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漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

29-2向け <語選択問題 おさらい+α(上級者用> その7&その8

2017年09月26日 | 語選択
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・標準的な語選択問題(おさらいα&β)は終了しました・・・
・上級者向けに“おさらい”問題を提供しています・・・漢検2メインで、一部、広辞苑・大字源などから出題しています・・・
・腕試しにどうぞ・・・勿論、どなたでもチャレンジしていただいて結構です・・・

<語選択問題-上級者用- その7>
1.仏寺・僧侶のこと
2.書籍。冊子。
3.深くお礼をいうこと
4.ドックの一種。繫船ドック。
5.くばりわけること。わりつけること。

<語群>
( けた、こうせんきょ、ぞうこう、ふべつ、ふと、めいしゃ、へんちつ、しゃらく ) 

<語選択問題-上級者用- その8>
1.よりどころとなる模範。
2.書画・文章の筆勢が枯れていて、しかも力強いこと
3.縁起をかつぐこと。つまらないことにこだわること。
4.外国が服従してくること
5.坐禅中に一定のところをめぐったり往復したりすること
<語群>
( こうえん、こうき、ひんぷく、ほうけい、きけい、きんひん、そうけい、ひりん ) 

👍👍👍 🐔 👍👍👍

(補足説明)ー解答は末尾ー
ー補足説明 ◎漢検2関連 ●広辞苑または大字源などからー

<語選択問題-上級者用- その7>
◎浮屠・浮図(ふと):①仏陀に同じ ②塔。そとば。③転じて、仏寺・僧侶の意にも用いる。
(漢検2下つき)「・・・狗屠(クト)・(コウト)・浮屠(フト)」
◎篇帙(へんちつ):①書冊をおおう帙 ②転じて、◎書籍、◎冊子。
(漢検2)篇帙(ヘンチツ):書物を保護するために包むおおい。また、その書物。類)◎巻帙
●鳴謝(めいしゃ):深くお礼をいうこと
●閘船渠(こうせんきょ):ドックの一種。閘門を構え干潮でも水深を一定に保たせる。繫船ドック。
●賦別(ふべつ):くばりわけること。わりつけること。
<解答>
1.浮屠・浮図 2.篇帙 3.鳴謝 4.閘船渠 5.賦別 

<語選択問題-上級者用- その8>
◎亀鏡(きけい):「キキョウ」とも。よりどころとなる模範。また、証拠。亀鑑。
(漢検2)亀鑑(キカン):行為や判断の基準となる模範。手本。見本。「教育者の―とされた人物だ」類)亀鏡(キケイ)
●蒼勁(そうけい):書画・文章の筆勢が枯れていて、しかも力強いこと
(模試・語選択問題でも既出)
(文章題で既出)鴎外は早くから(3)ヒッセキが見事だった。晩年には益々老熟して(4)ソウケイ精厳を極めた。
●拘忌(こうき):縁起をかつぐこと。つまらないことにこだわること。
◎賓服(ひんぷく):外国が服従してくること
(漢検2「②したがう。主たるものにしたがう。「賓服」」
◎経行(キンヒン):仏)禅宗で、座禅中に眠気を除き心身をととのえるために一定の場所を歩くこと。「キン」「ヒン」は唐音。「キョウギョウ」とも読む。
 -参考-
 ●繞堂(にょうどう):読経をしながら仏堂を右廻りにめぐること ≒ 繞仏、遶仏、行道(ぎょうどう)
 ●*行道:仏)①仏道を修行すること。②法会のとき、衆僧が列を組んで読経・散華しながら仏道や仏像の周囲を右回りにめぐり歩くこと。おねり。
 ➪繞堂・繞仏 ◎③経行(きんひん)に同じ。(*経行(きんひん):(宋の俗音)(仏)坐禅中に眠気を防ぐため、または運動のため、一定のところをめぐったり往復したりすること。きょうぎょう。)
 *繞仏・遶仏(にょうぶつ):仏や長上の周囲を右肩を肌脱ぎにして右まわりに読経しながら3回めぐって敬意を表すること。➪行道。
<解答>
1.亀鏡 2.蒼勁 3.拘忌 4.賓服 5.経行
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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29-2向け <語選択問題 おさらい+α(上級者用> その5&その6

2017年09月25日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・標準的な語選択問題(おさらいα&β)は終了しました・・・
・上級者向けに“おさらい”問題を提供しています・・・漢検2メインで、一部、広辞苑・大字源などから出題しています・・・
・腕試しにどうぞ・・・勿論、どなたでもチャレンジしていただいて結構です・・・

<語選択問題-上級者用- その5>
1.広く大きなさま
2.恩恵の広く及ぶことをたとえていう言葉
3.わざわいのもと
4.功や才をたのみ、ほこること。
5.きのこのこと。
<語群>
( げんこう、きょうばつ、きんじん、かくせい、かじゅん、かいかく、かたい、おうけい ) 

<語選択問題-上級者用- その6>
1.馬を自由に乗りこなすこと
2.物事をよく見分ける眼識。
3.度量が広く、物事にこだわらない人。
4.いれげ。そえがみ。かもじ。
5.つかまえどころのないこと。
<語群>
( ちてい、ぎけい、けいこう、とってい、りろう、かつぶつ、きょがん、ふゆう ) 

