10月4日、恒例の奈良商工会議所主催の奈良まほろばソムリエ検定体験学習プログラムの「大和今井を歩く」を実施しました中世の町並みが残る今井町の歴史とおもてなしを体験していただきました
参加者は20名、奈良県からは8名で他は東京、千葉、滋賀、京都、堺、東大阪、神戸からの参加、
皆さん、歴史への関心が大変深く熱心に説明に聞き入ってくださいました
稱念寺は解体修理中で残念ですが、完成時の見学を期待してお寺の所以に聞き入ってくださいました
今西家住宅のスケールの大きさにびっくりしながらその余韻が消えないうちに旧米谷家住宅に移動し、
「大和今井の茶粥」を召し上がっていただきました
遠来の人ほど「大和今井の茶粥」に籠っている我々のおもてなしの思いがよく解る様で有難い気持ちを込めて召し上がっていただけました
いつも思うことなのですが奈良県の人にはなぜ茶粥を軽くしか見えないのでしょうか!
昼食後は高木家住宅に席を移して
空海が中国から持ち帰った筆製作を今井の職人坂名井清川に伝えた奈良筆の実演を見学、今井宗久ゆかりの地今井町の御呈茶をいただいてもらいました
茶席を設けたお座敷は、江戸時代の今井町の民家には珍しい書院造で、明治天皇が今井町に御行在の折には宮内庁の御方たちが滞在した豪商で、現在の皇太子殿下、秋篠宮、紀子さまらが学生の頃お立ち寄りになり、お茶をお召し上がりの御席でその話を聞いた皆さんびっくりされ、感激していただいた
お別れは順明寺の説明が終えた境内で…
心残して解散しましたが、余韻去りがたい5名の方が私の家に集まり、6時過ぎまでさらに2時間半ほど語り合い、夕焼け染まる入日を背にして家路につかれました
また会いましょう 今度は只今と言って帰ってきてください今井町へ,と約束をして…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます