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日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2023年10月27~29日 【旅行】長野へ乗り物旅

2023-11-28 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 先週末の北関東に続き、今週末も乗り物ターゲットの旅であります。

 10月27日、池袋から夜行バス「WILLER WT351便」に乗車。わざわざ池袋からにしたのは、最新のシート装備車両が現状この便にしか充当されないため。新型3列シート「DOME」はシェル型のシートにカノピーと称する大型フードがつき、個室感が高まっている。ただし自分はカノピーって息苦しく感じてあまり好きではなく、カーテンで仕切られている方が好きだ。その新型シート、見てくれは良いのだが、リクライニングまでが狭い。いやリクライしても狭いかな?カノピーのおかげで静粛性は高いが、居住性はあまり良くなく、他人にお勧めしたいとは思えなかった(写真上左)。

 10月28日、早朝に名古屋着。朝イチの特急「しなの1号」で長野へ。この車両も誕生から30年近く、ディーゼル特急HC85系の導入&キハ85系置換がひと段落したらこちらも新車投入になるのだろう(と思ったら既に385系の開発が発表されており、2026年に量産先行者投入とこちら(pdf))で発表されていた)。長野電鉄に乗り継いで小布施へ、ここで保存車両2000系を見学し(写真上右)、名物のそばを食べ、「おぶせミュージアム」をしっかり見学していたら夕方になってしまった。

 10月29日、小布施からいったん終点の湯田中まで行き、折返し観光列車「北信濃ワインバレー列車」に乗車。車両は元小田急Hi-SE。箱詰め弁当のほか、沿線産のワイン白3種類、赤4種類が飲み放題(写真中)。もちろん全種類いただいたが、たかやしろファームのカベルネソーヴィニヨン&メルローが一番気に入った。鹿児島出身だというアテンダントさんや周囲の乗客とも話が弾んだのは酔っ払いならではか。飲み過ぎ防止には、この程度の乗車時間が適当なのかもしれない。

 長野で1時間ほどのインターバルののち、しなの鉄道の観光列車「ろくもん」に乗車。こちらの車両は元JR115系。食事つきのコースにせず、座席のみ予約。駅で地ビールを1本だけ買って乗り込んだが、車内でも色々なお酒を売っていた。上田駅では武者による歓迎の殺陣演舞あり、小諸駅では駅脇のイングリッシュガーデンのガイドツアーあり、頻繁に沿線の観光ガイドがアナウンスされ、浅間山もすっきりと姿を現し気持ち良い乗車だった。

 軽井沢に着き、構内の電気機関車(EF63、EC1000)、駅前の草軽L電を一瞥してから新幹線で帰京。本当は土日で観光列車1本ずつと分散させたかったが、列車運転日の都合で日曜に集中となったのは残念だった。それなら日帰り強行も可能だったかもしれないが、余裕を持って移動し秋の信州の風景を堪能できたのは良かった。いつもは重くて買わないリンゴ、今回は購入。重かったが実りいっぱいの週末だった。(おわり)

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2023年10月26日 【ハイク】駅からハイキング#0223004 映え×2「さんぽ」~相模川八景「寒川宮山の富士」と廃線跡を訪ねて~

2023-11-02 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 来月は殆ど時間が取れないため、駅ハイウォークの踏破を急ぎます。開催期間が今月末までのコースを優先し、今日は茅ケ崎で乗り換えた相模線の寒川に来ました。駅近くの観光案内所が開くと同時にエントリー、コースマップを受けてスタート。案内所内には寒川支線時代の資料などが展示されており、専用の小冊子まで。意外と大事にされているなと感心。

 コースは宮山駅近くまで北上し、相模川に沿って南下し、旧寒川支線跡を辿った後に戻って来るもの。大きなポイントは数カ所。

 寒川神社は相模国一之宮だけに立派なたたずまい(写真左上)、七五三らしく着飾った女の子を連れた家族が何組も。案内所で貰ったクーポンで記念品(一筆箋)を頂きました。相模川沿いの土手はサイクリングコース、半袖Tシャツで歩けるほどの陽射しで、この時期でも日焼けしそう。大山や箱根は見えたけど、残念ながら富士山は拝めず。

