ずっと前に仕込んで観よう観ようと思いつつ、全編で3時間という長さから観るのを延ばし延ばしにしてきた有名作。離島の静かで長い夜を過ごすのにピッタリじゃないですか!飲みながらだと寝てしまいそうなので、酒抜きで観た。
日産がアフリカで確固たる地位を築くのに多大な貢献をしたサファリラリー優勝、その当時の話で出走車はブルーバード(510型)。石原裕次郎は確かにカッコいいし浅丘ルリ子はチャーミングだし(当時としては型破りな下着シーンもあるし)、日産本社の偉いサンは三船敏郎で分別ある姿がいい。でも何より、登場するメカ群に心奪われてしまうのであった(笑)。
「主演」の510ブルは前期型のSSS?最初に活躍したのは410だがサファリと言えば510でしょう。赤茶色のボディに真っ黒い●、白文字でドライバー&ナビゲーター名。ああDATSUN。ライバルはフォードコスワース、その他にアルピーヌ・ルノーやらアルファかな、走行シーンも楽しい。FR車全盛の時代だけどそれにしても後年と違い、コーナー入口から横向いて入ってくようなシーンはなく立ち上がりでテールアウトするのをカウンターで修正してゆく、ドリフトと言うよりテールスライドの時代。トラクションかけるの辛そうなのが観ていて分かる。冒頭の氷雪モンテカルロラリーのシーンは早回しだろうがインパクトある。とにかく今よりターンインが遅いのでハラハラ。
「あれ、サーキットの映画だっけ?」と混乱した日本グランプリのシーンではプリンスR380、R381やポルシェ・カレラ6(906)、あれれベレット?とっておきは富士スピードウェイ(FISCO)の30度バンクの映像だ!大事故が続き閉鎖されちゃったんだよなぁ。F-1が開催されセナとプロストが1コーナーで接触リタイヤしたのは改修後のコース。
ところで、飛行機も負けてはいない。主人公たちの渡航シーン、着陸してきたのはコンベア880!?あれ、地上滑走はDC-8に変わっちゃった(苦笑)。機首の文字も見えるのでタイプも判る。-62やフレイターも出てきた。地上作業車にいすゞエルフらしき姿も発見。もちろん羽田空港、沖合移転なんて遠い先の話。ちょっと変わったところではケニアの鉄道。旧知のケニア人ドライバーが呼び寄せられて到着するほんのちょっとのシーンだが、車内も外観も、駅の模様も映っており楽しい。
考えてみれば、子供心にアフリカと言うものを意識した最初の作品が「ちびくろサンボ」で、その次がたぶんこの作品(の原作)だったのだと思う。当時はアフリカ=黒人だと思ってたし、最初に覚えたアフリカの国はケニア、次がタンザニア。山はキリマンジャロだったのは間違いない。行こう行こうと思っているうちに近年とくにナイロビは治安が悪化し、ナイロビ⇔モンバサの幹線鉄道に乗る夢も叶うか分からなくなってしまった。
ストーリーより、登場するさまざまなヒトやモノそれに環境について思いのつのる作品だった。ちなみにサファリで活躍した日本車の中で好きな順だと(1)510ブル(2)63セリカ(3)240Z、かな。調べたら大好きな240RS(二代目シルビア)はサファリにエントリーしてないみたいなんだね。キリがないのでこの辺で~。
日産がアフリカで確固たる地位を築くのに多大な貢献をしたサファリラリー優勝、その当時の話で出走車はブルーバード(510型)。石原裕次郎は確かにカッコいいし浅丘ルリ子はチャーミングだし(当時としては型破りな下着シーンもあるし)、日産本社の偉いサンは三船敏郎で分別ある姿がいい。でも何より、登場するメカ群に心奪われてしまうのであった(笑)。
「主演」の510ブルは前期型のSSS?最初に活躍したのは410だがサファリと言えば510でしょう。赤茶色のボディに真っ黒い●、白文字でドライバー&ナビゲーター名。ああDATSUN。ライバルはフォードコスワース、その他にアルピーヌ・ルノーやらアルファかな、走行シーンも楽しい。FR車全盛の時代だけどそれにしても後年と違い、コーナー入口から横向いて入ってくようなシーンはなく立ち上がりでテールアウトするのをカウンターで修正してゆく、ドリフトと言うよりテールスライドの時代。トラクションかけるの辛そうなのが観ていて分かる。冒頭の氷雪モンテカルロラリーのシーンは早回しだろうがインパクトある。とにかく今よりターンインが遅いのでハラハラ。
「あれ、サーキットの映画だっけ?」と混乱した日本グランプリのシーンではプリンスR380、R381やポルシェ・カレラ6(906)、あれれベレット?とっておきは富士スピードウェイ(FISCO)の30度バンクの映像だ!大事故が続き閉鎖されちゃったんだよなぁ。F-1が開催されセナとプロストが1コーナーで接触リタイヤしたのは改修後のコース。
ところで、飛行機も負けてはいない。主人公たちの渡航シーン、着陸してきたのはコンベア880!?あれ、地上滑走はDC-8に変わっちゃった(苦笑)。機首の文字も見えるのでタイプも判る。-62やフレイターも出てきた。地上作業車にいすゞエルフらしき姿も発見。もちろん羽田空港、沖合移転なんて遠い先の話。ちょっと変わったところではケニアの鉄道。旧知のケニア人ドライバーが呼び寄せられて到着するほんのちょっとのシーンだが、車内も外観も、駅の模様も映っており楽しい。
考えてみれば、子供心にアフリカと言うものを意識した最初の作品が「ちびくろサンボ」で、その次がたぶんこの作品(の原作)だったのだと思う。当時はアフリカ=黒人だと思ってたし、最初に覚えたアフリカの国はケニア、次がタンザニア。山はキリマンジャロだったのは間違いない。行こう行こうと思っているうちに近年とくにナイロビは治安が悪化し、ナイロビ⇔モンバサの幹線鉄道に乗る夢も叶うか分からなくなってしまった。
ストーリーより、登場するさまざまなヒトやモノそれに環境について思いのつのる作品だった。ちなみにサファリで活躍した日本車の中で好きな順だと(1)510ブル(2)63セリカ(3)240Z、かな。調べたら大好きな240RS(二代目シルビア)はサファリにエントリーしてないみたいなんだね。キリがないのでこの辺で~。