新宿三丁目から副都心線に乗り込む
運よく通勤急行が来れば、副都心線内での次の停車駅は渋谷でしかも渋谷駅からの東急東横線は通勤特急となりあっという間に横浜に
ホンマか?
知らんけど・・・
副都心線内は普通でも渋谷からの東横線は急行に昇格する奴よりも所要時間で7分位速いんだぜ。
どちらに乗ってもそのままみなとみらい線に乗り入れて馬車道まで行くんだけどね。
其処から徒歩8分
男は桂の前に居た
ポケットからスマホを取り出し徐に写真を撮る
五郎丸が浣腸ポーズをとるが如く 時は既に2019日本大会というのに
この男のルーティーンである。
男はガラガラガラと引き戸を開けた。
「一人なんじゃけどの」
「奥どうぞ」
男は指示された場所まで進んだ。
そこには既に酔い気分の男が三人。
そのうち二人は
「じゃぁ」
といって立ち去っていった。
今やって来た男は自分の安住の地が布巾で拭かれるのを静かに眺めていた。
「瓶ビール頂戴な」
男は口を開いた
「他の方と注文を間違えてはいけないのでお名前を教えてください。」
「ゴ〇ゴ」
男は思った。
これでは妙な顔文字に見えないこともない。
「訂正してもええかのぉ~」
「俺の名は、〇ルゴ」
「面倒なゴル〇さま、ありがとうございます。ご注文お決まりになられましたら、お声掛けください。」
ここで一言加えなくては、拙ブログ、如何にも店主又は店員、あるいは他のお客さんと会話をしている様な表現を使うこともあるが、全てフィクションである。寡黙で無口な男は余計な言葉は発しない。
寡黙な男は本日の品書を眺め発注した。
テレビではまだ定かではないセントラルリーグのチャンピオンシップの行方を占う大一番を流していた。
この記事が世にお披露目される頃には既に勝者は定まっているであろう。
なぜならば、これを書いている段階で既に〇〇が優勝してしまっているからである。
だが、リアルタイムで結果を知りたいあなたの為に敢えて伏字を使うという気の使いよう。
古くから「馬鹿と〇は使いよう」と洋の東西で云われているではないか。
「ゴル〇さま、かつをとイワシでございます。」
本日も美味しそうなお魚たち
お酒にはトンボが必要である
「秋のお酒頂戴な」
「今日は、秋とんぼ、ひやおろしの義左衛門のと船中八策がありますよ。」
「じゃぁ、秋とんぼからお願いします。」
神奈川県は、いずみ橋酒造のお酒だ。
えらい、飲みやすいお酒でございます。
予め発注しておいたはぜ天のお出ましである。
男はふと思い出した。
今宵は久々のハードボイルドエッグヴァージョン
つまらぬギャグは不要である。
「義左衛門頂戴な」
若戎(わかえびす) PREMIUM
ひやおろし 純米吟醸 義左衛門「神の穂」
SNSにアップするといきなり三重の親父が反応していた。
「三重のお酒をのみぇ」
本日はハードボイルドエッグヴァージョンにつきさらっと流しておいた。
そろそろ鱧のシーズンも終わりである。
男は思った。鱧の真の旬は秋である。
ただ、海のない京都では、真夏でも運ぶことが出来る生命力の強い鱧を若狭湾から運んで来て、夏を旬として珍重した。云って見れば、海のない山梨県民がマグロを愛するように、京都人は夏の鱧が好きなのである。
なんと、酔狂なのだろうか山梨県民。
無口でチキンな男は一言も発することなくこれらの話をまとめた。
そしてほくそ笑んだ。
その一瞬の笑いを誰にも悟られる間もなく、男は凍り付いた。
「鱧ヤマねぇ~」
先ほどの男が考えたストーリーと同じく、あっという間に消し去られてしまった。
「横浜で鱧喰いましたでぇ~」
翌日に控えた大阪の客人との会話のネタが・・・
会計を願い出た男は思った。
今日も飲み過ぎてしまったか。そして、今日も最後までハイドボイルドチキンを演じることは出来なかった
男の姿はベイスターズ通りへと消えて行った。
「俺の後ろに立つな!」
男の背を追うものは誰一人としていなかった。
いや、ただ単に男は孤独だった
過去の訪問記録
お店の情報は個人の備忘録として掲載しています。訪問時とは所在地、営業時間、定休日等変更になっていたり、そもそも誤った内容を記載しているかもしれません。最新の情報は食べログなどでご確認ください。
『立ち飲み処 桂 (ケイ)』
神奈川県横浜市中区弁天通2-29-1 森藤ビル 1F
・馬車道駅から330m
営業時間:【月~金】11:30~14:30 16:00~23:00、【土】16:00~23:00
定休日:日・祝
運よく通勤急行が来れば、副都心線内での次の停車駅は渋谷でしかも渋谷駅からの東急東横線は通勤特急となりあっという間に横浜に
ホンマか?
