すっかりブログが一般化し、世の中それに加えて「つぶやき」系サービスが花盛りと言う状況。
ところで皆さんは政治家や経済人とかどこかの社長のブログとか読んでます?私は読んでません。どうしても「趣味の日記、日々のつれづれ」と言う範囲から意識が脱却できないのです。あえて「真面目な」領域に足を踏み入れたくないと言う思いも多少はあります。
そんな幼稚な私の行動と正反対な内容で活動する人々をレポートするのが本書。ブログの速報性、マスでないメディア性を利用した「草の根運動」、確かにすごいパワーだ。同時に、個人発信の持つ情報の正確性や同じ趣向の人同士が固まってゆく偏向性についての指摘もされている点はありがたい。
本書のタイトルにあるように「米国」ではかようなパワーを発揮しているブログだが、日本ではまだ公の場において力を発揮するメディアになりえていないように思える。新聞と言うマスメディアへの盲目的な信頼が揺らいでいないと言うこと、きちんと情報発信できる個人が育っていない(育ちにくい教育)こと、元来「草の根運動」が起きにくい国民性であること…じゃないかな。ちょっぴり彼の地を羨ましく思いつつ、本書を読み終えた。
2010年5月12日 出張帰りの京浜東北線車中にて読了
ところで皆さんは政治家や経済人とかどこかの社長のブログとか読んでます?私は読んでません。どうしても「趣味の日記、日々のつれづれ」と言う範囲から意識が脱却できないのです。あえて「真面目な」領域に足を踏み入れたくないと言う思いも多少はあります。
そんな幼稚な私の行動と正反対な内容で活動する人々をレポートするのが本書。ブログの速報性、マスでないメディア性を利用した「草の根運動」、確かにすごいパワーだ。同時に、個人発信の持つ情報の正確性や同じ趣向の人同士が固まってゆく偏向性についての指摘もされている点はありがたい。
本書のタイトルにあるように「米国」ではかようなパワーを発揮しているブログだが、日本ではまだ公の場において力を発揮するメディアになりえていないように思える。新聞と言うマスメディアへの盲目的な信頼が揺らいでいないと言うこと、きちんと情報発信できる個人が育っていない(育ちにくい教育)こと、元来「草の根運動」が起きにくい国民性であること…じゃないかな。ちょっぴり彼の地を羨ましく思いつつ、本書を読み終えた。
2010年5月12日 出張帰りの京浜東北線車中にて読了
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