おさらい会

日曜日は姫路ではっぴぃさんのチェロのおさらい会でした。
去年の４月から市内の楽器店に、はるばる神戸よりＮ先生が教えに来て下さるようになって一年ちょっと。
久しぶりの発表会なのと、今回は先生と掛け合いのコンチェルトなので張り切って臨みました。

ヴィヴァルディの“２つのチェロのためのコンチェルト”というバロックですがヴィヴァルディ特有の激しさを兼ね備えた男前の曲で、１st、２nd、ピアノ、の掛け合いがひたひたと迫る緊張感があります。
一度聴くと頭から離れないカッコいい曲なので小学校に上がる前にも真似事のように弾いていましたが、今回は先生から詳細な曲の解釈と、前に出たい気持ちを抑えてのバランスの取り方、バロック特有の坦々としたリズムの中での一音一音の音の強弱、サラリとした仕上がりの裏に隠された緻密な計算によって成り立つ音の表現の仕方を教えて頂き、かなりグレードアップした大人の仕上がりになりました。
初お披露目に、来て下さった方からも喜んで頂いて、本人も満足しておりました！

今まで“チェロ”というと彼女の中ではどこか戦いの中にいたものが、この曲を先生と演奏させてもらったことで、“音楽を楽しむ”喜び♪を実感してくれたように思います。
Ｎ先生、本当にありがとうございました！！！


このおさらい会を区切りに、はっぴぃさんは受験勉強へと入ります。
来年のおさらい会でも気持ち良く弾けますように！

コンクールに出場しました ＼(^o^)／

週末は、はっぴぃさんのチェロのコンクールに出場するために泊りで和歌山に行ってきました。
はっぴぃさん、初和歌山県です
片道４時間半の道のり…かなりキツイです…

13日(日)は和歌山県田辺市で第20回熊楠の里音楽コンクールが開かれ、はっぴぃさんは小学校高学年のチェロ部門に出場しました。
今回のコンクールは小学校の集大成として自ら出場すると決めました。
３月末に予選の選考があり、４月に合格通知が届き、今回の本線に参加する経緯となりました。
前日の夜にピアノ伴奏の先生と初顔合わせで、30分間のピアノ合わせがありました。
当日は、リハーサル室（生暖かい）と舞台袖（冷房キンキン）の温度差が大きく違い、チューニングがうまくいかないまま舞台に上がってしまいました…
舞台慣れしていて発表会で上がったことのないはっぴぃさんでしたが、初めて足が震えたそうです…
ピッチのズレが出てしまい、もうダメかな…なんて思っていましたが、発表で１位入賞いただいた時はホッとしました。
ちょっとだけ宍粟市の名前が宣伝できたかな な～んて

応援頂いた皆様、温かく見守って下さった方々、本当にありがとうございました

26日㈯には上位入賞者のガラコンサートに出場するため、再び和歌山に向かいます…
今度は日帰りで…

新しい教本

発表会が終わったはっぴぃさんに、先生が新しい教本をご用意くださいました。

ロエブと言って、音階の基礎固めに使う教本です。
難しい曲に挑戦したいお年頃ですが、地道に基本に戻って、日々修練しなければなりませんね。
今のはっぴぃさんに一番必要なことです。
先生、ご用意いただいてありがとうございます

発表会 終了しました… (*^。^*)

ゴールデンウィークの最後の日に、はっぴぃさんのチェロの発表会…
３年前は右手首にひびが…
２年前は直前に楽器が壊れ、ワンサイズ大きい楽器で弾くはめに…
去年は演奏中に弦がゆるみ、いったん退席しての途中からの再演奏…
とハプニング続きの発表会でした…

今年も出番２人手前に再び弦がゆるみ、慌ててS先生にお願いして弦を巻いて調整して頂きました。

ソロはエクレスの　ソナタ　ト短調１、２楽章を

今年は何とか無事に終了しました。

そして今年はアンサンブルも参加しました
レーガー　恋人の使者
モーツァルト　アヴェ・ヴェルム・コルプス

チェリストの伊東裕さんも一緒に演奏してくださいました


S先生をはじめ、様々な裏方をお手伝い下さったお母さま方、今年もお世話になりありがとうございました。
遠方よりおいで下さったLeiさん、リエちゃん＆トモちゃん＆お母さん、奈良のおじさん&おばさん、本当にありがとうございます。
そして会場にお花を送って下さったFさん嬉しかったです
皆様に心より感謝いたします　ありがとうございました

