好奇心全開!!遊行期を遊ぶ

 遊行期も今から上り坂、やっと命の不思議に目覚めたような感じです。
 玄牝の門を敲きます。

坊主憎くても、袈裟は袈裟なんですよね・・・

2006-11-08 11:12:34 | 時事問題
朝鮮学校嫌がらせ171件 税減免取り消しも(共同通信) - goo ニュース


 いつも起こる偏見と迫害。
 誰がそんなひどい仕打ちを子どもたちにするのでしょうか・・・「朝鮮学校の児童・生徒への暴行」・・・子どもたちも青年も大人も一つの流れの中でそんな行動をとってしまう。歴史はやっぱり繰り返すんでしょうか。関東大震災の時の凄惨な現実を忘れることはできません。政治的に扇動する団体や権力の装置があり、それに付和雷同する人間の傾向は繰り返すんでしょうね。一人ひとりが、歴史的事実に学び、自分は扇動にも乗らない、人を差別しない、自分の生活と命を自分の暮らしとして生きていくようになれるといいですね。自分の生活と命に不安や不満、絶望や自棄やがあると、どこかで情念が炸裂する場を人は求めるのでしょうか・・・「衣食足りて礼節を知る」その衣食が足りない。現実に誇りと楽しみを持って働ける仕事がない。夢や希望が見れない。そんな青年や中高生がそうとう増えているのを感じます。大人たちの予断や偏見に呑み込まれていきます。普通の子どもたちが、普通の大人たちが、扇動に乗り、扇動して、戦争に荷担していく状況が繰り返されていくんですね・・・。
 <ちちははの拝む背中で子は育つ>
 通勤路の安養寺さんの門前の掲示板の言葉です。父母が、大人たちが、自分の暮らしをしっかりと営み、家庭を第一義に考え、そのためには隣近所の人たちと語り合い、支え合って、共同で生きていく地域社会が形成されていれば、子どもたちも「ちちははの拝む背中」を見ながら、人生を学んでいくのでしょうけれど・・・
 「衣食の足る」生活が営めるような世の中になっていくことを願うほかありません。
 そんな素朴な願いを実現してくれる政治家を選挙で選ぶことが今、私たちにできる最大の課題だと思います。子どもたちと語り合いながら一緒に晩ご飯が食べられる人間らしい生活が当たり前になってほしいと願います。