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日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】遠藤 功・山本 孝昭著 「『IT断食』のすすめ」(日経プレミアシリーズ)

2015-01-18 19:02:57 | 本・映画・展覧会
 本書は私生活でなくビジネスにおけるITの濫用を戒める書で、読んでてそうそうと思うことは少なからずあった。

・隣の席に座ってるのにメールで連絡してくる
・パワポ資料を美しく仕上げることに腐心してしまう
・何でもかんでもデータ蓄積してそれっきり
・会議で出席者が下を向いてPCのキーボードを叩いてばかり

 何しろウチはIT業界で、この辺のシステムを売ることもどこかの部署でやってることなのだが、ITは手段であって目的ではない!本当に「本末転倒ッ!」と叫びたくなる社員が老若男女を問わず少なからず居る。そして何かあると原因究明の過程で「コミュニケーションが取れていなかった」「連携が不十分であった」そしてまたメールが増える…メールでcc:入れれば良いってもんじゃないでしょう。

 もちろん、だからPCなんて棄てちまえなんて非現実的なこと本書では言っていない。ジャストインタイム、カンバンではないが「必要な情報を必要な時に必要な人だけに」なのだ。この「だけに」が重要。情報という名目のゴミの山に埋もれないために。単純に個人のリテラリーなんてレベルでは片付けられない、深刻な問題であるとトップは、きっと認識してないんだろうなぁ。

 2014年12月25日 通勤電車にて読了
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2015年1月5日 【食べ物】湘南ならぬ京浜ミカン

2015-01-18 13:00:39 | 食べ物・飲み物
 横浜市内でも、こんなにミカンが収穫できるんです!農園じゃなく民家の庭の木だって。

 昨年に続き、たっぷりおすそ分けを頂いた。もとよりミカンは好きだし、手軽に栄養補給できるので嬉しい♪食べ過ぎると果糖過多になりそうなのだけが心配だ。

 大きさが不揃いなのは気にしないが、外皮も袋も厚いのに驚く。やはり農家で栽培されているのは食べやすいように品種改良を重ねられているのでしょうね。でも今日もミカンも適度な甘みで十分に美味しいです。

 有難うございました。このお礼は巨峰でお返しします(謎)。
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2015年1月5日 【食べ物】ああビーフカレー

2015-01-18 08:12:15 | 食べ物・飲み物
 インドから沖縄往復して戻ってきたのが昨晩22時過ぎ、明けて月曜日あさイチから仕事始めの出勤、この歳になるともう「よーし今年もがんばるゾー」と言う気にはなれませんね、「やれやれ今年も始まったか」と言う感じ。ともあれサラリーマンとしてこういう朝を迎えるのはあと10回足らずのはず、もう少しシャキッとした方が良いかなぁ。

 さてインドから無事に帰ってきましたが、インドと言えばカレーですね。現地ではそう呼びませんがともかくカレー。本当にカレー。飽き飽きするほどカレー食べました。ってか他にメニューがない。あと鶏を焼いたもの。インド料理屋でタンドリーチキンとカレーしかないのかよ?と思ったことがありましたが、感じとしては間違っていないのだと知りました(苦笑)。

 さて今やインドのメイン宗教であるヒンドゥーは牛を崇めているため「ビーフカレー」なんて不敬なメニューは存在せず、存在感を持つイスラムで豚は禁忌ゆえ「ポークカレー」などもってのほか。日本のカレーライスのメインストリームでしょうが!と憤っても仕方なく、レトルトのライスのみお土産に買ってきました。そして帰りに寄った(?)石垣島で石垣牛カレー。今日はこの二点で旅行を振り返る夕食にしましたヨ。

 胡椒が効いたピリ辛で日本の御飯にはない味で面白いコンビネーションでした。沖縄名産アグー豚のレトルトカレーも買ってきたので、インドのライスは2つ買うべきだったと後悔しています。
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【本】宮脇俊三著 「インド鉄道紀行」(角川文庫)

2015-01-17 19:38:12 | 本・映画・展覧会
 「時刻表2万キロ」が評判となり「乗りつぶし」が社会的に認知された(大げさではないと思う)功労者である著者のインド鉄道乗車記。刊行はもう四半世紀も前になる。2回の訪問記ではあるが、4/5くらいは1回目のもの。この時点で62歳だったそうなので、すべて代理店手配&日本語ガイドつきなのはやむを得ないところか。そうまでしても乗りに行くぞという気迫は素晴らしい。