 旧寒川支線の終点・西寒川駅跡の碑(写真左下)には海軍工廠の文字も。調べてみると一帯は広大な海軍の工場で、有毒なイペリットガス(マスタードガス)を生産していたそう。物騒な場所だったんだ。そこからの緑道は、確かに線路跡の幅ではあるけど整備された歩道が敷地内を蛇行しているのと、木がけっこう枝を伸ばしてかぶさっており廃線跡のイメージは薄目。それでも途中に線路が残されており(そのレールの製造時期は明治大正昭和の3元号に跨り、学術的には貴重な遺産)、ぽつんと車輪が置かれたりして往時を偲ぼうという意思が感じられた。

 水道記念館はかつてのポンプ室の建物をリノベーションしたもの、前には当時の水車と発電機のセットが置かれている(写真右)。地元の小学生の社会科見学コースになっており、生徒たちに合わせた展示内容となっていた。ここでまた、クーポンで記念品(お茶パック)を頂く。

 2時間半で踏破。寒川神社も過去に来たはずだが記憶になく、今日のコースは目新しいものばかり。暑すぎるほどの天気で気持ち良く歩けた。

 本日の歩行距離:約9.0km
 駅ハイ通算距離:約49.0km

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2023年10月21~22日 【旅行】北関東イッキ乗り(2)栃木(市)-下館-真岡-宇都宮

2023-10-31 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 10月22日、2日目。朝の町を散策するつもりがダラダラ過ごし、何も見ずに出発です。今日は快晴、本当に雲一つありません。

 栃木からJR両毛線で小山、水戸線に乗り換えて下館。ここから真岡鐡道「SLもおか」に終点の茂木まで乗車します。この列車、乗った気がするのですが記憶が曖昧なため乗ることにしました。機関車はC12 66(写真上左)、客車は50系(写真上右)です。客車がレトロ調に茶色く塗られているのは、ちょっと気に入りません。国内唯一、ほぼオリジナルコンディションで残された50系なんだから「レッドトレイン」のまま走らせて欲しいものです。

 小ぶりなC12と言えども汽笛もブラスト音も勇ましく、スムースに時にはガクガクと、3両の客車を引っ張ってゆきます。沿道にはカメラマンもただの見物人も多く、しょっちゅう双方で手を振っています。楽しいね。

 茂木で1時間ちょっとの昼食インターバル、1日3本しかないJRの路線バスに乗車し、芳賀町工業団地管理センターで下車。どうやら同じことを考えている人が多く、10人ほど下車しました。すぐ近くのJRバス関東宇都宮支店をフェンス越しに観察後、2㎞近く歩いて本日2つ目のターゲットへ。

 芳賀・高根沢工業団地から、今年8月26日に開業したばかりの「宇都宮ライトレール(LRT)」の乗車(写真下左)。郊外への幅広い道での併用軌道に始まり、高架橋の専用軌道、川越えも専用の橋か!軌道敷設にお金を掛けた印象が強いです。海外並みにもう少し速度を出せるとな。それでも報道通り乗車率は好調で、途中からは立ち客が出るほどでした。終点2つ前の駅東公園前で下車して寄り道。

 宇都宮と言えば新幹線開業前のメインは東北本線、東北本線と言えば昼の主役は特急「ひばり」、夜は急行「八甲田」と言うのが自分のイメージ。その「八甲田」始め各種列車の先頭に立っていたのがEF57、通称「カブトムシ」。EF58(ゴハチ)よりも「ゴナナ(カブトムシ)」の方が東北本線らしく思えます。これが、駅東公園に保存されています。唯一の現存車両です。柵で囲われており、今日は早く来られれば策の中に入れる公開日だったのですが、残念間に合いませんでした。「カブトムシ」の愛称の由来である、運転室前方に突き出たパンタグラフが判るよう、斜めから撮りました(写真下右)。

