★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 賢治さんの詩を遊ぶ ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ 賢治さんの詩を遊ぶsz2003
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今よりは幽霊が友春の月
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賢治さんの詩を01「 序 」から読みはじめます。
とんとは入り口が分かりませんが、これは鄙隠り老仁の言葉遊びですから、幻想的に魅惑された詩句から遊ばせてもらおうと念っています。
> わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
(あらゆる透明な幽霊の複合体)
風景やみんなといつしよに
せはしくせはしく明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈のです
(ひかりはたもち その電燈は失はれ) 。。。01「序」L01
ひとつの青い照明
<あらゆる透明な幽霊の複合体>・・・
この詩句だけで、二三ヶ月は言葉あそびできそうですね。
今までぼくが言葉あそびしてきた「自遊」「変化自在」「空の花」etc は、この<あらゆる透明な幽霊の複合体>の中のひとつだったとしても可笑しくないような詠み込み方が出来そうな気がしています。
鄙隠り瘋癲老人風の妄語ですから、笑って、ご寛容くださいね。
もっと幻想を広げで我田引水すれば、一休さんの『夢閨』のスローラブ、スローセックスの詩も、この<あらゆる透明な幽霊の複合体>の中のひとつの<青い照明>だったようにも念えてきました。
賢治さんが追い求めた<心象スケッチ>の内実は何なのでしょう?
その思想と救済の哲学は何なのでしょう・・・
いよいよ好奇心全開ですけれど、何しろ道草惚け老仁ですから、鈍牛の遊びしかできません。
ご寛容くださって、いろいろの変幻時空へお導きください。
よろしくお願いします。
今よりは幽霊が友春の月 仁
過去も未来も心の光り
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