あじさいの花(東京都墨田区)
こんにちは。
今日も皆様、ありがとうございます。
先日、とんでもない話を聞きました。
「結婚指輪は給料の3ヶ月分が相場なのに、安いものを渡された。こんな旦那とはやっていけると思えない」などと、
心情を「吐露」している女の方がいたのです。
もっとも、結婚指輪くらいで文句を並べる人なら、その後も些細なことで揉める可能性が大ですから、
そんな人は、こちらから願い下げしたほうが懸命でしょう。
それに、すくなくとも「結婚まで考えた相手」と、「指輪の相場」が天秤に掛けられること自体、
かなり変な話だと思いませんか。
一体、何がそんなに「相場」を崇拝する理由になるのか、疑問でなりませんよね。
でもこれ、笑ってばかりはいられない話なのです。
私達は、人知れず「相場」を考え、行動しているものです。
一応、おさらいしておきますが、「こういう時にはこういうことを返せば、たいてい釣り合いが取れる」というのが、人間関係における「相場」です。
そして、「相場」というのは、失礼のないように振る舞ったり、相手を傷つけないために必要なことです。
ただし。
この「相場」というのは、人によって違うものです。
いい例が結婚生活でしょう。
お互いにそれまで育ってきたルールが違うのですから、それまで解決できてきたことも、通用しないことが出てきます。
だからこそ、結婚を長続きさせる秘訣として、「相手を変えようとしない」とか「相手に期待しない」ということが、よく言われるわけです。
これ、実は「人間関係の相場」にも、全く同じことが言えるのではないでしょうか!?
「世間ではこれくらいが相場だと言われている」といくら聞かせたところで、
言われた本人からすれば、「それまでは正解とされてきたやり方」をやっているだけのことですから、
すぐに納得できるわけがないのです。
反対に、言われた側は言われた側で、「自分はこれが正しいと思うから」と頑として話を聞かないのではなく、
「こういう感覚の人もいるんだな」と、受け入れる柔軟性が必要なのです。
ここらへんが分かっていない人は、いつか「結婚指輪の人」のようになるのです。
「こういう時にはこういうことを」と言っても、なかなか通用しないことがあります。
もちろん、それはそれで、もっともなことを言っているのかもしれません。
しかし、相手が相手であれば、「常識」が偏っていたりすると、すぐに納得できないこともあるのです。
世間と歩調を合わせることにこだわると、人を失うことにもなりかねません。
だからこそ、「相場」というものからは、ある程度の距離を置いたほうがよいのです。
こんにちは。
今日も皆様、ありがとうございます。
先日、とんでもない話を聞きました。
「結婚指輪は給料の3ヶ月分が相場なのに、安いものを渡された。こんな旦那とはやっていけると思えない」などと、
心情を「吐露」している女の方がいたのです。
もっとも、結婚指輪くらいで文句を並べる人なら、その後も些細なことで揉める可能性が大ですから、
そんな人は、こちらから願い下げしたほうが懸命でしょう。
それに、すくなくとも「結婚まで考えた相手」と、「指輪の相場」が天秤に掛けられること自体、
かなり変な話だと思いませんか。
一体、何がそんなに「相場」を崇拝する理由になるのか、疑問でなりませんよね。
でもこれ、笑ってばかりはいられない話なのです。
私達は、人知れず「相場」を考え、行動しているものです。
一応、おさらいしておきますが、「こういう時にはこういうことを返せば、たいてい釣り合いが取れる」というのが、人間関係における「相場」です。
そして、「相場」というのは、失礼のないように振る舞ったり、相手を傷つけないために必要なことです。
ただし。
この「相場」というのは、人によって違うものです。
いい例が結婚生活でしょう。
お互いにそれまで育ってきたルールが違うのですから、それまで解決できてきたことも、通用しないことが出てきます。
だからこそ、結婚を長続きさせる秘訣として、「相手を変えようとしない」とか「相手に期待しない」ということが、よく言われるわけです。
これ、実は「人間関係の相場」にも、全く同じことが言えるのではないでしょうか!?
「世間ではこれくらいが相場だと言われている」といくら聞かせたところで、
言われた本人からすれば、「それまでは正解とされてきたやり方」をやっているだけのことですから、
すぐに納得できるわけがないのです。
反対に、言われた側は言われた側で、「自分はこれが正しいと思うから」と頑として話を聞かないのではなく、
「こういう感覚の人もいるんだな」と、受け入れる柔軟性が必要なのです。
ここらへんが分かっていない人は、いつか「結婚指輪の人」のようになるのです。
「こういう時にはこういうことを」と言っても、なかなか通用しないことがあります。
もちろん、それはそれで、もっともなことを言っているのかもしれません。
しかし、相手が相手であれば、「常識」が偏っていたりすると、すぐに納得できないこともあるのです。
世間と歩調を合わせることにこだわると、人を失うことにもなりかねません。
だからこそ、「相場」というものからは、ある程度の距離を置いたほうがよいのです。