 来た道を戻り、LRTを終点の宇都宮まで乗車、危うく積み残されるほどの混雑でした。中途半端な時間ではあるけど、餃子を無視はできません。名店とは呼べなそうだが立地の良さから何度も行っている、駅構内の外れの餃子屋で生ビールと餃子と食べ、グリーン車で帰宅しました。計画では下今市まで行って新鋭の「スペーシアX」で帰ろうとしたんですが、指定席発売日の夕方には、狙っていたプレミアムシートは完売で諦めました。いずれ改めてトライします。

 この2日間で、以下のターゲットに乗り終えました。ずいぶん残っていたものですが、これで首都圏での心残りはほとんどなくなった気がします。
・東武鉄道「リバティ」
・会津鉄道「AIZUマウントエクスプレス」
・会津鉄道「お座敷展望トロッコ」
・東武鉄道「SL大樹」
・真岡鐡道「SLもおか」
・宇都宮ライトレール
・EF57保存機


栃木 0941
(JR)
小山 0952/1010
(JR)
下館 1030/1035
(SLもおか)
茂木 1206/1330
(バス)
芳賀町工業団地管理センター 1401着
(徒歩1.8km)
芳賀・高根沢工業団地
(宇都宮LRT)
駅東公園前
(宇都宮LRT)
宇都宮駅東口

 

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2023年10月21~22日 【旅行】北関東イッキ乗り(1)東京→会津若松→栃木(市)

2023-10-30 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 ぼちぼちと、観光列車乗りつぶしも続けております。年内は遠出を控え、比較的近場の未乗列車を攻めようと思い、北関東に向かう手配をしました。ターゲットの定義が自分でも曖昧だと思うのですが、いわゆる観光列車として特別料金を徴収する列車だけでなく、観光客向けに特別な仕様に製造・改造されたものも含んでいたりします。そうなると市販のムック本などのリストと乖離し、「達成度」の記録が難しくなってくるので困っています。

 10月21日、今日は北関東を抜け会津まで行き、北関東まで戻ってきます。JRで北千住、そこから東武特急「リバティ」で鬼怒川温泉へ。「スペーシアX」が登場した東武特急ですが、その前に登場した「リバティ」すらこれまで乗った記憶が…。切符は東武の「<a href="https://www.tobu.co.jp/odekake/ticket/nikko-kinugawa/aizu.html">ゆったり会津 東武フリーパス</a>」を購入。帰りは都内まで戻ってきませんが、それでも元は取れる計算です。

 鬼怒川温泉からの「AIZUマウントエクスプレス」には先代のキハ8500系時代に乗って以来。今は専用車両ではないものの、優先的に座席の良い車両(写真上左)が充当されている模様。山合いに入り高度を上げてもまだ紅葉には程遠い状態。それでも回転クロスシートなディーゼルカーでの旅は十分に旅情を感じられるものでした。

 会津鉄道終点の西若松で下車して昼食インターバル、今日は会津若松までは行きません。おっと、雨がパラついてきたぜ。久々に会津のラーメンを食べようと事前にあたりを付けたのにことごとく休業、3軒目でようやく食べられました。すっきりしたガラだしスープ、旨し。久しぶりに鶴ヶ城まで行きたかったのですが、雨と時間の都合とで断念しました。

 午後は北関東方面へ戻る行程。西若松から「お座敷トロッコ」で、人気はオープンエアのトロッコ車なのだけど掘りごたつ+ハイデッカー展望車の方に乗りました(写真上右)。これ、元JRのキハ40なんだな。そろそろ山あいは肌寒い季節、おまけにパラつく雨ですが窓ガラス付きなので快適。ちょうど沿線自治体の観光キャンペーンで岩魚の甘露煮と岩魚味噌の試食品を頂いたので、車内で売ってた会津の地酒をチビチビ、車内はちょっと気の毒なほどの空き方…と思ったら短区間ですがツアーバスのお客さんがいました。良かった良かった。

