日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・標準的な語選択問題(おさらいα&β)は終了しました・・・
・上級者向けに“おさらい”問題を提供しています・・・漢検2メインで、一部、広辞苑・大字源などから出題しています・・・
・腕試しにどうぞ・・・勿論、どなたでもチャレンジしていただいて結構です・・・
<語選択問題-上級者用- その9>
1.たすけて成就させること
2.精白しない米
3.死を覚悟して直言すること
4.禅家で礼をしかえすこと
5.人をごまかすようなこと。いんちき。
<語群>
( しかん、まいし、ひっせい、とうべい、わんれい、らつりょう、ちょぼ、としょう )
<語選択問題-上級者用- その10>
1.姿の優れて立派なさま
2.(この洞穴に古書千巻を蔵してあったという故事から)書籍を多く蔵する所。蔵書室。
3.水草の類
4.円満にやわらぐこと
5.ひとみ、くろめ。
<語群>
( めいぼう、せいぼう、にゆう、ゆうわ、こんわ、ひんそう、はいがい、がいがい )
👍👍👍 🐔 👍👍👍
(補足説明)ー解答は末尾ー
ー補足説明 ◎漢検2関連 ●広辞苑または大字源などからー
<語選択問題-上級者用- その9>
●弼成(ひっせい):たすけて成就させること
●糲糧(らつりょう):精白しない米
◎昧死(まいし):死を覚悟して直言すること *上奏文に使用する決まり文句 *「昧」は「おかす」意。
(漢検2)昧死(マイシ):死を覚悟で君主などに真実を直言すること。中国で、君主に上奏する文に用いた語。
(注)ダミー「尸諫・屍諫(しかん)」は、しかばねとなって、すなわち一命を捨てて、主君をいさめること。
◎還礼(わんれい):禅家で礼をしかえすこと、答拝(とうはい・たっぱい)、回礼。*還(ワン)は唐音。
(漢検2)還礼(ワンレイ):禅家で、礼を返すこと。 「ワン」は唐音。
●蒲戯(ほぎ):ばくち。◎樗蒲(ちょぼ)。◎博奕。
(漢検2)◎樗蒲(チョボ):「樗蒲一」の略。
樗蒲一(チョボイチ):①中国から伝わった賭博(トバク)の一種。一つのサイコロで出る目を一つ予測し、当たれば賭(か)け金の四倍が戻るもの。 ②人をごまかすようなこと。いんちき。 「樗(ごんずい)」と「蒲(かわやなぎ)」の実をサイコロとして用いたことから。「チョボ」ともいう。
(解答)1.弼成 2.糲糧 3.昧死 4.還礼 5.樗蒲
<語選択問題-上級者用- その10>
◎沛艾(はいがい):姿の優れて立派なさま
(漢検2)下つき:耆艾(キガイ)・蒿艾(コウガイ)・沛艾(ハイガイ)・蓬艾(ホウガイ)・幼艾(ヨウガイ)
蒿艾(コウガイ):(大字源)草の名。よもぎぐさ。
(当ブログ)
<艾:ガイ、よもぎ、もぐさ、としよ(り)、か(る)、おさ(める)>
・よもぎ:蒿艾(コウガイ)、蓬艾、艾葉=(もぐさを作る)よもぎの葉、艾酒
・もぐさ:艾灸、艾火、艾灼(ガイシャク)=もぐさを焼く、灸をすえる、艾気=②もぐさの臭い
・としよ(り):艾耆(ガイキ)・耆艾=50、60歳の老人のこと(「艾」は50歳)、幼艾、艾者=50歳の人・老人、艾老、艾年=50歳
・か(る):艾殺=刈る、殺す、平らげる、艾絶=刈りたやす=刈絶
・おさ(める):艾安、艾康
・その他:艾艾(ガイガイ)=どもりの人の語、艾気=①どもりの口気 (②もぐさの臭い)、沛艾 ←漢検2掲載下付き熟語・意味掲載ナシ
「沛艾」=(漢字源)馬の姿が堂堂としていること (大字源)①姿の優れて立派なさま ②馬の進みゆくさま (字通)姿が勇ましい (大漢和)①姿の優れて美しいさま ②馬の行くさま
*「艾」に、“おおきい、うつくしい、みめよい”という意味あり・・・。「沛艾」の「艾」はこの意味に該当すると思われる。
