あーーーーーすごいいい話でした。
泣かないけどいい話。
ドーンと感動する話ではなくて、しんしんと沁みてくる話。

いしいしんじ『ブランコ乗り』。
９月号の『ku:nel』というECO系雑誌（と私は思っている）を買ったら、載ってたんです。いしいしんじさん。
なんでも三浦半島の漁師町で暮してたのを引越して信州松本の山の中で暮しているそうで。気持ちの良さそうなたたみの和室のお仕事部屋の写真が載ってたんです。

椅子はハーマンミラーのアーロンチェアですぞ。
坂本龍一や安野モヨコと一緒ですぞ。

それで記事をよんでたら小説も読んでみたくなって、たまたまブックオフでみつけたのでした。

刺繍の表紙もとても雰囲気があってます。
内容は、小さいのに頭が良くて普通にはない力をもっている弟が毎晩ブランコの上でお姉ちゃんに聞かせるお話が大半。そのお話の一つは本当に著者が子供の時に考えたお話なんだからすごいです。子供っておもしろいですね。

★今回の本（５段階評価）
『ぶらんこ乗り』　いしいしんじ作

所要時間　通勤５往復
オススメ度　★★★★★
せつなさ　★★★★★