 会津田島で「リバティ」、新藤原で普通電車に乗り換え、鬼怒川温泉から「SL大樹」に乗ります。わずか30分ですがSL列車の旅、今日の牽引機は複数いる中から元JR
北海道のC11 207「カニ目」(写真下左)、乗車するのは元JR四国のスハフ14 1(写真下右)。気を抜くとガチャンと戻ってしまう簡易リクライニングシートも懐かしい。ただし座ったのは一瞬で、殆どの時間は別車両のオープンデッキにいました。おかげで音も煙も匂いも、十分に味わえました。

 もう暗くなった下今市から本日3度目の「リバティ」に乗車し、栃木で下車。さすがにこの辺だと、帰宅して出直すより安宿に泊まった方が安上がりです。なぜ栃木に泊まったかと言うと、明日の行程がJRで始まるため、東武とJRの接続駅周辺に泊まれば少しでも切符代を節約できるからです。けっこう涙ぐましいものです。

 R9 Hostel 栃木駅前 泊

北千住 0743
(東武・リバティきぬ105号)
鬼怒川温泉 0935/0937
(会津鉄道・AIZUマウントエクスプレス1号)
西若松 1149/1341
(会津鉄道・お座敷トロッコ列車)
会津田島 1457/1500
(東武・リバティ会津140号)
新藤原 1554/1609
(東武普通)
鬼怒川温泉 1617/1643
(東武・SL大樹8号)
下今市 1718/1734
(東武・リバティけごん44号)
栃木 1805

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2023年10月20日 【ハイク】駅からハイキング#0223007 東海道川崎宿起立400年 歴史巡り

2023-10-27 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 今年は東海道川崎宿が起立(設立とか開設でなく、こう呼ぶらしい)されて400周年らしく、色々イベントが開催されている。

 今日のコースは、川崎駅から港に向かいほど近い稲毛神社へ、そこから国道15号を多摩川まで歩き、旧東海道を八丁畷の芭蕉句碑まで一直線。そこで折り返し、途中から京急線のガードに沿って川崎駅まで戻ってくる。これまでにも界隈いろいろなタイトルでウォークが開催され参加してきたので、回る順番が異なるだけで場所に目新しさはない。

 とは言え「東海道かわさき宿交流館」(写真)あたりは企画展示が入れ替わるため、寄って損はない。沿道に街道の風情は残っていないが、ルート自体は旧東海道とあちこちに表示があり、過去を保存しようと言う意気込みは伝わってくるのだった。

 本日の歩行距離:約5.5km
 駅ハイ通算距離:約40.0km

 

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2023年10月16日 【ハイク】駅からハイキング#0223006 人気の低山ハイク~湘南アルプスを歩く・高麗山から湘南平へ~

2023-10-26 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 夏の酷暑期を過ぎ、再び「駅ハイ」が開催されるようになったので、神奈川県コース制覇を目指して参加することにした。先日のスマホ買い替え時にデータセーブと言うかID/passwordを控えるのを忘れゼロからのスタートになるかと思ったが、ちゃんと情報をパソコンにメールしていた。めでたしめでたし。と言っても前にやらかしているため、実績たった3回なのだが。

 今回のスタートは大磯駅、実家へ行く途中下車しての参加。そしたらですよ、スマホアプリがGPS信号と連携しない。そうなると参加記録を残せない。スマホを再起動しても、アプリをインストールし直してもダメ。諦めて「非公認ウォーク」にすることとした。秋冬シリーズの緒戦で躓くとは。

 コースの一部は「関東ふれあいの道」と重複する。調べてみたら、歩いたのは<a href="https://blog.goo.ne.jp/superflyer/e/81b0d0d0b21d57da4df4ede934cc17f2">2013年8月</a>のこと、ちょうど10年ぶりの訪問となる。

