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★★★ 優游575交心v13v053007『 紫草やなりきり巫女の詩詠まん 』への交心です。 ★★★
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★ 仁の万葉集を遊ぶ交心v13v053101
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五月闇気がつけばもう明日もなし
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五月闇気がつけばもう明日もなし
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雲人さん、いつも交心とサポートありがとうございます。
花人さんと比べてもらうと後が続けられなくなるほど恥じ入ってしまいます。万葉集もまだまともに読んだことのない幼稚な凡愚老仁の妄想言葉あそびです。真偽も是非も分からず、見識もないままの妄想ひとり言葉遊びの慰戯です。
それにしても人間はどうしてこうも同じ人間を殺せるのでしょうね・・・
人を殺してはいけないというのは洋の東西を問わず戒律となっているのでしょうけれど、有史以来の人間の歴史は人殺しと戦争の歴史ですね。建国の歴史は殺戮の歴史です。人は英雄談を崇拝しますけれど、英雄というのは皆殺人者なんですよね。勝てば官軍で、正義も勝者のものです。天智天皇なんて陰謀の権化のような人ですね。天皇家は親子兄弟殺し合ってきました。則天武皇も持統天皇も殺人者です。米国は銃社会になってしまっている。米国の建国はネイティブアメリカン殺戮の歴史だった。現代もその延長です。
十市皇女の悲劇はそんな権力闘争の犠牲ですけれど、人間の心情はこれを見過ごすことは出来ないもので、色々な人がこの現実を告発してきたのでしょう。そしてたくさんの告発者が闇に葬られていったのでしょう。柿本人麻呂もそういう告発者の一人だったようです。人麻呂の歌は解明不能の謎を残したままの句が多いようです。
額田王はそんな中でかなり長く生き延びているらしい。十市の悲劇をどう超克していったのでしょうね・・・
この迷宮は卑弥呼の迷宮と同じくらい好奇心全開です。凡愚老仁の想像力の及ばない世界です。学問の世界でもタブー閾があるんですね。『日本書紀』を無化するような学問もあるのでしょうけれど・・・
五月闇気がつけばもう明日もなし 仁
真偽も知らず楽しむ齢
殺人に荷担はせぬと花菖蒲 仁
誰に勝つとはなくて花愛ず
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★ 仁の万葉集を遊ぶ交心v13t060101
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虚仮の世は真夏の夢よ遊ばんか
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虚仮の世は真夏の夢よ遊ばんか
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★★★ 仁の万葉集を遊ぶ交心v13v053103『 五月闇気がつけばもう明日もなし 』のコメントよりのつづきです。 ★★★
交心の跳躍台に弾まされて、羞じらいもなく妄想言葉あそびで万葉集を楽しませてくださいね。
『 日本書紀 』の世界は天武天皇の正統性を立証する正史のようですけれど、その内実は持統天皇の天智王朝への回帰の陰謀であり、現人神としての持統王朝の創生でもあったのではないでしょうか。その持統天皇の秘められた夢を構想したのが藤原不比等だったのでしょう。その藤原不比等の内実は現人神天皇を祭り上げて、その政治権力を藤原闇権力が掌握する官僚政治体制を構築したのではないかと夢想してみるんです。藤原摂関政治体制は反対勢力は容赦なく抹殺したのでした。その妖魁が中臣鎌足でしょう。中大兄皇子は自分の野望を満たすために鎌足の権謀術数に填り込んでいったのでしょう。
