goo blog サービス終了のお知らせ 

日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【映画】ユミの細胞たち THE MOVIE 字幕

2025-07-30 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 ソウルに住み小説家志望だが現状は激務のOLに甘んじているユミ。唯一の癒しはボビーとの職場恋愛だが、そのボビーに済州島への転勤打診が来て…ユミの仕事と恋のドタバタを、彼女の脳内(?)細胞たちのトークセッションと交互で描くCGアニメ、実写版が先行していたらしい。

 ストーリーとしては他愛無く、愛だの食欲だの作家だの、彼女のさまざまな内面を代表するかわいい細胞たちがそれぞれの立場から時に一致団結し、時には衝突するテンポの速いセッションが面白い。表情や演出には明らかに日本のアニメに通じるものがあった。

 2025年7月17日 川崎・チネチッタにて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【映画】ハルビン 字幕

2025-07-29 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 今週はすっかり目論見が崩れてしまった…選挙関連のバイトにあぶれ、空いた日にバイクツーリングに行こうとしたら台風襲来、そして謎の吐き気と震えで1日寝込んだり。ついでに自宅のLANもしばしば不調と来たもんだ。これではイカンとようやく出かけた木曜日、と言っても図書館と映画館をハシゴする程度。

 今日観るのは韓国映画。え、ハルビンって中国じゃないの?確かに舞台の街はハルビンだが、主な登場人物は韓国義賊たちである。日本の支配から逃れ大韓帝国の独立を目指す義軍の主要な活動家である安重根の、度重なる失敗による組織内での孤立と伊藤博文暗殺に至る過程を描いた作品。

 安重根がハルビンで伊藤博文を暗殺したのは史実だが、本作に描かれた、そこに至る日帝との戦いや義軍内の主導権争い、裏切り(日本の密偵)などはどれが史実でどれがフィクションか自分には判らない。本作では苦闘の末本懐を果たし、絞首刑台に消えた安重根の姿は、ある意味幕末の志士に置き換えられはしないか。立場が変われば正義も変わる。ちなみに本作で伊藤博文を演じたのはリリー・フランキーだった。

 2025年7月17日 川崎・チネチッタにて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】高木仁三郎著 「市民の科学」(講談社文庫)

2025-07-29 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 前に読んだ本で紹介されていたのだけど、それは類似テーマと言う意味からではなく一般市民の行政や産業への関与のスタイルと言う見方での紹介だったのか。どうだったか忘れてしまった。

 本書は著者が危機感を共有した科学者や学生、市民などと共に勉強会を開き、ほぼ一方的に進められてきた日本の原子力政策とりわけプルトニウム計画について警鐘を鳴らしたほんと言える。

 これくらい解り易く書かれればどこがヤバいって率直に思えるのだけど、世の中なんでも政治家や企業家、会社は都合の良いことしか言わない、公表しないもんね。本書をたたき台にして計画の是非を問う公聴会でもやって欲しいものだったが。

 とは言え、エネルギー政策と言う大局的見地からは、前提となるエネルギー必要量とかはさておき、代案とか全体のコストとかも考慮する必要があるのは理解できる。仮に原発なしの国になった場合のエネルギー保障はどうなるのか、従前通り海外からLNGや石炭を買い、CO2を排出しろと言うのか。そういう視野まで広げた議論を展開できていないことは、本書の弱みであるように感じた。

 2025年7月13日 都内より戻る電車にて読了

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025年7月13日 大人の社会科見学・日本未来科学館

2025-07-28 20:00:00 | ノンジャンル

「特別展『深宇宙展~人類はどこへ向かうのか』To the Moon and Beyond」が開幕したので、約1年ぶりに訪問した。

 宇宙モノはロケットとかサイズが大きいためスケール模型が展示されることが多いが、本展では何点か実物展示があり、観に行った甲斐があった。

(写真左上)H-IIAロケットフェアリングの破片
(写真中上)実業家の前澤友作氏がISS訪問した時に帰還に使用したソユーズ宇宙船(宇宙服もあった)
(写真下左)ブリヂストンが開発しているゴムを使わない金属製の月面タイヤ

