漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級28-3に向けて <syuusyuu 模擬試験問題その5 >(最終回)

2016年12月25日 | 模擬試験問題
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●ごく一部の問題を除いて、ほとんど新出問題ばかりなので、むっずかしい“実力試験問題”のようです。漢検レベルから20~30点ぐらいは、低くなると思いますので、訓練用にお使いください。
●ただし、漢検2辞典からそれほど外すことのないようにしているので、お役には立つかと思います(音読み問題・文章題以外は、ほとんど漢検2掲載熟語、および、その熟語から派生している問題としています。)
●今回、<その4>より若干易化していると思う・・・「語選択」やや難  「対・類」やや難  ・・・ぐらいでしょうか。
今回の模擬試験問題<その1>~<その5>:合格者10人前後、合格率1%前後のレベル ・・・のようだ。私はもう何度もやってるので、わからない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(注)音読みは基本的には<漢検2>および<大字源>の読みにしています。他の読み方もあるかも知れませんので、解答以外の読みもあるようでしたらお知らせいただけると有り難いです。

<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 その5>

(一)次の傍線部分の読みをひらがなで記せ。1~20は音読み、21~30は訓読みである。(30)1×30

1.捷径をとるべく、蘿篠を抜ける
2.蓬戸瓮牖のわび住まいである  
3.庭樹、日に衰颯す 
4.甸服内、禾藁で馬を飼育する 
5.野花は宝靨を留め、蔓草は羅裙を見す 
6.鶴岑に棲む仙人を找人す 
7.辺城、偃柝す 
8.良覿により事態は進展す 
9.雲罅より玉兎現る 
10.敝衣を紉緝す 
11.嵩巒を歴めぐり、孤進する
12.旨酒、既に凊しく、嘉薦、亶時なり
13.詆訐の民、有ると雖も依らず 
14.叨忝以来、朝夕、過豊を為す 
15.羅衣を曝曬する
16.艱難辛苦の黴瘠の様は見るに堪えない
17.先人の辞迹を播揚する
18.俾門をして使いせしむ 
19.内史、王の八枋の法を掌る  
20.辺境の徭戍となる 
21.泉の水をう 
22.不遇をち悲嘆に暮れる 
23.事の真相をらかにしてほしい  
24.老いて痩せえる
25.にはまって靴が汚れた   
26.代々、臣下としてく家柄である 
27.しく急ぎ足で遠ざかる  
28.とてもい子だ 
29.伝統の業をう  
30.を一つにして一緒に暮らす 

(二)次の傍線部分のカタカナを漢字で記せ。19、20は国字で答えること。(40)2×20
1.なんとか、カツガツ、生活している 
2.今日は体の調子がヨロしいようだ 
3.相手を威圧するためコワモテに出る  
4.皇位の印としてのジフを有す 
5.手がカジカんでペンを持てない 
6.ソソり立つ峰に登る 
7.ナマナカな努力では漢検1級には受からない 
8.末世に仏法を売り物にする俗悪なマイスが横行する
9.古代の天子の礼服のぬいとりのことをホフツと言った 
10.玉葱や百合などの葉は地中でリンケイをなしている 
11.レンカを使って稲を脱穀する
12.キママな一人旅を続ける 
13.煽てとモッコには乗りたくない 
14.その蓋をじ開けてみる 
15.肩をスボめてやりすごす  
16.谷あいをながれるカンスイを手で掬って飲んだ
17.臥榻の側、他人のカンスイを容れず
18.美味しいお酒を飲み過ぎてカンスイしてしまった 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
19.団栗はクヌギなどの果実の俗称である 
20.コノシロの幼魚を小鰭などと称する 

(三)次の1~5の意味を的確に表す語を下の語群から選び、漢字で記せ。(10)2×5
1.かたる、だましとる、かどわかす
2.かぎで引っかけて引き出すように内情を巧みに探り出す
3.手出しをしないこと
4.父と祖先の御霊屋
5.さざなみ、さざなみが立つ
<語群>
(せったん、さす、でいそ、たんせき、かいへん、れんい、こうきょ、てきけつ)

