小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

4/18(土)谷津干潟

2015-04-23 | 野鳥 千葉探鳥地

三番瀬の後、少し谷津干潟を覗いてみました。

谷津干潟

こちらは引潮が三番瀬より更に2時間ほど遅いため、予想は付いていましたが・・・

シギチドリはほとんどいませんでした。

諦めて帰ろうと思っていたところ、葦原越しにホウロクシギを見つけました。

ホウロクシギとカモ類、淡水池のセイタカシギを観察。

そして30分ほどしたころに、徐々に潮が引き初め干潟が現れはじめました。

 待ってました!とばかりにホウロクシギも餌探し

 

 

谷津干潟/ホウロクシギ(2015.04.18)

 

 何匹もカニを捕まえて食べていました。

気が付くと、シギが集まりだしていました。

 

今シーズンはぜひとも、『チュウシャクシギのねぐら入り』も見てみたいと思います。

 

[確認した鳥]

カワウ、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、ユリカモメ、コガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、カルガモ、オオバン、コチドリ、メダイチドリ、ダイゼン、ハマシギ、オバシギ、キョウジョシギ、オオソリハシシギ、ホウロクシギ、セイタカシギ、イソシギ、メジロ、ムクドリ、ウグイス、オナガ、スズメなど


4/18(土)千葉・三番瀬(その4)

2015-04-23 | 野鳥 千葉探鳥地

三番瀬紹介の最後です。

干潮2時間前、やっと潮が引いてきました。 

チュウシャクシギ

干潟風景

なぜか1羽だけオオソリハシシギが・・・

シロチドリ

干潟が顔を出すと、待ちかねたように先に紹介ししましたミユビシギやメダイチドリ、キョウジョシギなど中型・小が、どこからか飛来し、次々に干潟に姿を現します。

シロチドリ

このシロチドリ、1970年代には谷津干潟でも3000羽の群れが確認できていたそうです。

 

埋め立てやすいなど理由に、干拓や埋立てが行われてきた干潟ですが、近年は干潟の生物群の多様性、渡り鳥の中継地としての意義、潮汐作用や生物群による水質浄化作用などが知られるようになり、干潟を保護する機運も高まりつつあり、個人的に嬉しく思います。ここ三番瀬も恒久的に保護されることを願っています。

 

この時期は潮干狩りがあり、8時過ぎにはたくさんの人が来ます。

それまでの少しの時間ですが、春の干潟を堪能することが出来ました。

 

[確認した鳥]

カワウ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、セグロカモメ、ユリカモメ、ミヤコドリ、コチドリ、シロチドリ、メダイチドリ、ミユビシギ、ダイゼン、ハマシギ、オバシギ、キョウジョシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、イソシギ、スズガモ、ウミアイサ、オオバン、ハクセキレイ、メジロ、モズ、ムクドリ、ウグイス、オナガ、スズメなど

 


4/18(土)千葉・三番瀬(その3)

2015-04-23 | 野鳥 千葉探鳥地

前回の続きです。

この時期の三番瀬(干潟)はほんとうに賑やかで残しておきたいものがたくさんあります。

その中の一つがミユビシギの群れです。

ミユビシギ

千葉/ミユビシギ(2015.04.18)

 

それから、ミヤコドリ

潮が引くのが待ちきれない様子でした。

ミヤコドリ

特長のある鳴き声が干潟に響きます。 

この冬は500羽以上が三番瀬で越冬確認できたそうです。

少しずつですが、増えていると聞きました。 嬉しいことですね。

 

千葉・三番瀬/ミヤコドリ(2015.04.18)

 

 

また、この時期は冬羽と夏羽の両方が確認できます!

ユリカモメもの一つです。

3月末まで上記の様な冬羽で白色だったユリカモメですが・・・

ユリカモメ(夏羽)

日焼けしちゃって、松崎しげる?

 


4/18(土)千葉・三番瀬(その2)

2015-04-23 | 野鳥 千葉探鳥地

干潟のシギチについて、細かく紹介します。

オオソリハシシギ(夏羽)♀

夏羽が鮮やかですね。

オオソリハシシギ(夏羽)♂

(左)オバシギ (右)ダイゼン

ダイゼン(冬羽)

ダイゼン(冬羽→夏羽)

メダイチドリ♂

メダイチドリ♀

千葉/メダイチドリ(2015.04.18)

 

春は夏羽で色鮮やかですね。