著者:加茂隆康 幻冬舎 2008年11月30日初版 1600円+税
(注)この書評は、ほぼしょっぱなからネタバレ警報発令です。
本書を未読の方は、ご注意下さい。
本書では、冤罪に対する危惧という、死刑廃止論者が根強く主張する点
についての問題提議は行われるが、死刑制度に関する議論はそこどまりである。
では、冤罪を恐れて、例えば現行犯等、確実に犯人と判るものをも死刑
とはせ . . . 本文を読む
著者:木下半太 幻冬舎文庫刊 平成19年10月10日 初版刊行
密室であるエレベーター。
そこで、突然閉じ込められたのは、赤の他人の男三人に女一人。
そのうちの一人である主人公(男)は、のっぴきならない事情を抱えていて
一刻も早くこのエレベーターを出て、家に帰らなければならない。
なのに、残る三人はそうした彼の状況に共感を示しながらも、微妙にずれた
気配をまとい、彼をじわじわと追い詰めてい . . . 本文を読む
著者:加茂隆康 幻冬舎 2008年11月30日初版 1600円+税
(注)この書評は、ほぼしょっぱなからネタバレ警報発令です。
本書を未読の方は、ご注意下さい。
とある冬休みの朝刊。
そこで、本書の広告を見たことが最初だった。
その本のタイトルとキャッチコピーの鮮烈なイメージに、まず惹かれた。
「生身の人間に、あなたは死刑を下せるか?」
人が、人を、殺す。
他の人が、その . . . 本文を読む
その12 お客様が唸る、革命上司の謝り方
この章は、大きな目玉無し。
後半になるほど、より戦術的になってくるため、章によっては当たり
外れが出てくる傾向にある。
#別に、内容に不満が有る訳ではなく、敢えて書くほどではないかと、
自分としては思えたということである。
一応、この章のトピックスをまとめると、上司として部下とお客様の
揉め事に介入するときの注意ポイントを . . . 本文を読む
今回のコラム、もうこうなってくると、書評というよりも、読んだ刹那の
思考や感想をダダ漏れのように転記している感もあるなぁ。
でも、これだけ書き込むということは、このコラムを通して読めば、
本書を買い求める必要も無いのではないか?と思えるほどである。
#なに? それならお前の文など読まずに、最初から本書を読む?
ぎゃふん((C) 渡辺元行革大臣(笑))
その10 あなたの新兵器、『クリ . . . 本文を読む
著者:長野慶太 光文社 2007年9月30日初版 952円+税
その9 「質問 1000本ノック」の雨あられ
お客様へ提案を行う時。
事前にきちんとお客様の会社の業績の遷移、株主の背景、
系列会社の状況、主幹銀行から、果ては社長の趣味まで調べ上げ、
準備万端を整えて臨んだ提案活動。
なのに、なぜか手応えにかける。
嫌な予感は的中し、その後、訪問を重ねれども受注に . . . 本文を読む
著者:長野慶太 光文社 2007年9月30日初版 952円+税
その8 部下が降参する!革命上司の「叱る技術」
なんだか章題が、どんどん即物的な表現になってくるなぁ(笑)。
本章で、もっとも槍玉に挙げられているのは、何の戦術もなく、単に
”自分のガス抜きのために”部下を怒鳴り散らすというスタイルだ。
これはもっともな話なのだが、ガス抜き抑止を実践するとなると、
相 . . . 本文を読む
著者:長野慶太 光文社 2007年9月30日初版 952円+税
今日(5日)は、仕事始め。
今年の商売繁盛と安全を祈念して、近所の神社へ行き、お参りを。
さて、どんな一年になるだろうか?
いや、それよりもまず、年度末をクリアしないと…(笑)。
その7 部下がシビれる! 革命上司の「褒める技術」
上司は、部下を褒めなくてはいけない。
自分のしてきたことが認められて、喜びこそすれ、凹 . . . 本文を読む
著者:長野慶太 光文社 2007年9月30日初版 952円+税
その6 「エグジット・インタビュー」で情報王になる
採用面接ならぬ、退社面接が、企業が知らねばならない情報の宝庫である。
この主張も、とても判り易い。
もっとも、このことは、僕が少し関与している不動産業界ではよく言われる
ことでもある。つまり、退去者が出た際には、必ず退去の理由を確認しよう、と
いうものである。 . . . 本文を読む
著者:長野慶太 光文社 2007年9月30日初版 952円+税
もはや、書評というよりも、単なる自分の備忘録と化して来ているこの
コラムだが、まあたまにはこういうのもよかろう。
ということで(笑)、章を続ける。
その4 酒は妻と飲め!部下と飲むな!
著者によると、サラリーマンが会社帰りに上司と酒を飲む場合は、
以下の二パターンに分類出来るらしい。
① その上司が好きで、飲みに . . . 本文を読む