t-catの徒然寄稿

興の赴くままの煩悩炸裂日記です。買い物(散財)やら、最近のハマリ物公開中。猫(ラグドール)と暮らして18年が過ぎました。

映像にして欲しくない文学もあるのだ…

2005-12-13 20:48:35 | 興の広場
今日のニュースで何がびっくりしたって、
スタジオジブリが、ル・ヴィンの名作、
ゲド戦記をアニメ化制作!
これに尽きます。

ゲド戦記

もうすぐディスニー制作・
ルイスの「ナルニア国」が公開されますが、
なんでもかんでも原作付きのファンタジーを
映像化すればいい、ってもんじゃない。
ナルニア国の映像化にもびっくりしましたが。
それ以上のインパクトがありましたよ、
だって、ゲド戦記ですよ…???

トールキンの指輪物語は、
80年代初頭にアニメ化されてますので
すでに失望の免疫ができてましたから
さほどショックはうけなかったけれど。

 2つの塔のクライマックスで終わっちゃって。
 物語としての結末まで見られなかったので
 フラストレーション貯まったのです。
 映画化は最初から3部作と聞いてましたので
 まだ許せました。

ゲド戦記はなあ………
ほんと、ゲド戦記だけはなあ…

他人に触れられたくない、
文字の世界だけで想像を遊ばせたい作品も
厳然として存在します。
ゲド戦記は、できれば処女地として
誰の手にも触れてほしくはなかった。

スタジオジブリの作品に、
残念ながら屈託を持つ身としては、
最悪のニュースでした。

ファンの方々、申し訳ない。
公開されても、多分、観る気には
なれないでしょう…

ゲド戦記全6冊セット

岩波書店

このアイテムの詳細を見る


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おばはん ちゃいまんねん! | トップ | ○ン○スタンプに泣く… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

興の広場」カテゴリの最新記事