今日は「剣菱酒造(株)」様が来社されました。技術顧問の高須先生と品質管理室長の奥山先生、そして社長のご子息である白樫経営企画室長の3名でお越しになりました。
なんでも、創業500年を迎えるにあたって、江戸時代の酒を再現したいとのこと。技術指導に広島にある醸造試験場(独立行政法人酒類総合研究所)を訪ねたところ、若竹屋の林田伝兵衛が元禄時代の酒を復活させ製造しているから聞きに行ってはどうかとすすめられたそうです。
偶然にも、高須先生と伝兵衛蔵元は大阪大学の同じ研究室にて学んだ同門でした。ということで、僕も同席させてもらい、様々なお話を聴かせて頂きました。
阪神淡路大震災で剣菱も大打撃を受けたこと。復興にかけた思いや苦労はリアルで、震災のひどさを改めて感じました。日本に冠たるブランド「剣菱」も、若竹屋と同様に酒造りに並々ならぬ情熱を持っていると、心強く、また刺激を受けた一日でした。
そして、父・林田伝兵衛の学生時代の昔語りも実に楽しく、彼の技術と功績を誇らしく思う14代めなのでした。
今日葬儀でした 元気な奥山さんの写真が見れて 良かったです