チェロアンサンブル

ゴールデンウイークにチェロの発表会があります。
発表会の最後にチェリストの方とアンサンブルをするので、芦屋まで合同練習に行きます。
・恋人の使者
・アヴェ・ヴェルム・コルプス
の２曲を弾きます。
１stから４thまであって、はっぴぃさんは２ndを弾きます。
この日は２回目で、８人が集まりました。
前回より他のパートの音が聴けるようになり、バランスが良くなりました。
合同練習はあと１回と、別の日にピアノ合わせがあります。
頑張らねば…

ＢＢＢＢ

今年もはっぴぃさんとニューオーリンズ系のブラックボトムブラスバンドのコンサートに行ってきました
しょっぱなからノリノリのライブで超楽しい

悲しかったのは、スネヤドラマーのＯＪＩさんがいなくなって若手に替わっていたこと…
去年のしびれるようなドラム捌きがもう見られないなんて…

はっぴぃさんは今回もワークショップに参加しました。

クラシックと違って、脱力でリズムも音も揺らして演奏するジャズはかなり新鮮で異体験です

はっぴぃさん、去年よりはノッていたけど、まだまだ足りないねぇ…
心の底から楽しいっと思える体験をいっぱいして欲しい

お母さんははっぴぃさん放ったらかしで、最後部の席で一人、頭から湯気が出そうなくらい楽しませてもらいました

サインいただきました (^o^)v

ビバホールへ宮田大さんのチェロリサイタルに行ってきました

時代を追って、バッハ、ベートーヴェン、フランクのチェロソナタを披露してくださいました。
チェロソナタづくしの演奏会は初めてでしたが、どの演奏も素晴らしく、最後まで感動しきりでした
テクニックに関しては超絶技巧を存分に魅せていただきました、というよりも難しい箇所を感じさせない程にさらりとスマートに弾きこなされているのに溜息…
叙情的なところは観客を泣かせるくらいに惹きつけ、しかし自身に酔いすぎる事無く、温かい音色でまさに正統派の美しい名演でした。

演奏終了後、サイン会でチェロにサインをしてもらいました。

「練習、頑張ってね！」と言って下さった宮田大さん。
素晴らしい演奏を聴かせていただいてありがとうございました

そして温かいビバホールのスタッフの皆さま、お世話になってありがとうございました

ヨーヨー・マ氏のコンサート

ヨーヨー・マ氏のコンサートは、お母さんは５度目、はっぴぃさんは３度目です。
３年ぶりの来阪で、久しぶりに大阪シンフォニーホールまで行ってきました～

甲子園にいるときは２０分程で行けたのですが、ここからだと高速が空いていて自動車で３時間ちょっと…
はっぴぃさんの学校の５時間目が終わるやすぐに迎えに行き、車の中で着替えて直行！
途中、高速で事故渋滞や池田の辺りで渋滞で…早く出たので間に合って良かった


ホワイエで新しく出たCDを購入。
ホールに着いて見回すと…今回はお客さんの入りが悪く、７割位かなぁ…
２階席なんてかなり空いてて、こんなんじゃ次の大阪公演、危ういかも…
（ヨーヨー・マファンの方、もっとコンサートに出向いて～！）

この度の公演はデイビット・ジンマン率いるチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団との共演で、曲目は、ショスタコービッチ　チェロ協奏曲第１番。
最初の方、いつもの響きと違い、チェロの音がこもっているように思いました。
この日は雨が降ったり止んだりで、かなり湿気が多かったせいもあると思います。
そこはさすがヨーヨー・マ氏、技術と熱のこもった演奏で、途中からはそんなことを感じさせないくらいにホールに響き渡る素晴らしい演奏で魅了してくれました
聴いていて絶対的な安心感と、ハートを持っていかれそうな高揚感は他では味わえませんね

