葛飾北斎の冨嶽三十六景に新幹線を取り入れてみた。
これは「江尻田子の浦略図」という題名である。
船の後ろにN700系新幹線が走っている。
もし、この時代に新幹線があったらどうなっていたか?
江戸~大阪まで歩いて行くと12・3日掛かっていたようだから、
これを新幹線を利用すれば二時間半で行けるということになる。
世の中の進歩というもの恐ろしいものだ。
例えば、野球を見ている群衆は、50年~70年のうちにすべて居なくなる。
ということを考えると、不思議なものを感じてしまう。
このように人間はいつまでも生きているわけではないのだから、
世の中が凄い勢いで変わっている事は誰もが解っていると思う。
ここ数年間の変化というものは、新幹線だけでなく恐ろしく変化している。
間もなく弾丸列車が東京~名古屋間を走るようだ。
10年もすれば、今の世の中は大きく変化することは間違いないであろう。