(注1)「“霈”艾」でも〇になると思うが、熟語は見当たらず・・・。ただし、過去問で「霈艾(ハイガイ)」という熟語使用あり。
*ブレイズムさんのブログにも、「霈艾・・・はいがい 意味:(手持ち辞書すべてに意味記載なし))とあり。
ただし、SSブログでは「沛艾/霈艾」とある。
(注2)広辞苑はじめ国語辞典では、ほとんど馬のこと
*デジタル大辞泉 沛艾: 馬の性質が荒く、はねてあばれること。また、その馬。
「きはめて桃尻(ももじり)にして、―の馬を好みしかば」〈徒然・一四五〉
(“酉”年に因んで出るかも・・・んなことないか・・・)
●二酉(にゆう):(大酉・小酉の2山のこと。この洞穴に古書千巻を蔵してあったという故事から)書籍を多く蔵する所。蔵書室。
◎蘋藻:水草の類
(漢検2)①うきくさ。水面に浮かび生える草の総称。「蘋風」類)萍(ヘイ)
②でんじそう。デンジソウ科のシダ植物。かたばみも。◎「蘋藻(ヒンソウ)」
下つき:藻蘋(ソウヒン)・萍蘋(ヘイヒン)
●渾和(こんわ):円満にやわらぐこと
(当ブログ)
<渾:コン、ま(じる)、にご(る)、す(べる)、すべ(て)>
・ま(じる):渾沌、渾淆=混淆、渾雑=混雑、渾濁=混濁、渾和=融和する、まじる、混合する
・にご(る):渾心=心を濁す、
・す(べる):大・字とも読みなし。
・すべ(て):渾身、渾円、渾家=全家・家じゅう、渾碧=青一色、渾一=渾金=渾成=統一する・一となる、渾化=一体化、渾崙、渾侖(コンロン)・・
・その他:渾名=綽名=諢名、渾儀=渾天儀
*ダミー「宥和」は、“ゆるして仲よくすること”
◎睛眸(せいぼう):ひとみ、くろめ。(漢検2)下つき「睛眸(セイボウ)」
(解答)1.沛艾 2.二酉 3.蘋藻 4.渾和 5.睛眸
👍👍👍 🐔 👍👍👍
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・標準的な語選択問題(おさらいα&β)は終了しました・・・
・上級者向けに“おさらい”問題を提供しています・・・漢検2メインで、一部、広辞苑・大字源などから出題しています・・・
・腕試しにどうぞ・・・勿論、どなたでもチャレンジしていただいて結構です・・・
<語選択問題-上級者用- その9>
1.たすけて成就させること
2.精白しない米
3.死を覚悟して直言すること
4.禅家で礼をしかえすこと
5.人をごまかすようなこと。いんちき。
<語群>
( しかん、まいし、ひっせい、とうべい、わんれい、らつりょう、ちょぼ、としょう )
<語選択問題-上級者用- その10>
1.姿の優れて立派なさま
2.(この洞穴に古書千巻を蔵してあったという故事から)書籍を多く蔵する所。蔵書室。
3.水草の類
4.円満にやわらぐこと
5.ひとみ、くろめ。
<語群>
( めいぼう、せいぼう、にゆう、ゆうわ、こんわ、ひんそう、はいがい、がいがい )
👍👍👍 🐔 👍👍👍
(補足説明)ー解答は末尾ー
ー補足説明 ◎漢検2関連 ●広辞苑または大字源などからー
<語選択問題-上級者用- その9>
●弼成(ひっせい):たすけて成就させること
●糲糧(らつりょう):精白しない米
◎昧死(まいし):死を覚悟して直言すること *上奏文に使用する決まり文句 *「昧」は「おかす」意。
(漢検2)昧死(マイシ):死を覚悟で君主などに真実を直言すること。中国で、君主に上奏する文に用いた語。
(注)ダミー「尸諫・屍諫(しかん)」は、しかばねとなって、すなわち一命を捨てて、主君をいさめること。
◎還礼(わんれい):禅家で礼をしかえすこと、答拝(とうはい・たっぱい)、回礼。*還(ワン)は唐音。
