人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

一日が早い

2017年09月25日 | 日々の出来事

 ようこそ 

年をとると一日が早いとか、一年が早いとか言いますよねぇ 男性も女性も子供も大人も老若男女 誰しも一日は24時間、一年は365日なのに、なぜ年をとると一日、一年が早く感じるのでしょうか

もちろん年配者だけが、時間が短い訳でも早く時間が経つ訳ではありませんよねぇ そう言う私も最近は、時間が経つのが早いなぁ と感じる一人ですが。何故早、く感じるのでしょう

私なりに考えてみました。昨年の今頃は、悪性胸膜中皮腫の告知を受けて、抗がん剤の治療の為に入退院を余儀なくされ、手術をするかどうかの選択の決断を迫られていました。 このガンは、ガンの中でも最も難病に病で、発見時には生存率の極めて低いガンです。

当然、私なりに余命の事が気になり頭から離れませんでしたが、精神的には告知から3か月程が経過し安定していましたので、それ程の恐怖心は無かったと言えば嘘になりますが、少なくなっていました。

しかし、余命の不安も手伝い、本当に一日が早く感じられ、「朝になると直ぐに夜が来る」と言う感じの一日でした。 「後、何日生きられるのかなぁ」 そんな事ばかり考えていました。焦っている訳でも恐れている訳でもありませんが、一日が今の半分くらいに感じていました。 これは、少しでも時間がゆっくりと流れて、少しでも長生きしたいとの思いが、そうさせているのではないかと今は思います。

そう考えると年配者になるほど、意識はしていなくても、常に余命の事が頭の片隅にあって、「早く一日が終わらないでほしい」 「長生きをしたい」 こうした願望が一日を早く感じさせるのではないかと思います。 死への恐怖でしょうか? そんな思いの積み重ねの時間が、やがて、この死への恐怖を和らげるのではないでしょうか?

これは、私の体験からの個人の思いですので、そうでない方も沢山いらっしゃると思います。 悪しからずご理解ください。

 

では又ね

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