虚仮の世は真夏の夢よ遊ばんか 仁
無明を脱けて唯吾独存
> 春過ぎて 夏来るらし 白栲の 衣干したり 天の香具山 持統天皇
藤原宮に立って、律令体制も整え、持統天皇が羽衣伝説に則って自らを現人神として中央集権国家を樹立した達成感をこめて持統王朝を宣言した歌だと読む人もいます。これも政略結婚で大海人皇子に嫁いだ時からの幻想遺伝子の戦略かもしれませんね・・・大海人皇子に天皇位を奪われることを予知した中大兄皇子の政略結婚に託した戦略というわけです。王朝妖怪遺伝子の戦略という漫画的妄想の観念遺伝子を想定してみました。
罪もなし仁の妖怪蜥蜴の子 仁
木下闇にて夢想遊泳
> 万葉集01ー0048 ひむがしの 野にかぎろひの立つ見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ 人麻呂
柿本人麻呂の代表的な万葉秀歌です。壬申の乱の高市皇子を詠んだ長歌があり、天武天皇に理想を夢見た人麻呂ですから、当時の政治情勢は具に見てきたのでしょう。理想がかき消されていく現実を黙って見過ごすことのできないヒューマニストの慟哭を詠んだ歌が多くなってきます。持統天皇と藤原体制に絶望しはじめたのでしょうか。謎々に暗号化された歌になっていくそうです。その謎解きを追ってみたくなっています。
> 万葉集03ー0266近江の海 夕波千鳥 汝が鳴けば 心もしのに いにしへ思ほゆ 人麻呂
> 万葉集07-1304 天雲のたなびく山に隠りたる我が下心木の葉知るらむ 人麻呂
そして現代もなお藤原史観遺伝子を継承する妖怪がが出没しているようです。同じ構造で暗殺の歴史がくり返されているんですね。
乙巳の変は鎌足の陰謀であった。その鎌足の陰謀の遺伝子が不比等に継承され、今も子々孫々継承されてきている。そういう政治権力が国体という幻想理念を創出したという言葉あそびの世界を妄想するのも無漏路の瘋癲老仁の楽しみですなんですよ。根拠もない戯れ言ですから、笑い飛ばしてくださいね。
人麻呂も神となりけり夏の海 仁
暗号解いて冥福祈れ
類想すれば、世界の歴史にはフリーメーソン史観というのがあるそうです。国家を喪失し世界中に離散したユダヤ人が影の組織者かもしれません。自由と平等、世界平和が基本理念で、国際連盟、国際連合もこの理念で創出されました。理想と現実の乖離が政治の闇です。
ヒトラーは600万のユダヤ人を殺戮し、日本軍は南京虐殺、米軍はベトナムでジェノサイドを実力行使した。数万発の原爆があり、今なお核拡散の趨勢は大きくなっている。被爆国日本が核保有を正当化しはじめている現実を誰も止めることができない。・・・
予定調和の世界は絵空事になってしまったんでしょうね。
虚仮の世を超えたか星の王子さま 仁
狐も観えぬ妖怪遊べ
≫ 脅迫がたんに言 葉のうえのことではなく、実行への気配が日々濃厚となっていく。親ドイツ熱、 反イギリス熱で国民はカッカとなり、挙国一致そのままにまとめられてしまう。 この勢いに反するものは非国民となるのである。
昭和日本ではいつのころからか暗殺ということが英雄的行為となった。専制 君主が絶対の権力で君臨していて、これをのぞくことが立派な行為であった という中国の歴史に、日本人が親しんでいらいのことだろうが、昭和の日本 にはそのような圧政者などいなかった。にもかかわらず、浜口雄幸、井上準 之助、団琢磨、犬養毅、そして二・二六事件の斎藤実、高橋是清とつぎつぎ に要人が殺害されている。テロの目標とされた人をあげれば牧野伸顕、一木 喜徳郎、美濃部達吉、湯浅倉平、西音寺公望、鈴木貫太郎と穏健派と目さ れる人すべてである。日本の政治史とは暗殺史ではないかと思わせられる。 そして調べて情けなくなるのは、暗殺が国家にとってつらい損失であるにもか かわらず、犯人が英雄視されるのが普通、というだけではなく、なぜか世論 がそれを是認することであった。それを望んでいたといってもいい声や動き が、世の中にひろくあることである。