👍👍👍 🐔 👍👍👍

(補足説明)ー解答は末尾ー
ー補足説明 ◎漢検2関連 ●広辞苑または大字源などからー

<語選択問題-上級者用- その5>
●恢廓(かいかく):広く大きなさま
●河潤(かじゅん):恩恵の広く及ぶことを黄河が土地を潤すのにたとえていう語。
●禍胎(かたい)=禍根:わざわいのもと
◎矜伐(きょうばつ):功や才をたのみ、ほこること。矜慢。   *「伐」は、ほこる意。
*伐: 中学…バツ準1…ハツ、う(つ)、き(る)、ほこ(る)
(漢検2下つき)「③ほこる。自慢する。「矜伐(キョウバツ)」」
◎菌蕈(きんじん):きのこのこと。
(漢検2下つき)「②きのこ。たけ。「菌蕈(キンシン)」

(解答)1.恢廓 2.河潤 3.禍胎 4.矜伐 5.菌蕈


<語選択問題-上級者用- その6>
◎磬控(けいこう):馬を自由に乗りこなすこと(出典:詩経) *磬:キン、ケイ、は(せる) 控:ひか(える)、つ(げる)のぞ(く) 磬:馬を走らせること 控:馬をとどめること
(漢検2)「④はせる。馬を走らせる。「磬控」」
◎炬眼(きょがん):物事をよく見分ける眼識。
(漢検2)意味:①かがりび。たいまつ。「炬眼」「炬光」類)苣(キョ) ②やく。たく。 ③ともしび。*苣:キョ たいまつ・ちさ・ちしゃ
●闊物(かつぶつ):度量が広く、物事にこだわらない人。
●義髻(ぎけい):いれがみ(入髪)に同じ➪いれげ。そえがみ。かもじ。
(漢検2)髢(かもじ):髪を結うとき、少ない部分に補う毛。入れ髪。「―を入れて結う」
●突梯(とってい):つかまえどころのないこと。世に逆らわず、世の流れのままになること。

(解答)1.磬控 2.炬眼 3.闊物 4.義髻 5.突梯

👍👍👍 🐔 👍👍👍
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29-2向け <語選択問題 おさらい+α(上級者用> その4

2017年09月24日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・標準的な語選択問題(おさらいα&β)は終了しました・・・
・上級者向けに“おさらい”問題を提供しています・・・漢検2メインで、一部、広辞苑・大字源などから出題しています・・・
・腕試しにどうぞ・・・勿論、どなたでもチャレンジしていただいて結構です・・・全8回程度の予定でしたが、これも回数が増えそうなので前倒しでドンドン提供します。次回からは2題ずつ(その5&その6・・・)提供する予定です(^^)

<語選択問題-上級者用- その4>

1.そしる。悪口をいう。
2.よそよそしいこと。
3.友人がむつまじく唱和すること。
4.水力によって動かす臼。みずうす(水碓)。
5.貴人の死を敬っていう語。
<語群>
( しょきゅう、かっそ、じょうせん、てんがい、きし、おうめい、ろやく、めいせん  ) 

👍👍👍 🐔 👍👍👍

(補足説明)ー解答は末尾ー
ー補足説明 ◎漢検2関連 ●広辞苑または大字源などからー

◎(漢検2)「疵」の下つき:「③そしる。悪口をいう。「毀疵(キシ)」」
 毀疵(きし):(大字源)そしる。悪口をいう。
●闊疎(かっそ):①ひろくまばらなこと。②よそよそしいこと。
*そかつ【疎闊】久しく会わないこと。親しくないこと。 また、そのさま。疎遠。
*(大辞林)そかつ【疎闊・疎濶】久しく会わず、間柄が親しくない・こと(さま)。疎遠。  *(漢検2)「疎闊(ソカツ)」は下つきであり。

●嚶鳴(おうめい):①鳥が仲むつまじく鳴きかわすこと。また、鳥が友を求めて鳴く声。 ●②友人がむつまじく唱和すること。
●碾磑(てんがい):水力によって動かす臼。みずうす(水碓)。

(漢検2):僊:やまびと。仙人。「僊人」 類)仙  下つき:◎上僊(ジョウセン)・神僊(シンセン)
デジタル大辞泉 - ●上僊/上仙 - 1 天に昇って仙人になること。●2 貴人の死を敬っていう語。3 仙人のうちで、すぐれた者。

(解答)
1.毀疵 2.闊疎 3.嚶鳴 4.碾磑 5.上僊/上仙
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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29-2向け <語選択問題 おさらい+α(上級者用> その3

2017年09月24日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・標準的な語選択問題(おさらいα&β)は終了しました・・・
・上級者向けに“おさらい”問題を提供しています・・・漢検2メインで、一部、広辞苑・大字源などから出題しています・・・
・腕試しにどうぞ・・・勿論、どなたでもチャレンジしていただいて結構です・・・全8回程度の予定でしたが、これも回数が増えそうなので前倒しでドンドン提供します。

<語選択問題-上級者用- その3>

1.あわただしいさま
2.樹木などのひと抱え
3.祭りの供物としての飲食物
4.たかぶりおごること
5.中国古代の宮城の門。転じて法令の称。
<語群>
( ていてい、きょうきょう、そうじ、しょうぎ、きょうは、どうし、せんしゅう、ぜんしゅう ) 
👍👍👍 🐔 👍👍👍

(補足説明)ー解答は末尾ー
ー補足説明 ◎漢検2関連 ●広辞苑または大字源などからー

●草次(そうじ):あわただしいさま。造次(ぞうじ)。
◎拱把(きょうは):樹木などのひと抱え、またはひと握りほどの太さ。
*「拱把の桐梓、人、苟も之を生ぜんと欲すれば、皆之を養ふ所以のものを知る」
*拱把(漢検2掲載熟語下つき「拱把(キョウハ)」) *ひと抱え、ひと握りの桐や梓 (孟子)

●薦羞(せんしゅう):(広辞苑)(「羞」は食物をすすめる意)祭りの供物としての飲食物

*「驕矜」「矜驕」どっちでも〇だとおもうが、漢検2掲載は「矜驕」
(広辞苑)●驕矜(きょうきょう):たかぶりおごること
◎(漢検2)下つき:(悍驕(カンキョウ)・) ◎矜驕(キョウキョウ)
<驕:キョウ、おご(る)、ほしいまま、つよ(い)、さか(ん)>
・おご(る)、ほしいまま:驕奢、矜驕(キョウキョウ)、驕佚=驕逸、驕誇(キョウカ・キョウコ)、驕傲、驕侈=驕奢、驕恣=驕肆、驕児、驕慢、驕易(キョウイ)=たかぶって人をあなどる、驕栄、驕盈、驕淫、驕行、驕慠、驕矜(キョウキョウ)、驕色、驕人=おごってほしいままな人、驕縦(キョウショウ)=ほしいままなこと、わがまま
「如何に天才でも非凡人でもこう易々とトントン拍子に成上ると勢い矜驕となり有頂天となるは人間の免かるべからざる弱点である。」(〔出典〕美妙斎美妙(新字新仮名)/内田魯庵(著))

◎象魏(しょうぎ):(「象」は法律、「魏」は高い意。「周礼」より)中国古代の宮城の門。この二階造りの門上に法令を掲げ示した。転じて、法令の称。象闕(しょうけつ)。
(漢検2下つき)象魏(ショウギ)

(解答)
1.草次 2.拱把 3.薦羞 4.矜驕(驕矜) 5.象魏
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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29-2向け <語選択問題 おさらい(上級者用> その2

2017年09月23日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・標準的な語選択問題(おさらいα&β)は終了しました・・・
・これから8回程度、上級者向けの“おさらい”問題を提供します・・・漢検2メインで、一部、広辞苑・大字源などから出題しています・・・
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<語選択問題-上級者用- その2>

1.しげりはびこる、繁殖、繁殖する
2.四通八達の道の交わる所
3.大君の意で、君主。きみ。
4.その地を服従させる。領地をうばう。
5.うわべだけ大きく、中身の無い説
<語群>
( がいく、ちゅうき、じゅんち、まんえん、かいせつ、じえん、ちょうくん、ひんぷく) 
👍👍👍 🐔 👍👍👍

(補足説明)ー解答は末尾ー
ー補足説明 ◎漢検2関連 ●広辞苑または大字源などからー

◎孳衍(じえん):しげりあふれる、増える。しげりはびこる、繁殖、繁殖する。
(漢検2) 意味①うむ。子を生む。「育」 ②しげ(茂)る。ふえる。「孳衍(ジエン)」「孳息(ジソク)」・・・

●中逵(チュウキ):四通八達の道の交わる所。 同)●中馗
 (参考)逵路(キロ):(漢検2)意味:おおじ。おおどおり。四方八方に分かれる道。「逵路」(=大字源:四方八方に通じる道)

●冢君(チョウクン):(大字源)大君の意で、君主。きみ。また、仲の良い国の諸侯を尊んでいうことば。君長。

●徇地(ジュンチ):(大字源)“地を徇(とな)う”“地を徇(したが)う”:その地を服従させる。領地をうばう。略地。
         *「略」は、「(漢検2)②「掠(リャク)」の書きかえ字。」なので「掠地」でもOKか
          ・・・(大字源には「掠地」は掲載ナシ・・・)
◎嵬説:うわべだけ大きく、中身の無い説。
 既出記事・その他(あやしい、みだり、ほしいまま、おごる 等の意あり)嵬説=狂妄の説・とるに足らぬ説=嵬瑣(カイサ)
(大字源)でたらめの説。怪しい説。狂妄の説。 ≒?(広辞苑)怪説:奇怪な説。あやしいうわさ。 
(漢検2)嵬:意味③あやしい。「嵬説」類)怪

(解答)
 1.孳衍 2.中逵・中馗 3.冢君 4.徇地 5.嵬説
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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29-2向け <語選択問題 おさらい(上級者用> その1

2017年09月22日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・標準的な語選択問題(おさらいα&β)は終了しました・・・
・これから8回程度、上級者向けの“おさらい”問題を提供します・・・漢検2メインで、一部、広辞苑・大字源などから出題しています・・・
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<語選択問題-上級者用- その1>
1.毛織物の毛のこと
2.文人が酒宴を開いて詩文をつくることのたとえ
3.辺りかまわず恐れはばからないさま
4.自分の美点をてらい誇る
5.口先だけで信の置けない人間
<語群>
(けいえん、もんしつ、せんもう、じんじん、しゅふ、きんそん、げんい、げんがく)
👍👍👍 🐔 👍👍👍

(補足説明)ー解答は末尾ー
ー補足説明 ◎漢検2関連 ●広辞苑または大字源などからー
◎((DS)●旃毛=毛織物のこと  漢検2「・・・②けおりもの。「旃毛」」 *広辞苑掲載ナシ
       せんもう【旃毛】:毛織物の毛。
◎DS【琴樽】きんそん. 琴と 酒樽 ( さかだる ) 。文人が酒宴を開いて詩文をつくることのたとえ 。 *DSでは“楽しく遊ぶこと”
 漢検2「樽」下つき: 金樽(キンソン)・琴樽(キンソン)・酒樽(シュソン)・(さかだる)・芳樽(ホウソン)
 *参考:「金樽(キンソン):大字源 金樽・金尊:黄金の酒樽
 琴樽 :(大字源)「琴樽・琴尊」:①ことと、酒だる。②文人が宴会を開き、詩をつくること。
    ・「漢検1級 28-3向け <語選択問題1>&<語選択問題2>」にて既出。
    ・既出記事:故事成語類(実践問題その22)
    ・・・③ ・・・「樽」は酒に絡んで、「樽俎折衝」とか「 琴樽(きんそん)=琴と酒樽 。文人が酒宴を開いて詩文をつくることのたとえ」とか良く使われています。