知らんけど・・・
副都心線内は普通でも渋谷からの東横線は急行に昇格する奴よりも所要時間で7分位速いんだぜ。
どちらに乗ってもそのままみなとみらい線に乗り入れて馬車道まで行くんだけどね。
其処から徒歩8分
男は桂の前に居た
ポケットからスマホを取り出し徐に写真を撮る
五郎丸が浣腸ポーズをとるが如く 時は既に2019日本大会というのに
この男のルーティーンである。
男はガラガラガラと引き戸を開けた。
「一人なんじゃけどの」
「奥どうぞ」
男は指示された場所まで進んだ。
そこには既に酔い気分の男が三人。
そのうち二人は
「じゃぁ」
といって立ち去っていった。
今やって来た男は自分の安住の地が布巾で拭かれるのを静かに眺めていた。
「瓶ビール頂戴な」
男は口を開いた
「他の方と注文を間違えてはいけないのでお名前を教えてください。」
「ゴ〇ゴ」
男は思った。
これでは妙な顔文字に見えないこともない。
「訂正してもええかのぉ~」
「俺の名は、〇ルゴ」
「面倒なゴル〇さま、ありがとうございます。ご注文お決まりになられましたら、お声掛けください。」
ここで一言加えなくては、拙ブログ、如何にも店主又は店員、あるいは他のお客さんと会話をしている様な表現を使うこともあるが、全てフィクションである。寡黙で無口な男は余計な言葉は発しない。
寡黙な男は本日の品書を眺め発注した。
テレビではまだ定かではないセントラルリーグのチャンピオンシップの行方を占う大一番を流していた。
この記事が世にお披露目される頃には既に勝者は定まっているであろう。
なぜならば、これを書いている段階で既に〇〇が優勝してしまっているからである。
だが、リアルタイムで結果を知りたいあなたの為に敢えて伏字を使うという気の使いよう。
古くから「馬鹿と〇は使いよう」と洋の東西で云われているではないか。
「ゴル〇さま、かつをとイワシでございます。」
本日も美味しそうなお魚たち
お酒にはトンボが必要である
「秋のお酒頂戴な」
「今日は、秋とんぼ、ひやおろしの義左衛門のと船中八策がありますよ。」
「じゃぁ、秋とんぼからお願いします。」
神奈川県は、いずみ橋酒造のお酒だ。
えらい、飲みやすいお酒でございます。
予め発注しておいたはぜ天のお出ましである。
男はふと思い出した。
今宵は久々のハードボイルドエッグヴァージョン
つまらぬギャグは不要である。
「義左衛門頂戴な」
若戎(わかえびす) PREMIUM
ひやおろし 純米吟醸 義左衛門「神の穂」
SNSにアップするといきなり三重の親父が反応していた。
「三重のお酒をのみぇ」
本日はハードボイルドエッグヴァージョンにつきさらっと流しておいた。
そろそろ鱧のシーズンも終わりである。
男は思った。鱧の真の旬は秋である。
ただ、海のない京都では、真夏でも運ぶことが出来る生命力の強い鱧を若狭湾から運んで来て、夏を旬として珍重した。云って見れば、海のない山梨県民がマグロを愛するように、京都人は夏の鱧が好きなのである。
なんと、酔狂なのだろうか山梨県民。
無口でチキンな男は一言も発することなくこれらの話をまとめた。
そしてほくそ笑んだ。
その一瞬の笑いを誰にも悟られる間もなく、男は凍り付いた。
「鱧ヤマねぇ~」
先ほどの男が考えたストーリーと同じく、あっという間に消し去られてしまった。
「横浜で鱧喰いましたでぇ~」
翌日に控えた大阪の客人との会話のネタが・・・
会計を願い出た男は思った。
今日も飲み過ぎてしまったか。そして、今日も最後までハイドボイルドチキンを演じることは出来なかった
男の姿はベイスターズ通りへと消えて行った。
「俺の後ろに立つな!」
男の背を追うものは誰一人としていなかった。
いや、ただ単に男は孤独だった
過去の訪問記録
- 2019年3月:最近開店したお店に来てみた
- 2019年3月:家族引き連れて来てみた
- 2019年4月:横浜で粕汁
- 2019年4月:連休中のオープン日を確認
- 2019年4月:平成最後の日に
- 2019年5月:遅くなったがまだまだ残ってました
- 2019年6月:夜景見ながら散歩
- 2019年7月:SNS見てたら行きたくなっちゃった
- 2019年8月:立ち夕食
- 2019年8月:盛り合わせ登場
お店の情報は個人の備忘録として掲載しています。訪問時とは所在地、営業時間、定休日等変更になっていたり、そもそも誤った内容を記載しているかもしれません。最新の情報は食べログなどでご確認ください。
『立ち飲み処 桂 (ケイ)』
神奈川県横浜市中区弁天通2-29-1 森藤ビル 1F
・馬車道駅から330m
営業時間:【月~金】11:30~14:30 16:00~23:00、【土】16:00~23:00
定休日:日・祝
20190920
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます