はっぴぃ すろ~らいふ

小学校入学と同時に家族で田舎にやって来たはっぴぃさん。古民家を改装。無農薬の野菜作り。手作りや田舎暮らしをご紹介♪♪♪

目に見えない世界・・・④光の正体は

2018年03月21日 | 日記
阪神大震災の後、数日経って、電車が動くようになって、大津の実家に帰った時のことです。
主人は必要な物を揃え、実家の原チャリを借りて西宮に戻って行きました。(道路に段差が出来て自動車では通れないところがたくさんあったからです。)

度重なる余震で、私の体はフワフワしていました。
少しの揺れにも敏感になっていたので、家の前を通る大型の自動車の揺れで地震が来たと勘違いするほどでした。
震災は夜明け前の真っ暗な中での出来事でしたから、私は暗闇が怖くて夜寝るときも電気をつけたままでした。
髪を洗うときも目をつぶるのが怖くて、シャンプーが目に入って痛くても目を開けたまま洗っていました。
とにかく見えないのが怖かったのです。

主人がいなくなって、2階の部屋に1人で寝るのが怖かったので、隣の部屋に片方の襖を開けたままにして母に寝てもらっていました。
深夜までずーっと寝付けないでいると、階段を上ってくる衣擦れの音が聞こえました。
その音は普通の袴ではなく、歌舞伎役者が着ている裾の長い袴を擦りながら歩くスサーッサーッという音でした。
階段を上がりきり、音は私の寝ている部屋に近づいてきました。
なんだか怖くて、私は布団を頭までかぶりました。
すると部屋の前でいったん止まった音は引き戸を開けぬまま通過して私の足下から右側を通り、私の頭の右横に止まりました。
その時に電気をつけたまま布団をかぶっているのにも関わらず、布団を通してキラキラともの凄い光り輝くのが見えました。
そして大幣でサッッサッッサーッ(左、右、左)と修祓をして下さる音が聞こえました。
もの凄い輝きと、とても暖かいものを感じ、真冬にも関わらずずっくりと汗をかき、そのまま寝入ってしまいました。

その次の日、私は避難先の実家で職探しを始めました。
このままではいけない!何かを始めなくては!という思いでいっぱいでした。
結婚前に数ヶ月派遣で仕事をさせてもらっていたところにアルバイトで雇ってもらえることになり、そこで5月末まで働き、6月になってライフラインが復旧してから西宮に戻り、インテリアコーディネーターの仕事を新採用で始めました。


あの光の正体が、一階の神棚から現れた神様だったのか、ずっと昔のご先祖様だったのか、がわかりませんが、もの凄いパワーをもらったと自覚しています。

感謝!!!




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