◎捫蝨:(大字源)人前で蝨をひねる。辺りかまわず恐れはばからないさま。故事あり(略)。
    (漢検2)③ひねる。ひねりつぶす。「捫蝨(モンシツ)」
●衒異:ゲンイ・異を衒う(イをてらう):大字源:(衒異:ゲンイ・イをてらう):自分の美点をてらい誇る。 
     (参考)
     *「衒奇」熟語は掲載ナシ・・・奇を衒う(キをてらう)
     デジタル大辞泉 :奇を衒う:わざと普通と違っていることをして人の注意を引こうとする。
◎壬人(じんじん) :口先だけで信の置けない人間 「壬人とは、佞人なり」(漢書)」」 (漢検2「意味②おもねる。へつらう。「壬人」」)
 *当模試の類義語問題で出題済み。語選択でも類義語でも、これは意外に難問になるかも・・・この言葉知らなきゃ、連想では出てこない熟語かも。

(解答)
1.旃毛 2.琴樽(琴尊) 3.捫蝨 4.衒異 5.壬人
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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29-2向け <語選択問題 おさらい+β>(3/3)

2017年09月17日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・29-2向け語選択問題は、 <語選択問題 おさらい+α > (その5 オシマイ)でオシマイの筈でしたが、例の猫姐さんの準1読み・書き問題に触発されて、さらに、おさらいの意味でつくってみました・・・ま、簡単だとは思いますが、一応、復習にもなると思うので・・・

・<於邑>も出題しようと思ったけど、当模試などでも既出なので省略・・・
 「気オユウして止むべからず」(於邑) *漢検2下つき 
 (参考)
 (模試・語選択)4.於邑・於悒 (おゆう):悲しみや憤懣で胸がつまり、また、むせぶこと *漢検2掲載熟語「於邑」
「於邑(オユウ)」=(大字源・「於」の方での掲載)①悲しんで気分のふさぐさま=於悒 ②憤ってかっとなるさま (大字源も「邑」の方で掲載の「於邑」=「悲しみや憤懣で胸がつまり、また、むせぶこと」となっている。)
(松陰)・・・死に臨みて相於邑(おゆう)するは・・・:於悒。悲しみのため気持ちがふさがる。煩悶愁苦すること。

・では本問・・・

<語選択問題βー3>
1.あおり、もてあそぶ。おもちゃにする。
2.よどみなく調子のよいこと
3.色糊で布地に文様を印刷する染色法
4.まっすぐにたつこと。また、しっかり定めること。
5.食事に注意して養生すること
<語群>
( ろうぜつ、かさん、はろう、くせつ、なっせん、じゅりつ、えんてん、しんぜん )
👍👍👍 🐔 👍👍👍

1.時代の波にハロウされた一生だった 簸弄 
  大字源:あおり、もてあそぶ。おもちゃにする。根も葉もないことを言って騒ぎを起こさせる。翻弄。
2.自らの見聞をエンテンと話し続けた。 宛転  
  広辞苑:①ゆるやかに動くさま ②眉がゆるく弧をえがいているさま。特に、美しい眉にいう。③よどみなく調子のよいこと
3.捺染なっせん・・・複数回 
 工場でナッセン加工を施す。捺染    
 桜の花びらの模様をナッセンする。
 広辞苑:色糊で布地に文様を印刷する染色法。・・⇔浸染(しんぜん)・・・過去記事で掲載済み(模試の対義語だったか?)
4.自らジュリツするの志を欠いている。 竪立(豎立)
  大辞林  豎立・竪立  まっすぐに立つこと。また、 しっかりと定めること。
  *広辞苑ナシ (漢検2)竪立(ジュリツ):まっすぐにたつこと。また、しっかり定めること。
5.カサンして老いを扶く可し 加餐 (杜甫)ご飯をたくさん食べて、老いの身のたすけにしよう。
 (漢検2)加餐(カサン):食事に注意して養生すること。また、健康を祝う語。「くれぐれも御―ください」 
              食を加える意から。手紙文などに用いる。
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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29-2向け <語選択問題 おさらい+β>(2/3)

2017年09月16日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・29-2向け語選択問題は、 <語選択問題 おさらい+α > (その5 オシマイ)でオシマイの筈でしたが、例の猫姐さんの準1読み・書き問題に触発されて、さらに、おさらいの意味でつくってみました・・・ま、簡単だとは思いますが、一応、復習にもなると思うので・・・

<語選択問題βー2>
1.暗く果てしないこと。天の高いさまにいう。
2.曲がりくねった道
3.試験に白紙を出すこと
4.はるかな青空
5.強く正しい様子
<語群>
( きゅうりゅう、ようへき、えいはく、てんがく、かんちょく、しじろ、とうめい、ゆうすい )
👍👍👍 🐔 👍👍👍

1.遂に去りてトウメイの山に入る。宕冥 「宕冥」:くらくて、その果てが わからない。 天の高いさまをいう。大修館書店 『大漢語林』
                         大字源:①暗く果てしないこと。天の高いさまにいう。②盲人。また、愚かな人。
2.曲がりくねった道をシジロと言う。 之字路   ●大字源:之の字のように曲がりくねった道。之字。
3.エイハクの己を恥ずるほかなかった。 曳白:(広辞苑)・・・試験に白紙を出すこと。
4.飛び去りてヨウヘキに入る。遥碧    ▽遥碧(ようへき)△ はるかな青空  遥かなる碧(みどり)という意味。大字源:はるかな青空
5.論を持してカンチョクなり。侃直 意味:常に持論を持っていて、気性が強く信念を曲げないこと。侃直=強く正しい様子。
                    大字源:強く正しい。剛毅正直(ごうきせいちょく)。
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29-2向け <語選択問題 おさらい+β>(1/3)

