はっぴぃ すろ~らいふ

小学校入学と同時に家族で田舎にやって来たはっぴぃさん。古民家を改装。無農薬の野菜作り。手作りや田舎暮らしをご紹介♪♪♪

お茶摘み

2016年05月26日 | 手作り
今日は久しぶりの雨です。

昨日まで晴天が続き、今年はカラッと乾いた良いお茶が仕上がりました。

今年はいつも一緒にウォーキングしているMさん宅でお茶摘みさせてもらいました。
サンサンと太陽が照りつける中でのお茶摘みは、軽作業といえども暑さにバテてしまい、夕ご飯の支度に家に帰るときにはぐったりしてしまうのですが、Mさん宅はおじいちゃんがお茶畑で新芽のお茶の枝を刈って来て下さって、その枝を涼しいガレージの中で分別して摘ませてもらうというとてもありがたい環境での作業でした。
おかげで、今年は上の三枚葉だけを別に摘み取って、“特級品”なるものを作ることができました。
摘んだ後も、大きな釜を貸していただいて、炒る作業から揉みの作業も2回ずつさせてもらい、自分の納得のいく仕上がりとなりました!

この三枚葉だけの特級品は乾燥した後の色も濃く、茶葉が小さく丸まります。
中華鍋を大きくしたような釜で炒るので、地元の人は“番茶”と呼んでいますが、正式な分類としては“釜炒り製玉緑茶”になります。
この地域の名を取って“染河内茶(そめごうちちゃ)”と呼ばれているのですが、収穫量が少なく、地元にしか出回っていないので世間には知られていませんが、1キロ2万円もする高級茶です。
煎茶とは違った独特の風味で、台湾の凍頂ウーロン茶を爽やかにしたような爽快感があります。
一番良い時期に摘んだ新茶の味は格別です!
安い麦茶などが出回っているにも関わらず、60~70代の方はお茶漬けをするのにも染河内茶でないと…と足りない分を買ってまでも飲んでおられます。

今年は良い時期に摘めて、大事に作ったので、急須で出した後捨ててしまうのはもったいないので、鍋で煮出したら小鍋に半分の湯量の2回分、しっかり美味しく頂けるお茶が出ました! スゴイ!!!
残った茶葉も柔らかく、食べられる位なので、今度の分は炒めたり佃煮にでもしてみようかなぁ~なんて思っています。


頑張れ、しーちゃん!!

2016年05月04日 | 災害に備えて
熊本が大変なことになって、早くも3週間…
熊本には大学時代に拳法部で血と汗と涙を共にしたしーちゃんがいます。

15年ほど前、幼子を抱えてご主人に先立たれたしーちゃんに会いに、熊本に行ったことがあります。
そんなお子さん達も成長されて、上のお兄ちゃんはこの春、新聞社に入社。
妹ちゃんは高校3年生で受験の準備に忙しいさなかの被災…

熊本駅から徒歩15分程のマンションで、入浴中に大きな揺れがきて…、揺れが収まってから大急ぎで泡だらけの体をすすぎ、避難の支度をしたとか…
直後のメールや電話では詳しくは聞けなかったけど、昨夜は2時間ほどゆっくり話をしました。

度重なる余震に精神的に疲労困憊している様子は会話の中から伝わってきます…
揺れなくて安心できる所で過ごしたいだろうし、「1週間でも1か月でもいつでもウチに来たらいいよ!」と話すけれども、進学校に通う娘ちゃんの学校再開が気がかりで熊本を離れられないとの事…
堅牢なマンションだったから今のところ建物は使えるし、何とか数日前に水道もガスも復旧して、徐々に以前の生活を取り戻しつつある反面、
同じマンションに住む人でもいつ再び大きな地震がくるかもしれないと思うとそこにいられなくて自動車の中で寝泊まりしている家族もたくさんいるとか…
ある意味、しーちゃんは覚悟を決めて避難所からマンションに戻ったんだ、と感じました…

学生時代に同じINT専攻の友達から水やレトルト食品などたくさんの荷物を送ってもらって、とてもとても感謝していました!
でも、私が送った荷物は“さすが被災経験者だ!”と思ってくれた反面、
「ひでの荷物はふざけていて笑った!」と言っていたので、
「そんな、ふざけてたかなぁ?」と聞くと、
「他のみんなは真面目というか、避難生活にふさわしい正統派の荷物を送ってくれたったい!でも、ひでのは開けたら一番上にかっぱえびせんが入ってたったい!笑った~!あとこんにゃく畑も! 私、真っ先にかっぱえびせん食べたとよ~! でもねぇ、カールが入っとらんかったとよ!!」
と言われ大笑い!
そうそう、しーちゃんと言えば学生時代、ず~っと“カールのうすあじ”を食べていたっけ…
はいはい、今度の荷物には忘れずカールを入れておくからねっ!!!