漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

過去問の精査から ~経始亟(すみ)やかなる勿れ~

2017年05月30日 | 過去問等の深掘りシリーズ
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●29-1は28-1と同じように、年度第1回だから高難度になるのかな~。それともここ2回ほどの難度に落ち着くのかな~。
●全体のレベルはそれほど変わらないだろうけど、いわゆる“満点阻止問題”はふたつ、みっつ、出してくれそうだなあ~・・・。
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(昨日、過去問の精査は完了・・・「H18~H23」、「H24~H28」、「H4~H17」の順で精査完了・・・今日からは、自己作成の模試を直近の模試からさかのぼって復習中・・・む、むずかしいじゃないかあ・・・)

●H17ー3の訓読み問題「経始亟(すみ)やかなる勿れ」・・・訓読みの問題でなく、「経始」について

<広辞苑>
 経始(ケイシ):①(詩経・大雅)測量して位置を定めること。工事を始めること。 ②物事をし始めること。

<詩経・大雅>(「東洋・西洋の古典書籍・・・古今名言集・・・」から抜萃。

 詩経-大雅[文王之什][霊台]
 詩序
 霊台は、民始めて付くなり。
 文王命を受けて、而して民其の霊徳有りて以て鳥獣昆虫に及ぶを楽しむ。

 詩文
 霊台を経始す、之を経し之を営す。
 庶民之を攻おさめ、日成らずして之を成せり。
 経始は亟(すみ)やかにする勿れ、庶民子来(しらい)す。
 ・・・(以下、略)・・・

 *経始(けいし):経営を始める、営造をはじめる。地わりをして家を建て始める。測量して位置を定めて工事を始めること。


 *こういうところにも(漢字・熟語自体は難しくはないが)、ひっそりと、歴史的に由緒ある熟語が紛れ込んでいることがある*
 
 *この後も詩経の詩は続いていて、「経始は亟(すみ)やかにする勿れ・・・」の文意が分かってくるのだが、ここでは割愛。

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コメント (1)
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