人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

悲しい事に

2018年01月05日 | 日々闘病日記

ようこそ

今日は、久しぶりに大学時代の同級生から、電話をもらった。何時もは、年賀状のやり取りをしているのだが、今年は来なかったので心配していた。

彼は、岡山県美作市在住で湯郷温泉のホテルに勤務している関係で、私が闘病生活に入る前に、ユラクのゴルフ仲間数人で、彼の勤務しているホテルでお世話になった。

30年ぶりの再開にお互い喜びを分かち合い、その夜には私一人抜け出して、彼の行きつけのスナックで夜更かしした事を思い出した。彼は、さすがに行きつけのスナックだけにカラオケも抜群に上手く、夜遅くまで学生時代の思い出に耽った。

彼は、はにかみ屋で私達がホテルに到着するのを待ち構えて、出迎えてくれた。何時に到着するのか分からないのにである。おそらく早くから待ち構えていてくれたに違いない。ホテル内でも必ず私たちの行動に目を光らせていてくれる。常に私の行動に合わせてくれる様は、昔と変わらない彼らしい心遣いだ。

ところがである。電話から聞こえる話は、身内に不幸があった事。自分自身が、昨年の秋に岡山大学付属病院で、前立腺ガンの告知を受けて全摘出手術を受けた事など、悲しい出来事ばかりである。今も手術痕が痛むと言う。

私も同じ前立腺ガンを患っていたので、体験談を話しながらお互いを慰め合った。突然電話をくれた理由は、年賀状が書けなかったお詫びが伝えたかったとの事。何とも義理堅いヤツである。

今も三カ月に一度は、岡山大学病院に転移や再発の検査に行くと言う。「ガンは、私一人で十分だ」と言うと「また、仲良しになれたけん」と岡山弁で返してきた。懐かしい岡山弁である。彼も私と同じで、地元にプライドがあるのか大学時代も岡山弁で通していた。私の但馬弁と彼の岡山弁で、よく話したものである。「じゃけん。じゃけん。」が懐かしい。

お互いの健康を祈り、又の再会を約束した。ちなみに、その夜に彼に連れて行ってもらったスナックのママさんは、彼の同級生らしいが、昨年に脳腫瘍が見つかり京都大学付属病院で手術を行い、廃業されたと聞いた。何とも悲しい事である。正に「人生、晴れたり曇ったり」 雨降りにならない事を祈らずにはいられない今日の彼からの電話である。頑張れ頑張れ頑張れ

では又ね

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