はっぴぃ すろ~らいふ

小学校入学と同時に家族で田舎にやって来たはっぴぃさん。古民家を改装。無農薬の野菜作り。手作りや田舎暮らしをご紹介♪♪♪

図書ボランティア 卒業

2015年03月04日 | 日記
大きな仕事を一つやり終えました。

昨日は最後の図書ボランティアの日でした。

来週、東日本大震災から4年ということもあり、読み聞かせの代わりに阪神大震災の時の体験談を話しました。
ふれあい教室には3年生以上の児童と先生方も集まって下さいました。
話し出すと2時間はかかってしまうのを、たった15分に凝縮するのはかなり難しかったです。
伝えたいことがいっぱいある中で、ここに集まってくれた人の役に立つことを優先的に考えました。
当時の状況を説明し、以前このブログでもご紹介しましたが、生き延びるために持っていて欲しいもの、枕元には"ホイッスル&懐中電灯"、バックの中には"携帯やスマホの電池式の充電器"を用意して欲しいと伝えました。
そして災害に遭遇した過酷な中で一番必要な事は"想像力"。
中学年の子には少し難しかったかもしれませんが、次に何が起こるか、その先はどうなるか…予測して、先を読んで行動することの大切さを話しました。

私はこの小学校に、2年半の図書ボランティアの集大成として2冊のファイルを残しました。
1冊は図書室の飾りつけに使った数々の飾り切りのモチーフとその型紙などをまとめて。
もう1冊は読み聞かせの選本の為の独自の資料です。
私がこれまでに読んだ絵本を、まず季節ごとに分け、低・中・高 学年と分類し、本の内容の評価、読み上げ時間、絵本の簡単な内容などをデータ(200冊ちょっと)にまとめました。
それを基に"読み聞かせ年間計画表"を2パターン(A、B)作りました。
この週ごとの読み聞かせ本を一枚の表にまとめた年間計画表(Aパターン、Bパターン)は私がボランティアを始めた時からずっと作りたかったものです。
良書中の良書を拾い上げ、2年半かけて作り上げた、私の汗と涙の結晶です。
AとBを隔年で読めば、6年間同じ本が重ならないようになっています。
高学年用の選本は至難の業でした…
この2冊の知的財産を残して、私はこの小学校を去ります。
しんどかったし、色んな迷いもあったけど、自分では充分にやり切りました。
ここで経験させてもらった事はいずれ私の血となり肉となることでしょう。

読み聞かせをしている時の子どもたちのキラキラした目は何よりのプレゼントでした。
ありがとう!