宮澤賢治の里より

下根子桜時代の真実の宮澤賢治を知りたくて、賢治の周辺を彷徨う。

414 昭和2年の賢治の上京(#14)

2012年10月31日 | 『賢治昭和二年の上京』
澤里一人が見送ったのは昭和2年の11月頃  さてもう少し『宮澤賢治物語』(『岩手日報』連載版)を続けて見てみよう。『賢治随聞』(関登久也著、角川選書)には記されていないこと(ライム部分)でもこちらには述べられているからである。  例えば〝宮澤賢治物語(49) セロ(一)〟では  その時みぞれの夜、先生はセロと身まわり品をつめこんだかばんを持って、単身上京されたのです。  セロは私が持って花巻駅まで . . . 本文を読む