すし屋のおかみさん、徒然日記

~夫婦2人のおすし屋さん。毎日大変、でも何だか楽しい!~

すし屋に嫁いで思うこと<パート4>。。。

2012年08月14日 | すし屋に嫁いで思うこと

今回は『握りの大きさ』について。。。

まず始めに、みなさんはお寿司をどう数えますか?

大概のかたは 『一貫』 というようにでかぞえますよね。

お店によってはこの『一貫』でふたつの握りが出されるところがあると思います。

逆にひとつずつ出されるところもあります。

じつはお店によってマチマチなのが現状なのです

これには諸説あってどれが本当なのか定かではないのですが。。。

ここでは重さからきた説を

お寿司は元々庶民の食べ物で、屋台で売られていました。

それで昔の握りは(シャリだけで) ひとつで40g~50gあったそうで、

とても一口でいただける大きさではなかったようです

(まさしくお握りオニギリ)

昭和に入り『江戸前寿司』が高級料理の部類に置かれたのと同時に

食べやすさと見映えをよくするために、分量はそのままに大きさを

二分したという説があります。

ところがネタを大きくしてひとつずつ提供するお店などが出てきたりして、

『一貫』=ふたつという概念が崩れ始め、

お店によってマチマチになってしまったという。。。

とってもグレーな感じになってしまったという説。

なので、すし屋で注文するときはにこだわらず

で注文する方が間違いないと思います。

一通り頼んで、ふたつずつ出てきて後で御代を見てびっくり

なんてこともなきにしもあらずです。

(間違っても、~皿で注文はしないで下さいね~(>_<)

板さんご機嫌ナナメになっちゃいますよぉ~

皿で数えるのは回転さんだけですからね)

ちなみに当店の握りは(シャリ) 約25g位

比較的大きい方です。(開店当初は20g前後でしたが、

お客様のご要望により、ご当地サイズに変更しました)

Photo_2


私どものお店では、紛らわしい貫数ではなく、

『個数』でご注文を承っております。

わたし個人的には、いろいろなネタ(お魚)をいただきたいので、

シャリは小さめ↓が好みです

2



ご年配のお客様がいらした時などは、

こちらからシャリの大きさを伺うこともございます。

なので、ご来店のお客様もわたし同様、

小さ目がお好みの場合、ひと声かけていただければ

小さめにできますので、ジャンジャンどうぞ

他のお寿司屋さんでも大丈夫だと思いますよ

注文時に「シャリを小さめでお願いします」と。。。

(ただ、回転さんはどうかな。。。立ちの板さんがいるところだったら

大丈夫かなぁ~ハッキリ答えられずすみません)

コメント (2)
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