 深宇宙の解説より、そこを探索しようとするロケットや望遠鏡、各種計画の紹介にスペースが割かれていた気がする。こんなにたくさんロケットを飛ばして、もう少し効率よくできないのだろうかとかスペースデブリはどうするんだろうかとか心配するのは夢がなさすぎるだろうか。

 それよりも、いまだに理解できないのがブラックホール、ダークマター関連で「事象の地平線(地平面とも)」と言う概念。相対性理論と密接な関係にあるようで解説を調べると短くまとめられているので、ちょっとしたきっかけで「ああ、そういうことか」と腑に落ちそうなのだが。

 何にしろ、宇宙に関する展示を見ると自分の想像力の乏しさを痛感する。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025年7月12日 大人の社会科見学・井の頭自然文化園

2025-07-28 06:00:00 | ノンジャンル

 梅雨どこ行った!?の暑さが一瞬和らいだ日に、これまで訪れたことのない大きな公園を訪ねた。場所はJR中央線吉祥寺。降りたのは10年ぶりくらいか。

 いわゆる井の頭公園と言う大きな公園一帯の中に、有料の動物園(本園)と水生園(分園)がある。駅からの最寄口から入り、池のほとりを歩いてゆくと「御茶ノ水」がある。ここは武蔵野崖線に位置し、美味な湧き水で有名だった場所。今は湧出量が減りポンプ汲み上げで補っているそうだが、湧水場所には風情ある橋が架かっていた。

 見学まずは水生園へ。いわば淡水水族館。魚類だけでなく水棲昆虫や水草類の展示もあるのは当然か。着いたのが10時過ぎ、ここを見終わった時点で昼。駅まで戻った方が店は多いしやすいが、面倒なので近辺の少々お高い店でランチ。

 食事の後は動物園、中心にオーバルトラックのような放牧場がありシカなどがおり、それを取り巻くように小さな獣舎や鳥小屋が並んでいる。ちょうどヤマドリのケージ前で解説イベントをやっており、抜けた長い尾羽を持たせて貰えたりもした。カモ類は種類が多過ぎて覚えきれない。ユニークだと思えたのは、戦後まもなく来日し多くの人々に愛され人気者だったゾウの「はなこ」がいたゾウ舎が、ゾウ亡き後も取り壊されずミニ資料館的に残されていたこと。これは良いアイディア。

 飼育されている生物ひとつひとつの名札を見て、実物を観察して次へ移動、を繰り返していると時間が掛かる。閉園時刻ぎりぎりに動物園を見終え園内から流れ始める神田川に沿ってゆくと、京王井の頭線の井の頭公園駅に至る。帰りはこれで渋谷に出て帰宅した。さほど暑くなく、良い日に行ったものだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(Live) Love Music Together(L.M.T.)

2025-07-25 08:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ

小田俊明(Gt/Vo)、クッキー・サトナカ(Dr/Vo)、鈴木達也(Ba)、Ayako♪(松本文子=ゲストVo)

 4月以来ちょうど3カ月ぶり、お馴染みL.M.T.のライブに参戦したのでございます。最近ちょっとライブと縁遠くなっているのですが、こればかりは外せませぬ。

 毎年夏のワンマンライブは、ドラムのクッキーさんの誕生会も兼ねています。今年で67歳、いよいよ年金受給者になられたそうですが、そんな年齢を全く感じさせないです。例によって客席は開演前から盛り上がり、あちこちで「かんぱーい♪」が聞こえてくるのもL.M.T.のライブならでは。当方も、見知った仲間とグラスを合わせます。今日は店長が珍しくフランス物のモノホンシャンパンを仕入れていたのを確保。素晴らしくドライで美味しい♪うっかりするとそのまま飲み会会場になってしまいそうな中(笑)、ライブが始まりました。以下セットリストです。

<1st set>
・ありがとう
・奇跡
・女房のいない週末
・Goddess
・とうに夜半を過ぎて
・あの人のいない週末(vo.Ayako♪)
・真赤な太陽(vo.Ayako♪)
・Life is On(vo.Ayako♪)
・Have you seen your father baby

<2nd set>
・よくよく考えてみるとだいたい夏にはいい思い出がないかもしれない
・エイサー
・Satin doll
・Sunny Side of the Street(vo.Ayako♪)
・夢(vo.小田&Ayako♪)
・東京タワー(vo.Ayako♪)
・彼女の写真

