小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

1/11(日)神奈川・高麗山花見川探鳥会

2009-01-18 | 野鳥 神奈川探鳥地

神奈川県平塚の高麗山(こま山)探鳥会へお邪魔ましました。

200901113

ここ高麗山花見川探鳥会は略して「こまたん」と呼ばれています。『こまたん』とは、平塚・大磯を拠点として活動されている自然観察会グループ名称で、「アオバト」の観察・調査でたいへん有名です。その成果は『アオバトのふしぎ』という書籍にもなり出版されている程です。今回、ここを訪れた私はラッキーなことにここの探鳥会のリーダーの方々から、色々とお話を聞く機会がありました。

Photo

高麗山から見た風景、向かって右端がアオバトが海水を飲みに来る、あの有名な大磯・照ヶ崎海岸です。正面やや左にうっすらと大島が見えています。

Photo_3

偶然にも帰り道で拾ったアオバトの羽の数々(^^)

確認した鳥ですが、
トビ、ハヤブサ、キジバト、コゲラ、アオゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、、ルリビタキ、ジョウビタキ、ツグミ、シロハラ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、カシラダカ、アオジ、クロジ、カワラヒワ、シメ、イカル、スズメ、ハシボソ、ハシブトなどでした。

20090111down

最後に・・・

ここ高麗山花見川探鳥会は略して「こまたん」と呼ばれています。『こまたん』とは、平塚・大磯を拠点として活動されている自然観察会グループ名称で、「アオバト」の観察・調査でたいへん有名です。その成果は『アオバトのふしぎ』という書籍にもなり出版されている程です。今回、ここを訪れた私はラッキーなことに探鳥会のリーダーの方々から、色々とお話を聞く機会もありました。 また、ここの探鳥会は初心者の方々に対してとても親切で、皆さんがボランティアで本当に楽しそうに活動されています。見習う箇所も多く、とても勉強になりました。「こまたん」の皆さん、ありがとうございました。

http://komatan.jp/index.html

【参考】「こまたん」HPです。アオバト情報など掲載されています。


1/10(土)渡良瀬遊水池探鳥会

2009-01-18 | 野鳥 北関東探鳥地

去年末の11/30に訪れた渡良瀬遊水池へ千葉県支部探鳥会で参加、強風で悩まされる探鳥会でした。

200901101_5

遊水池を探鳥する風景。今回はこの広い遊水池の湖面もじっくり観察。100~200羽のヨシガモの群、同様に200羽以上のミコアイサの群などにビックリでした。

R20090110collared_dove1

少し前後しますが、遊水池への移動途中で『シラコバト』を発見。探鳥会前に以前この辺りにシラコバトが生息していた話を聞いていたので、運良く発見できたと思います。

R20090110collared_dove2_2

このシラコバトは現在、埼玉県の一部に地域のみ生息しているハトです。(関西では、馴染みが薄いですが、やはり関東でのみ観察できる鳥です)一時は60羽まで激減、その後、少しずつ増えてきたようですが、昨今の環境変化(鶏舎や豚舎の減少)により 、その数は減少傾向にあるようです。探鳥会リーダーの方も「3年ぶりに見た」とのお話だったので、とてもラッキーだったと思います。

200901102_2

探鳥会後、オプションとして一部の方々とチュウヒの塒入りを観察。16:30頃から次々にチュウヒ、ハイイロチュウヒが何処からか戻ってきて、この葦原の中へ降りていきます。

20081130haichu

その他、強風で小鳥が少なかったとはいえ、コチョウゲンボウ(初見)、オオタカ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ミヤマガラス、カワアイサ、ミコアイサ、ヨシガモなどカモ類、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリほか、タゲリ、ベニマシコなど草原の野鳥など50種を確認することができました。

20090110map

これだけの自然が残っている渡良瀬遊水池ですが、ラムサール条約など特に保護されている地域ではないそうです。いつ開発されてもおかしくない状況で、現在、地元の住民の方々が保護活動を進めているところです。できることなら、この自然のまま次世代まで残しておいて欲しいですね。