2017年09月15日 | 語選択
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ  :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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・29-2向け語選択問題は、 <語選択問題 おさらい+α > (その5 オシマイ)でオシマイの筈でしたが、例の猫姐さんの準1読み・書き問題に触発されて、さらに、おさらいの意味でつくってみました・・・ま、簡単だとは思いますが、一応、復習にもなると思うので・・・

<語選択問題βー1>
1.美しさが抜きんでていること。きらびやかで美しいこと。
2.父と祖先の御霊屋
3.みだらな俗曲。野卑な音楽。
4.水中を歩き餌をあさるのに適している鳥類の称
5.父祖のあとを 継ぐ子。あとつぎ。
<語群>
(ちゅうえい、いんし、しょうきん、でいそ、えいけん、そこう、ていせい、あせい)
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1.英絢・・・・エイケンの体にして超然として類なし。英絢
(漢検2)①「英絢(エイケン)」=美しさが抜きんでていること・きらびやかで美しいこと *模試・語 選択でも出題しました。
2.父と祖先の御霊屋をデイソと言う。 禰祖
3.異国のテイセイを遠ざける。
デジタル大辞泉 - 鄭声の用語解説 - 《中国春秋時代の、鄭の国の歌謡がみだらであっ たところから》みだらな俗曲。野卑な音楽。
4.ショウキン類は体に比して脚が長い。 渉禽 *広辞苑:・・・水中を歩き餌をあさるのに適している鳥類の総称。
5.インシの誕生を待ちわびていた。 胤嗣
【胤嗣】いんし. 父祖のあとを 継ぐ子。あとつぎ。  (注)「 胤子 ( いんし ) 」; 子孫が先祖のあとを継ぐ。
漢検2「・・・②あとを継ぐ。「胤嗣」」

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29-2向け <語選択問題 おさらい+α > (その5 オシマイ)

2017年09月13日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●漢検辞典、広辞苑、その他(大字源ほか)をメインに、おさらい(過去記事)を目的とした語選択問題を提供します。+α(新規)は少ないと思いますので、復習の目的でご活用ください・・・なお、5回程度(1回につき2問、計10問、50題程度)連続して提供していく予定です。
●語選択問題のおさらい・・・今季はこれでオシマイです・・・
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<語選択問題9>
1.積み重なった不平
2.かるはずみで考えのないこと
3.無知で物事を憶断すること
4.衆をたのんで無理を言い立てること 
5.山に草木のないさま 
<語群>
( どうぜん、らいかい、かいらい、しゃど、ごうぎ、ぎひょう、そうぼう、おくたく  )

<語選択問題10>
1.心がきれいで俗世から孤立すること
2.常に前進しようとする立派な精神 
3.実直で飾り気のないこと
4.表面だけの浅薄な知識
5.草木の生い茂ったところ。くさむら。
<語群>
( ぎょうり、さんそう、げんぼく、けんとく、こんとく、せいかい、じしょく、けんかい )

<語選択問題11 ~オシマイ~>
1.事実の知らせ。情報。
2.鳥獣が交尾して子をうみ育てること
3.互いに入れ違うさま。揃わないさま。不揃い。ちぐはぐ。
4.からみ縛ること、足手まとい・係累、また、煩悩のこと 
5.粗末な衣服
<語群>
( きっそう、じび、じっそう、しち、しんしょう、きゅうかつ、てんばく、たんせき )
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<語選択問題9>
1.磊塊(らいかい):(広辞苑)①積み重なった多くの石瑰 ②平らでないさま ③転じて、積み重なった不平
 (漢検2)①積み重なった多くの石のかたまり。 ②積み重なった不平や不満。 ③心中が穏やかでないさま。
 *参考:「磊嵬(らいかい)」:山などがけわしく高大なさま
2.躁妄(そうぼう):(広辞苑)かるはずみで考えのないこと
3.疑氷(ぎひょう):(広辞苑)(疑いが氷が結んで溶けないさまにたとえていう)心にわだかまっている疑い。疑団。
           (大字源):夏の虫が氷を知らずにその存在を疑うこと。転じて、無知で物事を憶断すること。 夏虫疑氷。
 *「夏虫疑氷」は5級相当の四字熟語。
 *広辞苑と大字源で説明が異なっている。
4.嗷議(ごうぎ):①衆をたのんで無理を言い立てること ②乱暴。暴力。暴行。
5.童然(どうぜん):(「童」は、はげる意)①頭のはげたさま ②山に草木のないさま 

<語選択問題10>
1.清介(せいかい):清廉狷介の略。潔白すぎて度量の狭いこと。心がきれいで俗世から孤立すること。
2.乾徳(けんとく):常に前進しようとする立派な精神 *他に「天子の徳、君主たるものの徳」という意味もあり。
3.愿朴(げんぼく):実直で飾り気のないこと。素朴。
4.耳食(じしょく):他人の説をそのまま信用すること。表面だけの浅薄な知識。
5.攢叢(さんそう):①あつまりむらがること。よせあつめること。 ②草木の生い茂ったところ。くさむら。

<語選択問題11>
1.実左右(じっそう):事実の知らせ。情報。
2.孳尾(じび):(書経)鳥獣が交尾して子をうみ育てること =遊牝(ゆうひん) 漢検2なし 広辞苑のみ
3.差池(しち:互いに入れ違うさま。揃わないさま。不揃い。ちぐはぐ。*漢検ナシ
4.纏縛(てんばく):(広辞苑)からみ縛ること、足手まとい・係累、また、煩悩のこと *既出
5.裘褐(きゅうかつ):皮ごろもと、目のあらい毛織の短いころも。転じて、粗末な衣服
(注意)裘葛(きゅうかつ):冬に着る皮ごろもと夏に着る葛布(くずぬの)のかたびら。転じて、1年間のこと。