 大磯駅から少し下って国道1号線に出、東進して旧東海道へ分岐。再び合流する化粧坂までの区間は、道幅がありながら白線はなく、松の木もそこここにのこっており往時の風情が少しは来採っている。高来(こうらい)神社に逸れ、境内を通り抜けるといよいよ山道、指示通り女坂を往く。平坦な海沿いからポコンとお椀を伏せたように見える通り、なかなかの急坂で息が切れるのは勾配のせいか、運動不足のせいか。神社と字の異なる高麗山だが、こちらは「こまやま」と呼ぶのは不思議。

 ちょっとしたアップダウンに足を掬われそうになりながら湘南平へ、快晴で眺めは抜群(写真左上)。ただし電車からは綺麗に見えていた富士山は、この時間は雲の中。折返し、山を下るルートは「関東ふれあい」とは異なる。途中の横穴群(写真左下)は、穴もあることながらよくこんな山奥までやってきて埋葬したとの感が強い。

 下って再び国道1号に出ると、大磯駅を少々通り過ぎてから海辺までさらに下る。少し前に綺麗に造られた建物の2階がおしゃれなカフェ(写真右)、パンケーキ等がメインらしいがロコモコ丼があったので、ちょうどお昼時でもあり地ビールと共に頂く。直ぐ斜め前には、魚料理でいつも行列の「めしや大磯港」がある。

 ゴールの大磯駅までのルートはほぼ戻り、ここは一考した方が良さそう。国道1号沿いに以前から気になっていた蒲鉾店があり、1枚でも売ってくれると聞き蒲鉾とはんぺんを購入。はんぺんと言っても真っ白いフワフワしたやつではなく、静岡の黒はんぺんに通じる感じの練り物だった。

 「夏休み」を経て久しぶりに、しかも山道を含んだ歩きは、実際の距離以上にきつかったが、そのぶん充実感があった。これから年末まで、神奈川には6コースが設定されているので、完全踏破を目指したい。

 本日の歩行距離:約7.5km
 駅ハイ通算距離:約34.5km

 

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2023年10月4~11日 【旅行】関西ロングツーリング(4)姫路・家島諸島

2023-10-19 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 10月9日、6日目。昨日はクルマイベントに終始したが、今日は島旅。姫路港にクルマを置き、姫路の沖にある家島諸島を訪ねます。宿は連泊。

(1)男鹿(たんが)島
 船が近付くと、大きく削り取られ岩肌が剥き出しになった異様な光景が目を惹く。ここは採石の島、島一周道路も採石場内を通り、休業日でないと歩けない。だが放し飼いの犬がいて危険との情報もあり、早々に島一周ウォークは断念、歩けそうな範囲を歩いてみた(写真左上)。「場内入場禁止」の看板に従うと、歩ける部分は数百mしかない。港にはナンバーなしの車やバイクが何台も、島はそこそこ大きいようでその移動用なのか。その割には人の姿は見かけなかった。平日は大勢の人が働いているのだろう。

(2)坊勢(ぼうぜ)島
 港に入ると、係留された漁船の多さと、岸から山の斜面にぎっしり立ち並ぶ家並に驚かされた(写真右)。港にあった地図の「おすすめコース」に従って約5kmのウォーク。完全に島一周ではないが、まあ良いか。岸壁に繋がれた台船上に造られた「船上レストラン」があり、持参のおにぎりランチは夜に回し、地魚の刺身定食を愉しんだ。登録された漁船数では、日本一多い島と言うのも頷ける活気があった。

(3)家島本島
 坊勢島からの船は、姫路からの船とは島の反対側である網手(あで)に着く。よって、港を移動するイコール島を半周することになる。2ルートあるうち、遠回りの道を選んだ。バスも通れる幅の完全舗装路だが、通る車やバイクは数台だった。そこそこアップダウンがあり、軽く汗を掻いた。歩いた島の西部は高台で林が濃く、旧坂を下って着いた真浦は、造船所が並び林立するクレーンと狭い湾を埋める各種の船が印象的だった(写真左下)。

