goo blog サービス終了のお知らせ 

日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【映画】栄光への5000キロ

2015-03-28 19:26:00 | 本・映画・展覧会
 ずっと前に仕込んで観よう観ようと思いつつ、全編で3時間という長さから観るのを延ばし延ばしにしてきた有名作。離島の静かで長い夜を過ごすのにピッタリじゃないですか!飲みながらだと寝てしまいそうなので、酒抜きで観た。

 日産がアフリカで確固たる地位を築くのに多大な貢献をしたサファリラリー優勝、その当時の話で出走車はブルーバード(510型)。石原裕次郎は確かにカッコいいし浅丘ルリ子はチャーミングだし(当時としては型破りな下着シーンもあるし)、日産本社の偉いサンは三船敏郎で分別ある姿がいい。でも何より、登場するメカ群に心奪われてしまうのであった(笑)。

 「主演」の510ブルは前期型のSSS?最初に活躍したのは410だがサファリと言えば510でしょう。赤茶色のボディに真っ黒い●、白文字でドライバー&ナビゲーター名。ああDATSUN。ライバルはフォードコスワース、その他にアルピーヌ・ルノーやらアルファかな、走行シーンも楽しい。FR車全盛の時代だけどそれにしても後年と違い、コーナー入口から横向いて入ってくようなシーンはなく立ち上がりでテールアウトするのをカウンターで修正してゆく、ドリフトと言うよりテールスライドの時代。トラクションかけるの辛そうなのが観ていて分かる。冒頭の氷雪モンテカルロラリーのシーンは早回しだろうがインパクトある。とにかく今よりターンインが遅いのでハラハラ。

 「あれ、サーキットの映画だっけ?」と混乱した日本グランプリのシーンではプリンスR380、R381やポルシェ・カレラ6(906)、あれれベレット?とっておきは富士スピードウェイ(FISCO)の30度バンクの映像だ!大事故が続き閉鎖されちゃったんだよなぁ。F-1が開催されセナとプロストが1コーナーで接触リタイヤしたのは改修後のコース。

 ところで、飛行機も負けてはいない。主人公たちの渡航シーン、着陸してきたのはコンベア880!?あれ、地上滑走はDC-8に変わっちゃった(苦笑)。機首の文字も見えるのでタイプも判る。-62やフレイターも出てきた。地上作業車にいすゞエルフらしき姿も発見。もちろん羽田空港、沖合移転なんて遠い先の話。ちょっと変わったところではケニアの鉄道。旧知のケニア人ドライバーが呼び寄せられて到着するほんのちょっとのシーンだが、車内も外観も、駅の模様も映っており楽しい。

 考えてみれば、子供心にアフリカと言うものを意識した最初の作品が「ちびくろサンボ」で、その次がたぶんこの作品(の原作)だったのだと思う。当時はアフリカ=黒人だと思ってたし、最初に覚えたアフリカの国はケニア、次がタンザニア。山はキリマンジャロだったのは間違いない。行こう行こうと思っているうちに近年とくにナイロビは治安が悪化し、ナイロビ⇔モンバサの幹線鉄道に乗る夢も叶うか分からなくなってしまった。

 ストーリーより、登場するさまざまなヒトやモノそれに環境について思いのつのる作品だった。ちなみにサファリで活躍した日本車の中で好きな順だと(1)510ブル(2)63セリカ(3)240Z、かな。調べたら大好きな240RS(二代目シルビア)はサファリにエントリーしてないみたいなんだね。キリがないのでこの辺で~。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015年3月23日 【旅行】修行じゃないよ旅行だよ!沖縄島旅3日間(3)

2015-03-28 06:26:35 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今回の最終日。昨日と同じくレンタルバイクで島を巡ることにする。今日も借りられたのはSUZUKI Let'sだが「4」だ。ちょっと多めに吹かさないとクラッチが繋がらず、ブレーキの効きが甘い。だが外装は綺麗、メーターもちゃんと動く(笑)。まずは港でフェリー朝便を見送って(写真)からスタート。

 伊平屋島は伊是名島より大きい。さらに、南に隣接する野甫(のほ)島と橋で繋がっており、そちらまで走ると一回り2時間半ほどかかると言われた。昨日より速いペースで走る。快晴だが昨晩から風が強い。海上もうねり2.5mの予報が出ており、波頭が白く飛び始めている。

 こちらの島の方が綺麗な浜が多い。ハイライトはやはり野甫大橋ではないかと思うが、橋の上から見下ろした海は濃淡さまざまなエメラルドグリーンで格好の被写体となりそう。高台があればカフェを開きたいところ。野甫島を一回りして伊平屋島に戻り、今度は北側の海岸を進む。この区間が強烈な向かい風で難渋。借りたヘルメットはいわゆる半キャップでシールドがないため、走っていると顔が吹きさらされ涙が出てくる。たまにある史跡や景観ポイントでこれ幸いと停車、一息つくありさま。

 2時間半ちょっとかかって何とか回り終えて港に戻り、周辺をもう一走り。最後にA-coopによってレトルト食品や島名産のあおさなど購入。フェリーで運天港、やんばる急行バスで那覇空港と引き返す。ウトウトしていて急に車内が賑やかになったと思ったら美ら海水族館から大量の乗車、大半が中国系観光客だった。最終的には補助席まで出す人気ぶりだがほぼ全ての乗客は那覇市内で降りてしまい、空港まで乗車したのは片手ほどの人数。

 空港で少しお土産を追加購入しJL922便(JA752J:777-300)に搭乗したが管制指示で出発が遅れ、さらに滑走路手前で戦闘機4機がスクランブル発進!久々にアフターバーナーの轟音を聞いた。先島の防衛ご苦労様です。けっきょく羽田には20分遅れで到着した。お疲れ様でした。ちょっと陽に焼けちゃったね。


伊平屋島 1300
(フェリー)
運天港 1420/1435
(やんばる急行バス)
那覇 1732/1840
(JL922/J)
羽田 2050
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする