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日々遊遊!!

散歩道や日々の出来事を・・・

アカバナユウゲショウです

2025年07月10日 | 散歩(花)

アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草で、南北アメリカ原産の帰化植物です。日本には明治時代に観賞用として導入され、その後野生化しました。
ピンク色の小さな花を咲かせ、花弁は4枚で赤い筋が入っています。開花時期は5月~9月と長く咲き続けます。葉は互生し、縁が波打つ楕円形。道端や空き地などでよく見られ、生命力が強い。
「夕化粧」という名前は、夕方に開花することから付けられましたが、実際には昼間でも咲いていることが多いそうです。アカバナユウゲショウの花言葉は「臆病」。小ぶりで可憐な花のイメージから連想されたのかもしれません。

アカバナユウゲショウ


ヒメコバンソウです

2025年07月07日 | 散歩(花)

ヒメコバンソウ(姫小判草)は、イネ科コバンソウ属の一年草で、ヨーロッパ原産の帰化植物です。小穂(花の部分)がコバンソウに似ていて、より小さいことからこの名前がつきました。
別名「スズガヤ」とも呼ばれ、小穂を振るとかすかに音を立てるのが特徴です。草丈は10~60cm。葉は細長く、毛がなく、葉舌は山形。花期は春から夏(6~9月)小穂は三角形で淡い緑色、時に紫色を帯びる。
日本各地の道端や畑地、牧草地などに分布。江戸時代に日本へ侵入し、現在では全国で見られる雑草の一種です。興味深いことに、小穂の形が小判に似ていることから「姫小判草」と名付けられました。

ヒメコバンソウ


ヘラオオバコです

2025年07月04日 | 散歩(花)

ヘラオオバコ(箆大葉子)は、オオバコ科オオバコ属の多年草で、ヨーロッパ原産の帰化植物です。日本では道端や河川敷などでよく見られます。
葉は細長いへら状で、地面に放射状に広がる。花は春から夏にかけて開花し、花茎の先に穂状の花序をつける。
生育環境は乾燥に強く、踏みつけられる環境でも育つ。ヨーロッパではハーブとして食用や薬用に利用される。
ヘラオオバコは、花粉症の原因植物の一つとされることもあります。また、オオバコとの違いは葉の形にあり、ヘラオオバコは細長く、オオバコは卵形の葉を持つのが特徴です。

ヘラオオバコ


ヒメフウロです

2025年07月02日 | 散歩(花)

ヒメフウロ(姫風露)は、フウロソウ科フウロソウ属の一年草または越年草で、学名は Geranium robertianum です。ヨーロッパやアジア、北アメリカなどの北半球の温帯地域に広く分布していますが、日本では特定の地域にのみ自生しています。
特徴としては、高さ20~40cmほどで、茎や葉には細かい毛が生えています。葉は深く3~5裂し、赤みを帯びることがあります。春から夏にかけて、直径1~2cmのピンク色の花を咲かせます。花びらは5枚で、紫がかった濃いピンク色の筋が入っています。
ヒメフウロは「医者泣かせ」とも呼ばれる薬草としても知られ、リウマチや腫瘍、風邪などに用いられてきました。また、化粧品の成分としても利用されることがあります。日本では、伊吹山や鈴鹿山脈などの限られた地域に自生しており、絶滅危惧種に指定されている地域もあります。

ヒメフユロ


カラーです

2025年06月30日 | 散歩(花)

カラー(Calla Lily)は、サトイモ科の多年草で、独特の美しい花姿を持つ植物です。日本では「オランダカイウ」とも呼ばれます。
花びらのように見える部分は「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれ、中心の黄色い部分が本当の花です。花色は白、黄色、ピンク、紫、オレンジなど多彩です。
開花時期は春から初夏(5月~7月)。生育環境は湿地性と畑地性の2タイプがあり、育て方が異なります。切り花や鉢植え、庭植えとして人気があります。

カラー


ウツギです

2025年06月28日 | 散歩(花)

ウツギ(空木)は、アジサイ科ウツギ属の落葉低木で、春から初夏にかけて白い花を咲かせる植物です。幹が中空であることから「空木(ウツギ)」と名付けられました。
別名「ウノハナ」とも呼ばれ、古くから日本の風景に馴染んでいます.5月~7月に白い小さな花を多数咲かせます。葉は卵状長楕円形で、対生します。日当たりの良い場所を好み、庭木や生け垣として利用されます。「卯の花腐し」という言葉があり、卯の花が咲く頃の長雨を指します。

ウツギ


クンシランです

2025年06月26日 | 散歩(花)

クンシラン(君子蘭)は、ヒガンバナ科クリビア属の多年草で、春から初夏にかけて鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる植物です。名前に「蘭」とついていますが、ラン科ではなくヒガンバナ科に属します。
花はオレンジ色が主流ですが、黄色や赤色の品種もあります。光沢のある濃緑色の葉を持ち、斑入りの品種も存在します。
半日陰を好み、強い直射日光を避けるのがポイントです。寒さには弱いため、冬は室内で管理すると良いです。

