kakki'sだらだら日記

エアロビクスの事、競技の事も含め日々の出来事をダラダラと書いていきます。

エアロマジメ講座1

2007-01-10 01:21:21 | レッスン
(o⌒∇⌒o)ども

そろそろお正月ボケも抜けてきた頃でしょうか。
私もすっかり日常に戻っております。

さてさて、1月8日のコメント欄にエアロに関しての
ご質問があったので答えは長くなるので、ここで答えさせて戴きます。

質問の内容は簡単に言えば、普段は初中級クラスを受けている
tamakoさんから「どうすれば上級に付いて行ける様になるか・・・」
でした。よね?違うかな?

・ルーティンをマスターして踊れる事がゴール。
・ルーティンをマスターして正確に踊れる事がゴール。

レッスンに「ついて行く」というのは、この二つのうちどちらを
求めているかによって違って来ると思います。

但し、汗をかけて楽しめれば十分!!ていう考えの人もいて
当然なので、そういう考えではダメ!というのではありません。
レッスンに求めるものはメンバーの数だけあると思ってます。


そして話は戻って、今日は上記のふたつのうち

・ルーティンをマスターして踊れる事。

を、メインに書きます。
上記の事を目標にしている場合はインストラクターの振りや進め方の
傾向を掴むまで、継続してレッスンを受けて行けば
ある程度は慣れて来るのではないかと思います。
「継続が一番」「習うより慣れろ」って事でしょうか・・・。


と、言いつつ一方では全く逆なんですが

「慣れすぎも禁物」

頭では分かっていても身体がついて行かないという事も
あると思います。私もあります。

え?

最近のエアロのレッスンは本当に多様化してきて
ステップのアレンジは幾通りもあります。
イントラの数だけアレンジも存在するってくらいですね。

幾パターンもあるアレンジされたステップをマスターするのは
大変な事ですが、肝心な事は・・・

次にどんなステップが来ても足が出る準備が出来ている

という事でしょうか。

初級やビギナーでは、エアロの楽しさを教えるのも目的の
ひとつだけど、その先にある中級やコンビネーション、上級に
繋がって行けるような事を教えるのも役目だと思っているので
メンバーのやる気も失せるほどしつこく言ってるんですけどもね
(今日も連呼してきた)。

両足に均等に体重が乗っている状態でステップを終えれば
次にどんなステップが来ても、どんな方向に移動しようが
対応出来ると思います。

私がレッスンしていて良く思うのは
ひとつのパターンを身体が覚えたら、そのパターンの方向に
重心を移動するクセまでついてしまっているなぁ・・・と。

アライメントひとつでも違ってきます。
極端な例で言えば、頭部が前方に出ている場合や猫背の人は
重心も前のめりになっているので
必然的に足が前に出やすい。出したくなくてもね。

だから頭では分かっているのに間違う・・・って事も
あるんじゃないかと思うんです。

アライメントを正しく保つというのは見た目をキレイに~とか、
安全に~とか引き締め~とか、ただそれだけが理由ではなく、
憶えた動きを実行する為にも必要な事といえます。

と、分かりにくかったかも知れませんが、次回は
・ルーティンをマスターして正確に踊れる事がゴール。
について書きますね。

こういう事はスクールではキリキリするくらい言ってます。
スクールってとんでもなく難しい事をする所と思われている方が
多い様なのですが、実際は初級レベルの動きが中心です。
どこぞでつけたクセを取り除いて、きちんと動けるようにしていく。
ホント地味なモンです。地味な事だから難しいとも言えますけど。

本音はスクールだけじゃなくこういうレッスンが
出来るといいんだけどね・・・。

私自身は教えるって事を抜きに単純にエアロに対しては
普通に踊って楽しい!!っていうのも好きだし
正確に踊るって事も意識してやってたりしますけども、やっぱり
その中で音にピタッと動きをはめて行くのが一番快感です。

「音に合わせる」じゃなくて「音にはめる」のね。

それでは、今日はこの辺で!!