 本書は確か刊行当時に読んだはずだが、その頃は海外の鉄道にさほどの興味はなかった。今回はインド鉄道乗車するので借りて来、出発時点で1時間50分遅れというトホホな状況で読み始めた。いま読んでもいささか説明がくどく冗長さを感じる。きちんと書かないと気が済まない性格が伺える。乗車前に駅で時刻表を入手できたので、読みながら著者が乗った列車を辿ってみた。列車名など変更はあるものの、大半は今も走っておりさすが悠久の国と感心。車両もサービスも、良くも悪くも当時とあまり変わっていないのではあるまいか。

 翻って自分、一人旅で荷物を引きずっていることもあり、長い編成の内容を記したり先端の機関車まで見に行くことはできなかった。ちょっと負けた気分(笑)。

 2014年12月29日 インド国鉄12137列車(ムンバイ→デリー)車中にて

P.S.
 写真はこっそり撮った、今回乗った車両。エアコン車両なのでおなじみ「窓の鉄格子」はなく、またラッピング車なので全然インドっぽくない。
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2015年1月4日 【旅行】ダイバダッタになりたくて…インド初体験(9)

2015-01-17 07:34:40 | 旅行・ハイク&ウォーク
 6時間50分で成田に到着。寝たような、寝られなかったような…相変わらずの体調で気分はイマ一つだが、年も明け搭乗実績がリセットされたので真っ直ぐ帰宅せずまた「修行」いたします。

 羽田へ電車で向かうと通勤ルートを掠めるので避け、高いのを承知でリムジンバス。高速は空いており1時間ちょっとで着いた。以降の乗り継ぎ時間がタイトなため那覇への便は繰り上げ、JL909便(JA8941:777-300)に搭乗。インドからのフライトはシンガポールやバンコク便と違い沖縄エリアは通らず長崎から九州、四国を突っ切ってくるため「明け方に通ったところへ再び」にはならないから何となく気がラク。2時間20分で到着。余裕の出た待ち時間に「空港食堂」へ行き軽く食事。

 国際線絡みの航空券はデリー→成田/羽田→那覇→羽田となっているが、那覇で折り返す間に別途購入した石垣往復を組み込んでおいた。1日トコトン乗ろうと、我ながらサディスティックなプラン。マイル稼ぎよりJTAの未搭乗機狙いが第一義なのだが。NU613便(JA8995:737-400)で石垣島まで42分。来た飛行機では折り返さずNU622便(JA8597:737-400)での戻りは38分。石垣は今週末も来るので(爆)、観光パンフレットを集めておいた。

 石垣出発が遅れ、那覇空港で夕食が摂れなくなり売店に1つだけ残っていた弁当を仕込んで搭乗。正月休みの締めくくりはJL922便(JA752J:777-300)、2時間2分で羽田までのフライト中にこの一週間を振り返りながら弁当と、ラウンジで貰った(持ち出し許可済)マンゴーゼリーと、そしてオリオンビールを順次ゆっくりと頂いた。フライト三昧の一日、羽田で預け直した国内線の手荷物タグはこんなことになっちゃいました(写真)。最高何レグまで登録できるのかな、限界に挑戦してみたいような。


 インドではとりたててトラブルや不愉快なことはなかったが(列車が遅れたのがトラブルか…)、人の多さと鬱陶しさ、ホーンの喧しさは想像していたものの想像以上に神経に障った。歴史的建造物の数々はすごく素晴らしいと面白かったが、ぜひまた行きたいってほどではないかな。ただ、バングラデシュ~インド~パキスタンと列車を乗り継いで移動できるので、それだけを目的に行くのなら再訪しても良いなと思う。災害復旧がされれば世界遺産のダージリン=ヒマラヤ鉄道も訪ねてみたい。
 定義の仕方で多少は前後するが、これで訪問した国・地域は87になった。100は遠い。

(おわり)
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2015年1月3日 【旅行】ダイバダッタになりたくて…インド初体験(8)

2015-01-16 20:57:32 | 旅行・ハイク&ウォーク
 インド最終日。どうも体調が良くない。夜中にびっしょり汗を掻き、そのあと妙にハイテンションになって(たぶん血圧高い)良く眠れなかった。疲れるほど自分で動いてはいないのだが…朝イチでアンベール城を観る予定だったがキャンセル、ドライバーには11時半に再度ピックアップに来て貰うことにして午前中はホテルで静養。勿体無いが、喉が痛く発熱気味なところ丘の上の城内を歩き回って良いとも思えない。ここは潔く断念しましょう。

