やんばるの森の続きです。
どこからかドラミングが聞こえてきます。 アカゲラか? もしくは・・・
今回やんばるの森で見たいと思っていた野鳥が数種いましたが、絶滅危惧ⅠA類のキツツキ「ノグチゲラ」もその一つです。
んっ?
褐色のキツツキらしい野鳥を発見!
推定生息数が100羽前後 とも300羽前後とも言われている「幻の鳥/ノグチゲラ」を発見。
国の特別天然記念物、ノグチゲラ生息数は、環境省調査でも500羽ほどと言われています。
幸運にもペアでいるところを見ることができました。
(上)ノグチゲラ♂ (下)ノグチゲラ♀
ノグチゲラ♂
オスの成鳥は頭頂から後頭にかけての羽衣が赤く、暗褐色の斑紋があります。
ノグチゲラ♀
メスの成鳥は頭頂の羽衣が黒褐色です。
今回の旅で、このような貴重なノグチゲラに出会えるとは思っていませんでしたので、本当に幸運でした。
地面をつつくキツツキとして知られるノグチゲラ、木だけでなく地上も利用することで、限られた縄張りの中の獲物を余すところなく利用して子育てをします。最近では、森の減少だけではなく、沖縄でも増えてきた天敵ハシブトカラスにヒナを襲われ減少原因になっているとのこと。
この沖縄北部/やんばるの森でたくましく生きていってほしいと願っています。