アンコールにバッハ無伴奏６番サラバンドを弾いてくれました。
じんわりとして、いいですよねぇ～
いつか、はっぴぃさんもバッハの無伴奏を全曲弾いてくれるのかなぁ…。

後半はチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の演奏でマーラー　交響曲第５番。
４年前の芸文センターの公演の時に金管（特にホルンが…）がかなり音を外していたので、あまり期待していなかったのですが、今回はそれを払拭するがごとくホルンの素晴らしいソロで大満足の演奏でした。
特に４楽章は鳥肌もののサウンドでした


高速を飛ばし、家へ着くと１２時まわっていました…。
こんな田舎から大変な思いで出かけたコンサートですが、はっぴぃさんは何を感じたのでしょうか？
今は目に見えてわからないかもしれませんが、いつか彼女の血となり肉となることを願っています。

無事終了

チェロが壊れてからというもの…めまぐるしい３週間でした…

一時は出るのをキャンセルしようかと思ったくらいでしたが、何とか、発表会を無事終了しました…

３月でレッスンが中断、ヤル気喪失…
もう辞めるんかな～とまで思っていたのですが、とりあえず、発表会まで…
で、今回はいつも来ていただいていたゲストにお声を掛けるのは遠慮させていただきました…。
心配してくださった、かずりえちゃん　来てくれてありがとう

今回はアンサンブルにも２回出していただいて（だからリタイアする訳にもいかなかったのダ）、２ndというパートを弾く練習が出来ました。

１回のリハーサルでしたので、いまひとつパートの役割までは会得できなかったと思いますが、良い経験をさせてもらえました。

独奏の方も、まあ、直前に楽器のサイズが変わったとは気付かれないくらいにまで、何とか持ちこたえて弾ききりました。

はっぴぃさんのチェロの発表会って、去年は右手にヒビが入って、今年は楽器の故障と、悲しいかな成功した試しがありません…

さあ、この後、彼女のヤルキは奮起するのか、それとも萎んでしまうのか…？？？

そうそう、チェロケースも何とか間に合いました～

またの機会に詳しくお伝えしますね～

1/2 チェロへ

今まで使っていた１／４のチェロ、エンドピンの木部がボロボロになってしまい、エンドピンが締まらない。
このチェロ、前に中古で購入した価格の１．５倍も出して修理したのに、こんなことになるなんて…
ちゃんと見てくれてなかったのかなぁ…
新品、買えば良かった…
なんて、悔しい思いでいっぱい…

修理に持って行ったって、即日治るような状態ではない…。
しかも分数チェロの部品を常時揃えている工房なんて無いに等しい…
一週間預けて…　なんてしてられない…

そこで、３年前に購入していた１／２のチェロを使うことにした。
発表会前にすごいチャレンジャー！！！
もう迷っている暇はないのだから…

眠っていたチェロ君を引っ張り出して、ピッカピッカに磨き上げた
だけど、弦はそのままだったので錆びかけていた…
新しいのに変えなくっちゃ！
と、調整も必要だけど、一番近い神戸の工房にさえも持って行く時間がない…
ええぃ、思い切って！！！

と、注文して送ってもらったのがこの弦
ピラストロのエヴァ・ピラッツィ！

チェロの弦の王様みたいなもん？
今まではスズキとか、ピラストロでもクロムコアとか、４本で７０００～１００００円くらいの弦だったけど、これは定価２５０００円もするすんごい弦！！（フルサイズなら４７０００円もする…）
修理に持って行けないのでせめて弦だけでも…
と、祈るような気持ちで奮発してしまった

ところが、弦の張り替えなんて何年もしていなかったし、以前C線を続けて切ってしまって（この太い弦が切れる音はバンッてスゴイのだ…）恐怖心、大、大、大
４本共張り替えるのなんて初めて…　

インターネットで調べて、慎重に慎重に１時間半もかけて、なんとか４本の弦を張り替えた！！！　ブラボ～

さあ、これから、はっぴぃさんの至難が続く…
身長１２４㎝のはっぴぃさんにはやっぱりちと大きすぎる…
指の感覚も違うし、音程が狂いまくり…
カワイソ過ぎ…
発表会、出るのやめる？？？
いや、チェロのレッスンを辞めてしまったはっぴぃさんの最後の発表会になるかもしれないし…
発表会だけは出たいと言って、ここまで来たのだから…
どんな困難でもガンバレ！！！
乗り越えるのだ！！！

母は只今必死でチェロケース作成中！