(四)次の問1と問2の四字熟語について答えよ。 (30)   
問1 次の四字熟語の(1~10)に入る適切な語を下の語群から選び漢字二字で示せ。
(20) 2×10
( 1 )之禄  ( 2 )怒濤  ( 3 )貴発  ( 4 )三笑  携手( 5 ) 
鯉魚( 6 )  塞井( 7 )  鴉巣( 8 )  万物( 9 )  粗衣( 10 )
<語群>
(いそう、せんれん、いんぷ、きょうらん、せいほう、かいこう、こけい、れいしょく、ばんしょう、せきそ)

問2 次の1~5の解説・意味にあてはまる四字熟語を後の四字熟語群から選び、その傍線部分だけの読みをひらがなで記せ。(10)2×5
1.人が押し合い圧し合いするさま
2.危険を冒して大きな利益を得ること
3.誤った噂も多くの人が口にしているうちに信じるようになるという喩え
4.もてなしの心
5.物事が思いどおりになること

<四字熟語群>
(截髪易酒  蒼蠅驥尾  玉兔銀蟾  蟋蟀居壁  探驪獲珠  挨肩擦背  麻姑掻痒  曾母投杼

(五)次の熟字訓・当て字の読みを記せ。(10) 1×10
1.羅漢松 2.苦参 3.野芝麻 4.破落戸 5.羊駝 6.鳥栖 7.五月蠅 8.同胞 9.斎食 10.杜仲

(六)次の熟語の読み(音読み)と、その語義にふさわしい訓読みを(送りがなに注意して)ひらがなで記せ。 (10)1×10
ア.1.闢邪 - 2.闢ける 
イ.3.綰髪 - 4.綰ぶ
ウ.5.部勒 - 6.勒める
エ.7.撩理 - 8.撩める 
オ.9.汚衊 - 10.衊める

(七)次の1~5の対義語、6~10の類義語を下の語群から選び、漢字で記せ。語群の語は一度だけ使うこと。(20)2×10
1.幼沖 2.蝸廬 3.臘月 4.雅語 5.曩祖
6.偃武 7.臘尾 8.慰撫 9.萌隷 10.寛恕
<語群>
(しいん、かおく、ぼうぞく、びへい、りげん、かいよう、こんもう、もうすう、びょうさい、ふじゅん)

(八)次の故事・成語・諺のカタカナの部分を漢字で記せ。 (20)2×10
1.ショウソして爨がず 
2.王良、車に登れば 馬にヒドなし
3.ジュンロウを飲むが如し
4.墨するは病児の如く、筆をとるはソウフの如くす  
5.豆を煮るにマメガラを燃(や)く  
6.衝風の末力、コウフウを漂わす能わず 
7.蓼虫は苦さを知らず、ショチュウは臭さを知らず 
8.キュウを反して薪を負う 
9.フセツの教誨  
10.バクヤを鈍と為し、鉛刀を銛と為す