 昼前にホテルを出発、あとはデリー空港に向かうのみ。ドライバーは渋滞が心配なのと早く帰宅したいのとで早め早めの時間を提示してきたが、こちらは早く空港に着いても居場所ない(カウンターがオープンしなければラウンジへも行けない)ので、そんなに早く行くなとブレーキ係。3日目になってこちらが極力無駄を省きたい人種だと理解したのか、早く着いても(自分にとっては)無意味だと説明したのに納得したのか、車線を跨いで走るクセがあるのが気に入らないがまぁまぁ安全運転で走ってくれた。

 ニューデリー空港、制限エリア内には免税店も意外と豊富で(失礼)、時間つぶしには困らなかった。インドワインがあったので3本求めたが重い。明日1日、持ち歩くのは勘弁~。JL740便(JA825J:787-8)でさよならインド。良い経験だったことは間違いない。

 機中泊
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2015年1月3日 【旅行】親切なインド人

2015-01-16 07:40:37 | 旅行・ハイク&ウォーク
 「撃退例」でインド人をネガティヴに書いてしまった気がしないでもないので、逆の体験を書きましょう。場所はムンバイ、コンノートプレイスと言う巨大な円形ショッピングゾーンを3重に囲む道なりに3周しようとした時のこと。

(ケース1・その先はない)
 「ミスターどこへ行く、そっちへ行っても何もないぞ。バザール(観光名所でもある)はこっちだ」を何回声を掛けられたか。バザールに店を出している連中の客引きかもしれないけど、「何もなくてもぐるりと回ってみたいんだ」と言うと「オーケー、バイ!」ばかり。強硬に引っ張られたりは一度もしなかった。

(ケース2・気をつけろ)
 駐車しているバイクの写真を撮ってたらオーナーでもないオッサンが「これはヤマハだ、日本(製)だ」と話しかけてきた(正確には日本製じゃないんだけど)。そこら辺の気になるバイクの排気量を聞くと180だ、あれは110と詳しい。「午後は人が増える。今日は大晦日でいっぱい集まってくる。バンガロールで爆発事件もあった。人の多いところは気をつけた方が良い。じゃ。」と言ってさっさと居なくなった。

(ケース3・コニチワ!)
 すれ違いざま「コニチワ!」と言ってくるは多い。通じてるよとニッコリ笑ったり「やあ!」と反応すると、それだけで満足らしくおしまい。ひそかに身構えたのが馬鹿らしく思えるほど。これは親切ではないけど、悪意もない単なる興味本位ってことなんだな。終戦後、日本の子供たちも米兵に「ハロー!」って声を掛けてたらしいですから一緒ですかね。

 とにかく、インド人て基本的におせっかい。そこに邪な心が加わるかどうか、見極めるのが難しい。でも今回の自分は、列車の中で代わりに電話してくれた人を始め、こちらからアプローチして拒絶されたり冷たくあしらわれたケースはなかったな。

 渡航前の予想通り、観光地でたむろしている連中でなければ会話程度なら大丈夫な人が多い印象を受けました。別にインドに限らずそうなんだろうけど。あまり警戒し過ぎて貝になって過ごすのもつまらないので、加減が難しいです。

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2015年1月2日 【旅行】インド人撃退例

2015-01-15 19:39:49 | 旅行・ハイク&ウォーク
 ちょっと過激なタイトルになってしまいましたが、要は観光地でまとわりついてくる連中を撃退した今日の実例です。

(ケース1・駐車場で)
「ボクの店があるから帰りに寄ってね」
「興味ないから行かないよ」
しかし帰りに目ざとく見つかった。一人で歩いてる東アジア人なんて他にいないから仕方ないか。
「ボクの店…」
「ドライバーが待ってるから時間がない」
「ボクもアナタを待ってた」
「ドライバーとは約束してる。君とは約束したか?」
撃破。

(ケース2・宮殿内で)
「ボクはイスラムの学生。今日は金曜日で休み(これは本当)だからここにいる」
「目的は何だ」
「お金要らない。物も売らない。」
「俺は一人で考えごとをしながら観たいんだ。学生なら考えることが大事って分かるよな?」
撃破。