孫引きですが、永井荷風の詠嘆だそうです。
現在も事情は変わらないようですね。闇の権力、陰謀に立ち向かう者は、闇に葬られる。その前の脅しの段階でギブアップさせられてしまうんです。2002年に「爆弾発言」で闇世界に挑んだ民主党衆議院議員の石井紘基さんは世田谷区の自宅駐車場で包丁で左胸を刺され右翼の一人に殺されました。背後の闇権力は何一つ明らかにならないまんまです。
司法権力も闇支配の傘下にあるのでしょうね・・・
英雄を好む世論か五月雨る 仁
関せず焉の風流奇譚
≫ 法律上の最高権限を持つ神社本庁の代表役員が神社地の売却を承認することにでもなれば、それは自らが制定した法規を自分の手で破壊することであり、神社本庁自体の瓦解を意味しよう。
瀬戸内海地域に暮らす多くの人々を塗炭の苦しみに陥れる、人間の生死にかかわる問題を、いったい誰が責任をとるというのであろうか。これが犯罪でないならば、世の中に犯罪というものはない。 ≪ 。。。山口県上関町 八幡宮宮司 林春彦手記 2002年5月「現代農業」増刊号
これは上関の林宮司の死を賭した告発であり、神社本庁が原発マニアに荷担して日本の神々を抹殺してきたことの証左でしょう。翌年林宮司は偽の「退職願」によって解任され、神社本庁は原発賛成の宮司を任命したのです。林宮司は訴訟を起こしましたが、2007年3月突然倒れて亡くなりました。原発マフィアの犯行ではないかと憶測されています。
日本国政府の神々の抹殺を告発した林宮司は「手記」を次のように結んでいます。
≫ 一木一草のなかにまで霊的な生命の存在を認めるのは、ひとり神道の思惟のの根本形式ばかりでなく、ひろくアジア的世界に生きてきた人々の素朴な観念でもあった。仏教においても、殺傷を厳しく戒めている。神社もまた宮辞としての戒律こそないが、目的とするところは、まったく同じであるといえよう。生きとし生けるものの尊き生命と豊かな自然にまさるものはない。鎮守の森や神社域なるものは、その根本の理念にかんがみても、現代に生きる者たちのためにのみ存在するのではなく、遠い祖先より受け継ぎ、未来の子々孫々に伝えゆくべきものなのである。≪ 。。。同上
上関町の人々と共に暮らしてきた人の素朴なスタンスでしょう。神々を畏れ敬い、自然の恵みと脅威の中で、支え合い、補い合い、連帯して共存してきた人々の共同の素朴な信仰でしょう。自然と共生して命のシンクロし合う世界と文化が日本だったのではないでしょうか・・・そしてこの世界は林宮司がいうように<現代に生きる者たちのためにのみ存在するのではなく、遠い祖先より受け継ぎ、未来の子々孫々に伝えゆくべきものなのである>のです。この青い豊かな水の地球は未来の子どもたちから借りているものだと凡愚老仁は信じています。
この青い豊かな水の地球を豊かなままに未来の子どもたちに返さなければなりません。
放射能の時代を到来させてはなりません。
過ちは二度と繰り返してはなりません。
総理大臣が原発売人として世界に売り回り、核武装も辞さない風潮は、これが本当に日本の進むべき道なのか、良識を失わずに、ひとり一人が問うていかなければならない責務ではないでしょうか。
交わりし蜥蜴の安堵木下闇 仁
恐れ知らぬは命の自然
驕りと犯罪の蔓延する宮廷人の現実に絶望した人麻呂は人々が自然と神々を敬い共存する古の世界への回帰を願望し、現体制を告発しはじめたのではないかと想像します。人麻呂が回帰願望したその古の世界はどんなものだったのでしょうね・・・
水底を恋しがりしか蝸牛 仁
吾も知りたや古人のルーツ
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毛沢東も、ソ連のフルシチョフと会談し核兵器を使って最終戦争すれば、中国には10億人がいるから残る人数はアメリカより多いと云って、以後 仲違いしたらしいです。
日本古代史には、かなり殺し合っていたのですね。
空想をたのしむのも好いです。