中小企業診断士の独り言

中小企業や商店街を支援している中小企業診断士のブログ

街と人のふれあい処 Cafe「しゃべり場」~千住大門商店街~

2015-05-21 16:19:01 | 日記
街と人のふれあい処 Cafe「しゃべり場」~千住大門商店街~
 当商店街は、千住柳町の花街で周辺の4商店街が合同して「大門(おおもん)商店街連合会」を発足させ、昭和32年に大門商店会と改名した。事業面では、アーチの建設を行い商店街の発展を図った。昭和43年、「大門(おおもん)商店街振興組合」に改組、月4回大売り出しを行うなど活動を行ってきた。北千住周辺の再開発により、丸井や駅ビルができると客の流れが変わり、同商店街の各店舗の売上が減少、空き店舗も増加してきた。
 北千住地区に現在大学が5校あるが、当商店街近くに平成22年に帝京科学大学千住キャンパスが開学し、学生の通行が多くなってきたため、学生への対応と空き店舗対策が課題となっていた。  足立区では、大学進出歓迎事業として、平成21年商店街での歓迎フラッグ掲出、平成22年大学生と商店街の交流促進と商店街の活性化、また学生生活応援ニュース「せんじゅスタイル」を発行させた。同事業と並行しコア個店リニューアル事業が進展し、同商店街など5件を採択した。  同商店街では、喫茶店跡の空き店舗を4年間の学生生活の思い出が残る商店街にと考え、平成23年1月にCafe「しゃべり場」 をオープンさせた。改装費480万円の約半分を区から補助金として受けた。  同商店街で購入したパンなどの持ち込みを可とし、気軽に立ち寄れる飲食空間としたが、ほとんど学生は立ち寄らなかった
 やがて、大震災が発生し、効率主義から精神的豊かさへの価値観の転換を認識し、愛と絆のコミュニティを目指して、地元年配者の交流の場として「おしゃべりの場」として方向転換をし、コーヒー類と弁当を提供し、開店は毎日8時~19時、日曜祝日休業で、店長1名とそのお母さんで対応している。カウンターと椅子席で20名ほどが入れる。
地元年配者の交流の場として、 現在、近くの地域センターへの来訪帰りの年配者等の楽しみの場に転換し、朝8時からのモーニング、ランチ15食の数量限定は地域の方々のお楽しみとなっている。








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プロフィール

東京都江東区生まれ 中小企業診断士 商店街支援、小売業・飲食業・サービス業診断 創業診断、 2014年02月 中華そば Kちゃん診断 2回 ミラサポ 2014年02月 有限会社清算 清算人 6月まで 2014年03月 ONの橋商店街診断 2014年04月 全国商店街支援センター よろず相談アドバイザー (現 任) 2014年06月 亀戸K事業協同組合診断 2014年07月 亀戸K通り会商店街診断 2014年07月 製造小売菓子店経営診断 江東区 2014年09月 飲食店経営診断(中華・日本そば・インド料理) 2014年09月 N区商店街振興組合連合会 組合決算書精査 2014年10月 ネット通販創業診断 中野区