この日、はっぴぃさんはワンパク王国のスキー教室で、お友達と一緒に大屋スキー場へ
たぶん最初に家族で一緒に行ったらお母さんだけ放っておかれて、せっかく買ったスキー用具一式がパァになるだろうという予想から、お父さんとお母さんは別行動で戸倉スキー場へ
ウチの自動車は4駆じゃないんで、国道沿いで融雪してあるこちらのスキー場でないと行けないから…
オリジナルキャラクター、ばんとくこちゃんの遊具がお出迎え…
天気予報の予想通り、曇っていてずっと雪が降り続いている状態…
まずはスキーの履き方から…
ツルツル滑って怖い…
動きにくいしと言うか、動けないし…
緊張の連続…
カニ歩きの練習…
エッジを効かせて上ったり下がったり…
反転してみたり…
下手くそなんで、片方ずつにしてやり直し…
なんか変な感じ…
あ~イヤ…
何とかカニ歩きが出来るようになって、今度はちょっと滑ってみるかと…
人が増えてきて、どこに行くかわからない不安感…
絶対に止まれないのわかってるのに滑るって、こんな怖いことある~???
自分はどうなっても仕方ないけど、他人様にケガだけはさせてはいけないと、人が少なくなった時に、ええい、思い切って~
おお~こわ…
自分ではめちゃくちゃㇵの字にしてエッジ効かせてるつもりでも、ぜ~んぜん効いてないみたい…
激突する前にこける、立ち上がれない… の繰り返し…
慣れやから…と言われるが、全然面白くないんですけど~…
しばらくレンタル小屋の前で練習していたけど、人も増えてきて危ないのでムービングベルトエリアに入る。
けど、ムービングベルトにたどり着く前に、手前の傾斜をズルズル滑らずにカニ歩き出来なくてはいけない…
ちょっと傾斜のあるところで、またまたカニ歩きの練習…
はー…、足痛いし、思うように動けないし、寒いし… 何が楽しいんだか…
それを見透かしたかのように「このまま帰ったらはっぴぃさんにバカにされるのイヤやし、仕方なくやってるやろ~」と言われ、「当ったり前やん
」と言いたい気持ちを抑えて、「ちょっと休憩しよっか~
」と言い、ダマしダマしの午前中…
昼からは開き直って、「ちょっと位迷惑かけてもエエワ
」と思ったら、あんまり怖くなくなって、早速ムービングベルトにチャレンジ
やっぱり手前でズルズルするのを引っ張ってもらって乗っかることができた…
あ~楽チン、楽チン
そこそこの距離を滑れるし、こっちの方がイイやん
まあ、何度もコケて、起こしてもらって、繰り返して、汗ダックダクになって…
何とかエッジを効かせる感覚がわかりかけてきて、超スロースピード(←にするのにも時間がかかった…)で最後までコケずにたどり着くまで出来るようになった…
怖いからスキーの先を閉じて…と思うがゆえに、自分のスキーの先ばかり見てコントロール出来なかったのが、少し前方(5m位)を見たら意外にコントロールしやすかった事。
あと、怖くて背中が丸まってるので、背筋をピンと伸ばす事。
自分に余裕が出てくると、これらの事が理解しながら直すことができる。
3時になって、かなり吹雪いてきたので、この日はこれでおしまい。
雪で前が見にくかったけど、焼けなくてヨカッタ
今日は楽しかった、とまではいかないけれど、ムービングベルトの間を超スローでコケずに滑ることが出来るようになった
こんなドンくさいオバさんに付き合ってくれて、お父さんありがとうね
笑えた(実は嬉しかった
)のは、私よりひと回りは若いと思われる幼児を連れたお母さんに、“お姉ちゃん”と言われたこと
違う人に2回も
お姉さん、じゃなく、お姉ちゃん、ですよ~
(←男の人ならヤラしい感じがするけど…)
しかもすっぴんでゴーグルつけてないのに~
年齢不詳の怪しい女と思われたか…
お父さんはプッと吹きそうだったとか…
そんなこんなの初スキーでした…