鶏処 とりぞう

お店の名前：鶏処とりぞう
住所：兵庫県宝塚市川面（かわも）５－１０－４３　西野ビル１Ｆ
電話番号：０７９７－８７－１４７７
最寄り駅：阪急、もしくはＪＲ宝塚駅から徒歩１分
営業時間：午後５時～午前１時（Ｌ・Ｏは午前０時）
定休日：木曜日


今日は、ダイビング仲間との新年会。
少し時期を逸した感もあるが、１月中は皆既に予定が入っていたので、
致し方ないのだ。

要は、楽しく飲めればよいのである！


今日のお店は、「鶏処　とりぞう」。
初めてのお店なのだが、美味しいと評判なので楽しみ！なのである。


集合は、午後４時に阪急梅田駅の宝塚線ホームにて。
集合メールに場所も書いていた積もりだが、メンバーのうち３名が
ホームの反対側に集まっていて。

最終的には、ちゃんと連絡が取れたものの。
自分の文章伝達能力の無さに、少々凹む。

携帯があるご時勢だからよいけれど、無い頃ならひょっとしたら
これですれ違いもあり得るのだから。

昔。
まだ携帯を、持っていなかった頃。
好きな子と初めてデートをするときに、とある駅の改札で
待ち合わせをしたのだが。

改札口が複数あることに気がつかないで、すれ違ってしまい。
結局会えなかったと言う、「君の名は　平成版」をやってしまった
ことがあったことを、ほろ苦くも懐かしく思い出してしまった。


何とか全員集合して、予定の電車に乗り込む。
途中の駅で、もう一人と合流。

総勢９名は。
寒風吹き荒れる宝塚の地に、空腹を抱えつつ降り立った！


住所が判っていたので、事前にGoogle Map&Street Viewで確認して
いたため、初めてでも迷わずにお店にフェードイン。

＃駅から徒歩１分だから、迷いようもないが（笑）。


店内は、落ち着いた和装のお店。
カウンターとテーブル。
後は奥に座敷がある、小ぶりのよい感じのお店なのである。

今日は、勿論予約をしていたため、奥の座敷へとすぐに案内される。

予約内容は、あったか鍋コース。

鍋は、鶏塩鍋と、鶏チゲ鍋を組み合わせ。
それ以外は、お任せ！である。

着席すると、まずは出てきたものがこちらの春巻き。


う～ん。プリプリした皮の食感と、弾力ある鶏肉の歯ごたえ。
更には野菜のさっぱり感が、絶妙なハーモニーである。

よく居酒屋である、如何にも的な突き出しではなくて、
最初からこうしたしっかりした料理が出てくれることが嬉しい。

平行してきた生ビールで、まずは乾杯！

新年の寿ぎと、僕の快気祝いを同時に祝っていただく。

いやいや。ありがとう。みんな！

続いての登場が、こちら。


笹身のお刺身の玉葱盛りである。
こちらも、ポン酢醤油がさっぱりとした笹身の味を引き立てて美味！

更に圧巻だったものが、こちらの湯葉サラダ。


湯葉の上品な風味が、サラダ菜のシャキシャキ感を優しく包み込み、
更には鶏肉がしっかりとした味の土台も作ってくれている。


う～ん。
うまい。どれもうますぎるぞ！　とりぞう!!

続いて、焼き鳥系。
こちらも、絶妙な火加減を加えられた鶏肉が、硬からず生過ぎずの
焼き具合で出てきて、味福を堪能させてくれる。


そして、ついに。
今日の料理のメインを張ってくれるのが、こちらの二つの鍋。
特に、鶏塩鍋がもう絶妙！の旨さだった。


お好みで、山椒をハラリと小皿に入れて食べれば！
鶏肉から出た出汁が、淡白な塩味のスープと混ざり合って、
それが野菜や豆腐と渾然となった温かみを生み出して、胃袋の芯から
暖めてくれる！



締めには、雑炊とライスヌードルを選べるが。
やはり、ご飯もので締めたいねぇということになって。

完成したのが、こちら。


先ほどに挙げた食材を、更に卵が優しく包み込んでくれて。
ご飯をしっかりと下支えしてくれている。

う～ん。
表の寒さも吹き飛ぶ美味しさである。


飲み物は、いつの間にかビールから日本酒、焼酎と進んでいき。
もう結構ないい感じに酔っ払ってしまった。


すっかり、お腹もくちて。
デザートのアイスも食べて。

幸せ感を、まったりと噛み締める一同に。

Ｓちゃんから、今年の６月に結婚することになりましたと爆弾発言。

おお～！
おめでとう～！！

皆から、拍手と祝福を送られてテレまくるＳちゃん。


今年の５月には、一昨年の紅葉ツアーで結婚発言をしたＫちゃんの
出産も控えているし。

今年も、おめでたいことが続く年となりそうである。


慶賀！なのである。



帰り道。
行きは、あんなに寒かったのに。

身も心も、すっかりホッコホコ。

ああ。
いい気持ちだ。


また、来るからね！　「とりぞう」。


（この稿、了）

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