 今日が祝日のためか、家島本島周辺に停泊している船が多かったが、いずれも採石運搬船のようでどの船にもクレーンが着いている。ガット船と呼ぶそうだ。帰宅後に調べてみると家島諸島だけで何十社もあるようで、改めて驚かされた。ともあれ予定通り3島を訪問、一昨日の淡路島とあわせ兵庫県の離島訪問は完了した気がする。

姫路港 0730
(船)
★男鹿島 0755/1030
(船)
★坊勢島 1040/1335
(船)
★家島(網手あで) 1345
(遠回り徒歩8㎞)
家島(真浦) 1545
(船)
姫路港 1612

 本日の走行距離:約16km

 ビジネスインふじや 連泊

 このあと10月10日に名古屋まで走り、ライブ鑑賞して泊まり。11日に頂いたホイールを保管のため倉庫に立ち寄ったのち自宅まで走り、8日間のツーリングを終えた。考えてみるとジェミニでこれだけの期間を旅した記憶は殆どなく(ファーゴでは何度もあった)、良い思い出になった。

 約1,500kmを走った結果、かねて怪しかったキャブレターの不調が顕在化し、高速で立ち往生すら頭をよぎったが何とか帰還、さっそく整備工場に連絡し、入庫の調整を行った。

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2023年10月4~11日 【旅行】関西ロングツーリング(3)徳島→淡路島の離島→加古川(高砂)

2023-10-18 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 10月7日、4日目。今日は淡路島へ渡り、周辺の離島2つを訪ねたのち更に本州へ渡る。へ

(1)沼島(ぬしま)
 淡路島は目の前の鳴門に泊まったので、小豆島のそれと間違えそうな土生港から沼島へは当初の予定より1便早いのに乗ることができた。ほぼ一周できる道があるが、船の時間の都合と歩いていて景色が変わり映えしないため、半周程度のコースを歩いた。沿道つぎつぎに石仏が出てくるのは、島内八十八ヶ所めぐりができるから。1日かけてのんびり歩くのが正解だったか。山ノ大神社は歩道沿いに黄色い鳥居がずっと並ぶ、ちょっと異様な光景だった(写真上)。

(2)成ヶ島
 東岸を北上し、由良へ。ここから渡し船が着く成ヶ島は目の前の無人島であり、自分の定義では訪問対象外。なのだけど、せっかく傍らを通り時間もあるので、どんなところか寄ってみようと。乗り場で立派なリーフレットを貰うと、島の端に高台があり、そこから細長く砂州(トンボロ)が伸びている。船の人は「あわじ橋立や」と笑っていた。「なら展望台で股覗きします」と言ったら大ウケして気を良くする。確かに、見事な光景だった(写真下)。

(3)北淡歴史民俗資料館
 予定より早く行動した余裕で北海岸へ移動しドライブの途中に標識を見て立ち寄り。展示資料は古臭いものだったが、移築した民家もあり思いのほか充実していた。

 離島のほか淡路島で寄りたいと思っていた野島断層保存館にも寄ったところ、なんと施設整備のため休館。三連休に工事休館って何を考えているのかな。
 北海岸をドライブし、淡路ICから高速で明石海峡大橋。スマホナビで有料道路を除外する設定にしておいたため、長坂ICで降りて西神中央から県道のリレー、渋滞はなかったし自分なら絶対に選ばないルートだろうから面白かった。

 本日の走行距離:約168km

 ビジネスイン伊保 泊

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2023年10月4~11日 【旅行】関西ロングツーリング(2)和歌山→徳島→鳴門

2023-10-17 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 10月6日、3日目。友ヶ島、つごう4回目のチャレンジは?今日も荒天欠航(泣)。次のトライは、早朝の就航状況発表を確認次第、新幹線で駆け付けることにしようと思う。そうすれば13時の船には間に合うのだ。2泊したのに振られるって本当ツイてない。