(九)文章中の傍線(1~10)のカタカナを漢字に直し、傍線(ア~コ)の漢字の読みをひらがなで記せ。 (30)書き2×10 読み1×10

「真実と作為とを1.ナい交ぜにした末造の言分けが、一時お上さんの嫉妬の火を消したようでも、その効果は勿論パリアチイフ(注:一時しのぎ)なのだから、無縁坂上に実在している物が、依然実在している限りは、蔭口やら壁訴訟やらの絶えることはない。それが女中の口から、「今日も何某が檀那様の格子戸にお這入になるのを見たそうでございます」と云うようなア.詞になって、お上さんの耳に届く。しかし末造は言分けには窮せない。商用とやらが、そう極まって晩方にあるものではあるまいと云えば、「金を借りる相談を朝っぱらからする奴があるものか」と云う。なぜこれまでは今のようでなかったかと云えば、「それは商売を手広に遣り出さない前の事だ」と云う。末造は池の端へ越すまでは、何もかも一人でしていたのに、今は住まいの近所に事務所めいたものが置いてある外に、竜泉寺町にまで出張所とでも云うような家があって、学生が所謂金策のために、遠道を踏まなくても済むようにしてある。根津で金のいるものは事務所に駈け附ける。吉原でいるものは出張所に駈け附ける。後には吉原の西の宮と云う引手茶屋と、末造の出張所とは気脈を通じていて、出張所で承知していれば、金がなくても遊ばれるようになっていた。2.エンゼンたる3.ユウトウ4.ヘイタンが編成せられていたのである。
・・・・
 岡田は小僧の持って出た籠をのぞいて見た。一羽の鳥は止まり木に止まって、ぶるぶるイ.顫えている。蛇に銜えられた鳥の体は半分以上口の中に這入っている。蛇は体を截られつつも、最期の瞬間まで鳥を呑もうとしていたのである。
 小僧は岡田の顔を見て、「蛇を取りましょうか」と云った。「うん、取るのは好いが、首を籠の真ん中の所まで持ち上げて抜くようにしないと、まだ折れていない竹が折れるよ」と、岡田は笑いながら云った。小僧は旨く首を抜き出して、ウ.指尖で鳥の尻を引っ張って見て、「死んでも放しゃあがらない」と云った。
 この時まで残っていた裁縫の弟子達は、もう見る物が無いと思ったか、揃って隣の家の格子戸の内に這入った。
「さあ僕もそろそろお暇をしましょう」と云って、岡田があたりを見廻した。
 女主人はうっとりと何か物を考えているらしく見えていたが、この詞を聞いて、岡田の方を見た。そして何か言いそうにして躊躇して、目を脇へそらした。それと同時に女は岡田の手に少し血の附いているのを見附けた。「あら、あなたお手がよごれていますわ」と云って、女中を呼んで上り口へエ.手水盥を持って来させた。岡田はこの話をする時女の態度を細かには言わなかったが、「ほんの少しばかり小指の所に血の附いていたのを、よく女が見附けたと、僕は思ったよ」と云った。
 岡田が手を洗っている最中に、それまで蛇の吭のどから鳥の死骸を引き出そうとしていた小僧が、「やあ大変」と叫んだ。
・・・・
ここまで話してしまった岡田は僕の顔を見て、「ねえ、君、美人の為とは云いながら、僕は随分働いただろう」と云った。
「うん。女のために蛇を殺すと云うのは、神話めいていて面白いが、どうもその話はそれぎりでは済みそうにないね」僕は正直に心に思う通りを言った。
「馬鹿を言い給え、未完の物なら、発表しはしないよ」岡田がこう云ったのも、5.キョウショクして言ったわけではなかったらしい。しかし仮にそれぎりで済む物として、幾らか残り惜しく思う位の事はあったのだろう。
 僕は岡田の話を聞いて、単に神話らしいと云ったが、実は今一つすぐに胸に浮んだ事のあるのを隠していた。それは金瓶梅を読みさして出た岡田が、6.キンレンに逢ったのではないかと思ったのである。
