
今日のニコンプラザのギャラリーは2展ともモノクロ作品ばかり、珍しい。本展は小豆島から場所を移し、カンボジアになる。場所はトンレサップ湖、アンコール・ワット群のあるシエムリアップからも近い。季節により物凄く水位の変わる場所ゆえ、人々は足場を組んだ粗末な家に暮らす。乾季は階段や梯子で泥の地面に降り、雨季には水上集落となる。そんな場所に暮らす人々の、生き生きとした作品展だった。
昨年6月にシエムリアップに行った折、このような水上集落を訪ねたこともあり、非常に既視感があった。子供を中心に多くの笑顔を取っており、作者の被写体へのアプローチに感心した。
2024年11月8日 ニコンプラザ東京 THE GALLERYにて
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