猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

葛飾北斎の時代に新幹線があったら?

2013年07月28日 | Weblog

葛飾北斎の冨嶽三十六景に新幹線を取り入れてみた。

これは「江尻田子の浦略図」という題名である。

船の後ろにN700系新幹線が走っている。

もし、この時代に新幹線があったらどうなっていたか?

江戸~大阪まで歩いて行くと12・3日掛かっていたようだから、

これを新幹線を利用すれば二時間半で行けるということになる。

世の中の進歩というもの恐ろしいものだ。

例えば、野球を見ている群衆は、50年~70年のうちにすべて居なくなる。

ということを考えると、不思議なものを感じてしまう。

このように人間はいつまでも生きているわけではないのだから、

世の中が凄い勢いで変わっている事は誰もが解っていると思う。

ここ数年間の変化というものは、新幹線だけでなく恐ろしく変化している。

間もなく弾丸列車が東京~名古屋間を走るようだ。

10年もすれば、今の世の中は大きく変化することは間違いないであろう。