猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

大雪山系のぶなの森

2008年11月24日 | Weblog
今朝のNHKで「天空の旅人・にっぽんの秋を飛ぶ」をみました。
写真家の多胡光純さんが日本列島の紅葉をモーターパラグライダーで撮影したドキュメンタリーです。

日本の自然は見捨てたものではないですね。
確か森林面積が70%で、世界的に見ても自然に恵まれているのですから俯瞰的に眺めたらその偉大さに驚きます。

番組の中で、大雪山系の「ぶなの森」の話が出てきました。
ぶなは漢字では「橅」と書くそうです。
つまり、木材加工品などに使い物にならない「無用な木」と見られてきたのでしょう。
しかし、実はぶなの落ち葉の層(腐葉土)が水分を含み森全体を守っていると言うことです。

実にいい話ではないでしょうか?
人間と言うのは「橅」(ぶな)の生き方に似ているように思えます。



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