
●平成6年度~平成26年度までの過去問と手持ちの「完全征服」の読み問題の中から、「書き問題」および「故事成語類」で出題されてもおかしくないようなものをピックアップしてみました。
●初合格のための参考になれば・・・。
●書き問題も、その熟語の読みだけ覚えるのではなく、その熟語を含めた短文の全体の意味をよく理解して覚えることで、周辺知識や応用力が格段に飛躍すると思います。・・・ピックアップしたもの以外でも、関心のある過去問にもぜひ当たってみてください。
●50題ぐらいありますので、4~5回に分けて掲載していきます。●例によって問題形式で掲載しますのでトライしてみてください。読み問題ででていた語句ですので、書くとなるとちょっと難しいものもあるかもしれません。また、すでに当ブログで案内済み(既出)の問題も幾つか紛れ込んでいるかもしれません。
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●キョウラン(梟 鸞)は翼を交えず(H6-③):キョウ(梟)と霊長とはいっしょに住むことはない。転じて、君子と小人は同じ所にいられないというたとえ。
●オウテン(甕 天)に沈淪する(H6ー③):かめの中の天地。転じて、狭い世間の意で見識の狭いたとえ。
●鶴、キュウコウ(九 皐)に鳴き 声 天に聞こゆ(H7-①) :鶴は深い谷底で鳴いても、その泣き声は天に届く。つまり賢人は身を隠しても、その名声は広く世間に知れ渡るというたとえ
●稚子(チシ)は針をたたいてチョウコウ(釣 鉤)を作る(H7-②):(詩の一部:「老妻は紙に画いて棊局(キキョク)をつくり、稚子は針をたたいてチョウコウ(釣 鉤)を作る」)
●ユウチュウ(牖 中)に日を窺う (H7-③):視野の狭いたとえ。
●ヒ( 羆 )にあらず虎にあらず(H8-②):周の西伯(文王)と太公望・呂尚との出会いの話。ある時西伯が猟に出ようとして占ったところ、「獲物は竜にあらず蛟(コウ・みずち)にあらず、熊にあらずヒ( 羆 )にあらず、虎にあらず豹にあらず、獲物は覇王の補弼の臣である」と出たという故事。
●シュウシ(螽 斯)は則ち百福の由りて興こる所なり(H8-②):「シュウシ(螽斯)」:①イナゴまたはキリギリスの漢名 ②子孫が繁栄すること(イナゴが子をたくさん生むことから。)子孫繁栄のこと。
●君子は以てジキョウ(自 彊)してやまず(H9-②):自ら強く励み、努めて止まないことが大切である。
●コウヨウ(羔 羊)の何物たるかを知らざるなり(H10ー①):「詩経」で、コウヨウ(羔羊=こひつじ)のような徳を称えている。「コウヨウ(羔羊)は乳を飲むとき、跪いて飲むのは人とかわりがなく、乳を飲むときでも遠慮し、はじらう。嘆かわしいことに、今の人は、この禽獣にさえ及ばない。」というような意味。
●孔子にケントツ(黔 突)なく、墨子に煖席なし。(H10-②)
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