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漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

<29-2向け模試>の補足説明 ~文章題~(前編)

2017年08月22日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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(注意)<29-2向け模試その1~その5>の解答に触れている部分があるので、これからチャレンジしようとされている方はスルーして下さい。
ーはじめにー
・模試に関するコメントを寄せていただいた方、自身のブログなどに解答内容などを開示していただいている方には、あらためて感謝申し上げます。
・とても参考になるとともに、模試を作ってよかった(お役に立てた)と思えることもありました。本記事は、コメントやブログへの返信だけでは言葉足らずだったことを補足するため、また、他の方へ、さらに参考となるかもしれない内容もあるため、(お礼の意味も込めて)、ここに開示するものです。
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●今回の<29-2向け模試その1~その5>に触れる前に・・・前編・・・
●ヒマだから、私が受検しだした<24-1>から直近<29-1>(全16回分)までの文章題の書き問題全160問を調べてみた・・・

・1級漢字を含む熟語 117熟語 (時系列で、それぞれ、7、6、5、8、8、8、7、7、10、8、7、8、7、8、7、6個)
・それ以外の熟語    43熟語 (時系列で、それぞれ、3、4、5、2、2、2、3、3、 0、2、3、2、3、2、3、4個)

<特徴1>
①もっと1級以外の熟語が出題されていると思ったら、そうでもなかった・・・大体2~3個ぐらいか・・・ただ、最近は3、4個と、ちょっと1級以外の熟語の数が多くなっているような気がする・・・しかも漢字は簡単でも熟語となると難しい熟語となっている(「諸彦」「居諸」「朝宗」「迂拙」など)
②1級熟語は「書き問題」よりは難しい熟語が多いが、一般的によく目にする熟語なので難度は大したことはない感じ・・・
③熟字・当て字の“書き問題”がある・・・縮緬(ちりめん)、蝙蝠傘(こうもりがさ)・・・
 *最近では、文章題でなく、書き問題で<斑気>(むらき)を書かせる問題があった・・・。
 *一般的にかなりの通用度のある熟字・当て字は“書き問題”にもなることがあるってことか・・・。
<特徴その2>
①複数回出題の熟語・・・「邯鄲」「須臾」「訓詁」・・・
②漢検が好きな漢字(笑)・・・「万“頃”(ばんけい)」「“頃”刻(きょうこく)」 「田“疇”」「“疇”昔」・・・

●過去16回分の書き問題のうち、1級熟語以外の熟語
(時系列で) 
3( 勃勃 孝順 間諜 ) 
4( 賦(フ)す 鬱乎 江渚 一粟 ) 
5( 星宿 揺曳 生得 余(予)輩 万頃 )
2( 汲汲(汲々) 粟中 )
2( 坦途 厭(いと)う ) 
2( 赤縄 同穴 ) 
3( 集(すだ)く 比周 出師 ) 
3( 因由 貪利 郷原(愿) ) 
0(ー) 
2( 宛(えん)として 頃刻(きょうこく) ) 
3( 家産 器皿 閏(うるう) )  
2( 方寸 謂(いい) ) 
3( 諸彦 江湖 居諸 ) 
2( 神(御)輿 雲集 ) 
3( 繡口(錦心) 簾中 嘉(よみ)す )  
4( 朝宗 膏血 迂拙 祖考 )

●過去16回分の標準解答・・・書き読みとも・・・*読み問題がたまに書き問題になることもあるので念の為・・・なお、本当は、文意・文脈から解くべき問題・熟語もあるので、あくまで参考までの掲載です・・・厳密には文章題そのものに当ることが肝要です。