 大学の小使上がりで今金貸しをしている末造の名は、学生中に知らぬものが無い。金を借らぬまでも、名だけは知っている。しかし無縁坂の女が末造の妾だと云うことは、知らぬ人もあった。岡田はその一人である。僕はその頃まだ女の種性を好くも知らなかったが、それを裁縫の師匠の隣に囲って置くのが末造だと云うことだけは知っていた。僕の智識には岡田に比べて一日の長があった。
・・・・・・・・
梅をせき立てて出して置いて、お玉は甲斐甲斐かいがいしく7.タスキを掛け8.ツマオ.端折って台所に出た。そしてさも面白い事をするように、梅が洗い掛けて置いた茶碗や皿を洗い始めた。こんな為事は昔取った杵柄で、梅なんぞが企て及ばぬ程迅速に、しかも周密に出来る筈のお玉が、きょうは子供がおもちゃを持って遊ぶより手ぬるい洗いようをしている。取り上げた皿一枚が五分間も手を離れない。そしてお玉の顔は活気のある淡紅色にカ.赫いて、目は空を見ている。
 そしてその頭の中には、極めて楽観的な写象が往来している。一体女は何事によらず決心するまでには気の毒な程迷って、とつおいつする癖に、既に決心したとなると、男のように左顧右眄しないで、・・・馬のように、向うばかり見て猛進するものである。思慮のある男には9.ギクを懐かしむる程の障礙物が前途に横たわっていても、女はそれをものの屑ともしない。それでどうかすると男の敢えてせぬ事を敢えてして、おもいの外に成功することもある。お玉は岡田に接近しようとするのに、若し第三者がいて観察したら、もどかしさに堪えまいと思われる程、逡巡していたが、けさ末造が千葉へ立つと云って暇乞いに来てから、キ.追風を帆にク.孕ませた舟のように、志す岸に向って走る気になった。それで梅をせき立てて、親許に返して遣ったのである。邪魔になる末造は千葉へ往って泊る。女中の梅も親の家に帰って泊る。これからあすの朝までは、誰にも10.セイチュウせられることの無い身の上だと感ずるのが、お玉のためには先ず愉快でたまらない。そしてこうとんとん拍子に事が運んで行くのが、終局の目的の容易に達せられる前兆でなくてはならぬように思われる。きょうに限って岡田さんが内の前をお通りなさらぬことは決して無い。往反(ゆきかえり)に二度お通りなさる日もあるのだから、どうかして一度逢われずにしまうにしても、二度共見のがすようなことは無い。きょうはどんな犠牲を払っても物を言い掛けずには置かない。思い切って物を言い掛けるからは、あの方の足が留められぬ筈が無い。わたしは卑しい妾に身を堕としている。しかも高利貸の妾になっている。だけれど生娘でいた時より美しくはなっても、醜くはなっていない。その上どうしたのが男に気に入ると云うことは、不為合わせな目に逢ったケ.物怪の幸いに、次第に分かって来ているのである。して見れば、まさか岡田さんに一も二もなく厭な女だと思われることはあるまい。いや。そんな事は確かに無い。若し厭な女だと思ってお出でなら、顔を見合せる度に礼をして下さる筈が無い。いつか蛇を殺して下すったのだってそうだ。あれがどこの内の出来事でも、きっと手を藉して下すったのだと云うわけではあるまい。若しわたしの内でなかったら、知らぬ顔をして通り過ぎておしまいなすったかも知れない。それにこっちでこれだけ思っているのだから、皆までとは行かぬにしても、この心が幾らか向うに通っていないことはない筈だ。なに。案じるよりは生むが易いかも知れない。こんな事を思い続けているうちに、小桶の湯がすっかり冷えてしまったのを、お玉はつめたいとも思わずにいた。
 膳を膳棚にしまって箱火鉢の所に帰って据わったお玉は、なんだか気がそわそわしてじっとしてはいられぬと云う様子をしていた。そしてけさ梅が綺麗にコ.篩った灰を、火箸で二三度掻き廻したかと思うと、つと立って着物を着換えはじめた。同朋町の女髪結の所へ往くのである。これは不断来る髪結が人の好い女で、余所行きの時に結いに往けと云って、紹介して置いてくれたのに、これまでまだ一度も往かなかった内なのである。」「雁」(森鴎外)
👍👍👍 🐒 👍👍👍