 今日は徳島への移動日、予定を繰り上げ直ぐの船にも間に合ったが、ネット割引が効く3時間後の便にして細かく節約。乗ったのは2019年の新造船「フェリーあい」(写真は和歌山港の前便到着時に撮影)。予定より早く徳島入りしたので到着後、以下を回遊した。

(1)徳島空港
 徳島名物「フィッシュカツ」(魚の練り物のカツ)は市内各所で買えるが、コロッケのように1枚単位売り。これを使ったバーガーが空港内の店で食べられると判り立ち寄り。残念ながらハムカツみたいな感じで感動できなかった。
(2)賀川豊彦記念館
 少し前に代表作「死線を越えて」を読んだばかりの偉人の記念館に出くわすとは、何かの縁か。
(3)ドイツ館
 日本で初めてベートーベンの「第九」が演奏されたのが、坂東俘虜収容所だと言う。その縁で作られた施設。隣接の道の駅でカリーブルストが食べられたのだが、本館の見学を終えてから行ったら営業終了。見学前に寄れば間に合ったのに残念。

 夜は旧来のいすゞ仲間と、これまた数年ぶりに会った。

 本日の走行距離:約53km

 NEXELアルファ鳴門 泊

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2023年10月4~11日 【旅行】関西ロングツーリング(1)自宅→和歌山、和歌山市、大阪うめきた

2023-10-17 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 クルマの維持に思うところあり、関西で開催されるイベントに参加することにした。そして遠征ついでに、関西の離島めぐりもすることにした。妙な行程も、クルマならでは。無事に走り切れますように。

 10月4日、1日目。未明に大雨の音で起こされ、気持ちが萎えるが行くが男のド根性。5時半に出発、今日は和歌山への移動のみ。時間の余裕があるからと言って下道で行く根性はなくGoogle Map先生の指示通りに走る。雨なので直線の多い新東名を走り、伊勢湾岸~名阪国道~阪和道と走ったが、未開通区間があるとはいえ京奈和道を行った方が楽しかったかも。満タンで出発し、無給油で和歌山に到着。夜、旧来のヒコーキ仲間と久々にお会いした。

 本日の走行距離:約594km

 10月5日、2日目。今日は和歌山の離島・友ヶ島を目指す。荒天欠航のため過去2回敗退、3度目の正直なるか。なりませんでした。荒天欠航。なので観光に切り替え。
(1)和歌山市博物館
(2)有吉佐和子記念館
 前回訪問時にはなかった施設。改めて著名な作品の多さと、早世されたことに驚いた。
(3)わかやま歴史館
(4)和歌山市役所食堂
 ランチビュッフェを覗いたところ安く美味しそうだったが、絶対に食べ過ぎるので自粛。14Fにあり、和歌山城天守閣が目の前(写真上)。
(5)和歌山城和歌山県立近代美術館
 「トランスボーダー」展として、アメリカの移民・日系人芸術家の人物や作品を紹介。
 隣接の県立博物館も観たかったが、大規模展示替えで休館中だった。
(6)JR大阪駅地下ホーム(通称うめきた)
 昼過ぎに市内の興味ポイントを回り終えたので、3月に開業した地下線乗車と地下駅見物に大阪まで出掛けた。地下駅の和歌山方は特急しか走っていないため、奮発。乗車したのは、世代交代のため残り僅かになった283系で良い記念になった(写真下)。地下駅でいったん改札を出て地上に出て周辺を確認、うわぁこんなに変わったのか。再び地下駅へ、別の通路から。その後の乗り継ぎは実に良く、思ったより早く和歌山に戻ってこられた。
 和歌山 1350
 (くろしお20号)
 大阪 1446/1520
 新大阪 1524/1529
 大阪 1533/1538
 和歌山 1707/1714
 和歌山市 1720

 ビジネスイン南海 連泊

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