若竹屋酒造場&巨峰ワイナリー 一献一会 (十四代目日記)

何が酒の味を決めるのか。それは、誰と飲むかだと私は思います。酌み交わす一献はたった一度の人間味との出逢いかもしれません。

蔵見学 京美屋様

2005年01月16日 | 近ごろの十四代目
 
今日は、大牟田から呉服「京美屋」様が蔵見学にお越しになりました。社長の福島さんとは同友会で一緒に活動していますが、とても素敵な若旦那です。

蔵見学の後、若竹屋の母屋を開放した食事処「和くら野」で昼食をとりました。デザートまで終わったので顔を出したら、「林田さん、ちょっと机を動かしてもいいですか?」と福島さん。一体、何事?「これから、ちょっとした発表会をしたいので」とのこと。

いきなり長襦袢姿の女性が着付けを始められ、またまたびっくり。ほんの15分ほどで素敵な帯を締められたのです。この京美屋がすすめているのが、特許も取っているという「とても簡単な着付け」なのだそう。クリップとプラスティックの帯板を使って、いとも簡単に着付けていきます。

「僕たちの業界は伝統産業のように言われますが、着物は今でも新しいし、進化もしているのです。私の仕事は呉服の販売ですが、こうやってお客様とご一緒に年5回、色いろな所へ出かけ、着物を着る機会も提供しているんですよ」と福島さん。

なるほど、さすがです。あまりに簡単(そうに見える)な着付けに、僕も和服が欲しくなりました。

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