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<語選択問題 オアソビ >

2017年09月12日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●漢検辞典、広辞苑、その他(大字源ほか)をメインに、おさらい(過去記事)を目的とした語選択問題を提供します。+α(新規)は少ないと思いますので、復習の目的でご活用ください・・・なお、5回程度(1回につき2問、計10問、50題程度)連続して提供していく予定です。
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・<語選択問題 おさらい+α >は、ちょっと脱線・・・小休止してオアソビ・・・

<語選択問題 オアソビ> ・・・といっても、歴として辞典に載ってる熟語でありんす・・・

1.災いに遭う
2.けがれた気。俗気。
3.くじを引く。くじびき。
4.はた(機)をおること。
5.おしまい、最後の意。

<語群>
(こうふん、せっぷん、がんいしくどく、にょぜがもん、しょくじん、せいせん、こうか、おうか)
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1.遘禍(コウカ):(大字源)災いに遭う。*「逅禍」でも可と思う。大字源では「逅」は「遘」の俗字となっている。漢検2では「類)逅」
        (余談)漢検DSにも「遘禍(こうか)」の書き問題あり(^^)
*横禍(オウカ):不慮の災難 *殃禍(オウカ):わざわい。災難。
2.垢氛(コウフン)(大字源):けがれた気。俗気(ゾクケ・ゾッケ)
 *埃氛(アイフン):(漢検2)ほこりっぽい空気。また、俗世間のよごれた空気。「氛」は気・空気の意。
3.掣籤・掣簽(セイセン):(大字源)くじを引く。くじびき。 (漢検2)掣く(ひ-く):手でひっぱる。ひきぬく。ひきとめて自由を奪う。
4.織袵(衽)(ショクジン):(広辞苑)はたをおること。衽織。
5.願以此功徳(ガンイシクドク・ガンニシクドク):(広辞苑)(願わくはこの経文の功徳で一切の衆生が往生または成仏できるように、の意)①法会の終りに唱える回向文の初句。 ②転じて、おしまい、最後の意。
デジタル大辞泉
[連語]《「願わくはこの経文の功徳をもって」の意》
1 代表的な回向文(えこうもん)の一句。自分の修めた功徳をすべての人に施して、ともに成仏したいと願うもの。がんにしくどく。
2 《読経の最後に1を唱えるところから》物事の終わり。結末。転じて、しまった、の意にも用いる。がんにしくどく。
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29-2向け <語選択問題 おさらい+α > (その4)

2017年09月12日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●漢検辞典、広辞苑、その他(大字源ほか)をメインに、おさらい(過去記事)を目的とした語選択問題を提供します。+α(新規)は少ないと思いますので、復習の目的でご活用ください・・・なお、5回程度(1回につき2問、計10問、50題程度)連続して提供していく予定です。
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<語選択問題7>
1.国の四方のはて
2.善行をすすめること
3.隠退して孫などの相手をする
4.無為にして天下がおさまる意
5.苦境に立つこと。行きづまり悩むこと。
<語群>
( かだい、すいしょう、がんい、せきぜん、しえい、しい、ろうろう、ほうほう )

<語選択問題8>
1.一度出した命令を取消または改めること
2.遠国をさまようこと
3.祖先を省みて恩徳を謝すること
4.神霊または死者の霊をまつること
5.志は大きいが、実行が伴わずぞんざいなこと

<語群>
( けんかい、きょうかん、れいし、はんし、せんきょう、はんかん、はせん、そでい )

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<語選択問題7>
1.四裔(シエイ):(広辞苑)(漢検2熟語のみ)国の四方のはて
2.責善(セキゼン):(広辞苑)(孟子)善行をすすめること。 cf:「積善」は善行を積みかさねること、つもり積もった善事。
3.含飴(ガンイ):(大字源)あめをなめる。隠退して孫などの相手をする。「含飴弄孫」
4.垂裳(スイショウ):(広辞苑)無為にして天下がおさまる意 =垂拱
5.牢籠(ロウロウ):①ひとまとめにすること ②他人を自分の術中にまるめこむこと ③牢屋におしこめること ④苦しみこまること。困迫すること。落魄。「人民・・・として貴賤安きことなし」
(漢検2)牢籠(ロウロウ):①人前に出るのを拒み、引きこもること。 ②ことば巧みに言いくるめること。術中にはめること。 ③苦境に立つこと。行きづまり悩むこと。

<語選択問題8>
1.反汗(ハンカン):(一度出た汗を再び身中にかえす意)一度出した命令を取消または改めること。
2.播遷(ハセン):遠国をさまようこと
3.反始(ハンシ):(始にかえる意)祖先を省みて恩徳を謝すること。 *「報本反始」
4.霊祀(レイシ):神霊または死者の霊をまつること
 cf:霊祠(れいし):霊験あらたかな、ほこら。 *「祀」と「祠」をまちがわないように・・・。
5.狂簡(キョウカン):(論語)志は大きいが、実行が伴わずぞんざいなこと
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29-2向け <語選択問題 おさらい+α > (その3)

