スタジオSZ8のブログ

スタジオSZ8(鈴八)のぬるめの日常

ホンダとトヨタのセンスの違い

2008-10-13 | 車 バイク
「車で人の価値は決まらないが、センスは問われる」
と言ったホンダのCMがあって、
 「ああ、それはそうかもなぁ」と、ホンダのセンスに感心したものです。
 確かに、車で人の価値が左右される時代なんて、とっくに過ぎ去りましたが、センスは問われると思います。
 まあ、そういう感覚は一般的にあったと思うのですが、それを堂々と言ってのける所に、車に関しての方向性を示して行こうと言う、企業の姿勢を感じるんですよねぇ。(あくまでも、個人的な意見ですよ)

 対して、トヨタ。
 子供一人の夫婦が、
「3列シート広ーい!」
とか言って、馬鹿でかいミニバンを欲しがってるCM。
 なんつーセンスのなさ。
 でかい車の室内が広いのは当たり前じゃねーか。
 そもそも、娘一人の三人家族で、どうして、そんな車が欲しい訳?
 ライフスタイルに関する提案が、全くないじゃないか。
 これは、あれです。
「難しい事考えずに、こっちの言う通りの車、買ってりゃ良いんだよ」
って、トヨタが考えてると思ってるんですよ。
 基本的に誰が乗っても違和感がない車ばかり作って来たから、「こう言う人に乗って欲しい」
 または、
「車というものは、これから、こうなる」と言った提案が、出来ない企業体質なんだと思うんです。

 確かに工業製品としてのトヨタの「商品」は素晴らしいと思いますが、それを生活にどう活かすのか?
を、リーディングカンパニーなら示さなきゃいけないと思うんですかねぇ。