
木の地蔵を引き回して雪を付け、訪問先の玄関先にドンと置いて雪を散らす山形県尾花沢市の「地蔵転がし」。石のお地蔵様に着色して飾り、道端で鉦や太鼓を叩いて通行人に「参拝」を促す福井県小浜市の「地蔵盆」。いずれも、地域の子供たちが主役で、お地蔵さまを媒体に地域の人々と触れ合うスタイルとなっている。面白い風習ではないか。
お地蔵さまが微笑む姿は、子供達のそれと似ていると言われる。作者は戦争中の壮絶な体験から「地蔵は子どもの化身だ」と思い、撮るようになったと言う。
撮影時期が少し古く機材のせいもあろうが、スナップにしてももう少しシャキッとした写真を残して欲しかったと思わないでもない。ただ、微妙なピンボケや手ブレが、却って臨場感を高めているのも事実。少子化の折、今でもこうした祭りは催されているのだろうか。、
2021年12月26日 丸の内フォトギャラリーにて
お地蔵さまが微笑む姿は、子供達のそれと似ていると言われる。作者は戦争中の壮絶な体験から「地蔵は子どもの化身だ」と思い、撮るようになったと言う。
撮影時期が少し古く機材のせいもあろうが、スナップにしてももう少しシャキッとした写真を残して欲しかったと思わないでもない。ただ、微妙なピンボケや手ブレが、却って臨場感を高めているのも事実。少子化の折、今でもこうした祭りは催されているのだろうか。、
2021年12月26日 丸の内フォトギャラリーにて
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