(漢検2)還礼(ワンレイ):禅家で、礼を返すこと。 「ワン」は唐音。
●蒲戯(ほぎ):ばくち。◎樗蒲(ちょぼ)。◎博奕。
(漢検2)◎樗蒲(チョボ):「樗蒲一」の略。
樗蒲一(チョボイチ):①中国から伝わった賭博(トバク)の一種。一つのサイコロで出る目を一つ予測し、当たれば賭(か)け金の四倍が戻るもの。 ②人をごまかすようなこと。いんちき。 「樗(ごんずい)」と「蒲(かわやなぎ)」の実をサイコロとして用いたことから。「チョボ」ともいう。
(解答)1.弼成 2.糲糧 3.昧死 4.還礼 5.樗蒲
<語選択問題-上級者用- その10>
◎沛艾(はいがい):姿の優れて立派なさま
(漢検2)下つき:耆艾(キガイ)・蒿艾(コウガイ)・沛艾(ハイガイ)・蓬艾(ホウガイ)・幼艾(ヨウガイ)
蒿艾(コウガイ):(大字源)草の名。よもぎぐさ。
(当ブログ)
<艾:ガイ、よもぎ、もぐさ、としよ(り)、か(る)、おさ(める)>
・よもぎ:蒿艾(コウガイ)、蓬艾、艾葉=(もぐさを作る)よもぎの葉、艾酒
・もぐさ:艾灸、艾火、艾灼(ガイシャク)=もぐさを焼く、灸をすえる、艾気=②もぐさの臭い
・としよ(り):艾耆(ガイキ)・耆艾=50、60歳の老人のこと(「艾」は50歳)、幼艾、艾者=50歳の人・老人、艾老、艾年=50歳
・か(る):艾殺=刈る、殺す、平らげる、艾絶=刈りたやす=刈絶
・おさ(める):艾安、艾康
・その他:艾艾(ガイガイ)=どもりの人の語、艾気=①どもりの口気 (②もぐさの臭い)、沛艾 ←漢検2掲載下付き熟語・意味掲載ナシ
「沛艾」=(漢字源)馬の姿が堂堂としていること (大字源)①姿の優れて立派なさま ②馬の進みゆくさま (字通)姿が勇ましい (大漢和)①姿の優れて美しいさま ②馬の行くさま
*「艾」に、“おおきい、うつくしい、みめよい”という意味あり・・・。「沛艾」の「艾」はこの意味に該当すると思われる。
(注1)「“霈”艾」でも〇になると思うが、熟語は見当たらず・・・。ただし、過去問で「霈艾(ハイガイ)」という熟語使用あり。
*ブレイズムさんのブログにも、「霈艾・・・はいがい 意味:(手持ち辞書すべてに意味記載なし))とあり。
ただし、SSブログでは「沛艾/霈艾」とある。
(注2)広辞苑はじめ国語辞典では、ほとんど馬のこと
*デジタル大辞泉 沛艾: 馬の性質が荒く、はねてあばれること。また、その馬。
「きはめて桃尻(ももじり)にして、―の馬を好みしかば」〈徒然・一四五〉
(“酉”年に因んで出るかも・・・んなことないか・・・)
●二酉(にゆう):(大酉・小酉の2山のこと。この洞穴に古書千巻を蔵してあったという故事から)書籍を多く蔵する所。蔵書室。
◎蘋藻:水草の類
(漢検2)①うきくさ。水面に浮かび生える草の総称。「蘋風」類)萍(ヘイ)
②でんじそう。デンジソウ科のシダ植物。かたばみも。◎「蘋藻(ヒンソウ)」
下つき:藻蘋(ソウヒン)・萍蘋(ヘイヒン)
●渾和(こんわ):円満にやわらぐこと
(当ブログ)
<渾:コン、ま(じる)、にご(る)、す(べる)、すべ(て)>
・ま(じる):渾沌、渾淆=混淆、渾雑=混雑、渾濁=混濁、渾和=融和する、まじる、混合する
・にご(る):渾心=心を濁す、
・す(べる):大・字とも読みなし。
・すべ(て):渾身、渾円、渾家=全家・家じゅう、渾碧=青一色、渾一=渾金=渾成=統一する・一となる、渾化=一体化、渾崙、渾侖(コンロン)・・
・その他:渾名=綽名=諢名、渾儀=渾天儀
*ダミー「宥和」は、“ゆるして仲よくすること”
◎睛眸(せいぼう):ひとみ、くろめ。(漢検2)下つき「睛眸(セイボウ)」
(解答)1.沛艾 2.二酉 3.蘋藻 4.渾和 5.睛眸
👍👍👍 🐔 👍👍👍