クンシラン


ドウダンツツジです

2025年06月24日 | 散歩(花)

ドウダンツツジ ドウダンツツジ(灯台躑躅)は、ツツジ科の落葉低木で、春に白い壺形の花を咲かせ、秋には鮮やかな紅葉を楽しめる植物です。庭木や公園樹として人気があり、特に生け垣としてよく利用されます。
花は春(3月~5月)に小さな白いベル形の花を咲かせます。秋には真っ赤に色づき、美しい景観を作ります。
耐寒性・耐暑性が強く、日当たりの良い場所を好みます。庭木や生け垣として広く植えられています。名前の由来は、細い枝が三方に分かれて伸びる姿が、昔の照明器具「結び灯台」の脚に似ていることから「灯台(とうだい)」が転じて「ドウダン」になったと言われています。

ドウダンツツジ


シランです

2025年06月22日 | 散歩(花)

シラン(紫蘭)は、ラン科シラン属の多年草で、春から初夏にかけて紫色の美しい花を咲かせる植物です。日本や中国、台湾などに分布し、庭や公園でよく見られます。
花は紫紅色の花を咲かせ、白花や斑入りの品種もあります。葉は細長く、縦筋が入った葉を持ちます。生育環境は日向から半日陰まで適応し、丈夫で育てやすい。用途は観賞用として庭植えや鉢植えに適しています。

シラン 


ジシバリです

2025年06月20日 | 散歩(花)

ジシバリ(地縛り)は、キク科の多年草で、黄色い花を咲かせる植物です。別名「イワニガナ」とも呼ばれ、細長い茎が地面を這いながら根を張る様子が、まるで地面を縛っているように見えることからこの名前がつきました。
ジシバリの花はタンポポに似ていますが、葉の形が異なり、丸みを帯びた小さな葉を持つのが特徴です。
乾燥した岩場などでも育つほど生命力が強く、春から初夏にかけて開花します。
花言葉には「束縛」「人知れぬ努力」「忍耐」などがあり、そのたくましい生育環境から連想されたものです。

ジシバリ


オオムラサキツツジです

2025年06月18日 | 散歩(花)

オオムラサキツツジは、赤紫色の大輪の花を咲かせるツツジの一種です。ヒラドツツジの品種の一つで、常緑の低木として庭園や公園などでよく見られます。
開花時期は4月~5月で、桜が終わった頃に咲き始める遅咲きのツツジです。花言葉は「美しい人」で、その鮮やかな色と大きな花から連想されたものだと言われています。葉は光沢がなく、細かな毛が裏表にあるのが特徴です。

オオムラサキツツジ


ブタナです

2025年06月16日 | 散歩(花)

ブタナ(豚菜)はキク科エゾコウゾリナ属の多年草で、ヨーロッパ原産の外来種です。日本では昭和初期に北海道で初めて発見され、その後全国に広がりました。
タンポポに似た黄色い花を咲かせるため、「タンポポモドキ」とも呼ばれることがあります。
ブタナの特徴として、葉は地面に張り付くように広がり、茎が枝分かれして複数の花をつけます。開花時期は6月から9月頃で、繁殖力が非常に強い植物です。また、若葉は食用として利用されることもあり、サラダや茹で野菜として親しまれています。

ブタナ


ナガミヒナゲシです

2025年06月13日 | 散歩(花)

ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)はケシ科の一年草または越年生植物で、地中海沿岸を原産とする外来種です。日本では1961年に初めて確認され、その後全国に広がりました。
春から初夏にかけて、オレンジ色の花を咲かせるのが特徴で、花言葉には「平静」「慰め」「癒やし」といった意味が込められています。
この植物は繁殖力が非常に強く、他の植物の生育を妨げることがあるため、駆除が推奨されています。葉や茎を傷つけると黄色の乳液が出ることがあり、これに触れると肌がかぶれる可能性があるため注意が必要です。

ナガミヒナゲシ


ヒメコウゾです

2025年06月10日 | 散歩(花)

ヒメコウゾ(姫楮)はクワ科コウゾ属の落葉低木で、雌雄同株の植物です。
春には新しい枝の下部に雄花序、上部に雌花序をつけ、赤紫色の花柱が特徴的です。果実は集合果で、夏には赤く熟します。
ヒメコウゾは和紙の原料としても利用されており、伝統的な日本文化に深く関わっています。

ヒメコウゾ


キランソウです

2025年06月08日 | 散歩(花)

キランソウ(金瘡小草)は、シソ科の多年草で、春から初夏にかけて紫色の小さな花を咲かせます。別名「地獄の釜の蓋」とも呼ばれ、根生葉が地面に張り付く様子がその名前の由来です。
この植物は薬草としても知られ、切り傷や腫れ物に効能があるとされています。また、花言葉には「あなたを待っています」「追憶の日々」「健康をあなたに」といった意味が込められています。

キランソウ