(ケース3・宮殿入口で)
靴を脱いで入るところ、戻ってきたら靴がない。自分だけでなく周囲のもごっそりないんだけど。
「ヘイ、サー。靴はあるか?」
「ない」
「こっちじゃないか?」
警備の兵士の前にごっそり。周囲の仲間?がニヤニヤ。んじゃここで一戦しちゃおうか。兵士が味方してくれるか分からないけど人目に付く場所なので好適。
「あったよ、ありがとう」
「マネープリーズ」
「ダメだ」
「雨が降ってきたので(確かに霧雨程度には降った)隠してあげたんだ、プリーズ」
「俺がお前に靴の番をしてくれと言ったか?動かせと言ったか?雨から守ってくれと言ったか?勝手に人の物に触るんじゃない。ともかく礼は言ったぞ」
撃破。

(ケース4・別の駐車場で)
「サー、ネックレス安いよ」
「興味ないので要らない」
「ファミリーに良いよ」
ここでくるりと向いて正面から相手の目を見ながら
「俺にはファミリーは居ない(親は生きてるんだけど)!それ以上ファミリーと言うんじゃない!分かったか!」
「悪かった、怒らないで」
撃破。

(ケース5・さらに別の駐車場で)
「サー、(繰り返し)」
「要らない」
しつこくついてくる。仕方ないな。
「君、英語わかるんだよね?」
「(得意そうに)イエス!」
「ならノーの意味は解るよね?ノーと言ってるだろう!」
撃破。

 こんなのが今日1日2カ所観ただけであと数件…一人だから余計にまとわり憑かれ易いのでしょうね。あーインド鬱陶しい!

 要するにノーと言ってるだけでは振り切れないこともあるので、その場合はこちらから畳みかけ怒鳴らない程度に「逆襲」して黙らせるわけで。もっと平和的にニッコリ笑ってじゃあね、とできれば多少は気分も良いのですが。
 商品に掛け値は滅多になし、店員がわらわら集まって来ることはなく、でも声を掛ければ丁寧に対応してくれしかも品物は確か。日本って何てラクで良い国なんでしょう!
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2015年1月2日 【旅行】ダイバダッタになりたくて…インド初体験(7)

2015-01-15 07:37:28 | 旅行・ハイク&ウォーク
 8時出発の予定を8時半に変えて貰いジャイプールへ約200kmのドライブ。途中、世界遺産ファテープル・スィークリーに寄る。しかしアグラ城同様、広大で重厚な造りに感心した。ここでは結構多くのインド人が寄ってきたが全て撃破。ああ鬱陶しい!

 スタートが遅くかつファテープル・スィークリーをゆっくり観たためジャイプール到着は当初予定より遅れたが、風の宮殿を外見のみ観、シティパレスとタンジャルマジャル(天文台)を終了時間ぎりぎりまで見学。もうマハラジャの権勢のすごさに呆れるばかりですよ…そしてこれ以上の予定を詰め込んでも、機械的に写真を撮るだけになっちゃったかもしれない。他人から見れば折角いったのにMOTTAINAIと思うかもしれないが、これくらいで良いや。

 明日も一カ所をじっくり見ただけで帰国の予定。寒くてジャケットも着ているので、荷物はキャリーオンで収まる程度になってしまった。ホテルでNHK WORLDが映るので点けっ放しにしていたが、色々な日本紹介が面白い。摩周湖とか日高の牧場とか、観ていると日本人の自分でも行きたくなる。そはそうと、体調がイマイチ。最悪でもないが快調にはほど遠い。お腹は壊してないんだけどな。

 Park Prime 泊
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2015年1月1日 【旅行】ダイバダッタになりたくて…インド初体験(6)

2015-01-14 20:51:08 | 旅行・ハイク&ウォーク
 新年おめでとうございます。

 起きてTVを点けると、相変わらずインドの大都市に厳重警戒、テロ組織の要人が捕まった件、カシミールあたりで小競り合いっぽい話、それにエアアジア機が行方不明の件に上海の将棋倒し事故など色々とある年明けである。朝は持参の「おもちすぅぷ」から。丸美屋からもカップ雑煮が出たそうなので、来年はそちらを試してみようかな?

 今日から帰国まで、旅行社手配の大名旅行になる。新年早々、インドで切符買うのに並んだり乗り場を探して歩き回ったりしたくなかった。8時の予定が30分遅れて迎えにきた車でアグラへ。写真はその車(トヨタETIOS)とドライバー。

 午後アグラに到着、アグラ城とタージ・マハルを見学。昨年のマチュピチュに続き「元旦は世界遺産」シリーズだ。どちらもさすがの偉容、マハラジャの力を垣間見た気がする。世界の超有名観光地の中でも訪れていなかったとこだし、結構満足した。

 Crystal Inn 泊
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