2017年09月11日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●漢検辞典、広辞苑、その他(大字源ほか)をメインに、おさらい(過去記事)を目的とした語選択問題を提供します。+α(新規)は少ないと思いますので、復習の目的でご活用ください・・・なお、5回程度(1回につき2問、計10問、50題程度)連続して提供していく予定です。
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<語選択問題5>
1.極めて粗末な食物。貧しい生活。
2.景色を心ゆくまでたのしみめでる。
3.自分の務めをおろそかにすること。なげやり。
4.強くいさめること 
5.善行を表彰すること   
<語群>
( しょうち、せいぜん、かんしょう、それい、こうはい、しゅくすい、せっかん、しそ )

<語選択問題6>
1.老いてやつれること。
2.ほっそりと美しいさま
3.声をあげて泣くこと
4.群がり立つこと
5.けわしい岩山。けわしい山路。
<語群>
( しょうすい、えんけん、がんそ、ていきゅう、さんりつ、せんけん、ろうすい、そうせい  )

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<語選択問題5>
1.菽水(しゅくすい):(広辞苑)(豆と水の意から)極めて粗末な食物。貧しい生活。
(漢検2)菽水の歓(シュクスイのカン)
 貧しい生活を送りながらも孝養に励んで、親を喜ばせること。「菽水」は豆と水。粗末な食物のたとえ。
 孔子が弟子の子路に、貧困のなかでも親を喜ばせるのが本当の親孝行であるとさとした言葉から。〈『礼記(ライキ)』〉
 「歓」は「懽」とも書く。
2.酣賞:(大字源)景色を心ゆくまでたのしみめでる。 「観賞」:(広辞苑)見て楽しむこと。見て賞翫すること。
 (漢検2)「①物事のまっさかり。たけなわ。「酣春」 「酣賞」 「酣戦」・・・」
3.曠廃(こうはい):(広辞苑)自分の務めをおろそかにすること。なげやり。
4.切諫(せっかん):(広辞苑)強くいさめること (参考)「折檻(せっかん)」:きびしく意見すること。せめさいなむこと。
5.旌善(せいぜん):(広辞苑)善行を表彰すること   *「旌」のつく熟語は同じような意味で、「旌表」「旌顕」等々あり・・・。

<語選択問題6>
1.老悴(ろうすい):(広辞苑)老いてやつれること。(参考)「老衰」:老いて心身の衰えること
2.繊妍(せんけん):(広辞苑)ほっそりと美しいさま。(参考)「嬋娟・嬋妍」:顔や姿の美しくあでやかなさま
3.啼泣(ていきゅう):(広辞苑)声をあげて泣くこと。(参考)「涕泣」:涙を流して泣くこと
4.攢立(さんりつ、さんりゅう):群がり立つこと。*漢検2熟語あり・意味記載ナシ。
5.巌岨(がんそ):(広辞苑)けわしい岩山。けわしい山路。

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29-2向け <語選択問題 おさらい+α > (その2)

2017年09月10日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●漢検辞典、広辞苑、その他(大字源ほか)をメインに、おさらい(過去記事)を目的とした語選択問題を提供します。+α(新規)は少ないと思いますので、復習の目的でご活用ください・・・なお、5回程度(1回につき2問、計10問、50題程度)連続して提供していく予定です。
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<語選択問題3>
1.たまわること。また、そのもの。
2.知深く道理に明らかなこと 
3.いつくしみ養うこと
4.①才能や徳が乏しいこと ②衣服・食物などが粗末であること
5.人の意思が通じあうたとえ
<語群>
( ちょれき、ひはく、らいし、れいさい、としょう、けんよう、えいてつ、りろう )

<語選択問題4>
1.身をつつしみ神をうやまうこと
2.明るく透きとおっていること。澄みわたっていること。
3.りっぱな事業。
4.見下げはてた態度で招き寄せること 
5.たずねてなさけをかけること
<語群>
( ごうひょく、さらい、ぎけい、ひき、いぎょう、そんじゅつ、えいてつ、きゅうじゅつ  )
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<語選択問題3>
1.賚賜(ライシ):(漢検2)(広辞苑)たまわること。また、そのもの。
2.叡哲(エイテツ):(広辞苑)知深く道理に明らかなこと (「英哲・穎哲」:(広辞苑)すぐれてさとくかしこいこと。英俊。)
漢検2)②すぐれている。さとい。かしこい。「穎悟」「穎才」「穎哲」:人並み以上にすぐれて賢いこと、また、その人。
 *広辞苑では「叡哲」と「英哲・穎哲」は別建てになっているので、意味が少し異なるようだ・・・。漢検2ではこの違いはちょっと不明。
3.眷養(ケンヨウ):(広辞苑)いつくしみ養うこと
4.菲薄(ヒハク) :(広辞苑)①才能や徳が乏しいこと ②衣服・食物などが粗末であること
5.霊犀(レイサイ):(広辞苑)霊力のある犀は角に筋または穴が通っていて、先端と根元があい通じているということから、人の意思が通じあうたとえ。

<語選択問題4>
1.祇敬(ギケイ):(広辞苑)身をつつしみ神をうやまうこと
2.瑩徹(エイテツ):(漢検2)明るく透きとおっていること。澄みわたっていること。
3.懿業(イギョウ):りっぱな事業。 (漢検2)「懿業」あり。*偉業:(大字源)大事業。大きな手柄。優れた業績。(広辞苑)すぐれた仕事。偉大な事業。
4.嗟来(サライ):(広辞苑)見下げはてた態度で招き寄せること 
5.存恤(ソンジュツ):(広辞苑)たずねてなさけをかけること。(漢検2)存恤(ソンジュツ):あわれんでねぎらうこと。慰問して恵むこと
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29-2向け <語選択問題 おさらい+α > (その1)