<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 その5 標準解答>
(一)
1.らしょう:つたのからんでいる竹やぶ 2.おうゆう 3.すいさつ:おちぶれる、おとろえる、しおれる。「颯」も、おとろえる意。 4.かこう:わら 5.ほうよう:宝玉のような美しいえくぼ。笑顔。 6.かくしん:鶴のすむ峰、仙人のすむ山。「找人(そうじん)」は既出(たずねる、さがす意)。 7.えんたく:夜回りの拍子木をしまって用いない。世の中がよく治まって盗賊の心配をする必要がないこと 8.りょうてき:良い人に会う。良い会合。 9.うんか:雲の切れ目、雲間 10.じんしゅう:つづりあわせる 11.すうらん:高い山、また、高大な山と小さくて鋭い山 12.たんじ:*まことにその時なり(まことにその時を得ている) 13.ていけつ:そしりあばく 14.とうてん:かたじけなくも恩恵をこうむる 15.ばくさい:日光にさらす 16.ばいせき:あかづいてやせる、苦労のさま 17.はよう:広く知れ渡るようにする 18.ひもん:門番のしもべ 19.はちへい:古代の王権が臣下を統べる八つの手だて。(同)八柄。 20.ようじゅ:徴発されて辺境を守る兵卒
21.しゃく(う) 22.かこ(ち) 23.つまび(らか) 24.さらば(える) 25.ぬかるみ 26.つづ(く) 27.あわただ(しく) 28.かしこ(い) 29.なら(う) 30.かまど
(二)
1.且且 2.宜(しい) 3.強面・怖面 (✕強持て) 4.璽符 5.悴(む) 6.聳(り立つ) 7.生半 8.売僧 *マイ、スとも唐音。 9.黼黻 *フフツとも読む。 10.鱗茎 11.連枷 12.気儘 13.畚・簣 14.抉(じる) 15.歙:「窄める」でも可だろう。 16.澗水 17.鼾睡 18.酣酔 19.椚 20.鮗
(三)
1.拐騙(かいへん):かたる、だましとる、かどわかす
2.鉤距(こうきょ):かぎで引っかけて引き出すように内情を巧みに探り出す(または“それとなく巧みに探り出す”・・・いずれも大字源。「鉤」と「距」の項で、少し説明が異なっている)
3.叉手(さす・さしゅ):手出しをしないこと *他の意味もあり(略)
4.禰祖(でいそ):父と祖先の御霊屋
5.漣猗(れんい):さざなみ、さざなみが立つ
(四)
問1
1.万鍾 2.狂瀾 3.賤斂 4.虎渓 5.偕行 6.尺素 7.夷竈 8.生鳳 9.殷富 10.糲食
・ばんしょうのろく:非常に多くの量。また、その穀物。あるいは俸禄など。
・けいしゅかいこう:手を取り合って一緒に行く
・りぎょせきそ:白絹にかかれた手紙 漢検2「鯉素」
問2
1.あいけん 2.たんり 3.とうちょ 4.えきしゅ 5.そうよう
・(挨肩)擦背(あいけんさつはい):人が押し合い圧し合いするさま
(五)
1.いぬまき 2.くらら 3.おどりこそう 4.ごろつき 5.ラマ 6.とぐら 7.さばえ 8.はらから 9.とき 10.はいまゆみ *漢検2「“はいまゆみ”とも読む」とある。ただし、これは古名だと思うので、まさか出題されるとは思えないが・・・。
(六)
1.へきじゃ 2.しりぞ(ける):悪人や悪い思想をしりぞける 3.わんぱつ 4.むす(ぶ) *「綰(つな)ぐ」読みもある。 5.ぶろく 6.おさ(める) 7.りょうり 8.おさ(める):①長くとどまりつづく ②おさめる、乱を治める 9.おべつ 10.はずかし(める)
(七)
1.昏耄 2.夏屋(廈屋)*漢検2掲載は「夏屋」。 3.孟陬 4.俚言 5.枝胤
6.弭兵 7.杪歳 8.拊循 9.氓俗 10.海容
*「臘月」(陰暦12月)⇔「孟陬」(陰暦1月)は、対義語として少しく無理があるかもしれない・・・混乱したらごめんなさい。
(八)
1.樵蘇:貧しいことの形容 2.罷駑 3.醇醪:良い酒を飲んで酔うように、自然とその人の徳に感化されること 4.壮夫 5.萁 6.鴻風 7.蛆虫 8.裘 9.不屑 10.莫耶・莫邪
(九)
1.綯 2.宛然 3.遊蕩 4.兵站 5.矯飾 6.金蓮 7.襷・手繦 8.褄 9.疑懼 10.掣肘 
ア.ことば イ.ふる(えて) ウ.ゆびさき エ.ちょうずだらい オ.はしょ(って) カ.かがや(いて) キ.おいて ク.はら(ませた) ケ.もっけ コ.ふる(った)  *「キ.おいて」は、青空文庫の原文では「追手」となっていたが、誤植と思い、「追風」に修正している。
👍👍👍 🐒 👍👍👍


コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 漢検1級 28-3向け <... | トップ | 手賀沼  我孫子北新田から... »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自己最高点! (rikuroku)
2016-12-25 17:47:27
その5チャレンジさせていただきました。
この難易度で180点は超嬉しい!!!

今日たまたま勉強していたものもあり、勘も冴えてました。ちょっと悔しいのもありましたが上出来です。

1-18へいもん ひめがき関連かと思ってしまった。23あき-らか
2-1割割7生中10輪茎
4-1万筲5懐光
5-2とや10???
7-5嗣胤8拊馴9氓属、他が出来た分ちょっと惜しくて悔しい。

「鉤距」は今日勉強したばかりでラッキー
「孟陬」はじめ・陬月が思い浮かんだ。
語選択、故事成語、文章題全問正解は超超嬉しい!

全5回本当に勉強になりました。
まだまだ知らない語句がたくさん!
しっかり学習してまいります
本当にありがとうございました!
これはスゴイ!! (syuusyuu)
2016-12-25 19:42:28
rikurokuさんに脱帽・・・学習の成果顕著ですねえ。
語選択、故事成語、文章題全問正解は見事です!!
漢検レベルなら200レベルじゃないかあ?
・・・私的には、珍答ナシで、ちょっとつまらない(笑)
ますますのご精進を!
挑戦させていただきました (asatori)
2016-12-25 23:26:20
その5、挑戦させていただきました。その5の復習、感想などを弊ブログにこれから書こうと思います。お時間のある時にチェックしていただけたら幸いです。
解答の(六)3456あたりが順番が反対になっているようでした。ご確認のほど宜しくお願いいたします。
年末のお忙しい時期に模試をアップしていただきありがとうございました。
質問×3 (spaceplus)
2016-12-27 17:19:55
その5出題、ありがとうございます。
遅ればせながら挑戦させていただきました。
最後なので、中断せず集中して取り組みたかったのですが、結局中断する羽目になり、こんなことなら早くに取り組んでおけば良かったです…(苦笑)

結果は181点でした。
これまでは60分かかっていましたが、45分で全部埋められたので易化はしていると思います。

今回は特に聞きたいことが多すぎて、どうしようかと思いましたが、特に気になる点だけ質問させていただきます。

(一)12「旨酒、既に凊しく、嘉薦、亶時なり」
意味がよく分からず、「亶」の読み分けで迷って「セン」と書いてしまいました。
どういう意味なんでしょうか…?

(七)5「枝胤」
ニュアンスとしては「子孫」というより「分家」や「分家の子孫」という感じの説明しか見つけられませんでした。
これだと「曩祖」の対義語としてはややズレる感じがするのですが、単に「子孫」という意味もあるのでしょうか?

(九)6「金蓮に逢った」
これは「纏足の女性に逢った」という意でしょうか…?また、文のどの部分から推測できるのでしょうか?

多く質問してしまってすみません。

あと、(二)11は「連枷」でしょうか。
修正よろしくお願いします。

全5回、大変勉強になりました。
ありがとうございました。
回答×3 (syuusyuu)
2016-12-27 19:11:55
spaceplusさん、トライ、ありがとうございます。それほど易化したとは思ってなかったのですけど、少しは易化していたのでしょうか・・・(笑)ま、それにしても相変わらず高得点ですねえ・・・
・「旨酒、既に凊しく、嘉薦、亶時なり」・・・大漢和に有った文例ですが、たぶん、「酒もほどよく冷えてうまいぞ、ごちそう(そなえもの)もまさに今が食べごろ(まさにその時を得ている)だぞ」ってな感じでしょうか?ちょっと文例から推測しづらい設問でしたね。すみません。
・「枝胤」・・・大字源・新漢語林ともに「分かれた血筋。子孫。」となってて、「子孫」が別建てだったので「曩祖」の対義語でも良いかなと思ったんですけどね、たしかに、少しズレてると言われればそうかもしれない(苦笑)
・「金蓮に逢った」・・・4行前のところに「美人のため・・・」とあり、それを受けての“キンレン”なので、美人の代名詞としての金蓮(もしくは金瓶梅で出てくる固有名詞としての金蓮?)のことと理解しましたけど・・・。
ここでは纏足のことではないと思います。
・・・他にも聞きたいことが多い?なんだろ?何か問題ありましたでしょうか?ちょと気になる(笑)
いずれにしろ、こちらも勉強になりました。ありがとうございました。
ありがとうございます (spaceplus)
2016-12-27 21:23:11
丁寧に回答していただき、ありがとうございます。

・「亶時」…なるほど、漢検辞典の「②まこと。まことに。」に当てはまるでしょうか。「時をほしいままにしてやったぞ!」と強引に解釈して「セン」にしてしまいました(苦笑)
・「枝胤」…「子孫」が別建てになっているものがあるんですね。納得しました。
・「金蓮」…国語辞典でも、漢字辞典でも、中国語のサイトでも「纏足」の意しか見つからなかったので謎だったのですが、なるほど「金瓶梅」の人物でしたか…。作品を全く理解していなかったので、質問していなければ絶対にそこには辿り着けませんでした…(汗)

他の質問は、大体なんとなくですが解決しました。
特に模試の内容に問題があったわけではありませんので…^^;
どうもありがとうございました。
申し訳ありません (spaceplus)
2016-12-27 21:31:17
「亶時」の意味は解答の所に解説されていましたね…見逃していました。
大変失礼しました。
25日ぶりの挑戦 (rikuroku)
2017-01-18 15:43:45
復習の為、こちらも挑戦!

196点でした~

ちゃんと身についてるかな~と心配しながらチャレンジしましたがホッとしました。

どんな難問も一度やれば過去問だ!!

ありがとうございました。

コメントを投稿

模擬試験問題」カテゴリの最新記事