<Encore>
・Good bye My love
・Goddess
 
 今日はクッキーさんのボーカル曲が多め、個人的なお気に入りは「Have you seen your father baby」!そして酔いどれ歌姫ことAyako♪さんの曲もたっぷり、こちらは最近「Life is On」がお気に入りです。客席の盛り上がりが凄いですが、音楽を聴いたうえでやんやの喝采なためうるさくありません。聴くたびにアレンジが変わっていたり音色や弾き方叩き方が違っていたりに気付けるのは楽しいもの。しかしここ暫くのスマホ不調で、撮影の方は思ったように撮れません。原因は想像できており、その解決にはより処理性能の高いスマホに買い替えるしかなさそうなのが辛い所です。

 すばらしい盛り上がりでアンコールが2曲になったり、帰りの電車の運転間隔が開いた上に緊急停止したりして、帰宅したのは日付が変わってからになってしまいました。最近とくに早寝なので身体はキツかったですが、気分はサイコーな夜でした。次回のワンマンは11月14日(金)とのことです。ぜひお運びを、一緒に食べて飲んで楽しみましょう!

 2025年7月11日 四谷三丁目・ソケースロックにて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【写真展】中嶋勇樹 「おきふし」

2025-07-25 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 「おきふし」とは「起きたり臥したり」と言うこと、転じて何気ない日常の風景と言う意味だと、会場にいた作者から伺った。

 何年も続けているテーマで、住んでいる板橋区周辺から始まったものが今は埼玉辺りで撮っていると言う。本展で展示された作品も、秩父に近いエリアだったりと。

 作者の目は日常の風景と言いながらも過去の人々の往来や出入り、信仰の痕跡を意識しておいることが構図から伺える。それをあからさまにフィーチャーせず構図に組み込んでいるところが「おきふし」なのか。なかなか奥が深かった。

 2025年7月11日 四谷三丁目・ギャラリーヨクトにて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【写真展】新井靖雄 「雪の屋久島」

2025-07-24 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 鹿児島の南に浮かぶ屋久島に雪が降ることは、知らない人もいるだろう。知ってる人にも知らない人でも驚きで観られる、モノクロ作品で纏められた展示会。

 計13年も、最大80kgの機材と共に冬の屋久島(主に宮之浦岳周辺だろう)に山籠もりしたと言う著者。会場のあいさつ文は手書きの大きな文字で、それだけでも作品のよう。作品ごとに掛けられた題名の文字も手書き。

 見事の雪景色もあれば、説明が無ければ何を撮ったか解らないような作品もある。観て直ぐに解るものばかりが風物ではないと、作者に教えられた気がした。

 2025年7月11日 新宿・ニコンサロンにて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【写真展】小林 淳 「GIFU NIGHTTIME GLOW」

2025-07-24 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 「THE GALLERY セレクション展」と名付けられた展示会、本展では作者が岐阜のあちこちの夜景を撮った作品を展示。ネットでバズったらしい、月をバックに見上げた岐阜城のアップや、雪の夜の白川郷、長良川の鵜飼いなど。ひょっとしたら、観光ポスターとかに採用されているのかもしれない。

 綺麗だなから一歩踏み込んで、観た人間が現地に行ってみたいと思ったり、自分もこういう写真を撮ってみたいとまで思わせる、そんな力が本展の作品にはあるように感じた。

 2025年7月11日 新宿・ニコンプラザ東京 THE GALLERYにて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【写真展】中藤毅彦 「LA & SF THE SOUL OF THE WEST」

2025-07-23 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 展覧会の本人コメントにあるように、古き良き'60年代アメリカンテイストをLA(ロスアンゼルス)とSF(サンフランシスコ)に求め撮影した作品展。モノクロで粒子の粗い仕上げにしている時点で時代を感じさせる。

 狙い通りの作品なのではないかと思う。なので逆に言えば、人物写真では風貌にしろ表情にしろどこかで見たような人々ばかりであり、意外性には乏しい。時代の再現性においては、見事だと埋まった。

 2025年7月11日 新宿・OM SYSTEM GALLERYにて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする