若竹屋酒造場&巨峰ワイナリー 一献一会 (十四代目日記)

何が酒の味を決めるのか。それは、誰と飲むかだと私は思います。酌み交わす一献はたった一度の人間味との出逢いかもしれません。

青年経営者の会で報告しました(下関)

2007年01月20日 | 近ごろの十四代目
今日は下関でおこなわれた「青年経営者の会」にお邪魔しました。

この会は、カギ印ソース・ふくぽん酢本舗の勝俣君が会長を務める若い経営者の勉強会です。勝俣君とは、山口同友会での報告の折に知り合いました。やる気と行動力に溢れる素晴らしい青年です。

さて、報告の内容は「後継者から経営者となるには自ら経営計画を立てることだ」ということでお話させて頂きました。後継者の悩みで共通していることが幾つかありますが、その多くは「自ら経営に参画する」ことで解決に近づくと思います。たった一人ででも「経営計画」を立案すればいいのです。

人生経験の浅く、また創業者でない僕らには、「経営理念」、と呼べる想いを醸成できていない事の方が多いのではないでしょうか。しかし「経営計画(ここでは収益計画を中心に)」を立案すれば、固定費という数字の後ろに「我社の社員の顔」が浮かびます。変動費の後ろに「長年の仕入先様の顔」が浮かびます。売上高の後ろに「お客さまの顔」が浮かんでくるのです。その人々の顔を思い浮かべ(ああ自分は経営者として未熟だ)、と反省し(よし、これから皆なと共に幸せになろう!)と決意したときに初めて「理念」の一端に辿り着くように思います。

「経営理念」、「経営方針」、「経営計画」、この3つをもって「経営指針」と呼んでいますが、我々青年経営者はまず「経営計画」の立案からするべきだ、と思うのです。

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