いずれパキスタンへ行こう、そのためにパキスタン関連の本を読もうと思い検索したら本書がヒット。そう言えば話題になったけど読まなかったなと思い、借りてみた。絵本である(なので画像を添付した)。
パキスタン北部スワート渓谷に暮らすマララは、学校を経営する父の影響もあり勉強好きで成績も良い。だがアフガニンスタンを追われ流入してきたタリバンにより女性の人権はどんどん侵害され、女子は学校へ行くことを禁じられてしまう。それに立ち向かったマララは、ついにタリバンに撃たれ瀕死の重傷を負わされる…。
イギリスに逃れ命を得、その後も平和と教育の大切さを訴え続けたマララは、2014年に史上最年少の17歳でノーベル平和賞を受賞。その後も人権運動家として怯むことなく活動を続けている。
もう、本当に勇気があったなと敬服する以外ない。本書を読めば大抵の人は、タリバン或いはイスラム原理主義をひどいものだと思うだろう。彼等には彼等なりの理屈があると、理解を示すことには抵抗感がある。それが本当にイスラムの教義に従ったものであるなら、イスラムは時代遅れと言わざるを得ないのではないか。どうなんでしょう?
2025年2月5日 自宅にて読了