前夜の決定で、北陸の小松と敦賀を日帰りで回ってきた。
東海道新幹線「のぞみ」運転開始以来、新幹線の新規開業はすべて初日、近年ではすべて一番列車に乗ってきた。しかしもろもろの事情で、北陸新幹線の延伸開業区間への乗車は今日になってしまった。おッとその前に、北陸までは飛行機で。こちらも「つぶし」ネタである。
羽田からJL185便(JA07RK:737-800)に搭乗。この機種で唯一残っていた未搭乗機が本日この便に充当されると、前夜に予測しての急きょ決定旅行。小松まで40分、これでJALグループで導入した737-800型全62機への搭乗をコンプリート。初号機導入から18年目の怪挙。北アルプスが実に綺麗に見えた。(写真上段左)
小松ではこまつの杜を見学、6月の尾小屋鉄道訪問日は休館日だった。施設名はひらがなだが中身はカタカナ、すなわちコマツの企業博物館。デカいとしか言いようのない超大型ショベル&ダンプとか萌えるZE!!歴史館内には製品1号機とも言えるブルドーザもあった。(写真上段中&右)
小松駅で昼食、高架下の構内には何軒も食べ物屋があって嬉しい。いまや第三セクターとなった在来線でいったん金沢までゆき(ほぼ全区間居眠り)、そこから北陸新幹線の延伸開業部分に乗車する。「つるぎ25号」で敦賀まで。これで北陸新幹線完乗。最近開業した他の地下鉄等にはすべて乗ったので、これで何度目かの国内鉄道全線乗車「防衛」達成。だが開業直後でないと華やかさがなく、大した感慨は湧かなかった。(写真下段左)
敦賀では敦賀市立博物館と、隣接のみなとつるが山車(やま)会館を見学、数年前のカニツアーでは訪問しなかった。山車をダシではなくヤマと読むのが興味深い。駅からタクシー飛ばして良かった、どちらも見応えあり、少し急ぎ目に見終えたのは閉館5分前だった。
敦賀からの帰宅は北陸新幹線で戻るのが最速だが高いので却下、在来線で米原、「ひかり」で小田原、また在来線と特急料金を節約しつつも良い乗り継ぎで帰宅した。この「ひかり」、名古屋の次の停車駅は小田原で「のぞみ」退避なしと言う俊足の乗り得列車でコスパが良かった。
慌ただしくはあったが機材、路線の乗りつぶしをダブルでコンプリートしただけでなく、多少の施設見学もでき実に濃密な1日に満足した。(おわり)
HND 0920
(JL185)
KMQ 1025/1040
(連絡バス)
小松 1052
*** こまつの杜 ***
小松 1306
(IR)
金沢 1340/1405
(つるぎ25号)
敦賀 1502
*** 敦賀市内 ***
敦賀 1749
(JR)
米原 1841/1857
(ひかり662号)
小田原 2038/2057
(JR)
川崎 2200