2017年09月09日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●漢検辞典、広辞苑、その他(大字源ほか)をメインに、おさらい(過去記事)を目的とした語選択問題を提供します。+α(新規)は少ないと思いますので、復習の目的でご活用ください・・・なお、5回程度(1回につき2問、計10問、50題程度)連続して提供していく予定です。
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<語選択問題1>
1.成語の下の語を省略し、前半だけで全体の意を表す方法
2.おどけふざけること。おどけ。
3.遠い果ての地。荒れ果てた辺地。
4.物事の道理を教えさとすこと。
5.恥じて心におそれおののくこと
<語群>
( てんぜん、こうえい、かいゆ、ゆし、ざんき、けつご、しゅくきゃく、かいかい )

<語選択問題2>
1.楽しみやわらぐこと
2.物事の根本の堅いこと
3.上品でまじりけのないこと
4.道につつしみのっとること
5.世の中の移り変わりのはげしいこと
<語群>
(きょうじゅん、そうかい、しょくび、ほうそう、がいてい、きょうしょく、がじゅん、りょうい)
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<語選択問題1>
1.歇後(ケツゴ): (漢検2)(広辞苑)成語の下の語を省略し、前半だけで全体の意を表す方法。後略語。
 (注意)「歇“語”」と書かないように・・・。「歇後語」ならOKだが・・・。
 (参考)
 歇後(ケツゴ):歇後語:縮脚語ともいう。後略語。たとえば、「友于~」で後の「兄弟」を省略、「三尺~」で「剣」を省略、「一抔(イッポウ)~」で次にくる「土」を省略する・・・というように使うそうだ。
 *対・類で出題した「貽厥(イケツ)」とか「友于」などもその例。
 貽厥:(大字源)子孫。また、子孫に残す。書経に「貽厥子孫:厥(そ)の子孫にのこす」とあり、上二字をとっていう。このような熟語を歇後(ケツゴ)の語という。
 友于:(漢検2「歇後」の説明のところ)成語の下の語を省略し、前半だけで全体の意を表す方法。後略語。「友于兄弟(兄弟いつくしみあい仲良くする)」〈『論語』〉を「友于」のみで「兄弟仲良く」の意とするなど。
2.詼諧(カイカイ):(広辞苑)おどけふざけること。おどけ。諧謔。滑稽。
         (漢検2大見出し)おどけること。たわむれ。冗談。類)諧謔(カイギャク)
 (注意)漢字の順番を間違えないように・・・「詼」が先・・・
3.荒裔(コウエイ):(漢検2熟語のみ)(大字源)遠い果ての地。辺境の地。遐裔。辺裔。(その他辞書)荒れ果てた辺地。
4.誨諭(カイユ):(広辞苑)(大字源)物事の道理を教えさとすこと。
5.慙悸(ザンキ):(広辞苑)恥じて心におそれおののくこと
 (注意)以下のザンキ「慙愧・慚愧」と混同しないようにする・・・
 cf:慙愧・慚愧:恥じ入ること、悪口を言うこと・そしること 
   (漢検2)慙愧(ザンキ):反省して心からはじいること。「―にたえない」

<語選択問題2>
1.豈弟・豈悌(ガイテイ):(「豈弟」、は漢検2大見出し。「豈悌」は「悌」の下つき。)楽しみやわらぐこと。「弟」はおだやかなさまの意。
 豈弟(ガイテイ):(漢検2大見出し)楽しみやわらぐこと。「弟」はおだやかなさまの意。
(漢検2)
悌:テイ・ダイ *“やわ(らぐ)”訓の掲載ナシ。
意味 :①したがう。年長者に従順なこと。「孝悌」 ②兄弟の仲がよいこと。「悌友」 ③やわらぐ。やすらか。「豈悌(ガイテイ)」
下つき:豈悌(ガイテイ)・孝悌(コウテイ)
 豈悌(ガイテイ):たのしみやわらぐ (注)大字源では「豈弟」で掲載あるが、説明に「弟は悌で、やわらぐ意」とあったので「豈悌」としている。
 豈弟(漢検DS):楽しみ和らぐこと。
2.苞桑(ホウソウ):(大字源)①桑の木の根の意で、根元のしっかりしたもの。②転じて、物事の根本の堅いこと。
 *大字源では「同)包桑」となっているが、漢検2では、
 苞:①あぶらがや。カヤツリグサ科の多年草。 ②つと。つつみ。また、みやげ。みやげもの。「苞苴(ホウショ)・(つと)」 ③つつむ。「苞裹(ホウカ)」 ②③ 類)包 ④ねもと。もと。「苞桑」
 となっており、「苞桑」には“類)包”となっていないので、留意。(「苞桑」と書いたほうが無難)
(既出記事)
<語選択問題(高得点者向け)⑨>
①苞桑(ほうそう)=①桑の木のもと、②根深柢固なたとえ、③易の用語「苞桑に繋(かか)る」=非常に危なっかしい状態のこと、危機的な状況のこと。④③から、転じて国家的危機、人生の危機などを意味することば・・・らしい。 *桑苞(ソウホウ)=桑の根、転じて根本の固いこと。=苞桑=草木の根もと 四字熟語「竹苞松茂」
3.雅醇(ガジュン):(広辞苑)上品でまじりけのないこと
(漢検2)下つき:雅醇(ガジュン)・清醇(セイジュン)・芳醇(ホウジュン)
 (注意)「雅馴」と混同しないように・・・「雅馴:言葉づかいが正しく、筆遣いが馴れていること。文章などが上品でおだやかなこと」
4.矜式(キョウショク):(広辞苑)道につつしみのっとること
5.桑海(ソウカイ):(広辞苑)(桑田変じて滄海となる意)世の中の移り変わりのはげしいこと。滄桑。滄海桑田。 *“ソウソウ”、“ソウソウの変”だったら、「滄桑」・「“滄桑”の変」 
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