猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

高速道路パーキングエリアの猫たち

2007年11月28日 | Weblog
東海北陸自動車道の古城山パーキングエリアには7~8匹の猫のグループがいる。
兄弟猫や親子猫、そして黒の独り者などが仲良く暮らしている。
このパーキングアリアは無人で売店も無いので、ここに来るのはトイレ休憩に立ち寄る人たちだけである。

餌はどうしているのだろうか。
これから寒くなって来るというのに、何処を住処にしているというのだろうか?

そんなことを気にしながら、一匹の猫を呼んでみるとすぐに近づいてきた。
結構人になついているようである。
猫たちは良く太っていて、結構毛並みもいいのだ。
誰かが餌を与えているのだろうか?

ミュージカルの「キャッツ」では猫の寄り合いが毎夜おこなわれていて、いろいろの問題を議論しているということだ。
それぞれの猫には今までに生きてきたストーリーがあり、運命があるというのである。
今日出合った猫たちは、野良猫だけあってさすがに厳しい顔をしていた。
これから迎える冬をどう過ごそうかとか、餌はどうしようかとかなどと話していたのではないのだろうか?
そんな中で、子猫はひとりうとうと昼寝をしていた。

猫たちにとっては秋は楽しんでなんか居られないのだ。

人間たちはガソリンや灯油が値上がりしたとか、パンや珈琲が値上がりしてきたといっているが、なんと贅沢な悩みだろうか?


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