<24-1>
(書き)艱難 勃勃 徘徊 瀟洒(瀟灑) 稟賦 孝順 慷慨(忼愾) 杞憂 間諜 讒奏
(読み)屯蹇(ちゅんけん) 愴(いた)む 枉(ま)げて 毎(つね)に 煙靄(えんあい) 嫩緑(どんりょく) 鬱葱(うっそう) 鹵莽(ろもう) 凶歉(きょうけん) 漫(みだ)りに
<24-2>
(書き)嘯(いて) 烏鵲 鬱乎 舳艫 賦(フ)す 江渚 (滄海の)一粟 須臾 沈淪 疇昔 
(読み)幽壑(ゆうがく) 故(ことさら)に 困(くる)しめ 槊(ほこ) 麋鹿(びろく) 眇(びょう)たる 猜忌(さいき) 攀援(はんえん) 忠愨(ちゅうかく) 寒窶(かんく)
<24-3>
(書き)繽紛 霰 靡(かして) 星宿 揺曳 困憊 生得 簇出 余(予)輩 万頃 
(読み)瑩朗(えいろう) 顫(ふる)える 裹(つつ)みて 篩(ふる)い落せし 屢見(るけん) 纔(わず)かに 耳(のみ) 抔(など) 椎髻(ついけい・すいけい) 田疇(でんちゅう)
<25-1>
(書き)汲汲(汲々) 蓴羹 粟中 翫(玩)弄 琴瑟 邯鄲 怯懦 攘夷 天誅 剽悍・慓悍 
(読み)豕(いのこ・い) 一榻(いっとう) 睥睨(へいげい) 鐺裏(とうり) 瓦缶(がふ) 敲(たた)き 糾(ただ)せば 顰(ひそ)み 狎(な)れ 恃(たの)む
<25-2>
(書き)坦途 髣髴(彷彿) 縋(すが)る・攀(すが)る 陋劣 嫋嫋(嫋々) 万籟 裨補 厭(いと)う 敵愾 宮闕
(読み)舒(の)び 凭(よ)る 白堊(はくあ・はくあく) 山巓(さんてん) 聳立(しょうりつ) 罅隙(かげき) 富贍(ふせん・ふうせん) 怡然(いぜん) 公衙(こうが) 耕耨(こうどう)
<25-3>
(書き)媚態 花蕾 荊棘 荒蕪 塵埃 天稟 赤縄 細瑾 同穴 拮据
(読み)恃(たの)む 瑕(きず) 垢膩(こうじ・くに) 掩(おお)い 窘蹙(きんしゅく) 不羈(ふき) 鬩(せめ)ぐ 螽羽(しゅうう) 困阨(こんやく) 蹉跌(さてつ)
<26-1>
(書き)瑪瑙 袱紗(帛紗・服紗) 玲瓏 婆娑 揉(搓)まれる 須臾 集(すだ)く 比周 苟且 出師
(読み)葡萄茶(えびちゃ) 袷(あわせ) 嬌(なまめ)かしき 挈(ひっさげ)たる 漫(そぞ)ろ 遑(いとま) 簷馬(ふうりん・えんば)(孤灯)一穂(いっすい)(の光・・・) 徘徊(はいかい) 薨(こう)じ
<26-2>
(書き)咆哮 雷霆 稠密・綢密 因由 街衢 汚穢 貪利 面諛 郷原(愿) 狷介
(読み)毬(いが) 僵(たお)れて 纏(まと)い 躓(つまず)いて 軒楹(けんえい) 庭砌(ていせい) 闕(か)く 労劬(ろうく) 倚頼(いらい) 跌蕩(てっとう)
<26-3>
(書き)呻(き) 鏝 疼(く) 稗史(小説) 嗜(耆)む 巨擘 纏綿 淫(婬)靡 屹立 社稷
(読み)黜陟(ちゅっちょく) 緘黙(かんもく) 閹奴(えんど) 夐(はる)か  嚮(さき)の 鄙猥(ひわい) 搏噬(はくぜい) 迄(およ)びて 綢繆(ちゅうびゅう) 偸安(とうあん)
<27-1>
(書き)燦(粲)然 宛(えん)として 朝暾 澎(彭)湃 汎汎・泛泛 島嶼・嶋渚 頃刻(きょうこく) 睫・睫毛 縮緬 真鍮 
(読み)縹緲(ひょうびょう) 絢煥(けんかん) 縷々(るる) 藕糸(ぐうし) 倏忽(しゅくこつ・しゅっこく) 繚繞(りょうじょう) 雁金額(かりがねびたい) 刳(えぐ)られた 稍(やや) 鏤(ちりば)んでいる
<27-2>
(書き)覿面 双鬢 家産 侘・佗(わび)しい 器皿 跋渉 霄壤 須臾 閏(うるう) 廁(かわや)
(読み)俤(おもかげ) 纔(わず)か 顳顬(こめかみ) 烹調(ほうちょう) 街衢(がいく) 一柬(いっかん) 輒(すなわ)ち 歠(すす)って 毎(つね)に (筆を)秉(と)る
<27-3>
(書き)睥睨(俾倪) 叱咤 躊躇 訓詁 晨星 煩瑣 囹圄・囹圉 方寸 提撕 謂(いい)
(読み)循(したが)って 冉々(ぜんぜん) 俟(ま)ちて 邇(ちか)き 穿鑿(せんさく) 罕(まれ)なり 落寞(らくばく) 一跌(いってつ) 忿戻(ふんれい) 秉(へい)といい操というも・・・
<28-1>
(書き)睚眥 屠(る) 鞅掌 塵埃 筐(篋)底 諸彦 江湖 箕裘 邯鄲 居諸
(読み)(名を)藉(か)りて 瞋恚(しんい・しんに) 瀛海(えいかい) 童丱(どうかん) 鑽味(さんみ) 疎鹵(そろ) 稍(やや) 厭飫(えんよ) 玩愒(がんかい) 竅関(きょうかん)
<28-2>
(書き)靉靆 羹 誂(え) 神(御)輿 蕭条 黎民 諷諫 疇昔 雲集 操觚
窈窕(ようちょう) 蟠(わだかま)れば 炙(あぶ)り 規箴(きしん) 羈絆(きはん) 倣(なら)い 釁(きん) 陟(のぼ)す 黜(しりぞ)く 闕(か)くる
<28-3>
(書き)繡口(錦心) 贖・貲(あがな)う 恬(てん)として 簾中 嘉(よみ)す (賢遠ざかり)佞(ねい)親しむ 狡猾 奢侈 訓詁 滔滔
(読み)塵寰(じんかん) 熾(さか)ん 淪胥(りんしょ) 譎黠(けっかつ) 酖毒(ちんどく) 逾(こ)ゆる 傷(そこ)ない 繁衍(はんえん) 鏨砕(さくさい) 遏(とど)めて
<29-1>
(書き)朝宗 蝙蝠(こうもり)(傘) 轆轤 玻璃 滴瀝 商賈(估) 膏血 迂拙 介冑 祖考
(読み)万弩(ばんど) 衣袂(いべい) 突兀(とっこつ) 闔都(こうと) 擯(しりぞ)け 賜賚(しらい) 鷙鳥(しちょう) 搏撃(はくげき) 大蠹(だいと・たいと) 耆旧(ききゅう)
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